イギリスの Macmillan が出している、いわゆる「英語学習者向け辞書」。CD-ROM版の辞書が付属したものもあります。辞書ソフトの説明書として小冊子付き。
ソフト起動時に出現するスプラッシュスクリーン。メインウインドウに移るまで、筆者のPC環境では数秒間待たされます。非表示にはできない模様。
定義文や例文、例句、文法用語などをダブルクリックすると別に"PREVIWE"という小窓が開き、クリックした語句を見出しとして、その発音や定義、例文、例句を表示します。
小窓の中の語句をクリックすると、小窓を閉じることなく、クリックした語句の見出しにジャンプ。わからない語句は次々に小窓の中のみで調べることができます。
メニューバーの[SmartSearch]をクリックと小さな別窓が開き、詳細な検索オプションを設定してこの窓から検索ができます。検索でヒットした語句は、メインウインドウの左下のペイン(pane)に表示する。
「and検索、or検索、not検索」の指定、さらに、検索範囲を「見出し語、句動詞、熟語、定義、例文、注」の中から複数指定が可能。その他、「品詞」や「文法事項」なども検索対象として指定できます。
メニューバーの[SoundSearch]をクリックと小さな別窓が開き、発音から語句を検索できます。下の一覧で発音記号を一つ一つマウスでクリックすると、検索ボックスに発音記号が入力されます。
全部打ち終えたところで、検索ボックスの右の[Go]ボタンで検索開始。検索結果をメインウインドウのほうに表示します。
メニューバーの右にある[Quick]をクリックすると、メインウインドウが閉じて、"Quick Search"という小さいウインドウが出現します。上のペイン(pane)に表示するのは見出し語一つ分のみ。下のペイン(pane)には派生語、句動詞、熟語などを表示。
ウインドウは必ず他のアプリケーションよりも手前に表示します。最前面表示の解除はできない模様。タスクバーへの最小化は可能。
メニューバーの[Edit]をクリックしてドロップダウンメニューを出し、"Print"をクリックするとPrint Preview"という小窓が別に開きます。ここで印刷前に印刷結果を確認できます。メインウインドウの検索でヒットした見出し語は、定義や例文を含めて印刷することが可能。発音記号やイラストも正確に刷り上がります。範囲指定による部分印刷は不可。
印刷オプションで印刷する項目の指定が可能。見出し語のみ、例文のみ、句動詞のみ、あるいは、見出し語と熟語のみ、といった指定が可能です。CD-ROMからの印刷であることを示す著作権表示の一文が、必ず一緒に打ち出されます。
メニューバーの[Edit]をクリックしてドロップダウンメニューを出して[Add note]をクリックすると、"NoteBook"という小窓が別に開きます。ここで各見出し語に対してコメントを記入することができます。
左側のペイン(pane)にある語句が、コメントを書く対象の見出し語。右側のペイン(pane)にコメントを書き込み、[Go]ボタンで保存します。削除は[Delete]ボタン。書き込んだコメントのエクスポートや、他のテキストからのインポートはできない模様。
"NoteBook"でコメントが書き込むと、見出し語の左に小さな「赤鉛筆のアイコン」が出現します。アイコンのダブルクリックで"NoteBook"ウインドウを表示、コメントの追加や編集が可能。
また、見出し語にコメントが存在する場合、メインウインドウの右のペイン(pane)の"NoteBook"の欄に記入したコメントを自動的に表示します。
メニューバーの[View]をクリックしてドロップダウンメニューを出し、"Wordlists"をクリックすると、小さな別窓が開きます。簡易メモのような機能で、目についた語句をジャンルごとに分けて記録保存できます。
語句の登録はメインウインドウのメニューバーの[Edit]をクリックしてドロップダウンメニューを出し、"Add to wordlists"で行います。
"WordLists"ウインドウの[Run flashcards]ボタンをクリックすると、小さな別窓が開きます。ここでフラッシュカードのオプションを設定します。
フラッシュカードとは、クイズ形式で学習する一種のドリルです。この辞書ソフトの場合は、「この単語の意味はなあに」という問いに対して、答えの単語をタイプし、正誤判定を行うタイプと、知っていれば[Yes]のボタン押して次の語句に進み、知らなければ[Show entry]ボタンを押して発音や定義を別窓でチェックするタイプの二つがあります。
表示する単語は"WordLists"で登録済みの語句のみ。辞書全体の見出し語が出てくるわけではありません。
フラッシュカードの中で、問いに対する答えをタイプして答えるもの。上の"Definitions:"にある定義に相当する語句を、下の"Type mystery words:"の欄にタイプして"Check"ボタンを押し、正誤判定を行います。
メニューバーの[View]をクリックしてドロップダウンメニューを出し、"Illustrations"をクリックすると、収録してある全イラストを一覧から選択して見ることができます。
左のペイン(pane)にイラスト付きの見出し語がリスト状に並びます。各見出し語をクリックすると、右のペイン(pane)に次々とイラストを表示します。
右のペイン(pane)のイラストをクリックすると、メインウインドウと同様に"PREVIEW"という小窓が開いて、クリックしたイラストの発音記号、可算/不可算、定義などを見ることができます。
小窓の中の語句をダブルクリックすると、その小窓を閉じることなく、クリックした単語の見出しにジャンプします。"PREVIEW"の[Go]ボタンをクリックすれば、小窓が閉じてメインウインドウへもどります。
メニューバーの[Pronunciation]をクリックしてドロップダウンメニューを出し、"Pronunciation practice"をクリックすると、自分の声を録音して再生することができます。サウンドカード、スピーカー、マイク、などが必要です。
メニューバーの[View]をクリックしてドロップダウンメニューを出し、"Study Pages"をクリックすると、"Menu"が開きます。この辞典の序文や辞書の使い方、語学的な解説や論文・一般文章の書き方、世界地図などを収録。
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