辞書/事典こぼれ話

パソコンで使える“辞書ソフト”アレコレ

ごく個人的な使用雑感

【目次】






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Oxford Advanced Learner's Dictionary

2000 sixth edition
Edited by Sally Wehmeier
Phonetics Editor Michael Ashby
Oxford University Press

イギリスの Oxford University Press が出している、いわゆる「英語学習者向け辞書」。CD-ROM版の辞書が付属したものもあります。

■スプラッシュスクリーン■

Oxford Advanced Learner's Dictionary(6th):Splash Screen

起動時にスプラッシュスクリーンが出現。スタートアップウインドウに移るまで、筆者のPC環境では数秒間待たされます。非表示にはできないようです。

■スタートアップウインドウ■

Oxford Advanced Learner's Dictionary(6th):Genie startup window

起動するとこのような小さい窓のみで、ウインドウサイズは一切変更できない。

■メインウインドウ■

Oxford Advanced Learner's Dictionary(6th):Genie main window
  • 検索手順:上部の検索ボックスに語句を入力して[Enter]を押すと、下のペイン(pane)に見出し語、品詞、定義、例文、その他を表示。
  • 追加検索:定義や例文に使われた単語をクリックすると、別窓を開くことなく、メインウインドウの中でその単語の見出しにジャンプします。
  • 発音再生:見出し語の右のスピーカーアイコンをクリックすると、発音が聞けます。イギリス英語、アメリカ英語両方を聞けるものもあり。検索語ヒット同時に再生することはできません。毎回、スピーカーアイコンをクリックする必要あり。
  • 発音記号:発音記号は一切表示なし。類義語や反意語へのリンクがある見出し語も少数あり。
  • 例文省略:例文の表示を停止する機能あり。同じウインドウでより多くの見出し語を表示します。
  • 検索履歴:検索履歴の保存可能。ただし、リスト表示は不可。画面上部の左右にある矢印のアイコンをクリックすると、それぞれ一つ前、一つ後の履歴に移り、自動的に見出し語と定義、例文、その他を表示します。ソフト終了時にすべての履歴はクリアされ、履歴を次回の起動時に持ち越すことはできません。
  • 表示変更:ウインドウは最前面に固定。フォーカスが他のアプリケーションに移っても、ウインドウは最前面に固定したままです。辞書ソフト側のオプションで解除することはできない。「最小化ボタン」のワンクリックでタスクバーへの最小化は可能。ウインドウサイズも変更不可。フォントのサイズは大、中、小の三段階に変更可能。フォントの種類は変更できません。
  • コピー:定義文、例文、例句などの辞書内容のコピーは一切不可。マウスのドラッグによる範囲指定は可能ですが、クリップボードへ複写することはできません。
  • ペースト:検索ボックスへのペーストは可能。ただし、使用可能なキーコンビネーションは[Ctrl+V]のみ。[Shift]+[Insert]は不可。検索ボックスで右クリックをしても、メニューは一切出て来ません。
  • 印刷:印刷は可能。スピーカーアイコンもきれいに印刷されます。印刷のプレビューは不可。

■Option Settings画面■

Oxford Advanced Learner's Dictionary(6th):Genie option settings window

最下部中央の黄色いボタンをクリックすると、オプション設定画面が現われます。設定でスキンの変更が可能。ただし、ウインドウの形、サイズはそのままで、色のみが変化するだけです。

プログラムのアップデートをチェックする機能あり。ヘルプは"Quick start"として「標準のブラウザ」が立ち上がり、ごく簡単な説明を表示します。

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