たとえば、「聴く」と「聞く」はどう使い分けるのか、意味はどこが違うのか、リソースは「解放する」のか「開放する」のか…など、特に漢字の使い方について、実例を交えて"正しい用法は、実は、こうだ!!"を示した辞書です。
同音異字の漢字について、意味の違い、実際の使い方、などを分かりやすく例文を交えて説明した辞典。
たとえば、「はかる」という読みで、
「図る」「謀る」「量る」「測る」「計る」「諮る」 【参考:「漢字の用法」 第2版(角川書店) 309-310頁】
それぞれの意味、実際にどう使い分けるのか、がはっきりわかります。
見出し | 日本語:五十音順 |
---|---|
索 引 | なし |
その他 | 巻末に漢字の使い方、常用漢字用法一覧あり |
一般には「用字辞典」と呼ばれるタイプの辞書です。見出し語は五十音順に並び、同音異義語の意味などを解説しています。
たとえば…
「かいき」という見出しには、「会期、怪奇、回帰、皆既、回忌…」などの単語が並び、簡単に意味が説明されています。【参考:「現代国語表記辞典」 第二版(三省堂) 88頁】
また、
【×】:「メモリを開放する」
【○】:「メモリを解放する」
【参考:「現代国語表記辞典」 第二版(三省堂) 93頁】
【×】:「雨が降ったにも関わらず」
【○】:「雨が降ったにも拘らず」
【参考:「現代国語表記辞典」 第二版(三省堂) 96頁】
であるとしっかり理解できました(汗)。
見出し | 日本語:五十音順 |
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索 引 | なし |
その他 | 巻末に「現代表記のしおり」として現代仮名遣い、送り仮名の表記などの記述あり |