「シソーラス」というタイプの辞書は「類語辞典」と紹介されることが多いようですが、厳密には別のタイプの辞書です。
ある一つの単語と似た語義の解説の単語・句をズラズラと並べた辞書。複数の意味を持つ単語の場合は、意味をいくつかに区分けして、それぞれの意味と似た意味の語句がズラズラと並びます。通常、シソーラスには単語の「意味」やその単語を使った「例文、例句」はまったく載っていません。ちなみに「シソーラス」は英語で"Thesaurus"。語源は「倉庫、宝」の意味のギリシャ語です。
英文を読んでいて「見たことはあるけど意味は何だったっけ?」という単語に出くわしたとき、こういったシソーラスを引くと、類義語のほうを見て「ああ、こんな単語と似たような意味だったんだ」と納得し、ついでに類義語のほうの綴りや意味も頭に入ってしまいます。
ある一つの単語と似た意味の単語をいくつか並べ、それぞれの単語について語源や意味、類似点、相違点などをくわしく解説した辞書。辞書によっては「反意語」を載せているものもあります。読書中にわからない単語の意味をちょっと調べる、というよりは、きわめて深い原書の理解が必要なときに使う辞書です。
シソーラスです。見出し語の次に並ぶ類義語は意味が近い順ではなく、アルファベット順。見出し語は2万以上、類義語は15万以上を収録。反意語や語源を載せているものもあり。いくつかの見出し語では、類義語だけではなく、具体的にどんな単語を指すのかをリストアップ。たとえば、"cosmetics"には"VARIOUS COSMETICS"として"cream, deodorant, eye-shadow, lipstick, lotion, powder"といった単語を追記しています。
"speech level"として、「堅苦しい(formal)、くだけた(informal)、けなして(uncomplimentary)、古風な(old-fashioned)」などを表記。見出し語、類義語ともにイディオム(idiom)や句動詞(phrasal verb)の収録数はやや少なめです。
普通、洋書のシソーラスには語義の解説や例文はまったく載せていません。しかし、この辞書では多くの見出し語の次に短い例文や例句を付けており、見出し語の意味がつかみやすくなっています。例文、例句で使われる単語も平易なものばかり。高校生にも強くお薦めの一冊です。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | なし |
その他 | 特になし |
シソーラスです。収録した類義語は30万以上。見出し語の次に並ぶ類義語はアルファベット順ではなく、意味が近い順。ほとんどの見出し語では、まず短い例句を挙げて語義を明らかにし、その後に類義語をリストアップして並べます。
"look in"や"take out"などの句動詞(phrasal verb)や"before long"や"make believe"などのイディオム(idiom)も見出し語として登場。句動詞(phrasal verb)の収録数は多めですが、イディオム(idiom)はやや少なめです。
"speech level"として、「米語(American)、オーストラリア語(Australian)、方言(dialect)、形式ばった(formal)、くだけた(informal)、文学的な(literary)、医学の(Medicine)、専門技術の(Technical fields)、下品な(vulgar)」などを表記。反意語や語源などの追加情報は載せていません。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | なし |
その他 | 巻頭に辞書の使い方のくわしい説明あり |
シソーラスです。2000年に出版された"The Oxford Thesaurus of English"の縮小版。前述の第一版(The Oxford Paperback Thesaurus[1994 first edition])と直接の関係はない模様。見出し語については、専門用語や古めかしい言葉などを削り、見出し語の語義については、あまり使われないものを省いた。類義語、反意語合わせて32万5,000以上を収録。
ほとんどの見出し語については、平易な単語のみの短い例文や例句を併記し、語義を明確にしています。見出し語、類義語ともに句動詞(phrasal verb)やイディオム(idiom)を多数収録。"RELATED TERMS"として、類義語ではない“関連する言葉”を掲載。たとえば、"same"には接頭辞の"homo-"、"ear"には形容詞の"aural, auricular"などを"RELATED TERMS"として追記しています。
"speech level"は「くだけた(informal)、堅苦しい(formal)、専門的(technical)、詩的(poetic)、文学的(literary)、古めかしい(dated)、歴史用語の(historical)、滑稽な(humorous)、古語(archaic)、稀語(rare)」などを表記。また、使用地域として「北部アメリカ、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、西インド諸島」などを分類し、地域による方言も多数収録しています。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | なし |
その他 | 特になし |
イギリスの Oxford University Press が出している、いわゆる「英語学習者向け辞書」。CD-ROM版の辞書が付属したものもあります。辞書ソフトの解説は別コーナーにあります→【参照】:Oxford Learner's Thesaurus(2008 first edition)
書名に"Thesaurus"とありますが、内容は見出し語一つに対して最大で十個ほどの類義語を選出し、各語義をきめ細かに解説して、例文も山盛りなので、実質的には「類語辞典」に相当します。1万7000の同意語と反意語を収録。見出し語には少数ですが、"put up"や"look after"などの句動詞(phrasl verb)や"lose your temper"などのイディオム(idiom)、"mentally ill"などの複合語も登場します。
見出し語の次に類義語のみをリストアップ。そして、各語句に共通の意味を簡潔に解説して、その後に各類義語のくわしい語義説明と例文が続きます。他のシソーラスでは決して見かけない解説方法。見たことないも類義語が出て来ても、新たに別の辞書を開くことなく、その語義や使用例を知ることができます。
各見出し語には追加情報として"PATTERNS AND COLLOCATIONS"を掲載。見出し語とその類義語が作る典型的な構文やよく一緒に使う語句をリストアップしています。見出し語や類義語によっては反意語も掲載。また、追加の語法情報として囲み記事の"NOTE"を設けて、特によく似た意味を持つ語句の細かいニュアンスの違いや、実際の会話や文章での使いどころをくわしく解説しています。
一冊で通常の英英辞典、シソーラス、類語辞典、コロケーション辞典、小型語法辞典の五つを兼ね備えた辞書と言えます。きわめて使い勝手のよい辞書ソフトも付属。高校生にも強くお薦めの一冊です。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | 英語:アルファベット順(各語句を掲載している見出し語の表示のみ) |
その他 | 巻頭に"TRAINER"、巻末に"STUDY SECTION"、不規則変化動詞の活用表、辞書で使う略語と発音記号の解説あり |
辞書名には謳ってありませんが、中身はシソーラスです。一つの見出し語の後ろに類義語がズラズラと並びます。見出し語の語義の解説や例文、例句は一切載せていません。見た目シソーラスとしてはかなり巨大。電話帳を一回り小さくしたくらいのサイズ。収録した類義語の総数は100万を越えます。
見出し語の次に並ぶ類義語はアルファベット順ではなく、意味が近い順。各見出し語の語義の区分は、他のどのシソーラスよりもはるかに細かい。英英辞典では意味を一つしか載せていないような単語でも、ニュアンスの違いを基に複数の語義に分け、それぞれの語義ごとに数多くの類義語をリストアップ。一つの単語がいかにいろいろな意味を持ち、さまざまなニュアンスを込めて使われるのか、痛感させられます。
"speech level"は「くだけた(informal)、俗語(slang)、比喩表現(rhetoric)、方言(dialect)、廃語(obsolete)」やその他、各学問分野の専門用語や英語以外の外国語を細かく分類して表記。あらゆる"speech level"を通じて、似た意味を持つ言語表現を数多く選び出し、列記します。
類書と異なり、"against, at, on"などのごく基本的な前置詞についても、意味を区分けし、各意味ごとに類義語を豊富に掲載。また、"give away"や"look forward to"などの句動詞(phrasal verb)や、"as if"や"right away"などのイディオム(idiom)も見出し語、類語義として貪欲に収集しています。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | なし |
その他 | 特になし |
シソーラスです。Charlton Laird による"Webster's New World Thesaurus"(1985)を元に編纂されたもの。見出し語の次に並ぶ類義語はアルファベット順ではなく、意味が近い順。複数の意味を持つ見出し語の場合は、ごく平易な単語で語義を短く説明して、その後に類義語をリストアップ。反意語を載せている見出し語もあり。
"speech level"は厳密な区分けをしていません。理由は"speech level"は流動的だから、とのこと。いくつかの類義語にはアステリスク(*)が付いており、標準的な言葉ではないことを明示するのみです。巻頭にある「辞書の使い方」によると、アステリスク(*)付きの語句は、「俗語(slang)、口語(colloquial)、方言(dialectal)、地域限定(regional)、古語(archaic)」などのいずれかに該当する、という意味だそうです。
類書とは異なり、数多くのイディオム(idiom)を収録。"it looks like"や"as long as", "in the end"など、他のシソーラスではあまり見つからない表現が見出し語として数多く登場します。また、"put up with"や"take in"などの句動詞(phrasal verb)も見出し語として多数出て来る。さらに、"take a picture"(写真を撮る)や"go to school"(通学する)など、イディオム(idiom)専門の辞典があまり載せていないような、ごく基本的な言い回しも収録しています。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | なし |
その他 | 巻頭に辞書の使い方のくわしい説明あり、 巻末にミニ類語辞典を収録、"able"などの基本単語とその類語のニュアンスの違いを細かく説明 |
シソーラスです。書名の上では、上記のWebster's New World Thesaurus(1990 first edition)の改訂第三版に当たりますが、内容はまったくの別物です。こちらは、Charlton Laird による"Webster's New World Roget's A-Z Thesaurus"(1999)を元に編纂された。
見出し語はアルファベット順に並びます。"speech level"は厳密な区分けをしていません。いくつかの類義語にはアステリスク(*)が付いており、標準的な言葉ではないことを明示するのみです。巻頭にある「辞書の使い方」によると、アステリスク(*)付きの語句は、「俗語(slang)、口語(informal)、方言(dialectal)、地域限定(regional)、古語(archaic)」などのいずれかに該当する、という意味だそうです。
第一版と比べると、イディオム(idiom)や句動詞(phrasl verb)は見出し語としても、類義語としても収録語数はかなり少なくなった。複数の語義を持つ見出し語は、語義ごとに意味を簡潔に説明してから類義語を列記。一部の見出し語には反意語を掲載。また、類義語ほど意味は近くないけれど関係がある語句へのクロスレファレンスも付いています。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | なし |
その他 | 巻頭に辞書の使い方のくわしい説明あり |
シソーラスです。1986年に最終版が出版された"Nuttal English Dictionary of Synonyms and Antonyms"の改訂版。類義語、反意語合わせて約40万を収録。見出し語の次に並ぶ類義語はアルファベット順ではなく、意味が近い順。複数の意味を持つ見出し語の場合は、数語程度からなるごく短い例句で意味を説明し、その後に類義語が並びます。
複数の語義を持つ見出し語の場合、語義の簡潔な説明の次に類義語が並びます。"speech level"として「くだけた(informal)」と「俗語(slang)」を表記。イディオム(idiom)や句動詞(phrasal verb)は見出し語としての登録数は少なめですが、リストアップされた類義語としては数多く出て来ます。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | なし |
その他 | 巻末に"phobi"(〜恐怖症)や"ic, ology"(〜学)で終る単語の一覧、 英語以外の言語が語源となったイディオム(idiom)の一覧を掲載 |
シソーラスです。見出し語の次に並ぶ類義語は意味が近い順ではなく、アルファベット順。類義語としてスラングやくだけた表現を積極的に多数収録。また、"speech level"として、「堅苦しい(formal)、くだけた(informal)、俗語(slang)、方言(dialect)、古語(archaic)、タブー(taboo)、稀語(rare)」などを表記。また、使用地域として、「アメリカのみ、主にアメリカ、主にカナダやアメリカ、イギリスのみ、主にイギリス」などに分類しています。
各見出し語の次には、もっとも近い意味を持つ単語を太字で表記。この単語は比較的平易な単語を使っているので、見出し語があまり見かけない単語でも意味がつかみやすくなっています。見出し語によっては反意語も収録。反意語の総数は類書と比べるとかなり多めです。
"look up"や"take up"などの句動詞(phrasal verb)は、見出し語としてかなりの数を掲載しています。一方、"as if"や"take into account"などのイディオム(idiom)は、見出し語としても類義語としても収録数はやや少なめ。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | なし |
その他 | 特になし |
シソーラスです。ペーパーバックサイズの小型辞書。見出し語の次に並ぶ類義語はアルファベット順ではなく、意味が近い順。書名にあるように、反意語も載せています。ただし、見出し語のなかで、反意語を載せているものはごく少なく、反意語自体の数も少数。
巻頭の「辞書の使い方」によれば、反意語の数が少ないのは紙面スペースの節約のためだそうです。リストアップしている以外の反意語を見つける場合は、反意語自体を見出し語として探して、そちらの類義語から参照してくれ、とのこと。
類書と異なり、すべての見出し語には、リストアップされた類義語の次にフルセンテンスの例文を併記。特に、複数の意味を持つ語句の場合、意味や微妙なニュアンスの違いを確認するときに便利。
"put up with"や"bring up"などの句動詞(phrasal verb)も、主要な動詞("put"や"bring")の所に、数多く掲載し、類義語も載せてあります。一方、"take advantage of"や"make the best of"などのイディオム(idiom)はほとんど載せていません。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | なし |
その他 | 例文が豊富 |
類語辞典です。見出し語はアルファベット順に並び、一つの見出し語に対して複数の類義語を提示。それぞれの単語について例文とくわしい語義解説が付いています。反意語も掲載。
説明文の構文はややむずかしく、単語も平易ではないものが多用されていますが、英和辞典で引いて同じ意味だった二つの単語について、「コイツとコイツはどう違うのだ」という疑問はたいてい解かれます。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | なし |
その他 | 引用文献の記述あり |
類語辞典です。見出し語の次に類義語をいくつか並べて、それぞれの細かいニュアンスの違い、例文、語源、歴史的由来などを記します。初版は19世紀の初頭に出版された由緒正しい辞書。
意外にも、解説の文章は長めながら平易な単語でわかりやすく書いてあるので、洋書の類義語辞典としてはかなり使いやすい辞書です。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | なし |
その他 | 特になし |
類語辞典です。約6,000語を収録。比較的よく見る単語を見出し語に立てて、その類義語を三〜十個ほど選出。類義語ごとにそのくわしいニュアンスや他の類義語との違いなどを記します。例文や例句はかなり少なめ。挙げられた類義語は、単語のほかに複数の語からなる句もあり。
クロスレファレンスとして、ほとんどの見出し語には類義語ではないけれど関連のある単語を掲載、反意語を載せているものもあり。
オリジナルは、"Reader's Digest"社系列の"Funk & Wagnalls"社が1969年に出した大型ハードカバー版の"Use The Right Word A Modern Guide to Synonyms"。内容はそのままで、小型のペーパーバックサイズに直したものが、この"The Penguin Modern Guide to Synonyms and Related Words"です。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | 英語:アルファベット順 |
その他 | 特になし |
一種の類語辞典です。見出し語として、似た意味を持つ語句を二つ、あるいは、三つ以上並べ、意味の違いやそれぞれの言葉成り立ち、どのような場面で使うのか、などをきわめてくわしく説明してあります。
さらに、類義語でありませんが、似た綴りでよく混同される語句についても見出し語として掲げ、それぞれどういう意味で、どう使うのか説明を加えています。
日本人から見ると、類義語としてはちょっと意外な見出し語があります。
【引用:"Dictionary of Confusing Words And Meaning" Adrian Room (RKP 1985)、103頁から、和訳は筆者、解説文など一部省略】"Frankenstein"と"Dracula"(フランケンシュタインとドラキュラ)
【引用:"Dictionary of Confusing Words And Meaning" Adrian Room (RKP 1985)、112頁から、和訳は筆者、解説文など一部省略】"griffin"と"griffon"と"gryphon"("グリフォン"の各種異綴り)
【引用:"Dictionary of Confusing Words And Meaning" Adrian Room (RKP 1985)、113頁から、和訳は筆者、解説文など一部省略】"guitar"と"banjo"と"ukelele"(ギター、バンジョー、ウクレレ)
【引用:"Dictionary of Confusing Words And Meaning" Adrian Room (RKP 1985)、109-110頁から、和訳は筆者、解説文など一部省略】"gorilla"と"orang-outang"と"baboon"と"mandrill"(ゴリラ、オランウータン、バブーン、マンドリル)
語学的な言葉の解説に留まらず、文学や音楽など様々な分野で使われる言葉も積極的に集めて、くわしく解説してあります。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | なし |
その他 | 特になし |
一種の類語辞典です。見出し語は基本的な単語をアルファベット順に並べ、意味を区分し、それぞれの意味に対して同じような意味の語句を複数並べて定義を解説し、例文を提示します。挙げられた類義語は単語のほか、二語以上の単語で構成されたイディオム(idiom)も含みます。
定義文に使われる単語は、ごく平易な2,000語のみ。例文の数は他に類を見ないほど豊富。ほとんどの見出し語には二つ以上の例文が付きます。また、よく結び付く単語や語句も、コロケーションとして見出し語の次に多数掲載。
例文は短くカットされたものではなく、文例を集めたデータベースから採用したもの。ほとんどがセンテンスを丸ごと収録。類義語との意味や細かいニュアンスの違いを語義説明ではなく、例文で浮き彫りにしようとしています。
書名にある"activator"とは本来「活性剤、活性化物質」の意味。編者はこの辞書を使い、英語の語句の細かいニュアンスを把握し、自由自在に使いこなすこと、すなわち、学んだ言葉を「生き生きと活用する」ことを意図して"activator"と名付けたのではないかと思われます。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | 巻末に見出し語のリストあり |
その他 | 巻頭に辞書の特徴を記した序文あり、巻末に定義に使用した語句のリストあり |
類語辞典です。見出し語はアルファベット順に掲載。"begin"と"start", "depend"と"rely", "can"と"may"、などの似たような意味を持つ言葉について、その違いやニュアンスの微妙な差をくわしく解説。和書なので読みやすく、高校生にもお薦め。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | 英語:アルファベット順 |
その他 | 特になし |
類語辞典です。各見出し語の語義の違いを解説する際、欧米の文献の例文を多数示してわかりやすく記述。このタイプの辞書としては例文も多めに掲載。イラストもあります。語句の語源や誤用の例などエピソード的な話題も多数収録。
見出し | 英語:アルファベット順 |
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索 引 | 英語:アルファベット順 |
その他 | 巻頭に参考文献、"synonyms"の定義と歴史的由来、代表的な類語参考書の記述あり |
日本語を扱った辞書です。書名に「類語辞典」とありますが、内容は、一つの単語に似た意味の単語をズラズラと並べ、語義の解説や例文などは一切載せていないので、実質的には「シソーラス」に相当します。
初版が昭和30年発行で、改訂はされておらず古めの辞典ですが、ちょっと古めかしいにおいのする言葉を探す場合、逆に重宝します。日本中の各地域の方便、方言も多数収録。
見出し | 日本語:五十音順 |
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索 引 | なし |
その他 | 常用漢字音訓表、季題一覧、逆引枕詞・序詞一覧の記述あり |