【ゼロから始める英文法】
名詞 冠詞 代名詞 動詞 be動詞 助動詞
形容詞 副詞 前置詞 接続詞 間投詞
関係代名詞 関係副詞
to不定詞 動名詞 分詞
句読点 接頭辞と接尾辞 疑問詞
時制 仮定法 能動態と受動態
会話の表現 比較の表現
文の種類 付加疑問文
there構文 強調構文 同格のthat
have+目的語+動詞 get+目的語+動詞
挿入句 語順 倒置
このコーナーについて
簡易文法用語集
【ゼロから始める動詞】



ゼロから始める英文法

熟知しているつもりでも、実は間違えやすい語句や構文

ゼロから始める動詞

語句編
名詞 冠詞 代名詞 動詞 be動詞 助動詞
形容詞 副詞 前置詞 接続詞 間投詞
関係代名詞 関係副詞
to不定詞 動名詞 分詞
句読点 接頭辞と接尾辞 疑問詞
構文編
時制 仮定法 能動態と受動態
会話の表現 比較の表現
文の種類 付加疑問文
there構文 強調構文 同格のthat
have+目的語+動詞 get+目的語+動詞
挿入句 語順 倒置
サイト内検索:
Powered by msearch
ゼロから始める動詞(1)
「動詞」って何だっけ?
先頭へ

物事の動作や状態を表わす「動詞」

日本語とほぼ同じ。「走る」や「存在する」のように物事の「動作や状態」を表わす語句です。

【例文】:I've caught a cold.
【和訳】:風邪を引いてしまった
→"caught"は「(風邪を)引いた」という「動作」を表わす動詞

【例文】:Large dogs are generally kind to young children.
【和訳】:たいていの大型犬は小さな子供にやさしい
→"are"は「やさしい」という「状態」を表わす動詞

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(2)
自動詞と他動詞
先頭へ

目的語が要るのか要らんのか
自動詞と他動詞(1) この項目の先頭へ↑

たまに耳にする「自動詞」「他動詞」という用語。違いは、文の中でその《動詞》が目的語を必要とするか、しないか、です。

# 目的語が不要な動詞 → 自動詞
# 目的語が必要な動詞 → 他動詞

日本語で言うと、「走る、流れる、起こる」などは自動詞、「〜を食べる、〜を着る、〜を取る」は他動詞です。

では、どこが違うのか。

自動詞は主語が「何をするのか、どういう状態か」を表わします。他動詞は目的語を取るので、主語が主語以外(つまり目的語)に対して「何をするのか、どういう状態か」を表わします。

自動詞が主語以外に対して「何をするのか、どういう状態か」を表わすときは必ず、「自動詞 + 前置詞 + 名詞」の形を使います。

自動詞と他動詞の構文の違い
  1. 「主語 + 自動詞」 → 主語の「動作や状態」を表わす
  2. 「主語 + 自動詞 + 前置詞 + 名詞」 → 主語と名詞の「動作や状態」を表わす
  3. 「主語 + 他動詞 + 目的語」 → 主語と目的語の「動作や状態」を表わす

【例文】:In my opinion aliens exist.
【和訳】:宇宙人はいると思うよ。
→"exist"は主語("aliens")が「どういう状態か」を表わす自動詞、目的語は不要

【例文】:I went to bed at eleven o'clock last night.
【和訳】:昨日は夜の十一時に寝た
→"went"は主語("I")が「何をするのか」を表わす自動詞、目的語は不要

【例文】:I am reading a detective story.
【和訳】:今、探偵小説を読んでいる
→"reading"は主語("I")が「何をしているか」を表わす他動詞、目的語は"a detective story"(探偵小説)

「自動詞 + 名詞」は不可?!
自動詞と他動詞(2) この項目の先頭へ↑

【目次】:よく前置詞を付け忘れる自動詞

自動詞が主語以外に対して「何をするのか、どういう状態か」を表わす場合は必ず「自動詞 + 前置詞 + 名詞」の形を使います。

日本語で考えると、「行く」という自動詞が目的地を表現する場合、「私は公園行く」ではなく「私は公園へ行く」です。この「へ」が欠けると日本語として不自然です。

英語も同様です。"I go the park."ではなく"I go to the park."です。"to"が入って始めて「〜へ」という意味が表われてきます。"go"のみに「〜へ」の意味はありません。

英作文のとき、自動詞なのに前置詞が抜けてしまうミスをよく見かけます。自動詞が主語以外に対して「何をするのか、どういう状態か」を表わすときは、必ず前置詞をはさんで「自動詞 + 前置詞 + 名詞」の形を使います。

前置詞が欠けて不自然な文章になってしまった例をいくつか。

go
「自動詞 + 名詞」は不可?!(1) この項目の先頭へ↑

"go"は「行く」の意味では通例、自動詞です。

【例文】:正月休みでハワイへ行くつもりだ
【 × 】:We will go Hawaii for New Year vacation.
【 ○ 】:We will go to Hawaii for New Year vacation.
→前置詞"to"(〜へ)が必要

"go"の意味は「行く」なので"go Hawaii"は不可。"go to Hawaii"とします。"to"の意味は「〜へ」。

live
「自動詞 + 名詞」は不可?!(2) この項目の先頭へ↑

"live"は「住む」の意味では通例、自動詞です。

【例文】:ターザンはジャングルに住んでいた
【 × 】:Tarzan was living a jungle.
【 ○ 】:Tarzan was living in a jungle.
→前置詞"in"(〜に)が必要

"live"の意味は「住む」なので"live a jungle"は不可。"live in a jungle"とします。"in"の意味は「〜に」。

look
「自動詞 + 名詞」は不可?!(3) この項目の先頭へ↑

"look"は「見る」の意味では通例、自動詞です。

【例文】:その黒猫はこっちをしげしげと眺めていた
【 × 】:The black cat was looking me very carefully.
【 ○ 】:The black cat was looking at me very carefully.
→前置詞"at"(〜を)が必要

"look"の意味は「見る」なので"look me"は不可。"look at me"とします。"at"の意味は「〜の方向を」。

speak, talk
「自動詞 + 名詞」は不可?!(4) この項目の先頭へ↑

"speak, talk"「話す」の意味では通例、自動詞です。

【例文】:昨日、電話でお母さんと話をした
【 × 】:I spoke my mother on the phone yesterday.
【 ○ 】:I spoke with my mother on the phone yesterday.
→前置詞"with"(〜と)が必要

"speak"の意味は「話す」なので"speak my mother"は不可。"speak with my mother"とします。"with"の意味は「〜と」。

【例文】:誰でも気軽に話をすることができます。
【 × 】:I can talk anyone casually.
【 ○ 】:I can talk to anyone casually.
→前置詞"to"(〜と)が必要

"talk"の意味は「話す」なので"talk anyone"は不可。"talk to anyone"とします。"to"の意味は「〜と」。

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(3)
「知覚動詞」って何だっけ?
先頭へ

五感の働きを表わす「知覚動詞」

【目次】:知覚動詞

"see"(見る)や"hear"(聞く)など、人間の感覚の働きを表わす《動詞》を特に「知覚動詞」あるいは「感覚動詞」と言います。

主な知覚動詞

【視覚】を表わす"see, watch, look at, notice, observe"
「知覚動詞」って何だっけ?(1) この項目の先頭へ↑

"see"は主にその場の情景が目に入ってくることを表わします。

【例文】:I see many booths in the shrine.
【和訳】:神社内にはたくさんの露店が出ているのが見える

"watch"は主にある程度の時間をかけて動きがあるものを目で追う、物事に対して注意を払って見ることを表わします。

【例文】:M cat likes to watch a tennis match on television.
【和訳】:うちの猫はテレビでテニスの試合を見るのが好きだ。

"look at"は何かを見ようとしてそちらの方向に目を向けることを表わします。

【例文】:I turned around while broiling fish, I saw my cat looking at me with glaring eyes.
【和訳】:魚を焼いている最中に振り返ると、飼い猫がギラギラした目でこっちを見ていた

"notice, observe"は主に目で見て何らかの変化に気がつく、いつもとは違うことに気づくことを表わします。

【例文】:Nobody noticed the misspelling.
【和訳】:そのスペルのミスは誰も気づかなかった。
→"notice"はうっかりしていると見落とすようなことに気づくことを表わす

【例文】:None of us observed anything unusual about Agatha.
【和訳】:アガサのいつもと違うところなんて私達誰も気づかなかった。
→"observe"はある程度注意を向けているうちに何かに気づくことを表わす

【聴覚】を表わす"hear, listen to"
「知覚動詞」って何だっけ?(2) この項目の先頭へ↑

"hear"はその場で発生した音が耳に聞こえてくることを表わします。

【例文】:All of us heard a thud somewhere in the house.
【和訳】:私たち全員が家のどこでドシンと鳴る音が聞こえた

"listen to"は音に対して注意を向ける、耳を傾けることを表わします。

【例文】:I prefer to listen to music with headphones.
【和訳】:ヘッドフォンで音楽を聴くのが好きです。

【触覚】を表わす"feel"
「知覚動詞」って何だっけ?(3) この項目の先頭へ↑

"feel"は身体の皮膚で感じる触覚以外に、めまいや不快感、各種の痛みやかゆみなどを感じることを表わします。

【例文】:Abruptly I felt a push from behind and nearly fell down.
【和訳】:突然後ろから押されるのを感じてこけそうになった。
→"felt"は物理的な接触に対する触覚を表わす

【例文】:You need to take lozenges if you feel an itch in your throat.
【和訳】:喉がいがらっぽいのならせき止めドロップをなめたほうがいいよ。
→"felt"は喉の不快感に対する主観的な触覚を表わす

【嗅覚】を表わす"smell"
「知覚動詞」って何だっけ?(4) この項目の先頭へ↑

嗅覚を表わす"smell"は人や動物が何かのにおいを嗅いでみることを表わします。

# 主語(人や動物) + smell + 目的語(〜のにおいを嗅いでみる)

【例文】:The dog smelled the biscuit but didn't eat it.
【和訳】:犬はビスケットのにおいを嗅いだが食べはしなかった。

においが今も漂っていることを表わす場合、助動詞の"can"やcould使います。"can"やcouldを使う場合、目的語の次の《動詞》は必ずing形を使います。"to"のない不定詞(原形不定詞)は通例不可→【参照】: 『「知覚動詞」って何だっけ?:「主語 + can see/hear/feel/smell + 目的語 + ing形」

# 主語(人) + can + smell + 目的語(〜のにおいがする)
# 主語(人) + can + smell + 目的語 + ing形(目的語は〜のにおいがする)
# 主語(人) + could + smell + 目的語(〜のにおいがしていた)
# 主語(人) + could + smell + 目的語 + ing形(目的語は〜のにおいがしていた)

【例文】:I can smell curry.
【和訳】:カレーの香りがする。
→"can smell"の意味は「今現在〜の香りがする」
【例文】:I could smell curry.
【和訳】:カレーの香りがしていた。
→"could smell"の意味は「当時〜の香りがしていた」

【例文】:君、汗くさいよ。
【 × 】:I can smell you sweat.
【 ○ 】:I can smell you sweating.
→"can smell"の意味は「〜のにおいがする」、"sweating"を使うのが普通
【例文】:君、汗くさかったよ。
【 × 】:I could smell you sweat.
【 ○ 】:I could smell you sweating.
→"could smell"の意味は「〜のにおいがしていた」、"sweating"を使うのが普通

"smell"はにおいの元を主語に置いて「主語がどんなにおいを発するか」を表現することができます。構文は"smell"の次に形容詞や「of + 名詞」「like + 名詞」を置きます。

# 主語(においの元) + smell + 形容詞(〜の香りがする、においがする)
# 主語(においの元) + smell + of 〜(〜の香りがする、〜のにおいがする)
# 主語(においの元) + smell + like 〜(〜ようなの香りがする、〜のようなにおいがする)

【例文】:The room smells bad/foul/funny/good/nice/horrible.
【和訳】:この部屋は腐った/くさい/変な/いい/いい/ひどいにおいがする
→においを発するのは部屋
【例文】:The juice smells delicious/sour/sweet.
【和訳】:このジュースはおいしそうな/すっぱそうな/甘い香りがする
→においを発するのはジュース

【例文】:The classroom smells of kerosene.
【和訳】:教室が灯油くさい
→においを発するのは教室

【例文】:This air freshener smells like lavender.
【和訳】:この芳香剤はラベンダーのような香りがする
→においを発するのは芳香剤

"smell"は単独で使うと意味は「主語が悪臭を放つ」です。

# 主語(においの元) + smell(主語はくさい、主語はにおう)

【例文】:This dried fish smells badly when you roast it.
【和訳】:この魚の干物は焼くと非常ににおいます
→"smell"の意味は「悪臭を放つ」

【味覚】を表わす"taste"
「知覚動詞」って何だっけ?(5) この項目の先頭へ↑

味覚を表わす"taste"を使って、人が食べ物を口にして何かの味を感じると表現するときは、たいてい助動詞の"can"や"could"を一緒に使います。

# 主語(人) + can + taste + 名詞(主語は〜の味を感じる)
# 主語(人) + could + taste + 名詞(主語は〜の味を感じた)

【例文】:I can taste wasabi in the candy.
【和訳】:このアメはワサビの味がする
→"can taste"の意味は「〜の味を感じる」

【例文】:None of us could taste cheese in the hamburgers.
【和訳】:私達の誰一人としてハンバーガーにチーズの味など感じなかった
→"could taste"の意味は「〜の味を感じた」

"taste"は人が何かの味を見るの意味でも使います。主語は人、目的語は味見の対象となる食べ物です。目的語の次にto不定詞やing形が来ることはありません。

# 主語(人)+ taste + 名詞(〜の味を見る)

【例文】:You must taste food when you cook it.
【和訳】:料理を作るときは必ず味見をするように。
→"taste 〜"の意味は「〜の味を見る」

"taste"は食べ物などを主語に置いて、それがどんな味なのか表現することができます。構文は"taste"の次に形容詞や「of + 名詞」「like + 名詞」を置きます。

# 主語(食品など) + taste + 形容詞(〜の味がする)
# 主語(食品など) + taste + of + 名詞(〜の味がする)
# 主語(食品など) + taste + like + 名詞(〜のような味がする)

【例文】:This coffee tastes bitter/funny/nice/delicious/salty/sour/sweet.
【和訳】:このコーヒーは苦い/変な/うまい/塩っぱい/おいしい/酸っぱい/甘い味がする
→"taste 〜"の意味は「〜の味がする」、"taste"の次には形容詞を置く

【例文】:This tea tastes of mint.
【和訳】:この紅茶はミントの味がする
→"taste of 〜"の意味は「〜の味がする」"of"の次には名詞を置く

【例文】:These chips taste like bacon.
【和訳】:このポテトチップはベーコンのような味がする
→"taste like 〜"の意味は「〜のような味がする」、"like"の次には名詞を置く

「知覚動詞 + 目的語 + 原形不定詞/ing形」
「知覚動詞」って何だっけ?(6) この項目の先頭へ↑

「知覚動詞」の特徴として、「使役動詞」と同じく、目的語の次に動詞を置くとき、to不定詞ではなく、"to"のない不定詞(原形不定詞)を使います。時にはing形も使います。ing形を使うと目的語の動作が進行中であることを強調します。

「主語 + 知覚動詞 + 目的語 + 動詞」の構文
  • 【視覚】:主語 + see/watch/notice/observe + 目的語 + 原形不定詞/ing形
  • 【聴覚】:主語 + hear + 目的語 + 原形不定詞/ing形
  • 【触覚】:主語 + feel + 目的語 + 原形不定詞/ing形
  • 【嗅覚】:主語 + smell + 目的語 + ing形

嗅覚を表わす"smell"の場合、目的語の次の動詞は、"to"のない不定詞(原形不定詞)ではなく、必ずing形を使います。

味覚を表わす"taste"はこの構文では使いません。視覚を表わす"look at"と聴覚を表わす"listen to"をこの構文で使うのは比較的稀です。

【例文】:高速道路で馬が走るのを見た
【 × 】:I saw a horse to run on the expressway.
【 ○ 】:I saw a horse run on the expressway.
【例文】:高速道路で馬が走っているのを見た
【英訳】:I saw a horse running on the expressway.
→"see"は「知覚動詞」なので"to run"ではなく"run"か"running"を使う

ing形を使うと、目的語の動作や状態が進行中、継続中であることを強調します。【例文】の場合、"run"を使うと「馬がどこかへ走り去るまで見ていた」ことを暗示します。"running"を使うと「馬が走り去る前にこちらが通り過ぎて行った」ことを暗示します。

【例文】:男性三人がプールで泳いだり遊んだりする子供たちを監視していた
【 × 】:Three men watched the kids to swim and to play in the pool.
【 ○ 】:Three men watched the kids swim and play in the pool.
【例文】:男性三人がプールで泳いだり遊んだりしている子供たちを監視していた
【英訳】:Three men watched the kids swimming and playing in the pool.
→"watch"は「知覚動詞」なので"to swim and to play"ではなく"swim and play"か"swimming and playing"を使う

ing形を使うと、目的語の動作や状態が進行中、継続中であることを強調します。【例文】の場合、"swim and play"を使うと「子供たちがプールから上がるまで監視していた」ことを暗示します。"swimming and playing"を使うと「ある程度の時間子供たちを監視している」ことを暗示します。

【例文】:運転手はイノシシの一群が道路を横切ったのに気づいた
【 × 】:The driver noticed a group of wild boars to go across the road.
【 ○ 】:The driver noticed a group of wild boars go across the road.
【例文】:運転手はイノシシの一群が道路を横切るのに気づいた
【英訳】:The driver noticed a group of wild boars going across the road.
→"notice"は「知覚動詞」なので"to go"ではなく"go"か"going"を使う

ing形を使うと、目的語の動作や状態が進行中、継続中であることを強調します。【例文】の場合、"go"を使うと「イノシシの一群が道路を横切って通過した」したこと暗示します。"going"を使うと「イノシシの一群が道路を渡り終える前にこちらが移動した」ことを暗示します。

【例文】:サルが歩道橋の上で何かを食べるのを数人の人が気づいた
【 × 】:Some people observed a monkey to eat something on the pedestrian bridge.
【 ○ 】:Some people observed a monkey eat something on the pedestrian bridge.
【例文】:サルが歩道橋の上で何かを食べているのを数人の人が気づいた
【英訳】:Some people observed a monkey eating something on the pedestrian bridge.
→"observe"は「知覚動詞」なので"to eat"ではなく"eat"か"eating"を使う

ing形を使うと、目的語の動作や状態が進行中、継続中であることを強調します。【例文】の場合、"eat"を使うと「サルが食べ終わるまで見ていた」こと暗示します。"eating"を使うと「サルが食べ終わる前に目撃者たちが移動した」ことを暗示します。

【和訳】:自転車のブレーキがキィーと鳴ったのが聞こえた
【 × 】:I heard the bike brakes to squeal.
【 ○ 】:I heard the bike brakes squeal.
【和訳】:自転車のブレーキがキィーと鳴るのが聞こえた
【英訳】:I heard the bike brakes squealing.
→"hear"は「知覚動詞」なので"to squeal"ではなく"squeal"か"squealing"を使う

ing形を使うと、目的語の動作や状態が進行中、継続中であることを強調します。【例文】の場合、"squeal"を使うと「ブレーキがキィーと鳴った」ことを暗示します。"squealing"を使うと「ある程度の時間ブレーキがキィーと鳴っていた」ことを暗示します。

【例文】:足元の地面がぐらぐら揺れたのを私達全員が感じた
【 × 】:All of us felt the ground to shake beneath us.
【 ○ 】:All of us felt the ground shake beneath us.
【例文】:足元の地面がぐらぐら揺れるのを私達全員が感じた
【英訳】:All of us felt the ground shaking beneath us.
→"feel"は「知覚動詞」なので"to shake"ではなく"shake"か"shaking"を使う

ing形を使うと、目的語の動作や状態が進行中、継続中であることを強調します。【例文】の場合、"shake"を使うと「揺れが始まり止まるまでを感じた」ことを暗示します。"shaking"を使うと「揺れがある程度の時間継続した」ことを暗示します。

【例文】:目が覚めるとコーヒーをいれている香りがした。
【 × 】:I smelled coffee to be brewed when I woke up.
【 × 】:I smelled coffee be brewed when I woke up.
【 ○ 】:I smelled coffee being brewed when I woke up.
→"smell"の場合は"to be brewed"や"be brewed"ではなく"being brewed"を使う

嗅覚を表わす"smell"の場合、目的語の次の動詞は必ずing形を使います。原形不定詞to不定詞はいずれも不可。

「知覚動詞 + 目的語 + 過去分詞」
「知覚動詞」って何だっけ?(6) この項目の先頭へ↑

「知覚動詞」は目的語の次に動詞を置くとき、to不定詞ではなく、"to"のない不定詞(原形不定詞)やing形を使います→【参照】: 『「知覚動詞」って何だっけ?「知覚動詞 + 目的語 + 原形不定詞/ing形」

一部の「知覚動詞」(see, notice, hear)は目的語の次に過去分詞を置くことがあります。目的語が何かをされてしまったというニュアンスを強調します。

「主語 + 知覚動詞 + 目的語 + 過去分詞」の構文
  • 【視覚】:主語 + see/notice + 目的語 + 過去分詞
  • 【聴覚】:主語 + hear + 目的語 + 過去分詞

【例文】:When I returned to the parking lot, I saw my car dented.
【和訳】:駐車場へもどると車がへこんでいるのに気がついた

【例文】:I noticed the river flooded when I looked out of the window.
【和訳】:窓から外を見ると川が氾濫しているのに気がついた

【例文】:We heard a gun fired when we went out of the shop.
【和訳】:私達が店を出たときに銃が発射される音が聞こえた

「主語 + can see/hear/feel/smell/taste + 〜」
「知覚動詞」って何だっけ?(7) この項目の先頭へ↑

助動詞の"can"に「知覚動詞」の"see, hear, feel, smell, taste"をつなぐと、ただ今進行中の物事を表わすことがあります。canが現在進行中の視覚や聴覚、触覚、嗅覚、味覚を表現します→【参照】: 『助動詞canの意味:現在進行中の動作(〜している)

「主語 + can see/hear/feel/smell/taste + 〜」の構文
  1. 主語 + can see 〜(主語は〜が見えている)
  2. 主語 + can hear 〜(主語は〜が聞こえている)
  3. 主語 + can feel 〜(主語は〜を感じている)
  4. 主語 + can smell 〜(主語は〜のにおいを感じている)
  5. 主語 + can taste 〜(主語は〜の味を感じている)

can + 知覚動詞」で「〜できる」という能力や可能を表わすこともあります→【参照】: 『助動詞canの意味:現在進行中の動作(〜している)

過去に進行中の視覚や聴覚、触覚、嗅覚、味覚を表現するには"could"を使います→【参照】: 『助動詞couldの意味:過去に進行中の動作(〜していた)

【例文】:We can see the halo around the sun.
【和訳】:太陽の周りにかさが見えている
→今現在見えている

【例文】:Can you hear thundering? A strom is coming.
【和訳】:雷が鳴っているのが聞こえるかい。大荒れの天気になる。
→今現在聞こえている

【例文】:I could feel strain in my neck and back when I woke up this morning.
【和訳】:朝起きると首と背中に張りを感じていた
→起きた直後には張りを感じていた

【例文】:I can smell mothballs in the closet.
【和訳】:物置が防虫剤くさい
→今現在防虫剤のにおいが漂っている

【例文】:I can taste lemon in the cake.
【和訳】:このケーキはレモンの味がする
→今現在レモン味を感じている

「主語 + can see/hear/feel/smell + 目的語 + ing形」
「知覚動詞」って何だっけ?(8) この項目の先頭へ↑

助動詞の"can"に「知覚動詞」の"see, hear, feel, smell, taste"をつなぐと、ただ今進行中の物事を表わすことがあります→【参照】: 『「知覚動詞」って何だっけ?「主語 + can see/hear/feel/smell/taste + 〜」

「主語 + can see/hear/feel/smell + 目的語 + 動詞」の場合、目的語の次の《動詞》はing形を使います。"to"のない不定詞(原形不定詞)は通例不可。

「主語 + can see/hear/feel/smell + 目的語 + ing形」の構文
  1. 主語 + can see + 目的語 + ing形(主語は目的語が〜しているのが見えている)
  2. 主語 + can hear + 目的語 + ing形(主語は目的語が〜しているのが聞こえている)
  3. 主語 + can feel + 目的語 + ing形(主語は目的語が〜しているのを感じている)
  4. 主語 + can smell + 目的語 + ing形(主語は目的語が〜しているにおいを感じている)

「can + 知覚動詞(see/hear/feel/smell)」が進行中の物事を表わすので、目的語の次の動詞も進行中のニュアンスを含むing形を使います→【参照】: 『「知覚動詞」って何だっけ?「主語 + can see/hear/feel/smell/taste + 〜」

味覚を表わす"taste"は目的語の次に《動詞》を置くことがあまりありません。

過去に進行中の視覚や聴覚、触覚、嗅覚、味覚を表現するには"could"を使います→【参照】: 『助動詞couldの意味:過去に進行中の動作(〜していた)

【例文】:空からドローンが落ちて来るのが見える
【 × 】:We can see a drone fall from the sky.
【 ○ 】:We can see a drone falling from the sky.
→ドローンが落ちる際中を目撃しているのでing形を使う

【例文】:外で猫がケンカしているのが聞こえる
【 × 】:I can hear some cats fight outside.
【 ○ 】:I can hear some cats fighting outside.
→ちょうど今猫たちがわめいているのが聞こえるのでing形を使う

【例文】:目の中で何かがゴロゴロしている
【 × 】:I can feel something move in my eye.
【 ○ 】:I can feel something moving in my eye.
→ちょうど今「ゴロゴロする違和感」を感じているのでing形を使う

【例文】:台所からニンニクを炒めるにおいがする
【 × 】:I can smell someone fry garlic in the kitchen.
【 ○ 】:I can smell someone frying garlic in the kitchen.
→ちょうど今匂いが漂って来るのでing形を使う

「受動態の知覚動詞 + to不定詞」
「知覚動詞」って何だっけ?(9) この項目の先頭へ↑

「知覚動詞」の"see, notice, observe, hear"は目的語の次に動詞を置く構文で受動態を使うことがあります。

「知覚動詞」が受動態になると、目的語の次の動詞"to"のない不定詞(原形不定詞)ではなく、to不定詞を使います。目的語の次の動詞がing形の場合は、受動態でもそのままing形を使います。"notice"はing形を使うほうが普通です→【参照】: 『「知覚動詞」って何だっけ?「知覚動詞 + 目的語 + 原形不定詞/ing形」

知覚動詞の受動態の構文
  1. 主語 + be + seen + 目的語 + to不定詞/ing形
  2. 主語 + be + noticed + 目的語 + to不定詞[※やや稀]/ing形
  3. 主語 + be + observed + 目的語 + to不定詞/ing形
  4. 主語 + be + heard + 目的語 + to不定詞/ing形

受動態を使うと、主語が何かをしているところを偶然に目撃された、気づかれた、聞かれたというニュアンスを強調します。

【例文】:高速道路で馬が走るのが目撃された
【 × 】:A horse was seen run on the expressway.
【 ○ 】:A horse was seen to run on the expressway.
→知覚動詞"see"の受動態なので"run"ではなく"to run"を使う
【例文】:高速道路で馬が走っているのが目撃された
【英訳】:A horse was seen running on the expressway.
→"running"はそののまま使う

【例文】:あなたが教室から出て行ったのは誰にも気づかれなかった
【 × 】:You weren't noticed leave the classroom.
【 ○ 】:You weren't noticed to leave the classroom.[※やや稀]
→知覚動詞"notice"の受動態なので"leave"ではなく"to leave"を使う
【例文】:あなたが教室から出て行くのは誰にも気づかれなかった
【英訳】:You weren't noticed leaving the classroom.
→"leaving"はそのまま使う

【例文】:歩道橋の上で何かを食べるサルが目撃された
【 × 】:A monkey was observed eat something on the pedestrian bridge.
【 ○ 】:A monkey was observed to eat something on the pedestrian bridge.
→知覚動詞"observe"の受動態なので"eat"ではなく"to eat"を使う
【例文】:歩道橋の上で何かを食べているサルが目撃された
【英訳】:A monkey was observed eating something on the pedestrian bridge.
→"eating"はそのまま使う

【例文】:自転車のブレーキがキィーと鳴ったのが聞こえた
【 × 】:The bike brakes were heard squeal.
【 ○ 】:The bike brakes were heard to squeal.
→知覚動詞"see"の受動態なので"squeal"ではなく"to squeal"を使う
【例文】:自転車のブレーキがキィーと鳴っているのが聞こえた
【和訳】:The bike brakes were heard squealing.
→"squealing"はそのまま使う

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(4)
「使役動詞」って何だっけ?
先頭へ

他人に「ああしろ、こうしてくれ」の「使役動詞」

【目次】:使役動詞

"make"(〜に…をさせる)や"let"(〜が…するのを許す)、"have"(〜に…してもらう)など、他の人に何かをさせる、してもらうという意味を持つ《動詞》を特に「使役動詞」と言います。

代表的な使役動詞
  • make(〜させる), let(〜するのを許す), have(〜してもらう)

使役動詞は原形不定詞を使う
「使役動詞」って何だっけ?(1) この項目の先頭へ↑

「使役動詞」の特徴として、「知覚動詞」と同じく、目的語の次に不定詞が来るとき、to不定詞ではなく、"to"のない不定詞(原形不定詞)を使います。

# 主語 + 使役動詞(make, let, have) + 目的語 + 原形不定詞

【例文】:弟に漫画を買いに行かせた
【 × 】:I made my borther to go and to buy a comic.
【 ○ 】:I made my borther go and buy a comic.
→"make"は「使役動詞」なので"to"は不要

【例文】:両親は外泊を許してくれなかった
【 × 】:My parents didn't let me to stay out overnight.
【 ○ 】:My parents didn't let me stay out overnight.
→"let"は「使役動詞」なので"to"は不要

【例文】:誰かに黒板を消してもらいましょう
【 × 】:I'll have someone to clean the blackboard.
【 ○ 】:I'll have someone clean the blackboard.
→"have"は「使役動詞」なので"to"は不要

【関連トピック】

使役動詞の受動態
「使役動詞」って何だっけ?(2) この項目の先頭へ↑

「知覚動詞」と同じく、「使役動詞」"make"も受動態になるとto不定詞を使います。

# 使役動詞"make"の受動態……to不定詞を使う

【例文】:弟は漫画を買いに行かされた
【 × 】:My borther was made go and buy a comic.
【 ○ 】:My borther was made to go and to buy a comic.
→受動態なので"to"が必要

「使役動詞」"let"の受動態は通例、近い意味を表わす"be allowed to 〜"や"be permitted to 〜を使います。

# 使役動詞"let"の受動態……"allow, permit"で代用する

【例文】:両親に外泊を許してもらえなかった
【 × 】:I wasn't let stay out overnight by my parents.
【 △ 】:I wasn't let to stay out overnight by my parents.
【 ○ 】:I wasn't allowed to stay out overnight by my parents.
【 ○ 】:I wasn't permitted to stay out overnight by my parents.
→"let"の受動態はあまり使わない

「使役動詞」"have"の受動態は存在しません。"have"には色々な意味がありますが、どの意味でも受動態で使うことはほとんどありません。

# 使役動詞"have"の受動態……存在しない

【例文】:誰かに黒板を消してもらいましょう
【 × 】:Someone will be had clean the blackboard.
【 × 】:Someone will be had to clean the blackboard.
【 ○ 】:I'll have someone clean the blackboard.
→使役の意味の"have"の受動態は不可、必ず能動態を使う

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(5)
「動作動詞」と「状態動詞」ってナニ?
先頭へ

「動作」は動き、「状態」は様子を表わす

【目次】:動作動詞と状態動詞

あまり聞き慣れない用語ですが、たいていの《動詞》は意味の上から二つに分類できます。人や動物やものの動きや行動を表わす「動作動詞」、人や動物やものの様子や状況を表わす「状態動詞」の二つです。

# 動作動詞 → 動きや行動を表わす
# 状態動詞 → 様子や状況を表わす

動作動詞
「動作動詞」と「状態動詞」ってナニ?(1) この項目の先頭へ↑

「動作動詞」は動きや行動を表わします。なので、いつ動作が始まりいつ終わるかたいていはっきりとしています。

「動作動詞」の例
  • eat(食べる) → 「食べる」という動作はいつ食べ始めていつ食べ終わるのかはっきりしている
  • hit(打つ) → 「打つ」という動作は打った瞬間に終る

「動作動詞」の場合、動きや行動がある程度の時間継続するときや、複数回繰り返すときは進行時制を使います。

【例文】:Robert ate udon at the school cafeteria.
【和訳】:ロバートは学食でうどんを食べた
→うどんは食べ終えた
【例文】:Robert was eating udon at the school cafeteria.
【和訳】:ロバートなら学食でうどんを食べていたよ
→うどんを食べている最中だった

【例文】:The batter hit the ball.
【和訳】:バッターはボールを打った
→ボールを打ったのは一回のみ
【例文】:The batter is hitting the ball.
【和訳】:バッターはボールを打っている。
→ボールを何度も打っている

状態動詞
「動作動詞」と「状態動詞」ってナニ?(2) この項目の先頭へ↑

「状態動詞」は様子や状況を表わします。なので、いつ状態が始まり、いつ終るのかはっきりしないことがあります。

「状態動詞」の例
  • remain(〜のままである) → いつその状態が始まったのかいつその状態が終るのかあいまい
  • see(〜が見える、〜が目に入る) → いつ視界に入ったのかいつ見えなくなるのかあいまい

「状態動詞」の場合、様子や状況を表わすので物事がある程度の時間継続することを表わします。なので、進行時制は通例不可です。

【例文】:部屋は散らかったままだ。
【 × 】:The room is remaining untidy.
【 ○ 】:The room remains untidy.
→「状態動詞」はすでに物事の継続の意味を含むので進行時制にする必要はない

様子や状況が一時的にしか継続しない場合や、その場限りの様子や状況を表わす場合に「状態動詞」進行時制で使うことがあります。

【例文】:I like juice with tapioca.
【和訳】:タピオカが入ったジュースが好きです
→昔からタピオカ入りジュースが好き
【例文】:I'm liking this juice with tapioca.
【和訳】:このタピオカ入りのジュースは好きです
→今飲んでいるこのタピオカ入りジュースは好き

どちらの意味でも使える動詞
「動作動詞」と「状態動詞」ってナニ?(3) この項目の先頭へ↑

「動作動詞」「状態動詞」は純粋に意味で区別するので、複数の意味を持つ《動詞》「動作動詞」「状態動詞」の両方の意味で使うことがあります。

動作動詞と状態動詞の両方の意味を持つ主な動詞
  • appear(出演する、〜のように見える), look(見る、〜のように見える)
  • have(食べる、持っている), see(会う、見える), think(考える、思う)

【例文】:I want to appear in a file some day.
【和訳】:いつか映画に出演してみたい。
→"appear"は動作を表わす動作動詞
【例文】:It appears that the film is a big hit.
【和訳】:その映画は大ヒットしているようだ
→"appear"は状況を表わす状態動詞

【例文】:The kids are having snack.
【和訳】:子供たちはおやつを食べています。
→"have"は動作を表わす動作動詞
【例文】:I have a parrot.
【和訳】:オウムを飼っています
→"have"は状況を表わす状態動詞

【例文】:The flock of crows are looking at us quietly.
【和訳】:カラスの一群がじっとこっちを見つめている
→"look"は動作を表わす動作動詞
【例文】:That flock of crows looks scared.
【和訳】:あのカラスの一群はおびえているようだ。
→"look"は状況を表わす状態動詞

【例文】:I saw an old friend for the first time in ten ten years.
【和訳】:古い友人と十年ぶりに会った
→"see"は動作を表わす動作動詞
【例文】:I've just seen a shooting star.
【和訳】:今流れ星が見えた
→"see"は状況を表わす状態動詞

【例文】:Nobody thinks about the victims of the war.
【和訳】:誰も戦争の被害者のことについて考えていない。
→"think"は動作を表わす動作動詞
【例文】:Nobody thinks war is right.
【和訳】:誰も戦争が正しいとは思っていない。
→"think"は状況を表わす状態動詞

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ

「動詞 + 名詞 + 名詞」の構文

ゼロから始める動詞(6)
「動詞 + 名詞 + 名詞」の構文
先頭へ

目的語を二つ取る動詞

《動詞》の中には「〜に…をする」の意味を持つものがあります。この意味の《動詞》は後ろに目的語を二つ並べることが可能です。あるいは、目的語の「〜に」を前置詞の"to"や"for"で表わすこともできます。

ポイント
  1. 動詞に近いほうの目的語は「〜に」、遠いほうの目的語は「〜を」を表わす
    【例】:The ceasefire brought us a temporary peace.
    【訳】:停戦協定は我々につかの間の平和をもたらした。
    →"us"の意味は「我々に」、"a temporary peace"の意味は「つかの間の平和を」
  2. 前置詞の"to"を使うこともできる動詞がある
    【例】:The ceasefire brought a temporary peace to us.
    (= The ceasefire brought us a temporary peace.)
    【訳】:停戦協定は我々につかの間の平和をもたらした。
  3. 前置詞の"for"を使うこともできる動詞がある
    【例】:The kids got some firewood for us.
    (= The kids got us some firewood.)
    【訳】:子供たちが薪を拾って来てくれた。
  4. 前置詞の"to"と"for"の両方を使うことができる動詞がある
    【例】:Bring my overcoat to me.
    【例】:Bring my overcoat for me.
    【訳】:コートを持って来てくれ。
  5. 目的語が二つとも代名詞のときは必ず前置詞を使う
    【例】:焼きそばならできる。作ってあげよう。
    【×】:I can only make chow mein. I'll cook it you.
    【×】:I can only make chow mein. I'll cook you it.
    【○】:I can only make chow mein. I'll cook it for you.
  6. 目的語が所有代名詞(mine, yours, etc)と代名詞の場合は前置詞を使わないのが普通 【例】:私の辞書を貸してあげよう。
    【△】:I'll lend mine (= my dictionary) to you.
    【○】:I'll lend you mine (= my dictionary).
  7. 「〜に」が場所を表わすときは"to 〜"を使うのが普通
    【例】お皿を台所に持って来て。
    【×】:Bring the kitchen dishes.
    【○】:Bring dishes to the kitchen.

「主語 + 動詞 + 〜に + 〜を」
「動詞 + 名詞 + 名詞」の構文(1) この項目の先頭へ↑

目的語を二つ取る《動詞》の場合、目的語の語順は「〜に」「〜を」です。「〜に」が先、「〜を」が後。たいてい、「〜に」は人、「〜を」は物です。

# 主語 + 動詞 + 目的語(〜に) + 目的語(〜を)

目的語を二つ取る主な動詞
  • bring(主語が〜に〜を持って来る)
  • buy(主語が〜に〜を買ってあげる)
  • cook(主語が〜に〜を作ってあげる)
  • fetch(主語が〜に〜を取って来る)
  • find(主語が〜に〜を見つけてあげる)
  • get(主語が〜に〜を作ってあげる/取って来る)
  • give(主語が〜に〜を与える)
  • hand(主語が〜に〜を手渡す)
  • lend(主語が〜に〜を貸す)
  • mail(主語が〜に〜を郵便物を送る/メールを送る)
  • make(主語が〜のために〜を作ってあげる)
  • pay(主語が〜に〜を払う)
  • post(主語が〜に〜を郵便物を送る)
  • promise(主語が〜に〜を約束する)
  • read(主語が〜に〜を読んで聞かせる)
  • sell(主語が〜に〜を売る)
  • send(主語が〜に〜を送る)
  • show(主語が〜に〜を示す)
  • sing(主語が〜に〜を歌う)
  • take(主語が〜に〜を持って行く/連れて行く)
  • teach(主語が〜に〜を教える)
  • tell(主語が〜に〜を話す)
  • write(主語が〜に〜を書く)

【例文】:あなたに熱いココアを作ってあげる。
【 × 】:I'll get hot chocolate you.
【 ○ 】:I'll get you hot chocolate.
→語順は「あなたに(you)」、「熱いココアを(hot chocolate)」

【例文】:お小使いはあげました
【 × 】:I gave an allowance you.
【 ○ 】:I gave you an allowance.
→語順は「あなたに(you)」、「お小使いを(an allowance)」

【例文】:兄さんがキャンプ用のバーベキューコンロを貸してくれた。
【 × 】:My brother lent a camping barbecue stove me.
【 ○ 】:My brother lent me a camping barbecue stove.
→語順は「私に(me)」、「キャンプ用のバーベキューコンロを(a camping barbecue stove)」

【例文】:デザイナーは著作権の違反により企業に莫大な額の賠償金を支払った。
【 × 】:The designer paid vast compensation for the violation of copyright the company.
【 ○ 】:The designer paid the company vast compensation for the violation of copyright.
→語順は「企業に(the company)」、「莫大な額の賠償金を(vast compensation)」

【例文】:お母さんの一人が幼児たちに「赤ずきん」を読み聞かせた。
【 × 】:One of the mothers read "Little Red Riding Hood" the toddlers.
【 ○ 】:One of the mothers read the toddlers "Little Red Riding Hood".
→語順は「幼児たちに(toddlers)」、「「赤ずきん」を("Little Red Riding Hood")」

「主語 + 動詞 + 〜を + to 〜」
「動詞 + 名詞 + 名詞」の構文(2) この項目の先頭へ↑

目的語を二つ取る《動詞》の中には、「〜に」を"to"で表現できるものがあります。通例、語順は「〜を」が先、「〜に」を表わす"to 〜"が後です→【参照】: 『「動詞 + 名詞 + 名詞」の構文:「主語 + 動詞 + 〜に + 〜を」

# 主語 + 動詞 + 目的語(〜を) + to + 目的語(〜に) = 主語 + 動詞 + 目的語(〜に) + 目的語(〜を)

「〜に」を"to"で表現できる主な動詞
  • bring(主語が〜に〜を持って来る)
  • give(主語が〜に〜を与える)
  • hand(主語が〜に〜を手渡す)
  • lend(主語が〜に〜を貸す)
  • mail(主語が〜に〜を郵便物を送る/メールを送る)
  • post(主語が〜に〜を郵便物を送る)
  • promise(主語が〜に〜を約束する)
  • read(主語が〜に〜を読んで聞かせる)
  • sell(主語が〜に〜を売る)
  • send(主語が〜に〜を送る)
  • show(主語が〜に〜を示す)
  • sing(主語が〜に〜を歌う)
  • take(主語が〜に〜を持って行く/連れて行く)
  • teach(主語が〜に〜を教える)
  • tell(主語が〜に〜を話す)
  • write(主語が〜に〜を書く)

"bring, song, write"は前置詞の"to"も"for"も使えます。「〜の利益のために」というニュアンスを強調するときは"for"を使います→【参照】: 『「動詞 + 名詞 + 名詞」の構文:「主語 + 動詞 + 〜を + to/for 〜」

【例文】:We should not sell weapons to other countries.
(= We should not sell other countries weapons.)
【和訳】:武器を外国に売るべきではない。
→語順は「武器を(weapons)」、「外国に(to other countries)」

【例文】:The teacher handed his paper to the boy.
(= The teacher handed the boy his paper.)
【和訳】:先生は男の子に答案を手渡した。
→語順は「答案を(his paper)」、「男の子に(to the body)」

【例文】:The new prime minister promised immediate tax cuts to citizens.
(= The new prime minister promised citizens immediate tax cuts.)
【和訳】:新しい総理大臣は速やかな減税を国民約束した
→語順は「速やかな減税を(immediate tax cuts)」、「国民に(to citizens)」

【例文】:I took his umbrella to Bill.
(= I took Bill his umbrella.)
【和訳】:ビルに傘を届けた。
→語順は「傘を(his umbrella)」、「ビルに」(to bill)

「主語 + 動詞 + 〜を + for 〜」
「動詞 + 名詞 + 名詞」の構文(3) この項目の先頭へ↑

目的語を二つ取る《動詞》の中には、「〜に」を"for"で表現できるものがあります。通例、語順は「〜を」が先、「〜に」を表わす"for 〜"が後です→【参照】: 『「動詞 + 名詞 + 名詞」の構文:「主語 + 動詞 + 〜に + 〜を」

# 主語 + 動詞 + 目的語(〜を) + for + 目的語(〜に) = 主語 + 動詞 + 目的語(〜に) + 目的語(〜を)

「〜に」を"for"で表現できる主な動詞
  • bring(主語が〜に〜を持って来てあげる)
  • buy(主語が〜に〜を買ってあげる)
  • cook(主語が〜に〜を作ってあげる)
  • fetch(主語が〜に〜を取って来る)
  • find(主語が〜に〜を見つけてあげる)
  • get(主語が〜に〜を作ってあげる/取って来る)
  • make(主語が〜に〜を作ってあげる)
  • sing(主語が〜に〜を歌ってあげる)
  • write(主語が〜に〜を書いてあげる)

いずれの動詞も「誰かのために主語が〜してあげる」というニュアンスがあります。

"bring, song, write"は前置詞の"to"も"for"も使えます。「〜の利益のために」というニュアンスを強調するときは"for"を使います→【参照】: 『「動詞 + 名詞 + 名詞」の構文:「主語 + 動詞 + 〜を + to/for 〜

【例文】:My mother bought a suit for me to celebrate my employment.
(= My mother bought me a suit to celebrate my employment.)
【和訳】:母親が就職祝いにスーツを買ってくれた。
→「〜を」=「スーツを(suit)」、「〜に」=「私に(for me)」

【例文】:The waiter fetched chopsticks for all of us.
(= The waiter fetched all of us chopsticks.)
【和訳】:ウエイターが全員分の箸を持って来てくれた。

【例文】:The government made temporary housing for the displaced persons.
(= The government made the displaced persons temporary housing.)
【和訳】:政府は仮設住宅を避難者のために作った
→「〜を」=「仮設住宅を(temporary housing)」、「〜に」=「避難者に(for displaced persons)」

「主語 + 動詞 + 〜を + to/for 〜」
「動詞 + 名詞 + 名詞」の構文(4) この項目の先頭へ↑

目的語を二つ取る《動詞》の中には、「〜に」を"to"と"for"のどちらも使えるものがあります。通例、語順は「〜を」が先、「〜に」を表わす"to 〜"や"for 〜"が後です→【参照】: 『「動詞 + 名詞 + 名詞」の構文:「主語 + 動詞 + 〜に + 〜を」

# 主語 + 動詞 + 目的語(〜を) + to/for + 目的語(〜に) = 主語 + 動詞 + 目的語(〜に) + 目的語(〜を)

「〜に」を"to"や"for"で表現できる主な動詞
  • bring(主語が〜に〜を持って来る/持って来てあげる)
  • sing(主語が〜に〜を歌う/歌ってあげる)
  • write(主語が〜に〜を書く/書いてあげる)

いずれの動詞も「〜の利益のために」というニュアンスを強調するときに"for"を使います。

【例文】:子供たちは先生に花束を手渡した。
【英訳】:The pupils brought a bouquet of flowers for the teacher.
(= The pupils brought the teacher a bouquet of flowers.)
→「花束」は「子供たち」が「先生」に贈呈した
【例文】:子供たちは先生に花束を持って来た。
【英訳】:The pupils brought a bouquet of flowers to the teacher.
(= The pupils brought the teacher a bouquet of flowers.)
→「花束」は「先生」に対する贈り物ではない

【例文】:音楽の先生が生徒たちの前でオペラを一曲披露した。
【英訳】:The music teacher sang an opera to the students.
(= The music teacher sang the students an opera.)
【例文】:音楽の先生が生徒たちのためにオペラを一曲歌った。
【英訳】:The music teacher sang an opera for the students.
(= The music teacher sang the students an opera.)

"write A to 〜"の意味は「〜にAを書き送る」です。"write A for 〜"の意味は「〜のためにAを書く、〜の代わりにAを書く」です。

【例文】:テレビ局へ抗議の手紙を書いた。
【英訳】:I wrote a hate letter to the television station.
(= I wrote the television station a hate letter.)
【例文】:私の代わりに報告書を書いてくれませんか。
【英訳】:Will you write a report for me?
【例文】:出身校のために曲を一曲書いた。
【英訳】:I wrote a song for my old school.

「主語 + 動詞 + 代名詞(〜を) + 前置詞 + 代名詞(〜に)」
「動詞 + 名詞 + 名詞」の構文(5) この項目の先頭へ↑

目的語を二つ取る《動詞》の場合、目的語が二つとも代名詞のときは必ず、前置詞を使います。前置詞なしで代名詞を二つ並べるのは、通例不可。

# 主語 + 動詞 + 代名詞(〜を) + to/for + 代名詞(〜に)

【例文】:自転車持ってるから、あなたに貸してあげるよ。
【 × 】:I have a bicycle. I'll lend you it.
【 × 】:I have a bicycle. I'll lend it you.
【 ○ 】:I have a bicycle. I'll lend it to you.
→語順は「それを(it)」、あなたに(to you)」

【例文】を英訳すると、可能な語順は"lend it to you"のみです。

【例文】:娘が庭で何か光る物を見つけて私のところへ持って来ました。
【 × 】:My daughter found something glittering in the yard and brought me it.
【 × 】:My daughter found something glittering in the yard and brought it me.
【 ○ 】:My daughter found something glittering in the yard and brought it to me.
→語順は「それを(it)」、「私に(to me)」

【例文】を英訳すると、可能な語順は"bring it to me"のみです。

【例文】:財布を失くしたんだって。探してあげましょう。
【 × 】:You've lost your wallet? We'll try to find you it.
【 × 】:You've lost your wallet? We'll try to find it you.
【 ○ 】:You've lost your wallet? We'll try to find it for you.
→語順は「それを(it)」、「あなたのために(for you)」

【例文】を英訳すると、可能な語順は"find it for you"のみです。

「主語 + 動詞 + 代名詞(〜に) + 所有代名詞(〜のものを)」
「動詞 + 名詞 + 名詞」の構文(6) この項目の先頭へ↑

目的語が二つとも代名詞の場合、「〜に」の意味の目的語は通例前置詞の"to"や"for"を付けて表現します→【参照】: 『「動詞 + 名詞 + 名詞」の構文:「主語 + 動詞 + 代名詞(〜を) + 前置詞 + 代名詞(〜に)」

「〜を」表わす目的語が所有代名詞(mine, yours, etc)の場合は、前置詞を使わずに代名詞を二つ並べるのが普通です。

# 主語 + 動詞 + 代名詞(〜に) + 所有代名詞(〜のものを)

【例文】:自転車を持っていないなら貸してあげるよ。
【 △ 】:If you don't have a bike, I'll lend mine to you.
【 ○ 】:If you don't have a bike, I'll lend you mine.
→語順は「あなたに(you)」「私の自転車を(mine)」が普通

【例文】:あの写真を持ってないのなら、私のをメールで送るよ。
【 △ 】:If you don't have that picture, I will send mine to you by email.
【 ○ 】:If you don't have that picture, I will send you mine by email.
→語順は「あなたに(you)」「私の写真を(mine)」が普通

「主語 + 動詞 + 〜を + to + 場所」
「動詞 + 名詞 + 名詞」の構文(7) この項目の先頭へ↑

目的語を二つ取る《動詞》の場合、目的語の語順は「〜に」「〜を」です→【参照】: 『「動詞 + 名詞 + 名詞」の構文:「主語 + 動詞 + 〜に + 〜を」

「〜に」が場所を表わす場合、前置詞は"to"を使うのが普通です。通例、語順は「〜を」が先、「〜に」を表わす"to 〜"が後です。

# 主語 + 動詞 + 目的語(〜を) + to + 目的語(場所を表わす語句)

「〜に」を"to"や"for"で表現できる主な動詞
  • bring(主語が〜に〜を持って来る/持って来てあげる)
  • send(主語が〜に〜を送る)
  • take(主語が〜に〜を持って行く/連れて行く)

【例文】:息子がゴミ袋を外まで持って来てくれた。
【 × 】:My son brought the outside the garbage bag.
【 ○ 】:My son brought the garbage bag to the outside.
→"the outside"(屋外)は場所なので"to"を使うのが普通
【例文】:息子が私のスーツケースを持って来てくれた。
【 ○ 】:My son brought me my suitcase.
【 ○ 】:My son brought my suitcase for me.
→"me"(私に)は人なので"for"のある、なし両方が可能

【例文】:たくさんの企業に履歴書を送りました。
【 × 】:I sent many companies my resume.
【 ○ 】:I sent my resume to many companies.
→"many companies"(企業)は場所なので"to"を使うのが普通
【例文】:ピザ屋から半額のクーポン券が送られて来た。
【 ○ 】:A pizza shop sent me a coupon for 50% off.
【 ○ 】:A pizza shop sent a coupon for 50% off to me.
→"me"(私に)は人なので"to"のある、なし両方が可能

【例文】:ジョージを保健室へ連れて行ってあげなさい。
【 × 】:Take the school nurse's office George.
【 ○ 】:Take George to the school nurse's office.
→"school nurse's office"(保健室)は場所なので"to"を使うのが普通
【例文】:おじいちゃんにメガネを持って行ってあげなさい。
【 ○ 】:Take Grandad his glasses.
【 ○ 】:Take his glasses to Grandad.
→"Grandad"(おじいちゃん)は人なので"to"のある、なし両方が可能

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ

to不定詞と相性が良い動詞

ゼロから始める動詞(7)
to不定詞と相性が良い動詞
先頭へ

to不定詞と相性が良い動詞が作る構文

【目次】:to不定詞と相性が良い動詞が作る構文

《動詞》の中には好んでto不定詞と結び付くものがあります。

たとえば、"ask"は「I ask + 人 + to不定詞」で「私は人に〜することを頼む」の意味を表わします。to不定詞の代わりにing形を取ることは通例、ありません。同じように、よくto不定詞と結び付く《動詞》をまとめます。

【構文】:「主語 + 動詞 + 目的語 + to不定詞」
to不定詞と相性が良い動詞(1) この項目の先頭へ↑

to不定詞と相性が良い《動詞》の中で、「主語 + 動詞 + 目的語 + to不定詞」の型を使うものをまとめます。

「主語 + 動詞 + 目的語 + to不定詞」の型を取る主な動詞
  • ask(頼む)
  • beg(頼む)
  • enable(可能にする)
  • expect(予想する)
  • force(強制する)
  • help(助ける)
  • invite(誘う)
  • order(命令する)
  • teach(教える)
  • tell(命令する)
  • want(望む)
ポイント
  1. to不定詞の主語は動詞の目的語
    【例】:I want you to walk.(あなたには歩いて欲しい)
    →「望む」のは「私」、「歩く」のは「あなた」
  2. 時間的に見て、to不定詞が表わす動作や状態はたいてい、述語の動詞よりも未来のことを指す
    【例】:I want you to walk.(あなたには歩いて欲しい)
    →「歩く」のは「望んだ」後になる

【型】:主語 + ask + 目的語 + to不定詞(主語は目的語が〜することを頼む)
【例】:I ask you to walk.(私はあなたが歩くように頼む)
【型】:主語 + beg + 目的語 + to不定詞(主語は目的語が〜することを頼む)
【例】:I beg you to walk.(私はあなたが歩くように頼む)
【型】:主語 + enable + 目的語 + to不定詞(主語は目的語が〜することを可能にする)
【例】:A stick enables you to walk.(杖はあなたが歩くことを可能にする)
【型】:主語 + expect + 目的語 + to不定詞(主語は目的語が〜することを予想する)
【例】:I expect you to walk.(私はあなたが歩くだろうと思う)
【型】:主語 + force + 目的語 + to不定詞(主語は目的語が〜することを強制する)
【例】:I force you to walk.(私はあなたが歩くことを強制する)
【型】:主語 + help + 目的語 + to不定詞(主語は目的語が〜することを助ける)
【例】:I help you to walk.(私はあなたが歩くことを助ける)
【型】:主語 + invite + 目的語 + to不定詞(主語は目的語が〜することに誘う)
【例】:I invite you to walk.(私はあなたを歩くことに誘う)
【型】:主語 + order + 目的語 + to不定詞(主語は目的語が〜することを命令する)
【例】:I order you to walk.(私はあなたが歩くことを命令する)
【型】:主語 + teach + 目的語 + to不定詞(主語は目的語が〜することを教える)
【例】:I teach you to walk.(私はあなたが歩くことを教える)
【型】:主語 + tell + 目的語 + to不定詞(主語は目的語が〜することを命令する)
【例】:I tell you to walk.(私はあなたが歩くことを命令する)
【型】:主語 + want + 目的語 + to不定詞(主語は目的語が〜することを望む)
【例】:I want you to walk.(私はあなたが歩くことを望む)

"want"は目的語なしの「主語 + 動詞 + to不定詞」も可能です。「主語 + want + to不定詞」の場合、意味は「主語が〜することを主語自身が望む」です→【参照】: 『to不定詞と相性が良い動詞……【構文】:「主語 + 動詞 + to不定詞」

【例文】:I want to walk.
【和訳】:私は歩きたい。
→望むのも歩くのも主語の「私」

"help"は不定詞の"to"をよく省略します。

【例文】:あなたが歩くのを助けます。
【 ○ 】:I help you to walk.
【 ○ 】:I help you walk.
→"to"は省略可能

【構文】:「主語 + 動詞 + to不定詞」
to不定詞と相性が良い動詞(2) この項目の先頭へ↑

to不定詞と相性が良い《動詞》の中で、「主語 + 動詞 + to不定詞」の型を使うものをまとめます。

「主語 + 動詞 + to不定詞」の型を取る主な動詞
  • afford(余裕がある)
  • agree(同意する)
  • arrange(準備する)
  • claim(要求する)
  • come(するようになる)
  • consent(同意する)
  • decide(決める)
  • decline(拒否する)
  • demand(要求する)
  • desire(望む)
  • determine(決意する)
  • fail(しない)
  • hope(望む)
  • manage(成功する)
  • prepare(準備する)
  • promise(約束する)
  • refuse(拒否する)
  • swear(約束する)
  • want(望む)
  • wish(望む)
ポイント
  1. to不定詞の主語は文全体の主語と同じ
    【例】:I hope to swim.(私は泳ぐことを望む)
    →「泳ぐ」のも「望む」のも主語の「私」
  2. 時間的に見て、to不定詞が表わす動作や状態はたいてい、述語の動詞よりも“未来”のことを指す
    【例】:I hope to swim.(私は泳ぐことを望む)
    →「泳ぐ」のは「望んだ」後になる

【型】:主語 + afford + to不定詞(主語は〜する余裕がある)
【例】:I afford to swim.(私は自分が泳ぐ余裕がある)
【型】:主語 + agree + to不定詞(主語は〜することに同意する)
【例】:I agree to swim.(私は自分が泳ぐことに同意する)
【型】:主語 + arrange + to不定詞(主語は〜することを準備をする)
【例】:I arrange to swim.(私は自分が泳ぐ準備をする)
【型】:主語 + claim + to不定詞(主語は〜することを要求する)
【例】:I claim to swim.(私は自分が泳ぐことを要求する)
【型】:主語 + come + to不定詞(主語は〜するようになる)
【例】:I come to swim.(私は自分が泳ぐようになる)
【型】:主語 + consent + to不定詞(主語は〜することに同意する)
【例】:I consent to swim.(私は自分が泳ぐことに同意する)
【型】:主語 + decide + to不定詞(主語は〜することを決める)
【例】:I decide to swim.(私は自分が泳ぐと決める)
【型】:主語 + decline + to不定詞(主語は〜することを拒否する)
【例】:I decline to swim.(私は自分が泳ぐことを拒否する)
【型】:主語 + demand + to不定詞(主語は〜することを要求する)
【例】:I demand to swim.(私は自分が泳ぐことを要求する)
【型】:主語 + desire + to不定詞(主語は〜することを望む)
【例】:I desire to swim.(私は自分が泳ぐことを望む)
【型】:主語 + determine + to不定詞(主語は〜することを決意する)
【例】:I determine to swim.(私は自分が泳ぐと決意する)
【型】:主語 + fail + to不定詞(主語は〜しない)
【例】:I fail to swim.(私は自分が泳がない)
【型】:主語 + hope + to不定詞(主語は〜することを望む)
【例】:I hope to swim.(私は自分が泳ぐことを望む)
【型】:主語 + manage + to不定詞(主語は〜することに成功する)
【例】:I manage to swim.(私は自分が泳ぐことに成功する)
【型】:主語 + prepare + to不定詞(主語は〜することを準備をする)
【例】:I prepare to swim.(私は自分が泳ぐ準備をする)
【型】:主語 + promise + to不定詞(主語は〜することを約束する)
【例】:I promise to swim.(私は自分が泳ぐことを約束する)
【型】:主語 + refuse + to不定詞(主語は〜することを拒否する)
【例】:I refuse to swim.(私は自分が泳ぐことを拒否する)
【型】:主語 + sware + to不定詞(主語は〜することを約束する)
【例】:I swear to swim.(私は自分が泳ぐことを約束する)
【型】:主語 + want + to不定詞(主語は〜することを望む)
【例】:I want to swim.(私は自分が泳ぐことを望む)
【型】:主語 + wish + to不定詞(主語は〜することを望む)
【例】:I wish to swim.(私は自分が泳ぐことを望む)

"want"は目的語ありの「主語 + 動詞 + 目的語 + to不定詞」も可能です。「主語 + want + 目的語 + to不定詞」の場合、意味は「主語は目的語が〜することを望む」です→【参照】: 『to不定詞と相性が良い動詞……【構文】:「主語 + 動詞 + 目的語 + to不定詞」

【例文】:I want you to swim.
【和訳】:私はあなたが泳ぐことを望む。
→望むのは主語の「私」、泳ぐのは目的語の「あなた」

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ

ing形と相性が良い動詞

ゼロから始める動詞(8)
ing形と相性が良い動詞
先頭へ

ing形と相性が良い動詞が作る構文

【目次】:ing形と相性が良い動詞が作る構文

《動詞》の中には好んでing形と結び付くものがあります。

たとえば、"imagine"は「I imagine + you + ing形」で「私はあなたが〜することを想像する」の意味を表わします。ing形の代わりにto不定詞を取ることは通例、ありません。同じように、よくing形と結び付く《動詞》をまとめます。

【構文】:「主語 + 動詞 + 目的語 + ing形」
ing形と相性が良い(1)動詞 この項目の先頭へ↑

ing形と相性が良い動詞の中で、「主語 + 動詞 + 目的語 + ing形」の型を使うものをまとめます。

「主語 + 動詞 + 目的語 + ing形」の型を取る主な動詞
  • imagine(想像する)
  • mind(気にする)
  • resent(腹を立てる)
  • spend(費やす)
ポイント
  1. ing形の主語は動詞の目的語
    【例】:I imagine you talking.(私はあなたがしゃべるところを想像する)
    →「しゃべる」のは「あなた」、「想像する」のは主語の「私」
  2. ただし、"spend"の場合、ing形の主語は動詞の主語
    【例】:I spend an hour talking.(私は一時間しゃべった)
    →「しゃべる」のは主語の「私」、「費やす」のも主語の「私」
  3. "mind"(〜を気にする)は主に否定文や疑問文で使う 【例】:I don't mind children playing around.(子供たちが遊んでいても気にならない)
    【例】:Do mind children playing around?(子供たちが遊んでいる気になりますか)
  4. 時間的に見て、ing形が表わす動作や状態はたいてい、述語の動詞の動作とほぼ同時
    【例】:I imagine you talking.(私はあなたがしゃべるところを想像する)
    →「しゃべる」のと「想像する」のはほぼ同時に起こる

"spend"の場合、元々"I spend on/in an hour talking."(私はしゃべることに一時間を費やす)から前置詞"on/in"の省略が普通となり、"I spend an hour talking."と表現するようになりました。なので、"talking"の主語は文全体の主語と同じ「私」です。

【型】:主語 + imagine + 目的語 + ing形(主語は目的語が〜することを想像する)
【例】:I imagine you talking.(私はあなたがしゃべることを想像する)
【型】:主語 + mind + 目的語 + ing形(主語は目的語が〜することを気にする)
【例】:I don't mind you talking.(私はあなたがしゃべるのが気になる)
【型】:主語 + pardon + 目的語 + ing形(主語は目的語が〜することを許す)
【例】:I pardon you talking.(私はあなたがしゃべることを許す)
【型】:主語 + resent + 目的語 + ing形(主語は目的語が〜することに腹を立てる)
【例】:I resent you talking.(私はあなたがしゃべることに腹を立てる)
【型】:主語 + spend + 目的語 + ing形(主語は主語が…を〜することに費やす)
【例】:I spend an hour talking.(私は自分がしゃべることに一時間費やす)

"imagine"と"mind"は目的語なしの「主語 + 動詞 + ing形」も可能です。「主語 + imagine + ing形」の場合、意味は「主語は自分が〜することを想像する」です→【参照】: 『ing形と相性が良い動詞……【構文】:「主語 + 動詞 + ing形」

【例文】:I imagine talking.
【和訳】:私は自分がしゃべっているところを想像する。
→しゃべるのも想像するのも主語の「私」

【例文】:I mind talking.
【和訳】:私は自分がしゃべることを気にする
→しゃべるのも気にするのも主語の「私」

【構文】:「主語 + 動詞 + ing形」
ing形と相性が良い(2)動詞 この項目の先頭へ↑

ing形と相性が良い動詞の中で、「主語 + 動詞 + ing形」の型を使うものをまとめます。

「主語 + 動詞 + ing形」の型を取る主な動詞
  • avoid(避ける)
  • consider(考える)
  • deny(否定する)
  • dislike(嫌悪する)
  • enjoy(楽しむ)
  • feel like(したいと考える)
  • finish(終える)
  • imagine(想像する)
  • mind(気にする)
  • practice(練習する)
  • quit(止める)
ポイント
  1. 通例、ing形の主語と文全体の主語は同じ
    【例】:I dislike talking.(私はしゃべるのが嫌いだ)
    →「しゃべる」のも「嫌う」のも主語の「私」
  2. 時間的に見て、ing形が表わす動作や状態と、述語の動詞の動作や状態はほぼ同時
    【例】:I dislike talking.(私はしゃべるのが嫌いだ)
    →「しゃべる」のと「嫌う」のはほぼ同時に起こる

【型】:主語 + avoid + ing形(主語は自分が〜することを避ける)
【例】:I avoid talking.(私は自分がしゃべることを避ける)
【型】:主語 + consider + ing形(主語は自分が〜することを考える)
【例】:I consider talking.(私は自分がしゃべることを考える)
【型】:主語 + deny + ing形(主語は自分が〜することを否定する)
【例】:He denies talking with you.(あなたと話をしたことを彼は否定している)
【型】:主語 + dislike + ing形(主語は自分が〜することを嫌悪する)
【例】:I dislike talking.(私は自分がしゃべることを嫌悪する)
【型】:主語 + enjoy + ing形(主語は自分が〜することを楽しむ)
【例】:I enjoy talking.(私は自分がしゃべることを楽しむ)
【型】:主語 + feel like + ing形(主語は自分が〜したいを考える)
【例】:I feel like talking.(私はしゃべりたい)
【型】:主語 + finish + ing形(主語は自分が〜することを終える)
【例】:I finish talking.(私は自分がしゃべることを終える)
【型】:主語 + imagine + ing形(主語は自分が〜することを想像する)
【例】:I imagine talking.(私は自分がしゃべることを想像する)
【型】:主語 + mind + ing形(主語は自分が〜することを気にする)
【例】:I mind talking.(私は自分がしゃべることを気にする)
【型】:主語 + practice + ing形(主語は自分が〜することを練習する)
【例】:I practice talking.(私は自分がしゃべることを練習する)
【型】:主語 + quit + ing形(主語は自分が〜することを止める)
【例】:I quit talking.(私は自分がしゃべることを止める)

"imagine"と"mind"は目的語ありの「主語 + 動詞 + 目的語 + ing形」も可能です。「主語 + imagine + 目的語 + ing形」の場合、意味は「主語は目的語が〜することを想像する」です→【参照】:ing形と相性が良い動詞……【構文】:「主語 + 動詞 + 目的語 + ing形」

【例文】:I imagine you talking.
【和訳】:私はあなたがしゃべっているところを想像する。
→想像するのは主語の「私」、しゃべるのは目的語の「あなた」

【例文】:I don't mind you talking.
【和訳】:私はあなたがしゃべるのが気になる
→気になるのは主語の「私」、しゃべるのは目的語の「あなた」、"mind"は主に否定文と疑問文で使う

【構文】:「主語 + 知覚動詞 + 目的語 + ing形」
ing形と相性が良い(3)動詞 この項目の先頭へ↑

"see"(見る)や"hear"(聞く)などの知覚動詞の場合、目的語の次の動詞はたいてい"to"のない不定詞(原形不定詞)を使います。ing形を使うと、見る、聞く、触る、嗅ぐ対象の動作や状態が目下進行中であることを強調します→【参照】: 『「知覚動詞 + 目的語 + 原形不定詞/ing形」

同じ知覚動詞で【味覚】を表わす"taste"は、目的語の次に動詞を使うことはありません→【参照】: 『「知覚動詞」って何だっけ?【味覚】を表わす"taste"

「主語 + 動詞 + 目的語 + ing形」の型を取る主な知覚動詞
  • 【視覚】:see, watch, notice(目で見て気づく), observe(目で見て気づく)
  • 【聴覚】:hear
  • 【触覚】:feel
  • 【嗅覚】:smell
ポイント
  1. ing形の主語は動詞の目的語
    【例】:I hear you talking.(私はあなたがしゃべっているのを聞く)
    →「しゃべる」のは「あなた」、「聞く」のは主語の「私」
  2. 時間的に見て、ing形が表わす動作や状態はたいてい、述語の動詞の動作とほぼ同時
    【例】:I hear you talking.(私はあなたがしゃべっているのを聞く)
    →「しゃべる」のと「聞く」のはほぼ同時に起こる

【型】:主語 + see + 目的語 + ing形(目的語が〜しているのを主語が見る)【視覚】
【例】:I saw you laughing.(私はあなたが笑っているのが見えた)
【型】:主語 + watch + 目的語 + ing形(目的語が〜しているのを主語が見る)【視覚】
【例】:I watched you laughing.(私はあなたが笑っているのを見た)
【型】:主語 + notice + 目的語 + ing形(目的語が〜しているのを主語が気づく)【視覚】
【例】:I noticed you laughing.(私はあなたが笑っているのに気づいた)
【型】:主語 + observe + 目的語 + ing形(目的語が〜しているのを主語が気づく)【視覚】
【例】:I observed you laughing.(私はあなたが笑っているのに気づいた)
【型】:主語 + hear + 目的語 + ing形(目的語が〜しているのを主語が聞く)【聴覚】
【例】:I heard you laughing.(私はあなたが笑っているのが聞こえた)
【型】:主語 + feel + 目的語 + ing形(目的語が〜しているのを主語が感じる)【触覚】
【例】:I felt you shaking.(私はあなたが震えているのを感じた)
【型】:主語 + smell + 目的語 + ing形(目的語が〜しているのを主語がにおいで感じる)【嗅覚】
【例】:I smelled something burning.(私は何かが焦げているにおいを感じた)

【例】のing形はすべて進行中の動作を表わします。「あなた」が「笑っている最中である」「震えている最中である」「何か」が「焦げている最中である」ことを暗示します。"to"のない不定詞(原形不定詞)を使うと、完了した動作を表わします。「あなた」が「笑っていた」「震えていた」ことを暗示します。

【嗅覚】を表わす"smell"に限り、"to"のない不定詞(原形不定詞)は通例使いません。目的語の次の動詞をing形を使います。構文は「主語 + can + smell + 目的語 + ing形」です→【参照】: 『「知覚動詞」って何だっけ?【嗅覚】を表わす"smell"

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ

to不定詞もing形も取る動詞

ゼロから始める動詞(9)
to不定詞もing形も取る動詞
先頭へ

to不定詞とing形の両方を取る動詞

【目次】:to不定詞もing形も使える動詞

《動詞》の中にはto不定詞とing形の両方に結び付くものがあります。

たとえば、"intend"は「I intend + to不定詞」でも「I intend + ing形」でも意味はほぼ同じ。「私は自分が〜するつもりだ」です。

次に置くのがto不定詞とing形で意味が変化する《動詞》もあります。"I stop to take eyedrops."の意味は「目薬をさすために手を休める」ですが、"I stop taking eyedrops."の意味は「目薬をさすのを途中でやめる」です。

次にto不定詞とing形のどちらも置ける《動詞》をまとめます。

意味の変化なし(begin, continue, intend, like, love, start)
to不定詞もing形も取る動詞(1) この項目の先頭へ↑

次にto不定詞が来てもing形が来ても、意味に変化がほとんど生じない《動詞》をまとめます。

「主語 + 動詞 + 目的語 + to不定詞/ing形」の型を取る主な動詞
  • begin(始める)
  • continue(続ける)
  • intend(〜するつもり)
  • like(好きだ)
  • love(好きだ)
  • start(始める)
ポイント
  1. to不定詞もing形も主語は、文全体の主語と同じ
    【例】:I like to talk. = I like talking.(私はしゃべることが好きだ)
    →「しゃべる」のも「好きである」のも主語の「私」
  2. 時間的に見て、to不定詞やing形が表わす動作や状態はたいてい、述語の動詞の動作や状態とほぼ同時
    【例】:I like to talk. = I like talking.(私はしゃべることが好きだ)
    →「しゃべる」のと「好きである」のはほぼ同時に起こる

【型】:主語 + begin + to不定詞/ing形(主語は自分が〜することを始める)
【例】:I begin to talk. = I begin talking.(私はしゃべり始める)
【型】:主語 + continue + to不定詞/ing形(主語は自分が〜することを続ける)
【例】:I continue to talk. = I continue talking.(私はしゃべり続ける)
【型】:主語 + intend + to不定詞/ing形(主語は自分が〜するつもりだ)
【例】:I intend to talk. = I intend talking.(私はしゃべるつもりだ)
【型】:主語 + like + to不定詞/ing形(主語は自分が〜することが好きだ)
【例】:I like to talk. = I like talking.(私はしゃべることが好きだ)
【型】:主語 + love + to不定詞/ing形(主語は自分が〜することが好きだ)
【例】:I love to talk. = I love talking.(私はしゃべることが好きだ)
【型】:主語 + start + to不定詞/ing形(主語は自分が〜することを始める)
【例】:I start to talk. = I start talking.(私はしゃべり始める)

"begin, start"は後に続く《動詞》が理解を表わす"know, realize, see, understand"の場合、to不定詞を使うほうが普通です。

【例文】:台風による被害か予想以上にひどいことがわかり始めていた。
【 △ 】:We began realizing that the typhoon caused more damage than we had expected.
【 ○ 】:We began to realize that the typhoon caused more damage than we had expected.
→"to realize"のほうが普通

【例文】:熱が風邪によるものではないとわかりかけていた。
【 △ 】:I started knowing that the high fever wasn't induced by a cold.
【 ○ 】:I started to know that the high fever wasn't induced by a cold.
→"to know"のほうが普通

"like love"は助動詞wouldを前に置く場合、to不定詞を使うほうが普通です。

【例文】:目標のない旅をするのが好きです。
【 ○ 】:I like to take an aimless tirp.
【 ○ 】:I like taking an aimless tirp.
→"to take"も"taking"もOK
【例文】:無重力を体験してみたいものだ。
【 △ 】:I would like experiencing zero gravity.
【 ○ 】:I would like to experience zero gravity.
→"to experience"が普通

意味の変化あり
to不定詞もing形も取る動詞(2) この項目の先頭へ↑

【目次】:to不定詞とing形で意味が変化する動詞

数はそれほど多くはありませんが、次に来るのがto不定詞かing形かで意味が微妙に変化する《動詞》もあります。

目的語があるかないか(advise, allow, forbid, permit)
to不定詞もing形も取る動詞(2):意味の変化あり(1) この項目の先頭へ↑

通例、目的語がある場合はto不定詞を使い、目的語がない場合はing形を使う《動詞》をまとめます。

目的語のあるなしでto不定詞かing形かに分かれる動詞
  • advise(勧める)
  • allow(許す)
  • permit(許す)
  • forbid(禁止する)
ポイント
  1. ing形の主語は「誰でも」
    【例】:I allow talking.(話をするのを許可する)
    →「許可する」のは主語の「私」、「しゃべる」のは「誰でも」
  2. to不定詞の主語は動詞の目的語
    【例】:I allow you to talk.(あなたが話をするのを私が許可する)
    →「許可する」のは主語の「私」、「しゃべる」のは「あなた」

【型】:主語 + advise + to不定詞(〜することを主語が勧める)
【例】:I advise taking a rest.(私はみんなに一休みすることを勧める)
目的語なし→忠告する相手は不特定(全員)
【型】:主語 + advise + 目的語 + to不定詞(目的語が〜することを主語が勧める)
【例】:I advise you to take a rest.(私はあなたが一休みすることを勧める)
目的語あり→忠告する相手を限定

【型】:主語 + allow + ing形(〜することを主語が許す)
【例】:I allow going to school.(私は誰でも登校することを許可する)
目的語なし→許可する相手は不特定
【型】:主語 + allow + 目的語 + to不定詞(目的語が〜することを主語が許す)
【例】:I allow you to to go to school.(私はあなたが登校することを許可する)
目的語あり→許可する相手を限定

【型】:主語 + permit + ing形(〜することを主語が許す)
【例】:I permit going to school.(私は誰でも登校することを許可する)
目的語なし→許可する相手は不特定
【型】:主語 + permit + 目的語 + to不定詞(目的語が〜することを主語が許す)
【例】:I permit you to to go to school.(私はあなたが登校することを許可する)
目的語あり→許可する相手を限定

【型】:主語 + forbid + ing形(〜することを主語が禁止する)
【例】:I forbid going to school.(私は誰でも登校することを禁止する)
目的語なし→禁止する相手は不特定
【型】:主語 + forbid + 目的語 + to不定詞(目的語が〜することを主語が禁止する)
【例】:I forbid you to go to school.(私はあなたが登校することを禁止する)
目的語あり→禁止する相手を限定

過去か未来か(forget, regret, remember)
to不定詞もing形も取る動詞(2):意味の変化あり(2) この項目の先頭へ↑

通例、これからの話をto不定詞で表わし、すでにすませた話をing形でを表わす代表的な《動詞》をまとめます。

これからの話をto不定詞、すませた話し手をing形で表わす主な動詞
  • forget(忘れる)
  • regret(後悔する)
  • remember(覚えている)
ポイント
  1. ing形はすませたことを指す
    【例】:I remember talking.(しゃべったことを覚えている)
    →「しゃべった」のは昔
  2. to不定詞はこれからのことを指す
    【例】:I remember to talk.(これからしゃべることを覚えている)
    →「しゃべる」のはこれから

【型】:主語 + forget + to不定詞(主語が〜することを忘れる)
【例】:I forget to send email.(私はメールを送るのをよく忘れる)
これから行うこと→to不定詞
【型】:主語 + forget + ing形(主語が〜したことを忘れる)
【例】:I forget sending email.(私はメールを送ったことを忘れている)
もうすませたこと→ing形

【型】:主語 + regret + to不定詞(主語が〜することを残念に思う)
【例】:I regret to go home.(残念ですが私は帰ります)
これから行うこと→to不定詞
【型】:主語 + regret + ing形(主語が〜したことを後悔する)
【例】:I regret going home.(私は家に帰ったことを後悔します)
もうすませたこと→ing形

【型】:主語 + remember + to不定詞(主語が〜することを覚えている)
【例】:I remember to send email.(私は忘れずにメールを送る)
これから行うこと→to不定詞
【型】:主語 + remember + ing形(主語が〜したことを覚えている)
【例】:I remember sending email.(私はメールを送ったことを覚えている)
もうすませたこと→ing形

意味の変化あり……目的語がto不定詞とing形で意味が変化する動詞
to不定詞もing形も取る動詞(2):意味の変化あり(3) この項目の先頭へ↑

不定詞とing形の両方と結び付き、それぞれ別の意味を表わす《動詞》をまとめます。

to不定詞とing形で意味が異なる主な動詞
  • learn(〜するようになる、〜を学ぶ)
  • mean(〜するつもりだ、〜を意味する)
  • stop(〜するために中止する、〜することを中止する)
  • try(努力して〜しようとする、試しに〜してみる)
ポイント
  1. to不定詞もing形も主語は、文全体の主語と同じ
    【例】:I learn to sepak English.(英語がしゃべれるようになる)
    →「しゃべる」のも「〜するようなる」のも主語の「私」
    【例】:I learn speaking English.(英語をしゃべるのを学ぶ)
    →「しゃべる」のも「学ぶ」のも主語の「私」

【型】:主語 + learn + to不定詞(主語が〜するようになる)
【例】:I learn to swim.(私は泳げるようになる)
「どうなるかの」(状態の変化)を表わす→to不定詞
【型】:主語 + learn + ing形(主語が〜することを学ぶ)
【例】:I learn swimming.(私は泳ぐことを学ぶ)
「何を学ぶのか」(学ぶ対象)を表わす→ing形

【型】:主語 + mean + to不定詞(主語が〜するつもりだ)
【例】:I mean to move.(私は引っ越しをするつもりです)
「人の意図」を表わす→to不定詞
【型】:主語 + mean + ing形(主語が〜いうことを結果的に意味する)
【例】:The snow means causing traffic obstruction.(雪は結果的に交通の乱れを意味する)
「物事の結果」を表わす→ing形

【型】:主語 + stop + to不定詞(主語が〜するために中止する)
【例】:I stop to take a rest.(私は一休みするために立ち止まる)
「中止した目的」を表わす→to不定詞
【型】:主語 + stop + ing形(主語が〜することを中止する)
【例】:I stop taking a rest.(私は一休みすることを中止した(= 休みを終えた))
「中止する行為」を表わす→ing形

【型】:主語 + try + to不定詞/ing形(主語が努力して〜しようとする)
【例】:I try to take the medicine. = I try taking the medicine.(私は薬を飲もうと努力します)
「努力」を表わす→to不定詞かing形
【型】:主語 + try + ing形(主語が試しに〜してみる)
【例】:I try taking the medicine.(私は効くかどうか試しに薬を飲んでみる)
確認のための「試行」→ing形

"try"は意味が「努力して〜しようとする」の場合のみ、to不定詞もing形も使えます。

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ

間違えやすい構文を取る動詞

ゼロから始める動詞(10)
間違えやすい構文を取る動詞
先頭へ

前置詞を間違えやすい動詞

和訳、英訳で間違えやすい構文を作る《動詞》をまとめます。

「〜を」を"of 〜"で表わす動詞
目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(11)
間違えやすい構文を取る動詞(1)
「〜を」を"of 〜"で表わす(remind, inform, etc)
先頭へ

「主語 + 動詞 + 目的語 + of 〜」の構文を作る動詞

「〜を」を"of 〜"で表わす動詞

いずれの《動詞》も目的語の次に"of"が続くことがあります。"of 〜"が事実上もう一つの目的語を表わし、意味は「〜を」です。

remind
間違えやすい構文を取る動詞:「〜を」を"of 〜"で表わす(1) この項目の先頭へ↑

"remind"の意味は「主語が原因で人が思い出す」です。「思い出す内容」を"of 〜"で表わします。所有や所属を表わす"of"(〜の、〜に属している)ではありません。

# 主語 + remind + 人 + of 〜(主語が原因で人は〜を思い出す)

【例文】:A baked fish dish reminds me of my hometown.
【 × 】:焼き魚料理は私の故郷私を思い出す
【 ○ 】:焼き魚料理を食べると故郷思い出す
→「私」が思い出すのは「故郷(my hometown)」、"of 〜"の意味は「〜を」

"of 〜"の代わりにthat節も可能です。that節にはやはり「思い出す内容」を置きます。

【例文】:A baked fish dish reminds me that we camped at the beach.
【和訳】:焼き魚を食べると海辺でのキャンプをしたことを思い出す

inform
間違えやすい構文を取る動詞:「〜を」を"of 〜"で表わす(2) この項目の先頭へ↑

"inform"の意味は「主語が人に知らせる」です。「知らせる内容」を"of 〜"で表わします。所有や所属を表わす"of"(〜の、〜に属している)ではありません。"of"の代わりに"about"を使うこともできます。

# 主語 + inform + 人 + of 〜(主語が人に〜を知らせる、主語のおかげで人は〜を知る)
# 主語 + inform + 人 + about 〜(主語が人に〜を知らせる、主語のおかげで人は〜を知る)

【例文】:You should inform our teacher of the broken window.
【例文】:You should inform our teacher about the broken window.
【 × 】:あなたは割れた窓私たちの先生に伝えるべきだ。
【 ○ 】:割れた窓ガラスのこと担任の先生に言っておくべきだ。
→先生に「伝える内容」は「割れた窓ガラス」(the broken window)、"of 〜", "about 〜"の意味は「〜を」

"of 〜"や"about 〜"の代わりにthat節も可能です。that節にはやはり「知らせる内容」を置きます。

【例文】:You should inform our teacher that you broke the window.
【和訳】:窓ガラスを割ったことを担任の先生に言っておくべきだ。
→先生に「伝える内容」は「あなたが窓ガラスを割ったこと」(you broke the window)

"of 〜"や"about 〜"なしでもOKです。特に、「知らせる内容」を明示しないときには"of 〜"を使いません。

【例文】:You should inform our teacher when you broke a window.
【和訳】:窓ガラスを割ってしまったら、担任の先生に言っておくべきだ。
→先生に具体的に何と言うのかは不明

rob
間違えやすい構文を取る動詞:「〜を」を"of 〜"で表わす(3) この項目の先頭へ↑

"rob"の意味は「主語が人から奪う」です。「奪うもの、盗むもの」を"of 〜"で表わします。所有や所属を表わす"of"(〜の、〜に属している)ではありません。

# 主語 + rob + 人 + of 〜(主語が人から〜を奪う、主語が人の〜を盗む)

【例文】:That monkey robbed me of my glasses.
【 × 】:あの猿が私のメガネ私を奪った
【 ○ 】:あの猿が私のメガネ取って行った
→「猿」が取って行ったものは「私のメガネ」(my glasses)、"of 〜"の意味は「〜を」

"of 〜"なしもOKです。特に、「奪うもの、盗むもの」を明示しないときには"of 〜"を使いません。

【例文】:A man with a knife robbed a convenience store.
【和訳】:ナイフを持った男がコンビに押し入った
→男が何を盗んだかは不明

"rob"は受動態でもよく使います。

【例文】:Children should not be robbed of their futures.
(= No one should rob children of their futures.)
【 × 】:子供たちは彼らの未来の奪われるべきではない。
【 ○ 】:子供たちの未来を奪ってはならない。
→「子供たち」が奪われるものは「未来」(their futures)、"of 〜"の意味は「〜を」

deprive
間違えやすい構文を取る動詞:「〜を」を"of 〜"で表わす(4) この項目の先頭へ↑

"deprive"の意味は「主語が人から奪う、奪い去る」です。「奪うもの、奪い去るもの」を"of 〜"で表わします。所有や所属を表わす"of"(〜の、〜に属している)ではありません。

# 主語 + deprive + 人 + of 〜(主語が人から〜を奪う、奪い去る)

【例文】:The tsunami deprived me of my house and ship.
【 × 】:津波は私の家と船私を奪った
【 ○ 】:津波は私の家と船奪って行った
→「津波」が奪って行ったものは「私の家と船」(my house and ship)、"of 〜"の意味は「〜を」

"deprive"は受動態でもよく使います。

【例文】:No one should be deprived of the right to vote.
(= You should not deprive any one of the right to vote.)
【 × 】:いかなる人物でも投票する権利の奪われるべきではない。
【 ○ 】:いかなる人物でも投票する権利を奪われるべきではない。
→「いかなる人物」が奪われるものは「投票する権利」(the right to vote)、"of 〜"の意味は「〜を」

defraud
間違えやすい構文を取る動詞:「〜を」を"of 〜"で表わす(5) この項目の先頭へ↑

"defraud"の意味は「主語が人からだまし取る、主語が詐欺で人の〜を取る」です。「だまし取ったもの」を"of 〜"で表わします。所有や所属を表わす"of"(〜の、〜に属している)ではありません。"of 〜"の代わりに"out of 〜"を使うこともあります。

# 主語 + defraud + 人 + of 〜(主語が人から〜をだまし取る、主語が詐欺で人の〜を取る)

"cheat"もほぼ同じ意味を表わします。"defraud"のほうがやや堅苦しいニュアンスです→【参照】: 『「〜を」を"of 〜"で表わす……cheat

【例文】:The man defrauded several elderly people of over ten million yen.
【例文】:The man defrauded several elderly people out of over ten million yen.
【 × 】:男が一千万円以上数人の年をとった人々をだました
【 ○ 】:男が数人のお年寄りから一千万円以上だまし取った
→「男」がだまし取ったものは「一千万円以上」(over ten million yen)、"of 〜", "out of 〜"の意味は「〜を」

"of 〜"や"out of 〜"なしもOKです。特に、「だまし取ったもの」を明示しないときには"of 〜"や"out of 〜"を使いません。

【例文】:Two men were arrested for defrauding the insurance company.
【和訳】:保険会社をだました容疑で二人の男が逮捕された。
→だまし取った額は不明

"defraud"は受動態でもよく使います。

【例文】:I was defrauded of a million yen in the remittance fraud.
(= Someone defrauded me of a million yen in the remittance fraud.)
【 × 】:振り込め詐欺において百万円のをだまし取られた
【 ○ 】:振り込め詐欺で百万円をだまし取られた
→「私」がだまし取られたものは「百万円」(a million yen)、"of 〜"の意味は「〜を」

cheat
間違えやすい構文を取る動詞:「〜を」を"of 〜"で表わす(6) この項目の先頭へ↑

"cheat"の意味は「主語が人からだまし取る、主語が詐欺で人の〜を取る」です。「だまし取ったもの」を"of 〜"で表わします。所有や所属を表わす"of"(〜の、〜に属している)ではありません。"of 〜"の代わりに"out of 〜"を使うこともあります。

# 主語 + cheat + 人 + of 〜(主語が人から〜をだまし取る、主語が詐欺で人の〜を取る)

"defraud"もほぼ同じ意味を表わします。"defraud"のほうがやや堅苦しいニュアンスです→【参照】: 『「〜を」を"of 〜"で表わす……defraud

【例文】:The lawyer cheated some of his clients of several million yen.
【例文】:The lawyer cheated some of his clients out of several million yen.
【 × 】:弁護士は数百万円数人の依頼人をだました
【 ○ 】:弁護士は数人の依頼人から数百万円だまし取った
→「弁護士」がだまし取ったものは「数百万円」(several million yen)、"of 〜", "out of 〜"の意味は「〜を」

"of 〜"や"out of 〜"なしもOKです。特に、「だまし取ったもの」を明示しないときには"of 〜"や"out of 〜"を使いません。

【例文】:Maybe the taxi driver cheated you by taking a longer road.
【和訳】:たぶん、タクシーの運転手はわざと遠回りをしてあなたをだましたんだよ
→だまし取った額は不明

【例文】:Don't cheat in exams.
【和訳】:試験でカンニングは厳禁だよ。
→"cheat in 〜"の意味は「〜で不正行為を行う」

"cheat"は受動態でもよく使います。

【例文】:I was cheated of my small savings for old age.
(= Someone cheated me of my small savings for old age.)
【 × 】:小さな老後の蓄えのをだまし取られた
【 ○ 】:なけなしの老後の蓄えをだまし取られた
→「私」がだまし取られたものは「なけなしの老後の蓄え」(= my small savings for old age)、"of 〜"の意味は「〜を」

cure
間違えやすい構文を取る動詞:「〜を」を"of 〜"で表わす(7) この項目の先頭へ↑

"cure"の意味は「主語が人を治療する、完治させる」です。「治療すべき病気、悪い癖」を"of 〜"で表わします。所有や所属を表わす"of"(〜の、〜に属している)ではありません。

# 主語 + cure + 人 + of 〜(主語が人の〜を治療する、完治させる)

【例文】:The latest medical treatment cured my son of asthma.
【 × 】:最新の治療はぜんそく息子を治療した
【 ○ 】:最新の治療のおかけで息子のぜんそくが完治した
→完治したのは「ぜんそく」(asthma)、"of 〜"の意味は「〜を」

"of 〜"なしもOKです。たいてい、目的語には「治療すべき物事」を置きます。

【例文】:In some cases exercise can cure anxiety or depression.
【和訳】:身体を動かすことによって不安や鬱を取り除くことができる場合がある。
→"cure"の目的語は"anxiety or depression"(不安や鬱)

"cure"は受動態でもよく使います。

【例文】:Some of the patients were cured of diabetes with the herbal medicine.
【和訳】:患者の一部は漢方薬によって糖尿病を完治しました
→完治したのは「糖尿病」(diabetes)、"of"の意味は「〜を」

relieve
間違えやすい構文を取る動詞:「〜を」を"of 〜"で表わす(8) この項目の先頭へ↑

"relieve"の意味は「主語が人を取り除く、除去する」です。「取り除く対象」を"of 〜"で表わします。所有や所属を表わす"of"(〜の、〜に属している)ではありません。

# 主語 + relieve + 人 + of 〜(主語が人の〜を取り除く、除去する)

【例文】:Smoking may relieve you of stress but can disturb other people.
【 × 】:喫煙はストレスあなたを軽減するかもしれないけれど、他の人達を妨げることができる。
【 ○ 】:喫煙はストレスを軽減するかもしれないけど、他人に迷惑をかけることになる。
→軽減するのは「ストレス」(stress)、"of 〜"の意味は「〜を」

"relieve"は主語に人を使うこともできます。

【例文】:The psychiatrist advised me to relieve my child of the burden of attending school.
【 × 】:精神科医は学校に行くという負担子供を取り除くようにアドバイスした。
【 ○ 】:精神科医は学校に行くのが義務だという心の負担子供から取り除くようにアドバイスしてくれた。
→取り除くのは「心の負担」(burden)、"of 〜"の意味は「〜を」

"of 〜"なしもOKです。たいてい、目的語には「取り除く対象」を置きます。

【例文】:I wonder if drinking or overeating can really relieve stress.
【和訳】:酒ややけ食いが本当にストレスを解消してくれるんだろうか。
→"relieve"の目的語は"stress"(ストレス)

「荷物を持ちましょう」という決まり文句で"relieve"を使うことがあります。やや堅苦しい表現です。

【例文】:Let me relieve you of the cardboard box.※やや堅苦しい
(= I'll carry the cardboard box for you.)
【 × 】:そのダンボール箱あなたを軽減させて下さい。
【 ○ 】:そのダンボール箱をお持ちしましょう。
→軽減する(持つ)のは「ダンボール箱」(cardboard box)、"of 〜"の意味は「〜を」

clear
間違えやすい構文を取る動詞:「〜を」を"of 〜"で表わす(9) この項目の先頭へ↑

《動詞》の"clear"の意味は「主語が場所を片づける、きれいにする」です。「片づける対象」を"of 〜"で表わします。所有や所属を表わす"of"(〜の、〜に属している)ではありません。「片づける対象」を目的語、場所を"from 〜"で表わすこともできます。

# 主語 + clear + 場所 + of 〜(主語が場所の〜を片づける、きれいにする)
# 主語 + clear 〜 from 場所(主語が場所から〜を片づける、きれいにする)

"clear"は特に「あってはならないものを取り除く」の意味でよく使います。

【例文】:It may take several months to clear the whole town of rubble and trash.
(= It may take several months to clear rubble and trash from the whole town.)
【 × 】:瓦礫とゴミ町全体を取り除くには数カ月かかるだろう。
【 ○ 】:街中の瓦礫とゴミを片づけるには数カ月かかるだろう。
→片づけるのは「瓦礫とゴミ」(rubble and trash)、"of 〜"の意味は「〜を」

"clear"は"of 〜"なしでテーブルの上の書類や食器などを整理整頓する、片づけるの意味でもよく使います。

【例文】:Clear the table yourself after eating.
【和訳】:食事が終ったら自分でテーブルの食器を片づけなさい
【例文】:Clear the dishes on the table yourself after eating.
【和訳】:食事が終ったら自分でテーブルの皿を片づけなさい

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(12)
間違えやすい構文を取る動詞(2)
「〜を」を"with 〜"で表わす(help, provide, etc)
先頭へ

「主語 + 動詞 + 目的語 + with 〜」の構文を作る動詞

「〜を」を"with 〜"で表わす動詞

いずれの《動詞》も目的語の次に"with"が続くことがあります。"with 〜"が事実上もう一つの目的語を表わし、意味は「〜を」です。

help
間違えやすい構文を取る動詞:「〜を」を"with 〜"で表わす(1) この項目の先頭へ↑

"help"の意味は「主語が〜に関して人を助ける」です。「助ける内容」を"with 〜"で表わします。手段や随伴を表わす"with 〜"(〜で、〜と一緒に)ではありません。

# 主語 + help + 人 + with 〜(主語が人の〜を助ける)

【例文】:Our class representative helped us with cleaning our classroom after school.
(= Our class representative helped us to clean our classroom after school.)
【 × 】:放課後、私たちの教室の掃除私たちを学級委員長が助けた
【 × 】:放課後、私たちの教室の掃除と一緒に私たちを学級委員長が助けた
【 ○ 】:放課後の教室の掃除学級委員長が手伝ってくれた
→"with"の意味は「〜を、〜に関して」

provide
間違えやすい構文を取る動詞:「〜を」を"with 〜"で表わす(2) この項目の先頭へ↑

"provide"の意味は「主語が人に〜を与える」です。「与える物」を"with 〜"で表わします。手段や随伴を表わす"with 〜"(〜で、〜と一緒に)ではありません。

# 主語 + provide + 人 + with 〜(主語が人に〜を与える)

【例文】:The public hall provided people displaced by the typhoon with supper and blankets.
【 × 】:公民館は台風によって避難した人々に夕食と毛布供給しました
【 × 】:公民館は夕食と毛布と一緒に台風によって避難した人々に供給しました
【 ○ 】:公民館は台風で避難して来た人々に食事と毛布供与しました
→"with"の意味は「〜を」

"for 〜"で「与える相手」を表わすこともできます。この時、"provide"の目的語は「与える物」です。

# 主語 + provide + A + with 〜(主語がAに〜を与える)
# 主語 + provide + 〜 + for A (主語が〜をAに与える)

【例文】:The public hall provided people displaced by the typhoon with supper and blankets.
【和訳】:公民館は台風で避難して来た人々に食事と毛布供与しました
【例文】:The public hall provided supper and blankets for people displaced by the typhoon.
【和訳】:公民館は食事と毛布を台風で避難して来た人々供与しました

supply
間違えやすい構文を取る動詞:「〜を」を"with 〜"で表わす(3) この項目の先頭へ↑

"supply"の意味は「主語が人に〜を与える」です。「与える物」を"with 〜"で表わします。手段や随伴を表わす"with 〜"(〜で、〜と一緒に)ではありません。

# 主語 + supply + 人 + with 〜(主語が人に〜を与える)

【例文】:Solar panels cannot yet supply each house with enough electricity.
【 × 】:ソーラーパネルが各家庭に充分な電気供給することはまだできない。
【 × 】:ソーラーパネルが充分な電気と一緒に各家庭に供給することはまだできない。
【 ○ 】:ソーラーパネルが各家庭に充分な電気供給することはまだ無理だ。
→"with"の意味は「〜を」

"to 〜"で「与える相手」を表わすこともできます。この時、"supply"の目的語は「与える物」です。

# 主語 + supply + A + with 〜(主語がAに〜を与える)
# 主語 + supply + 〜 + to A(主語が〜をAに与える)

【例文】:Solar panels cannot yet supply each house with enough electricity.
【和訳】:ソーラーパネルが各家庭に充分な電気供給することはまだ無理だ。
【例文】:Solar panels cannot yet supply enough electricity to each house.
【和訳】:ソーラーパネルが充分な電気を各家庭供給することはまだ無理だ。

equip
間違えやすい構文を取る動詞:「〜を」を"with 〜"で表わす(4) この項目の先頭へ↑

"equip"の意味は「主語が〜を人や物に装備する、備えさせる」です。「装備する内容」を"with 〜"で表わします。手段や随伴を表わす"with 〜"(〜で、〜と一緒に)ではありません。

# 主語 + equip + 人や物 + with 〜(主語が人や物に〜を装備する)

【例文】:We equipped ourselves with the weapons to prepare for enemy attack.
【 × 】:私達は敵の攻撃に準備して武器我々自身を装備した
【 × 】:私達は敵の攻撃に準備して武器と一緒に我々自身を装備した
【 ○ 】:我々は敵襲に備えて武器装備した
→"with"の意味は「〜を、〜に関して」

"equip"はよく受動態で使います。意味は「〜を装備している、〜を備えている、〜が付いている、〜が付属している」です。

# 主語 + be equipped + with 〜(主語が〜を装備している、主語に〜が付属している)

【例文】:This convenience store is equipped with a pharmacy.
【和訳】:ここのコンビニには調剤薬局が入っている

issue
間違えやすい構文を取る動詞:「〜を」を"with 〜"で表わす(5) この項目の先頭へ↑

"issue"の意味は「主語が〜を人に与える、主語が人に〜を支給する」です。「与える物」を"with 〜"で表わします。手段や随伴を表わす"with 〜"(〜で、〜と一緒に)ではありません。

# 主語 + issue + 人 + with 〜(主語が人に〜を支給する)

【例文】:The city issued all pupils with a personal alarm.
【 × 】:市は防犯ブザーと一緒にすべての児童を与えた
【 × 】:市は防犯ブザーすべての児童を与えた
【 ○ 】:市は児童全員に防犯ブザー支給した
→"with"の意味は「〜を」

"issue"はよく受動態で使います。意味は「〜を与えられる、〜を支給される、〜を配給される、〜を発行される」です。

# 主語 + be issued + with 〜(主語が〜を与えられる、主語が〜を発行される)

【例文】:All visitors were issued with a temporary identity card.
【和訳】:見学者には全員仮のIDカードが発行された

present
間違えやすい構文を取る動詞:「〜を」を"with 〜"で表わす(6) この項目の先頭へ↑

"present"の意味は「主語が〜を人に贈呈する、主語が人に〜を進呈する」です。「与える物」を"with 〜"で表わします。手段や随伴を表わす"with 〜"(〜で、〜と一緒に)ではありません。

# 主語 + present + 人 + with 〜(主語が人に〜を贈呈する、主語が人に〜を進呈する)

"present"は特に、儀式や大会などで賞金や賞状を贈呈するときや、長く記念品として残るトロフィーなどを授与することを表わします。

【例文】:The government presented the doctor with a medal in gratitude for his long-term voluntary medical services.
【 × 】:長年に渡るボランティアの医療活動に感謝の意を表わして政府は医師に勲章贈呈した。
【 × 】:長年に渡るボランティアの医療活動に感謝の意を表わして政府は医師に勲章と一緒に贈呈した。
【 ○ 】:長年に渡るボランティアの医療活動に感謝の意を表わして政府は医師に勲章を贈呈した

"to 〜"で「贈呈する相手」を表わすこともできます。この時、"present"の目的語は「贈呈する物」です。

# 主語 + present + A + with 〜(主語がAに〜を贈呈する、主語がAに〜を進呈する)
# 主語 + present + 〜 + to A(主語が〜をAに贈呈する、主語が〜をAに進呈する)

【例文】:The homeroom teach presented each student with a graduate yearbook.
【和訳】:担任の先生は生徒一人一人に卒業アルバムを贈呈した
【例文】:The homeroom teach presented a graduate yearbook to each student.
【和訳】:担任の先生は卒業アルバムを生徒一人一人に贈呈した

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(13)
間違えやすい構文を取る動詞(3)
「原因や理由」を"for 〜"で表わす(blame, criticize, etc)
先頭へ

「主語 + 動詞 + 目的語 + for 〜」の構文を作る動詞

「原因や理由」を"for 〜"で表わす動詞

いずれの《動詞》も目的語の次に"for"が続くことがあります。"for 〜"が非難や怒りの「原因や理由」を表わします。たいてい、非難や怒りの「原因や理由」はすでに発生した出来事です。

blame
間違えやすい構文を取る動詞:「原因や理由」を"for 〜"で表わす(1) この項目の先頭へ↑

"blame"の意味は「主語が〜に関して人を非難する」です。「非難する原因や理由」を"for 〜"で表わします。目的や利益を表わす"for 〜"(〜のために)ではありません。

# 主語 + blame + 人 + for 〜(主語が〜のことで人を非難する)

似た意味の"criticize"と比べると、"blame"は特に責任問題で相手の無責任さを非難するときによく使います。

【例文】:The public health center blamed the box lunch shop for the food poisoning.
【 × 】:保健所はその食中毒のためにその弁当店を非難した
【 ○ 】:保健所は食中毒の原因はその弁当店にあると非難した
→"for"の意味は「〜のことで、〜に関して」

"blame"の場合、"on"で「非難する相手や対象」を表わすこともできます。この時、"blame"の目的語は「非難する原因や理由」です。

# 主語 + blame + A + for 〜(主語がAを〜のことで非難する)
# 主語 + blame + 〜 + on A(主語が〜のことでAを非難する)

【例文】:The public health center blamed the food poisoning on the box lunch shop.
【例文】:The public health center blamed the box lunch shop for the food poisoning.
【和訳】:保健所は食中毒の原因はその弁当店にあると非難した
→"on"の意味は「〜を」

criticize
間違えやすい構文を取る動詞:「原因や理由」を"for 〜"で表わす(2) この項目の先頭へ↑

"criticize"の意味は「主語が〜に関して人を非難する」です。「非難する原因や理由」を"for 〜"で表わします。目的や利益を表わす"for 〜"(〜のために)ではありません。

# 主語 + criticize + 人 + for 〜(主語が〜のことで人を非難する)

【例文】:Some environmental groups criticize the government for the plan of constructing new nuclear power plant.
【 × 】:一部の環境保護団体は新しい原子力発電所の建設を計画のために政府を非難している
【 ○ 】:一部の環境保護団体は新しい原子力発電所の建設を計画していることで政府を非難している
→"for"の意味は「〜のことで、〜に関して」

condemn
間違えやすい構文を取る動詞:「原因や理由」を"for 〜"で表わす(3) この項目の先頭へ↑

"condemn"の意味は「主語が〜に関して人を非難する」です。「非難する原因や理由」を"for 〜"で表わします。目的や利益を表わす"for 〜"(〜のために)ではありません。

# 主語 + condemn + 人 + for 〜(主語が〜のことで人を非難する)

"condemn"は「非難する意識」が"blame"や"criticize"よりもかなり強く、特に反道徳的な行いに対してよく使います。

【例文】:The consumer group condemned the company for rejecting the request for a product recall.
【 × 】:消費者団体は製品回収の要求を拒否するためにその会社を非難した
【 ○ 】:消費者団体は製品回収の要求を拒否したことでその会社を非難した
→"for"の意味は「〜のことで、〜に関して」

reproach
間違えやすい構文を取る動詞:「原因や理由」を"for 〜"で表わす(4) この項目の先頭へ↑

"reproach"の意味は「主語が〜に関して人を責める」です。「責める原因や理由」を"for 〜"や"with 〜"で表わします。目的や利益を表わす"for 〜"(〜のために)や、手段や随伴を表わす"with 〜"(〜で、〜と一緒に)ではありません。

# 主語 + reproach + 人 + for 〜(主語が〜のことで人を責める)
# 主語 + reproach + 人 + with 〜(主語が〜のことで人を責める)

特に、やらかしてしまった過ちや失敗を責めるニュアンスでよく使います。

【例文】:You don't have to reproach yourself for making mistakes.
【 × 】:あなたは間違いを犯したために自分を責める必要はない。
【 ○ 】:ミスをしたことで自分を責める必要はない。
【例文】:You don't have to reproach yourself with making mistakes.
【 × 】:あなたは間違いを犯したことと一緒に自分を責める必要はない。
【 ○ 】:ミスをしたことで自分を責める必要はない。
→"for"の意味は「〜のことで、〜に関して」

tell off
間違えやすい構文を取る動詞:「原因や理由」を"for 〜"で表わす(5) この項目の先頭へ↑

"tell off"の意味は「主語が〜のことで人を叱る」です。「叱る原因や理由」を"for 〜"で表わします。目的や利益を表わす"for 〜"(〜のために)ではありません。

# 主語 + tell off + 人 + for 〜(主語が〜のことで人を叱る)

【例文】:The teacher told me off for sleeping during class.
【 × 】:先生は授業中の居眠りのために私を叱った
【 ○ 】:先生は授業中に居眠りのことで私を叱った
→"for"の意味は「〜のことで、〜に関して」

"scold"もほぼ同じ意味を表わします。構文も同じです。

【例文】:The teacher scolded me for sleeping during class.
【和訳】:先生は授業中に居眠りのことで私を叱った
→"for"の意味は「〜のことで、〜に関して」

scold
間違えやすい構文を取る動詞:「原因や理由」を"for 〜"で表わす(6) この項目の先頭へ↑

"scold"の意味は「主語が〜のことで人を叱る」です。「叱る原因や理由」を"for 〜"で表わします。目的や利益を表わす"for 〜"(〜のために)ではありません。

# 主語 + scold + 人 + for 〜(主語が〜のことで人を叱る)

【例文】:My mom scolded me for forgetting to turn off the tap.
【 × 】:お母さんは蛇口を閉め忘れるために私を叱った
【 ○ 】:お母さんは蛇口を閉め忘れたことで私を叱った
→"for"の意味は「〜のことで、〜に関して」

"tell off"もほぼ同じ意味を表わします。構文も同じです。

【例文】:My mom told me off for forgetting to turn off the tap.
【和訳】:お母さんは蛇口を閉め忘れたことで私を叱った
→"for"の意味は「〜のことで、〜に関して」

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(14)
間違えやすい構文を取る動詞(4)
「〜に」を"of 〜"や"from 〜"で表わす(demand, expect, etc)
先頭へ

「主語 + 動詞 + 目的語 + of/from 〜」の構文を作る動詞

「〜に」を"of 〜"や"from 〜"で表わす動詞

いずれの《動詞》も目的語の次に"of"や"from"が続くことがあります。"of 〜"や"from 〜"が事実上もう一つの目的語を表わし、意味は「〜に、〜に対して、〜には」です。

ask
間違えやすい構文を取る動詞:「〜に」を"of 〜"や"from 〜"で表わす(1) この項目の先頭へ↑

"ask"の意味は「主語が物事を〜に頼む」です。「頼む相手」を"of"や"from 〜"で表わします。所有や所属を表わす"of"(〜の)や起点や始まりを表わす"from"(〜から)ではありません。

# 主語 + ask + 物事 + of/from 〜(主語が物事を〜に頼む、求める)

"ask"は似た意味を表わす"demand"や"expect"ほど威圧的ではなく、お願いに近いニュアンスです。

【例文】:I might have asked too much hard work of my employees.
【 × 】:私は従業員過度な労働を求めていたかもしれない
【 ○ 】:私は従業員に対して過度な労働を求めていたかもしれない
→"of"の意味は「〜に、〜に対して」
【例文】:I might have asked too much hard work from my employees.
【 × 】:私は従業員から過度な労働を求めていたかもしれない
【 ○ 】:私は従業員に対して過度な労働を求めていたかもしれない
→"from"の意味は「〜に、〜に対して」

"ask"の場合、「頼む相手」を目的語で表わし、「頼み事」を"for 〜"で表わすこともできます。

# 主語 + ask + 人 + for + 物事(主語が人に物事を頼む)

【例文】:I might have asked my employees for too much hard work.
(= I might have asked too much hard work of my employees.)
(= I might have asked too much hard work from my employees.)
【和訳】:私は従業員に対して過度な労働を求めていたかもしれない

demand
間違えやすい構文を取る動詞:「〜に」を"of 〜"や"from 〜"で表わす(2) この項目の先頭へ↑

"demand"の意味は「主語が〜に対して物事を要求する」です。「要求する相手」を"of"や"from 〜"で表わします。所有や所属を表わす"of"(〜の)や起点や始まりを表わす"from"(〜から)ではありません。

# 主語 + demand + 物事 + of/from 〜(主語が物事を〜に要求する、〜を求める)

"demand"は似た意味を表わす"ask"や"expect"と比べると、かなり威圧的でイヤとは言わせないぞというニュアンスを含みます。

【例文】:The citizens demanded justice and honesty of the governor.
【 × 】:県民は知事公正さと正直を求めた
【 ○ 】:県民は知事に対して公正さと嘘をつかないことを求めた
→"of"の意味は「〜に、〜に対して」
【例文】:The citizens demanded justice and honesty from the governor.
【 × 】:県民は知事から公正さと正直を求めた
【 ○ 】:県民は知事に対して公正さと嘘をつかないことを求めた
→"from"の意味は「〜に、〜に対して」

expect
間違えやすい構文を取る動詞:「〜に」を"of 〜"や"from 〜"で表わす(3) この項目の先頭へ↑

"expect"の意味は「主語が物事を〜に期待する」です。「期待する相手」を"of"や"from 〜"で表わします。所有や所属を表わす"of"(〜の)や起点や始まりを表わす"from"(〜から)ではありません。

# 主語 + expect + 物事 + of/from 〜(主語が物事を〜に期待する、求める)

"expect"は義務や責任があるからやりなさいというニュアンスを表わします。

【例文】:You should not expect perfect politeness of such little children.
【 × 】:そんな小さな子供達完璧な礼儀正しさを求めるべきではない。
【 ○ 】:そんな小さな子供達完璧な礼儀正しさを求めるのは無理だ。
→"of"の意味は「〜に、〜に対して」
【例文】:You should not expect perfect politeness from such little children.
【 × 】:そんな小さな子供達から完璧な礼儀正しさを求めるべきではない。
【 ○ 】:そんな小さな子供達完璧な礼儀正しさを求めるのは無理だ。
→"from"の意味は「〜に、〜に対して」

request
間違えやすい構文を取る動詞:「〜に」を"of 〜"や"from 〜"で表わす(4) この項目の先頭へ↑

"request"の意味は「主語が物事を〜に頼む」です。「依頼する相手」を"of"や"from 〜"で表わします。所有や所属を表わす"of"(〜の)や起点や始まりを表わす"from"(〜から)ではありません。

# 主語 + request + 物事 + of/from 〜(主語が物事を〜に依頼する、頼む、求める、要請する)

"requset"は似た意味の"ask"よりは多少堅苦しい表現で、頼み事が重大事であるニュアンスが強くなります。

【例文】:The police requested the analysis of the handwriting of a specialist.
【 × 】:警察は専門家その筆跡の鑑定を依頼しました
【 ○ 】:警察はその筆跡の鑑定を専門家に依頼しました
→"of"の意味は「〜に、〜に対して」
【例文】:The police requested the analysis of the handwriting from a specialist.
【 × 】:警察はその筆跡の鑑定を専門家から依頼しました
【 ○ 】:警察はその筆跡の鑑定を専門家に依頼しました
→"from"の意味は「〜に、〜に対して」

require
間違えやすい構文を取る動詞:「〜に」を"of 〜"や"from 〜"で表わす(5) この項目の先頭へ↑

"require"の意味は「主語が物事を〜に要求する」です。「要求する相手」を"of"や"from 〜"で表わします。所有や所属を表わす"of"(〜の)や起点や始まりを表わす"from"(〜から)ではありません。

# 主語 + require + 物事 + of/from 〜(主語が物事を〜に要求する、求める)

"require"は特に、規則やマナーで守らなければならないこと、やってはいけないことを表わします。

【例文】:The mayor required silence of some young people in the hall.
【 × 】:市長は会場の中の数人の若い人々沈黙を要求した
【 ○ 】:市長は会場内の一部の若者に対して静かにするよう求めた
→"of"の意味は「〜に、〜に対して」
【例文】:The mayor required silence from some young people in the hall.
【 × 】:市長は会場の中の数人の若い人々から沈黙を要求した
【 ○ 】:市長は会場内の一部の若者に対して静かにするよう求めた
→"from"の意味は「〜に、〜に対して」

"require"はよく受動態で使い、"A be required of 〜"の形で「〜にはAが必要だ」の意味を表わします。

【例文】:What is required of doctors today is good communication skills with patients.
【 × 】:今日の医者求められることは、患者との良い意思疎通の技術だ。
【 ○ 】:今時の医者求められることは、患者と上手に会話できる技術だ。
→"of"の意味は「〜に、〜に対して」
【例文】:What is required from doctors today is good communication skills with patients.
【 × 】:今日の医者から求められることは、患者との良い意思疎通の技術だ。
【 ○ 】:今時の医者求められることは、患者と上手に会話できる技術だ。
→"from"の意味は「〜に、〜に対して」

want
間違えやすい構文を取る動詞:「〜に」を"of 〜"や"from 〜"で表わす(6) この項目の先頭へ↑

"want"の意味は「主語が物事を〜に望む」です。「望む相手」を"of"や"from 〜"で表わします。所有や所属を表わす"of"(〜の)や起点や始まりを表わす"from"(〜から)ではありません。

# 主語 + want + 物事 + of/from 〜(主語が物事を〜に望む、頼む)

"want"は特に、身近な物事の中でやってもらいたいことを依頼するときに使います。

【例文】:I want nothing of you.
【 × 】:私はあなた何も望まない。
【 ○ 】:あなたには何も望まない。
→"of"の意味は「〜に、〜に対して」
【例文】:I want nothing from you.
【 × 】:私はあなたから何も望まない。
【 ○ 】:あなたには何も望まない。
→"from"の意味は「〜に、〜に対して」

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(15)
間違えやすい構文を取る動詞(5)
目的語二つは不可(explain, introduce, etc)
先頭へ

「主語 + 動詞 + 目的語 + 前置詞 + 〜」の構文を作る動詞

目的語二つは不可の動詞

いずれの《動詞》も取れる目的語は一つのみ。目的語二つは不可。「〜に」の意味はたいてい"to 〜"で表わします。

borrow
間違えやすい構文を取る動詞:目的語二つは不可(1) この項目の先頭へ↑

"borrow"の意味は「主語が〜から物を借りる」です。「借りる相手」は"from 〜"で表わします。目的語を二つ使う構文「主語 + borrow + 人 + 物」は不可。

# 主語 + borrow + 物 + from 〜(主語が物を〜から借りる)

【例文】:消しゴムを忘れたので先生から借りました。
【 × 】:I borrowed my teacher an eraser since I forgot mine.
【 ○ 】:I borrowed an eraser from my teacher since I forgot mine.
→「先生から」は"from my teacher"で表わす

対義語の"lend"(〜を貸す)は目的語を二つ取ることができます。

【例文】:消しゴムを忘れたけれど先生が私に貸してくれた。
【英訳】:My teacher lend me an eraser though I forgot mine.
(= My teacher lent an eraser to me though I forgot mine.)
→「私に」は"me"でも"to me"でもOK、語順が変化する

explain
間違えやすい構文を取る動詞:目的語二つは不可(2) この項目の先頭へ↑

"explain"の意味は「主語が〜に対して物事を説明する」です。「説明する相手」は"to 〜"で表わします。目的語を二つ使う構文「主語 + explain + 人 + 物事」は通例不可。

# 主語 + explain + 物事 + to 〜(主語が物事を〜に説明する)

【例文】:軍事評論家は生徒たちに化学兵器の危険性について説明した
【 × 】:The military commentator explained the students the danger of chemical weapons.
【 ○ 】:The military commentator explained the danger of chemical weapons to the students.
→「生徒たちに」は"to the students"で表わす

目的語がthat節やwhat節などで長い場合、"to 〜"を"explain"のすぐ後ろに置くことがあります。

【例文】:鉄砲水は何の前触れもなくいきなりやって来たと男性は記者に説明した。
【 × 】:The man explained that the flash flood had come without warning to the reporter.
【 ○ 】:The man explained to the reporter that the flash flood had come without warning.

【例文】の場合、"to the reporter"と比べると"that the flash flood had come without warning"のほうが字数的に長いので、短いほうの"to the reporter"を"explained"のすぐ後ろに置くことがあります。実際に発音するときに文全体のリズムが良くなり、意味もわかりやすくなります。

【例文】:飼育員は象にどんな餌を与えているのか生徒たちに説明した。
【 × 】:The zookeeper explained what kind of foods she feeds the elephants to the students.
【 ○ 】:The zookeeper explained to the students what kind of foods she feeds the elephants.

【例文】の場合、"to the students"と比べると"what kind of foods she feeds the elephants"のほうが字数的に長いので、短いほうの"to the students"を"explained"のすぐ後ろに置くことがあります。実際に発音するときに文全体のリズムが良くなり、意味もわかりやすくなります。

introduce
間違えやすい構文を取る動詞:目的語二つは不可(3) この項目の先頭へ↑

"introduce"の意味は「主語が〜に対して人を紹介する」です。「紹介する相手」は"to 〜"で表わします。目的語を二つ使う構文「主語 + introduce + 人 + 人」は通例不可。

# 主語 + introduce + 人 + to 〜(主語が人を〜に紹介する)

【例文】:校長先生が私達に新任の先生を紹介した。
【 × 】:The principal introduced us the new teacher.
【 ○ 】:The principal introduced the new teacher to us.
→「私達に」は"to us"で表わす

【例文】:一人一人お互いに自己紹介をして下さい。
【 × 】:Introduce each other yourselves one by one.
【 ○ 】:Introduce yourselves to each other one by one.
→「お互いに」は"to each other"で表わす

present
間違えやすい構文を取る動詞:目的語二つは不可(4) この項目の先頭へ↑

"present"の意味は「主語が〜に対して物品を贈呈する」です。「贈呈する相手」は"to 〜"で表わします。目的語を二つ使う構文「主語 + present + 人 + 物品」は通例不可。

# 主語 + present + 物品 + to 〜(主語が物品を〜に贈呈する)

【例文】:優勝者にはスポンサーからトロフィーと賞金一千万円が授与された。
【 × 】:The sponsor presented the champion a trophy and ten million yen cash prize.
【 ○ 】:The sponsor presented a trophy and ten million yen cash prize to the champion.
→「優勝者に」は"to the champion"で表わす

"with 〜"で「贈る物」を表わすこともできます。

# 主語 + present + 物品 + to + 人 = 主語 + present + 人 + with + 物品

【例文】:友人が結婚祝に鳩時計を贈ってくれた。
【英訳】:On my marriage, one of my friends presented us with a cuckoo clock.
(= On my marriage, one of my friends presented a cuckoo clock to us.)
→"with 〜"は「〜を」(贈る物)を表わす

report
間違えやすい構文を取る動詞:目的語二つは不可(4) この項目の先頭へ↑

"report"の意味は「主語が〜に対して物事を報告する」です。「報告する相手」は"to 〜"で表わします。目的語を二つ使う構文「主語 + report + 人 + 物事」は通例不可。

# 主語 + report + 人/物事 + to 〜(主語が人/物事を〜に報告する)

【例文】:迷子を見つけたので店員に報告した。
【 × 】:I reported a shop attendant the lost child.
【 ○ 】:I reported the lost child to a shop attendant.
→「店員に」は"to a shop attendant"で表わす

目的語がthat節などで長くなると、"to 〜"を"report"のすぐ後ろに置くことがあります。

【例文】:原子炉からの放射能漏れはありませんと所員は所長に報告した。
【 △ 】:The staff reported that there was no radiation leak from the reactor to the chief.
【 ○ 】:The staff reported to the chief that there was no radiation leak from the reactor.

【例文】の場合、"to the chief"と比べると"that there was no radiation leak from the reactor"のほうが字数的に長いので、短いほうの"to the staff"を"reported"のすぐ後ろに置くことがあります。実際に発音するときに文全体のリズムが良くなり、意味もわかりやすくなります。

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ

似た意味の動詞を区別

ゼロから始める動詞(16)
似た意味の動詞を区別
先頭へ

ニュアンスが微妙に異なる類義語

日本語でも「投げる」という表現は「投げつける、放り投げる、ぶん投げる、投じる、ポイする」など似た意味の表現がいくつか存在します。英語でも"throw"(投げる)は"toss, hurl, fling, chuck"などの似た意味の表現が存在します。

ごく基本的な意味を表わす《動詞》の類義語をリストアップして、意味の違いをまとめます。

似た意味の動詞
目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(17)
似た意味の動詞を区別(1)
【投げる、放る】:throw, toss, hurl, etc
先頭へ

「手で投げる」動作

【目次】:「投げる、放る」を表わす語句

「手で投げる」動作を表わす《動詞》をまとめます。

throw(投げる、放る、軽く投げる、力を入れて投げる)
似た意味の動詞を区別(1)【投げる、放る】:throw, toss, hurl, etc(1) この項目の先頭へ↑

"throw"は投げる動作を表わす《動詞》の中で、もっとも広い範囲の意味をカバーします。軽く投げる動作から力を込めて投げつける動作まで表わします。「〜に」が「人」の場合は目的語を二つ取ることが可能。

"throw"(投げる、放る、軽く投げる、力を入れて投げる)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + throw + 目的語 + at/over/to 〜(主語が目的語を〜に投げる)
  2. 【他動詞】:主語 + throw + 目的語(主語が目的語を投げる)
  3. 【他動詞】:主語 + throw + 目的語人 + 目的語物(主語が目的語人に目的語物を投げる)

【例文】:I threw the basketball to Tom.
【和訳】:バスケットボールをトムのほうへ投げた
→構文:主語 + throw + 目的語 + to 〜(主語が目的語を〜に投げる )
【例文】:I threw Tom the basketball.
【和訳】:トムのほうへバスケットボールを投げた
→構文:主語 + throw + 目的語人 + 目的語物(主語が目的語人に目的語物を投げる)
→「〜に」が人(Tom)なので"threw Tom"も可能

【例文】:サムは新聞をテーブルの上にポンと置いた
【 × 】:Sam threw the table the newspaper.
【 ○ 】:Sam threw the newspaper on the table.
→構文:主語 + throw + 目的語 + on 〜(主語が目的語を〜に投げる )
→「〜に」が物(the table)なので"on 〜"を使う

【例文】:The children who threw their pillows to each other were told off by the teacher.
【和訳】:枕投げをやった子供たちは先生に叱られた。
→構文:主語 + throw + 目的語 + to 〜(主語が目的語を〜に投げる )

toss(軽く投げる、ポイと投げる、放り投げる)
似た意味の動詞を区別(1)【投げる、放る】:throw, toss, hurl, etc(2) この項目の先頭へ↑

"toss"は軽く放り投げる、無造作に放り投げることを表わします。「〜に」が「人」の場合は目的語を二つ取ることが可能。

"toss"(軽く投げる、ポイと投げる、放り投げる)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + toss + 目的語 + at/into/onto/to 〜(主語が目的語を〜に軽く投げる)
  2. 【他動詞】:主語 + toss + 目的語(主語が目的語を投げる)
  3. 【他動詞】:主語 + toss + 目的語人 + 目的語物(主語が目的語人に目的語物を軽く投げる)

【例文】:Fred tossed his car key to me.
【和訳】:フレッドは車の鍵を私にポイと投げた
【例文】:Fred tossed me his car key.
→構文:主語 + toss + 目的語 + to 〜(主語が目的語を〜に軽く投げる )
【和訳】:フレッドは私に車の鍵をポイと投げた
→構文:主語 + toss + 目的語人 + 目的語物(主語が目的語人に目的語物を軽く投げる)
→「〜に」が人(me)なので"tossed me"も可能

【例文】:フレッドは車の鍵を引き出しに放り込んだ
【 × 】:Fred tossed the drawer his car key.
【 ○ 】:Fred tossed his car key into the drawer.
→構文:主語 + toss + 目的語 + into 〜(主語が目的語を〜に軽く投げる)
→「〜に」が物(the drawer)なので"into 〜"を使う

【例文】:Jim tossed the letter into the trash can without opening it.
【和訳】:ジムはその手紙を開けもせずにごみ箱へポイと投げ捨てた
→構文:主語 + toss + 目的語 + into 〜(主語が目的語を〜に軽く投げる)

hurl(力を込めて投げる、投げつける、ぶん投げる)
似た意味の動詞を区別(1)【投げる、放る】:throw, toss, hurl, etc(3) この項目の先頭へ↑

"hurl"は力を込めて投げる、目標に向かって投げつける、怒りや憎しみを込めてぶん投げることを表わします。野球選手のピッチャー(pitcher)のことを"hurler"と表現することがあります。

"hurl"(力を込めて投げる、投げつける、ぶん投げる)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + hurl + 目的語 + at/into/to 〜(主語が目的語を〜に力を込めて投げる)
  2. 【他動詞】:主語 + hurl + 目的語(主語が目的語を力を込めて投げる)

【例文】:The rioters hurled fire bombs at riot police.
【和訳】:暴徒たちは機動隊目がけていくつもの火炎びんを投げつけた
→構文:主語 + hurl + 目的語 + at 〜(主語が目的語を〜に投げつける)

【例文】:I used to hurl a pebble into a river when I was a child.
【和訳】:子供のころよく川に平べったい石を投げていました
→構文:主語 + hurl + 目的語 + into 〜(主語が目的語を〜に投げる)

【例文】:The batter lost his temper and hurled his bat away.
【和訳】:バッターは怒りのあまりバットを放り投げてしまった
→構文:主語 + hurl + 目的語 + away(主語が目的語を放り投げる)

fling(投げつける、放り投げる、放り出す、放り込む)
似た意味の動詞を区別(1)【投げる、放る】:throw, toss, hurl, etc(4) この項目の先頭へ↑

"fling"は力を込めて投げつける、乱暴にぞんざいに放り投げる、怒りや憎しみを込めて投げつけることを表わします。

"fling"(投げつける、放り投げる、放り出す、放り込む)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + fling + 目的語 + at/into/to 〜(主語が目的語を〜に投げつける)
  2. 【他動詞】:主語 + fling + 目的語(主語が目的語を投げつける)

【例文】:The player flung his racket to the ground so forcefully that it snapped in two.
【和訳】:選手が地面に力任せに投げつけたのでラケットはポッキリと折れてしまった。
→構文:主語 + fling + 目的語 + to 〜(主語が目的語を〜に投げつける)

【例文】:Many stones were flung into the shop through the broken window.
【和訳】:店の中には割れた窓からたくさんの石が投げ込まれていた
→構文:主語 + fling + 目的語 + into 〜(主語が目的語を〜に投げつける)

"flung"は人を刑務所などに送り込むという意味も表わします。

【例文】:The man was arrested several times and was flung into prison.
【和訳】:その男は過去に数回逮捕されて刑務所に放り込まれていた

pitch(投げる、放る、投げつける、投球する)
似た意味の動詞を区別(1)【投げる、放る】:throw, toss, hurl, etc(5) この項目の先頭へ↑

"pitch"は目標に目がけて投げる、狙いをつけて放る、勢いよく投げつけることを表わします。特に野球やクリケットなどの競技で投球することを表わします。

"pitch"(投げる、放る、投げつける、投球する)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + pitch + 目的語 + at/into/onto/to 〜(主語が目的語を〜に投げる)
  2. 【他動詞】:主語 + pitch + 目的語(主語が目的語を投げる)

【例文】:I crumpled up the note and pitched it into the dustbin.
【和訳】:メモをくしゃくしゃに丸めてごみ箱目がけて投げつけた
→構文:主語 + pitch + 目的語 + into 〜(主語が目的語を〜に投げる)

【例文】:The pitcher pitched the ball twenty times to the batter.
【和訳】:投手は打者に対して二十球を投げた
→構文:主語 + pitch + 目的語(主語が目的語を投げる)

"pitch"は人以外の何かが人や人以外の何かを放り出す、吹き飛ばすという意味も表わします。

【例文】:The horse stumbled and pitched the rider forward.
【和訳】:馬がつまづいて騎手が前方に放り出された

【例文】:Gas exploded underground and the blast pitched several manhole covers into the air.
【和訳】:地下でガス爆発が発生して爆風で複数のマンホールの蓋が吹き飛んだ

chuck(ポイと投げる、投げ渡す、放り投げる)
似た意味の動詞を区別(1)【投げる、放る】:throw, toss, hurl, etc(6) この項目の先頭へ↑

"chuck"は狙いをはっきりとつけないまま無造作に投げることを表わします。会話でよく使う単語です。「〜に」が人の場合は目的語を二つ取ることが可能。

"chuck"(ポイと投げる、投げ渡す、放り投げる)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + chuck + 目的語 + at/into/onto/on/over/to 〜(主語が目的語を〜にポイと投げる)
  2. 【他動詞】:主語 + chuck + 目的語(主語が目的語をポイと投げる)
  3. 【他動詞】:主語 + chuck + 目的語人 + 目的語物(主語が目的語人に目的語物をポイと投げる)

【例文】:Chuck the towl to me.
【和訳】:そのタオルをこっちに投げて
→構文:主語 + chuck + 目的語 + to 〜(主語が目的語を〜に投げる)
【例文】:Chuck me the towl.
【和訳】:こっちにそのタオルを投げて
→構文:主語 + chuck + 目的語人 + 目的語物(主語が目的語人に目的語物を投げる)
→「〜に」が人(me)なので"chuck me"が使える

【例文】:疲れ果てて家に帰るとバッグをソファに放り投げた
【 × 】:I chucked the sofa my bag when I got home worn out.
【 ○ 】:I chucked my bag onto the sofa when I got home worn out.
→構文:主語 + chuck + 目的語 + onto 〜(主語が目的語を〜に投げる)
→「〜に」が物(the sofa)なので"onto 〜"を使う

【例文】:We should not chuck our cigarette butts on the ground.
【和訳】:たばこの吸殻をそのあたりにポイと捨てるべきではない。
→構文:主語 + chuck + 目的語 + on 〜(主語が目的語を〜にポイと投げる)

"chuck"は人を刑務所などに送り込むという意味も表わします。

【例文】:The man was arrested several times and was chucked into prison.
【和訳】:その男は過去に数回逮捕されて刑務所にぶち込まれていた

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(18)
似た意味の動詞を区別(2)
【つかむ、握る】:take, grab, snatch, etc
先頭へ

「手でつかむ、握る」動作

【目次】:「つかむ、握る」を表わす語句

「手でつかむ」動作を表わす《動詞》をまとめます。

take(つかむ、握る、手に取る)
似た意味の動詞を区別(2)【つかむ、握る】:take, grab, snatch, etc(1) この項目の先頭へ↑

"take"はつかむ動作を表わす《動詞》の中で、もっとも広い範囲の意味をカバーします。物体を手につかむ動作から子供を胸に抱く動作まで表わします。

"take"(つかむ、握る、手に取る)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + take + 目的語(主語が目的語をつかむ)
  2. 【他動詞】:主語 + take + 目的語 + by the 〜(主語が目的語の〜をつかむ)
  3. 【他動詞】:主語 + take + 目的語 + in one's arms(主語が目的語を腕に抱く)

【例文】:The police officer took the man's arm.
→構文:主語 + take + 目的語(主語が目的語をつかむ)
【例文】:The police officer took the man by the arm.
【和訳】:警察官は男の腕をつかんだ
→構文:主語 + take + 目的語 + by the 〜(主語が目的語の〜をつかむ)

【例文】:The girl took the puppy in her arms.
【和訳】:その女の子は仔犬を抱っこした
→構文:主語 + take + 目的語 + in one's arms(主語が目的語を腕に抱く)

catch(つかむ、捕まえる、捕える、キャッチする)
似た意味の動詞を区別(2)【つかむ、握る】:take, grab, snatch, etc(4) この項目の先頭へ↑

"catch"は動いているものをつかむ、飛んでいるものを捕まえることを表わします。

"catch"(つかむ、捕まえる、捕える、キャッチする)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + catch + 目的語(主語が目的語をつかむ)
  2. 【他動詞】:主語 + catch + 目的語 + by the 〜(主語が目的語の〜をつかむ)
  3. 【他動詞】:主語 + catch + 目的語 + in one's mouth(主語が目的語を口でつかむ)

【例文】:I managed to catch the rice bowl as it fell from the table.
【和訳】:テーブルから落ちた茶碗をうまいことつかめた
→構文:主語 + catch + 目的語(主語が目的語をつかむ)

【例文】:I caught her by the arm just before Rita fell down.
【和訳】:リタが倒れる寸前に私はリタの腕をつかんだ
→構文:主語 + catch + 目的語 + by the 〜(主語が目的語の〜をつかむ)

【例文】:The dog jumped and caught the frisbee in its mouth.
【和訳】:犬はジャンプしてフリスビーを口でキャッチした
→構文:主語 + catch + 目的語 + in one's mouth(主語が目的語を口でつかむ)

seize(つかむ、捕まえる、つかみ取る、握る)
似た意味の動詞を区別(2)【つかむ、握る】:take, grab, snatch, etc(5) この項目の先頭へ↑

"seize"は力を入れてつかむ、しっかりとつかんで握り締める、素早い動作でつかむことを表わします。"seize"の発音は「スィーズ」です。「サイズ」や「セイズ」ではありません。

"seize"(つかむ、捕まえる、つかみ取る、握る)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + seize + 目的語(主語が目的語をつかむ)
  2. 【他動詞】:主語 + seize + 目的語 + by the 〜(主語が目的語の〜をつかむ)

【例文】:A monkey seized my rice ball and ran away.
【和訳】:サルが私のおにぎりを一個つかんで逃げて行った。
→構文:主語 + seize + 目的語(主語が目的語をつかむ)

【例文】:I quickly seized my son by the arm when the quake struck.
【和訳】:揺れがグラッと来たとき、思わず息子の腕をグイとつかみました
→構文:主語 + seize + 目的語 + by 〜(主語が目的語の〜をつかむ)

"seize"は警察などの機関が証拠や書類などを確保する、押収するの意味もあります。

【例文】:The culprit was arrested and the murder weapon was seized by the police.
【和訳】:容疑者は逮捕され、凶器も警察によって押収された

grasp(強くつかむ、握り締める、ギュッと握る)
似た意味の動詞を区別(2)【つかむ、握る】:take, grab, snatch, etc(9) この項目の先頭へ↑

"grasp"は人の手や手首、腕などを握り締める、物体をしっかりとつかむことを表わします。"clasp"もほぼ同じ意味を表わします→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【つかむ、握る】:take, grab, snatch, etc……clasp(強くつかむ、握り締める、ギュッと握る、腕や胸に抱く)

"grasp"(つかむ、捕まえる、つかみ取る、握る)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + grasp + 目的語(主語が目的語を強くつかむ)
  2. 【他動詞】:主語 + grasp + 目的語 + by the 〜(主語が目的語の〜を強くつかむ)
  3. 【自動詞】:主語 + grasp + at 〜(主語が〜を強くつかもうとする)

【例文】:The little boy grasped the rope ladder and climbed it smoothly.
【和訳】:小さな男のが縄梯子をつかむとスルスルと登っていった。
→構文:主語 + grasp + 目的語(主語が目的語を強くつかむ)

【例文】:My daughter grasped me by the hand firmly when she noticed the large white dog.
【和訳】:娘は白い大きな犬に気づくと私の手をギュッと握った
→構文:主語 + grasp + 目的語 + by the 〜(主語が目的語の〜を強くつかむ)

"grasp at 〜"で何かをつかもうとする動作を表わします。

【例文】:I'm grasping at the eels but each of them slips away from my hands.
【和訳】:うなぎをつかもうとしてもみんな手から滑ってすり抜けてしまう。
→構文:主語 + grasp + at 〜(主語が〜を強くつかもうとする)

"grasp"は理解が難しいことをようやく理解することも表わします。

【例文】:In those days nobody fully grasped the risk of flooding caused by torrential downpour.
【和訳】:当時、集中豪雨によって発生する洪水の危険性について充分に理解している人はいなかった。

clasp(強くつかむ、握り締める、ギュッと握る、腕や胸に抱く)
似た意味の動詞を区別(2)【つかむ、握る】:take, grab, snatch, etc(10) この項目の先頭へ↑

"clasp"は人の手や手首、腕などを握り締める、物体をしっかりとつかむことを表わします。"grasp"もほぼ同じ意味を表わします→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【つかむ、握る】:take, grab, snatch, etc……grasp(強くつかむ、握り締める、ギュッと握る)

"clasp"(強くつかむ、握り締める、ギュッと握る、腕や胸に抱く)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + clasp + 目的語(主語が目的語を強くつかむ)
  2. 【他動詞】:主語 + clasp + 目的語 + by the 〜(主語が目的語の〜を強くつかむ)
  3. 【他動詞】:主語 + clasp + 目的語 + in one's arms(主語が目的語を腕に抱く)

【例文】:I can clasp my ankles without bending my knees while standing.
【和訳】:立ったままひざを曲げずに足首をギュッとつかむことができます。
→構文:主語 + clasp + 目的語(主語が目的語を強くつかむ)

【例文】:I grasped my child by the arm, and we climbed under the table when the earthquake happened.
【和訳】:地震が来たとき私は子供の腕をぐいとつかんで二人でテーブルの下に潜り込みました。
→構文:主語 + clasp + 目的語 + by the 〜(主語が目的語の〜をつかむ)

"clasp"は人や物を腕や胸に抱くことも表わします。

【例文】:The mother monkey dipping in the hot spring was clasping her baby in her arms.
【和訳】:温泉につかっている母猿は子供を腕に抱えていた
→構文:主語 + clasp + 目的語 + in one's arms(主語が目的語を腕に抱く)

clutch(しっかりとつかむ、握り締める、つかんで放さない)
似た意味の動詞を区別(2)【つかむ、握る】:take, grab, snatch, etc(7) この項目の先頭へ↑

"clutch"は放さないようにしっかりとつかむ、恐怖や興奮、寒さなどが原因でしがみつくことを表わします。

"clutch"(しっかりとつかむ、握り締める、つかんで放さない)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + clutch + 目的語(主語が目的語をしっかりとつかむ)
  2. 【他動詞】:主語 + clutch + 目的語 + to 〜(主語が目的語を〜にしっかりと抱き寄せる、〜に押しつける)
  3. 【自動詞】:主語 + clutch + at 〜(主語が〜をしっかりとつかもうとする)

【例文】:The girl grasped her mother's hand in the right hand and clutched a teddy bear in the left hand.
【和訳】:女の子は右手で母親の手を握り、左手にはクマのぬいぐるみをしっかりとつかんでいた
→構文:主語 + clutch + 目的語(主語が目的語をしっかりとつかむ)

【例文】:The firefighter clutched the weakened kitty to him.
【和訳】:消防士は弱っていた仔猫を抱き寄せた
→構文:主語 + clutch + 目的語 + to 〜(主語が目的語を〜にしっかりと抱き寄せる、〜に押しつける)

【例文】:My son was sleeping, clutching his pillow to his chest.
【和訳】:息子は枕を胸に抱いて寝ていた。
→構文:主語 + clutch + 目的語 + to 〜(主語が目的語を〜にしっかりと抱き寄せる、〜に押しつける)

"clutch at 〜"で何かをしっかりとつかもうとする動作を表わします。

【例文】:I lost my balance and clutched at the handrail.
【和訳】:バランスを失って手すりをつかもうとしました
→構文:主語 + clutch + at 〜(主語が〜をしっかりとつかもうとする)

grip(しっかりつかむ、握り締める、つかんで放さない)
似た意味の動詞を区別(2)【つかむ、握る】:take, grab, snatch, etc(8) この項目の先頭へ↑

"grip"は力を込めてぎゅっと握り締めることを表わします。「つかむ、握る」を表わす《動詞》の中では、握る力や真剣さが最大限であることを暗示します。

"grip"(しっかりつかむ、握り締める、つかんで放さない)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + grip + 目的語(主語が目的語をしっかりつかむ)

【例文】:I gripped the dynamometer so tightly that I felt pain in my finger joints.
【和訳】:握力計を力一杯握り過ぎて指の関節が痛くなっちゃった。
→構文:主語 + grip + 目的語(主語が目的語をしっかりつかむ)

【例文】:You can't play golf very well unless you grip the club properly.
【和訳】:クラブを正しくしっかりと握らないとゴルフは上達しませんよ。
→構文:主語 + grip + 目的語(主語が目的語をしっかりつかむ)

grab(つかむ、つかみ取る、引っつかむ、引ったくる)
似た意味の動詞を区別(2)【つかむ、握る】:take, grab, snatch, etc(2) この項目の先頭へ↑

"grab"は急に力を込めてつかむ、とっさに何かをつかむ、乱暴に引ったくることを表わします。

"grab"(つかむ、つかみ取る、引っつかむ、引ったくる)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + grab + 目的語(主語が目的語をつかむ)
  2. 【他動詞】:主語 + grab + 目的語 + by the 〜(主語が目的語の〜をつかむ)
  3. 【自動詞】:主語 + grab + at/for 〜(主語が〜をつかもうとする)
  4. 【他動詞】:主語 + grab hold of 〜(主語が〜をしっかりとつかむ)

【例文】:A man wearing sunglasses grabbed my bag and ran away.
【和訳】:サングラスの男が私のバッグを引ったくって逃げました。
→構文:主語 + grab + 目的語(主語が目的語をつかむ)

【例文】:The female shop clerk grabbed the burglar quickly by the collar and flung him away.
【和訳】:女性店員は素早く強盗の胸倉をつかむと投げ飛ばした。
→構文:主語 + grab + 目的語 + by the 〜(主語が目的語の〜をつかむ)

"grab at 〜, grab for 〜"で何かをつかもうとする動作を表わします。

【例文】:I grabbed at the escalator handrail but missed and stumbled.
【和訳】:エスカレーターの手すりをとっさにつかもうとしたけれど、つかめずつまずいてしまった。
→構文:主語 + grab + at 〜(主語が〜をつかもうとする)

"grab hold of 〜"で何かをしっかりとつかんで放さない様子を表わします。

【例文】:The boy grabbed hold of his father's leg and was watching the Namahages.
【和訳】:男の子は父親の足にしがみついて、なまはげをじっと見つめていた。
→構文:主語 + grab hold of 〜(主語が〜をしっかりとつかむ)

snatch(つかみ取る、引っつかむ、引ったくる、奪い取る、誘拐する)
似た意味の動詞を区別(2)【つかむ、握る】:take, grab, snatch, etc(3) この項目の先頭へ↑

"snatch"は突然、乱暴につかむ、力づくで奪い取る、強奪する、人を誘拐することを表わします。

"snatch"(つかみ取る、引っつかむ、引ったくる、奪い取る、誘拐する)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + snatch + 目的語(主語が目的語をつかみ取る)
  2. 【他動詞】:主語 + snatch + 目的語 + from/out of 〜(主語が〜から目的語をつかみ取る)
  3. 【自動詞】:主語 + snatch + at 〜(主語が〜をつかみ取ろうとする)

【例文】:My cat snatched my grilled fish and ate it.
【和訳】:飼い猫が私の焼き魚を盗み取って食べてしまった。
→構文:主語 + snatch + 目的語(主語が目的語をつかみ取る)

【例文】:The woman quickly snatched the gun from the robber and pointed it back at him.
【和訳】:女性は強盗から銃を素早くつかみ取ると、反対にその銃を強盗に突きつけた。
→構文:主語 + snatch + 目的語 + from 〜(主語が〜から目的語をつかみ取る)

【例文】:The other day a girl was snatched from the park and was found safe near the station.
【和訳】:先日、公園で少女が誘拐されたが駅の近くで無事発見された。
→構文:主語 + snatch + 目的語 + from 〜(主語が〜から目的語をつかみ取る)

"snatch at 〜"で何かを引ったくろうとする動作を表わします。

【例文】:The man on a scooter snatched at my smartphone but I didn't let go of it.
【和訳】:スクーターに乗った男が私のスマートフォンを引ったくろうとしたがそうはさせなかった。
→構文:主語 + snatch + at 〜(主語が〜をつかみ取ろうとする)

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(19)
似た意味の動詞を区別(3)
【寝る、就寝する】:sleep, doze, fall asleep, etc
先頭へ

「睡眠を取る」行動

【目次】:「寝る、就寝する」を表わす語句

「睡眠を取る」行動を表わす《動詞》をまとめます。

sleep(寝る、眠る、睡眠を取る)
似た意味の動詞を区別(3)【寝る、就寝する】:sleep, doze, fall asleep, etc(1) この項目の先頭へ↑

"sleep"は睡眠を取ることを表わします。たいてい、常用の寝床のふとんやベッドに入ってある程度の時間寝入ることを暗示します。

【例文】:I hardly slept last night probably because I had drunk coffee just before I went to bed.
【和訳】:寝る直前にコーヒーを飲んだせいか、昨日の夜はほとんど寝られなかった。

【例文】:Let Ann sleep. She came home late from work.
【和訳】:アンは寝かせておいてあげなさい。仕事で帰りが遅かったんだから。

"sleep"は名詞として使うこともあります→【参照】: 『fall asleep, drop(寝入る、眠りに落ちる、眠ってしまう)』『go to sleep(眠る、寝入る、就寝する、床に就く)』『get to sleep(寝入る、寝つく、眠りに入る)』『drift(寝入る、眠りに落ちる、眠りこける)

【例文】:I haven't had a good sleep for the past few nights.
【和訳】:ここ数日、睡眠が浅い。
→"have a sleep"(睡眠を取る)、"sleep"は名詞

doze, snooze(居眠りする、うたた寝する、うつらうつらする)
似た意味の動詞を区別(3)【寝る、就寝する】:sleep, doze, fall asleep, etc(2) この項目の先頭へ↑

"doze"と"snooze"は毎日の就寝時間以外に短時間眠ること表わします。たいてい、ベッドやふとん以外の場所でいつの間にかうたた寝をする、何かをしながらうつらうつらすることを暗示します。"doze"はよく"doze off"の形で使います。"snooze"はややくだけた言い方です。

【例文】:The security guard sat dozing off on the chair.
【和訳】:警備員は椅子に座ったまま居眠りをしていた

【例文】:My cat often snoozes on the television with all four legs dangling down.
【和訳】:ウチの猫はよくテレビの上で手足をダランと垂らしてうつらうつらしてる

"doze, snooze"は名詞として使うこともできます。

【例文】:I had a doze and passed my stop.
【例文】:I had a snooze and passed my stop.
【和訳】:うたた寝してバス停を乗り越しちゃった。
→"have a doze/snooze"(うたた寝する)、"doze, snooze"は名詞

nod(眠りこける、うたた寝する、居眠りする、舟を漕ぐ)
似た意味の動詞を区別(3)【寝る、就寝する】:sleep, doze, fall asleep, etc(3) この項目の先頭へ↑

"nod"は知らず知らずのうちに眠りに落ちてしまう、本来寝てはいけない時間や場所でうたた寝をしてしまうことを表わします。たいてい"nod off"の形で使います。"nod"の本来の意味は「うなずく、会釈する」です。

【例文】:I always nod off when I take English class.
【和訳】:英語の授業を受けるといつもウトウトしてしまう

【例文】:Some passengers witnessed the driver nodding off just before the crash.
【和訳】:事故が起こる直前運転手が居眠りをしていたのを数人の乗客が目撃していた。

nap(昼寝する、仮眠を取る、午睡をする)
似た意味の動詞を区別(3)【寝る、就寝する】:sleep, doze, fall asleep, etc(4) この項目の先頭へ↑

"nap"は昼寝をする、昼間に仮眠を取る、意図せず眠りこけてしまうことを表わします。

【例文】:I'll nap after lunch.
【和訳】:昼ご飯のあと仮眠を取ります

【例文】:You can't go to sleep easily at night if you nap in the afternoon.
【和訳】:昼間に寝てしまうと夜なかなか寝つけなくなるよ。

"nap"は名詞として使うこともできます。

【例文】:It is said that having a nap in the day is good for your health.
【和訳】:昼寝は健康に良いと言われています。
→"have a nap"(昼寝をする)、"nap"は名詞

fall asleep, drop(寝入る、眠りに落ちる、眠ってしまう)
似た意味の動詞を区別(3)【寝る、就寝する】:sleep, doze, fall asleep, etc(5) この項目の先頭へ↑

"fall asleep"と"drop"は眠りに落ちる、睡魔に屈して眠ってしまうことを表わします。たいてい、眠りに落ちる様子を暗示します。"drop"はたいてい"drop off, drop off to sleep, drop asleep"の形で使います。"drop"を使う表現はややくだけた言い方です。

【例文】:It only took a few seconds for me to fall asleep last night.
【和訳】:昨夜はほんの二三秒で眠りに落ちた

【例文】:I dropped off in the bathtub and woke up with water in my mouth.
【和訳】:お風呂の中で寝てしまい、口の中に水が入って来て目が覚めた。

【例文】:I can't drop off to sleep easily.
【和訳】:寝つきは悪いほうです。

go to bed(寝る、休む、就寝する、床に就く)
似た意味の動詞を区別(3)【寝る、就寝する】:sleep, doze, fall asleep, etc(6) この項目の先頭へ↑

ベッドやふとんに入って睡眠を取ることを表わします。寝ている状態ではなく、寝仕度を整えて寝る様子を表現します。

【例文】I usually go to bed before 10:00 pm since I wake up at 5:00 am.
【和訳】:朝が五時起きなのでいつもは十時前に寝ます

【例文】:I'm sleepy due to jet lag and going to bed now.
【和訳】:時差ボケで眠いのでもう寝ます

go to sleep(眠る、寝入る、就寝する、床に就く)
似た意味の動詞を区別(3)【寝る、就寝する】:sleep, doze, fall asleep, etc(7) この項目の先頭へ↑

"go to sleep"は眠るに入る、就寝することを表わします。たいてい、意志に反して眠りに落ちるのではなく、寝る意志を持って寝ようとすることを暗示します。

【例文】:Go to sleep! It's already past eleven.
【和訳】:寝なさい。もう十一時過ぎよ。

【例文】:I don't go to sleep because I'm hungry.
【和訳】:お腹が空いて眠れない

get to sleep(寝入る、寝つく、眠りに入る)
似た意味の動詞を区別(3)【寝る、就寝する】:sleep, doze, fall asleep, etc(8) この項目の先頭へ↑

"get to sleep"は寝ようと努力してようやく眠りにつくことを表わします。たいてい、疑問文否定文で使い、寝る意志はあるけれどなかなか寝つけないことを表現します。

【例文】:It's rather hard for student examinees to get to sleep at the night before an entrance examination.
【和訳】:入学試験の前日の夜、受験生はなかなか寝つけないものだ。

【例文】:What do you do when you can't get to sleep at all?
【和訳】:まったく寝つけないときは何をしますか。

drift(寝入る、眠りに落ちる、眠りこける)
似た意味の動詞を区別(3)【寝る、就寝する】:sleep, doze, fall asleep, etc(9) この項目の先頭へ↑

"drift"は意図せず徐々に眠りに落ちて行く、いつの間にかずるずると寝入ってしまうことを表わします。たいてい、"drift off, drift off to sleep, drift off into sleep, drift asleep"などの形で使います。"drift"の本来の意味は「水や空気の流れの中に漂う」です。

【例文】:I must have drifted off last night, because I didn't feel the earthquake at all.
【和訳】:地震にはまったく気づかなかったので、昨日の夜はいつの間にか寝入ってしまったにちがいない。

【例文】:The girl was holding ice cream in her hand and seemed to drift off into sleep.
【和訳】:女の子は手にアイスクリームを持ったまま寝入ってしまったようだ。

crash(寝入る、寝落ちする、爆睡する)
似た意味の動詞を区別(3)【寝る、就寝する】:sleep, doze, fall asleep, etc(10) この項目の先頭へ↑

"crash"はベッドやふとん以外の場所で寝てしまう、疲れ果てて寝入る、他人の家や部屋に泊ることを表わします。疲れ果てて寝入るの意味を表わすときはたいてい"crash out"の形で使います。会話でよく使う表現です。

"crash"の本来の意味は「物がぶつかる、乗り物が何かに衝突する」です→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【物をぶつける、物がぶつかる】:crash, smash, collide, etc: crash, smash(ぶつかる、激突する)

【例文】:I sometimes crashed out in the hallway when I came home from school.
【和訳】:ときどき、学校から帰って来て玄関で爆睡してた

【例文】:I'm going to crash at my son's house this weekend.
【和訳】:週末は息子の家で厄介になるつもりだ。

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(20)
似た意味の動詞を区別(4)
【せき、くしゃみ】:cough, sneeze, yawn, etc
先頭へ

「せき、くしゃみ」などの生理現象

【目次】:「せき、くしゃみ」などの生理現象を表わす語句

「せき、くしゃみ」などの生理現象と関連する動作を表わす《動詞》をまとめます。

cough(せきをする、せき)
似た意味の動詞を区別(4)【せき、くしゃみ】:cough, sneeze, yawn, etc(1) この項目の先頭へ↑

"cough"は風邪などの症状でゴホンと口から出るせきを表わします。

【例文】:Cigarette smoke makes me cough.
【和訳】:たばこの煙を吸うとせきが出る

【例文】:I took some cough medicine before I went to bed because I couldn't stop coughing.
【和訳】:せきが止まらなかったのでせき止めを飲んで寝ました。

"cough"は注意を引くため、静かにさせるためにわざと出すせきやせき払いを表わすこともあります。注意を引くせき払いの音を表わす「エヘン、ゴホン」は"ahem{発音:アヘム}, hem{発音:ヘム}"と表記します→【参照】: 『擬音を表わす主な間投詞: ahem擬音を表わす主な間投詞: hem

【例文】:I coughed to attract the children's attention.
【和訳】:子供たちの注意をこちらに向けるためせきをした
→"cough"は注意を引くための意図的なせきを表わす

"cough"は名詞として使うこともできます。

【例文】:I've been suffering from a bad cough since yesterday.
【和訳】:昨日からひどいせきに悩まされている。

【例文】:I have a hacking cough in the morning.
【和訳】:朝方に辛いせきが出ます。

【例文】:The boy gave a big cough and a kind of candy came out of his mouth.
【和訳】:少年が大きなせきをすると口からキャンディのようなものが飛び出た。

喉の調子を整えるためのせき払いは通例、"clear one's throat"を使います→【参照】: 『「せき、くしゃみ」などの生理現象を表わす語句: clear one's throat(せき払いをする)

【例文】:Old men often clear their throat, don't they?
【和訳】:おじさんはよくせき払いをするよね。

sneeze(くしゃみをする、くしゃみ)
似た意味の動詞を区別(4)【せき、くしゃみ】:cough, sneeze, yawn, etc(2) この項目の先頭へ↑

"sneeze"は風邪の症状などでハクションと口や鼻から出るくしゃみを表わします。

くしゃみの音を表わす「ハクション」は英語では"achoo{発音:アチュー}, ahchoo{発音:アチュー}, atishoo{発音:アティシュー}"と表記します→【参照】: 『擬音を表わす主な間投詞: achoo

【例文】:It is recommended that you wear a mask if you are coughing or sneezing.
【和訳】:せきやくしゃみが出るときはマスクを着けることをお勧めします。

"sneeze"は名詞として使うこともできます。

【例文】:My dad gave a violent sneeze and all the candles were blown out.
【和訳】:父さんが特大のくしゃみをするとロウソクが全部消えちゃった。

【例文】:I pinched my nose to stop a sneeze.
【和訳】:くしゃみを止めるために鼻をつまんだ。

【関連トピック】

hiccup(しゃっくりをする、しゃっくり)
似た意味の動詞を区別(4)【せき、くしゃみ】:cough, sneeze, yawn, etc(3) この項目の先頭へ↑

"hiccup"は食べ物を食べたあとなどに起こるしゃっくりを表わします。"hiccough"と綴ることもあります。発音はどちらも「ヒカップ」です。

【例文】:I start hiccupping when I drink fizzy drinks.
【例文】:I start hiccoughing when I drink fizzy drinks.
【和訳】:炭酸を飲むとしゃっくりが出る。

"hiccup"は名詞として使うこともできます。

【例文】:People sometimes get the hiccups if you startle them.
【例文】:People sometimes get the hiccoughs if you startle them.
【和訳】:人をびっくりさせるとしゃっくりが出ることがあるよ。

【例文】:Casts have hiccups as well as humans.
【例文】:Casts have hiccoughs as well as humans.
【和訳】:猫も人と同じようにしゃっくりが出る。

clear one's throat(せき払いをする)
似た意味の動詞を区別(4)【せき、くしゃみ】:cough, sneeze, yawn, etc(4) この項目の先頭へ↑

"clear one's throat"は話や歌の前に喉の調子を調えるためにエヘンとやるせき払いを表わします。

【例文】:I cleared my throat a few times before I spoke, but my voice was hoarse.
【和訳】:話す前に二三度せき払いをしたが声はかれてしまった。

【例文】:You always clear your throat before you sing a song, don't you?
【和訳】:歌う前に必ずエヘンとせき払いをするよね。

他人の注意を引くためのせきやせき払いは通例"cough"を使います→【参照】: 『「せき、くしゃみ」などの生理現象を表わす語句: cough(せきをする、せき)

【例文】:The auditorium fell completely silent when the principal coughed loudly.
【和訳】:校長先生がオホンと大きなせき払いをすると講堂内は水を打ったように静まり返った。

be stuffed up(鼻が詰まっている)
似た意味の動詞を区別(4)【せき、くしゃみ】:cough, sneeze, yawn, etc(5) この項目の先頭へ↑

"be stuffed up"は風邪などの症状で鼻が詰まることを表わします。《動詞》の"stuff"の意味は「物を何かに詰める」です。

【例文】:My voice is nasal because my nose is stuffed up from a cold.
【和訳】:風邪で鼻が詰まっているので鼻声です。

"stuffed"は単独で形容詞として使うこともできます。"stuffy"もほぼ同じ意味を表わします。

【例文】:A stuffed nose can make it difficult to breathe and cause a headache.
【例文】:A stuffy nose can make it difficult to breathe and cause a headache.
【和訳】:鼻が詰まると呼吸が苦しくなり、頭痛の原因になることもある。
→"stuffed, stuffy"の意味は「鼻が詰まった」

【例文】:We are prone to snore when we have a stuffed nose.
【例文】:We are prone to snore when we have a stuffy nose.
【和訳】:鼻が詰まっているといびきが出やすい。
→"stuffed, stuffy"の意味は「鼻が詰まった」

have a runny nose(鼻水が出る)
似た意味の動詞を区別(4)【せき、くしゃみ】:cough, sneeze, yawn, etc(6) この項目の先頭へ↑

"have a runny nose"は風邪などの症状で鼻水が過剰に出て来ることを表わします。

【例文】:Hay fever causes me to have a runny nose.
【和訳】:花粉症が原因で鼻水が出ます

【例文】:I'm suffering a runny nose for years, and doctors seem unable to find the cause.
【和訳】:もう何年も鼻水で苦しんでいますが、医者も原因がわからないようです。

【例文】:Typical flu symptoms are high fever, chills, and a runny nose.
【和訳】:インフルエンザの典型的な症状は高熱、悪寒、そして鼻水です。

"runny"は単独で形容詞として使うこともできます。"runny"は「涙が多い、涙が過剰に流れる」の意味もあります。

【例文】:My nose and eyes are runny when the seasons are changing.
【和訳】:季節の変わり目には鼻水が出て涙目になる
→"runny"の意味は「鼻水が出る、涙が多い」

sniff, sniffle(鼻をすする)
似た意味の動詞を区別(4)【せき、くしゃみ】:cough, sneeze, yawn, etc(7) この項目の先頭へ↑

"sniff"は鼻詰まりで鼻をすする、鼻をグスン言わせることを表わします。連続して何度も鼻をすする、短時間で何回も鼻をグスングスン言わせるときはたいてい"sniffle"を使います。

【例文】:Nik sniffed and began crying loudly.
【和訳】:ニックは鼻をグスンと言わせると大声を上げて泣き始めた。
→"sniff"は鼻を一回グスンと言わせることを表わす

【例文】:I'm sniffling today. I feel I've blown my nose every five minutes.
【和訳】:今日はグズグス鼻をすすってばかりで五分ごとに鼻をかんでいるような気がする。
→"sniffle"は鼻を何回も連続してグスングスンと言わせることを表わす

【例文】:My old cat is often sniffling in his sleep.
【和訳】:ウチの年寄り猫は寝ている最中によく鼻をブーブー言わせている
→"sniffle"は鼻を何回も連続しブーブーと言わせることを表わす

"sniff, sniffle"は名詞として使うこともできます。

【例文】:Since I had a runny nose due to a nose cold, I ate ramen between sniffs.
【和訳】:鼻風邪で鼻水が止まらなかったので鼻をズルッとすすってからラーメンを食べるの繰り返しでした。

【例文】:I had a cough and a sniffle in the morning but my cough has stopped now.
【和訳】:朝方はせきと鼻水が出ていましたが、今はせきは止まりました。

yawn(あくびをする、あくび)
似た意味の動詞を区別(4)【せき、くしゃみ】:cough, sneeze, yawn, etc(8) この項目の先頭へ↑

"yawn"は疲れたとき、退屈したとき、眠いときに出るあくびを表わします。

【例文】:We tend to yawn when we are not only sleepy but also bored.
【和訳】:眠いときだけではなく退屈なときにもあくびが出がちだ。

"yawn"は名詞として使うこともできます。

【例文】:The tiger on the tree noticed us and gave a big yawn.
【和訳】:木の上にいたトラはこっちに気づくと大あくびをした。

【例文】:Abe eventually fell asleep though he stifled yawns.
【和訳】:エイブは何度もあくびをかみ殺していたがついに寝入ってしまった。

snore(いびきをかく、いびき)
似た意味の動詞を区別(4)【せき、くしゃみ】:cough, sneeze, yawn, etc(9) この項目の先頭へ↑

"snore"は眠っているときに口や鼻から出るいびきを表わします。

いびきの音を表わす「グーグー、ガーガー」」は英語では"zzz{発音:ズー}"と表記します→【参照】: 『擬音を表わす主な間投詞: zzz

【例文】:Some people tend to snore loudly during deep sleep.
【和訳】:眠りが深いときに大きないびきをかく傾向の人がいます。

"snore"は名詞として使うこともできます。

【例文】:Sometimes I wake myself up with my own snore.
【和訳】:ときどき、自分のいびきで目が覚める。

【例文】:Ted gave a loud snore and began speaking something.
【和訳】:テッドは大きないびきを一つかいたあと、何やら寝言を言い始めた。

【関連トピック】
目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(21)
似た意味の動詞を区別(5)
【一回叩く、一回殴る】:hit, punch, slap, etc
先頭へ

「手で一回叩く」動作

【目次】:「叩く、殴る」を表わす語句

主に、人が手や手に持った物体で「叩く、殴る」の動作を表わす《動詞》をまとめます。いずれの表現も叩く回数はたいてい一回だけです。二回以上連続して「叩く、殴る」動作を表わすときは"beat, batter"などを使います→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【複数回叩く、複数回殴る】:beat, batter, pound, etc

「叩く、殴る」の動作を表わす《動詞》の多くは名詞としても使えます。通例、《動詞》の"give, deliver"で「〜を叩く、〜を殴る」、"get, take"で「〜は叩かれる、〜は殴られる」の意味を表わします。

【例】:I give/deliver him a punch in the face.(彼の顔を一回殴る)
【例】:I get/take a punch in the face.(顔を一回殴られる)

hit, strike(叩く、殴る)
似た意味の動詞を区別(5)【一回叩く、一回殴る】:hit, punch, slap, etc(1) この項目の先頭へ↑

"hit"と"strike"は手や物で人などを叩く、殴ることを表わします。"hit"と比べると"strike"はやや堅苦しい言い方です。

"hit, strike"(叩く、殴る)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + hit/strike + 目的語(主語が目的語を叩く)
  2. 【他動詞】:主語 + hit/strike + 目的語 + in/on the 〜(主語が目的語の〜を叩く)
  3. 【他動詞】:主語 + hit/strike + 目的語 + with 〜(主語が目的語を〜で叩く)

【例文】:I hit the man in the face but he didn't blink at all.
【和訳】:男の顔を殴ったがまばたき一つしなかった。
→構文:主語 + hit + 目的語 + in the 〜(主語が目的語の〜を叩く)
【例文】:I struck the man in the face but he didn't blink at all.
【和訳】:男の顔を殴打したがまばたき一つしなかった。
→構文:主語 + strike + 目的語 + in the 〜(主語が目的語の〜を叩く)

【例文】:The rioter was hit hard on the thigh with a nightstick.
【和訳】:暴徒は警棒で太腿をひどく叩かれた
→構文:主語 + hit + 目的語 + on the 〜 + with A(主語が目的語の〜をAで叩く)
【例文】:The rioter was struck hard on the thigh with a nightstick.
【和訳】:暴徒は警棒で太腿をしたたかに殴打された
→構文:主語 + strike + 目的語 + on the 〜 + with A(主語が目的語の〜をAで叩く)

"hit"と"strike"は偶発的に身体を何かにぶつけてしまうの意味もあります→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【身体をぶつける、身体がぶつかる】:bang, knock, hit, etc: knock, hit, strike(ぶつける、ぶつかる、当たる)

【例文】:I accidentally hit my head on the ceiling of a bus.
【和訳】:バスの天井に頭をぶつけてしまった
【例文】:I accidentally struck my head on the ceiling of a bus.
【和訳】:バスの天井に頭を打ちつけてしまった

"hit"と"strike"は物がぶつかるの意味もあります→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【物をぶつける、物がぶつかる】:crash, smash, collide, etc: knock, hit, strike

【例文】:A golf ball from somewhere hit my camera and broke its lens.
【和訳】:どこからか飛んで来たゴルフボールが私のカメラに当たってレンズが壊れた。
【例文】:A golf ball from somewhere struck my camera and broke its lens.
【和訳】:どこからともなく飛んで来たゴルフボールが私のカメラに激突してレンズが壊れた。

punch(拳で殴る、ぶん殴る)
似た意味の動詞を区別(5)【一回叩く、一回殴る】:hit, punch, slap, etc(2) この項目の先頭へ↑

"punch"は道具などを使わずに拳で殴ることを表わします。かなりの力を込めた一撃であることを暗示します。

"punch"(拳で殴る、ぶん殴る)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + punch + 目的語(主語が目的語を拳で殴る)
  2. 【他動詞】:主語 + punch + 目的語 + in/on the 〜(主語が目的語の〜を拳で殴る)

手の平で叩くは"slap"や"smack"を使います→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【叩く、殴る】:slap(手の平で叩く、手の平ではたく)』『似た意味の動詞を区別【叩く、殴る】:smack(手の平で引っぱたく、手の平でぶっ叩く)

【例文】:The kids were repeatedly punching the gigantic stuffed bear, which was bigger than them.
【和訳】:子供たちは自分よりも大きいクマのぬいぐるみに続けざまにパンチを浴びせていた
→構文主語 + punch + 目的語(主語が目的語を拳で殴る)

【例文】:The woman punched the robber in the jaw, and he fell backwards to the ground.
【和訳】:女性があごにパンチをお見舞いすると、強盗は後ろ向きにひっくり返って伸びてしまった。
→構文:主語 + punch + 目的語 + in/on the 〜(主語が目的語の〜を拳で殴る)

"punch"は名詞として使うこともできます。

【例文】:After Maya gave a powerful punch at the concrete block, it broke into two pieces.
【和訳】:マヤが力強い拳の一撃を与えるとコンクリートブロックは真っ二つに割れた。
→"give a punch at 〜"の意味は「〜を殴る」

【例文】:The reporter was just filming the demonstration when he got a punch from behind.
【和訳】:後ろから殴られたとき記者はただデモの模様を撮影していただけだった。
→"〜 get a punch"の意味は「〜が殴られる」

thump(拳で殴る、ぶん殴る)
似た意味の動詞を区別(5)【一回叩く、一回殴る】:hit, thump, slap, etc(3) この項目の先頭へ↑

"thump"は拳や物で殴ることを表わします。ほぼ同じ意味を表わす"punch"と比べるとたいてい、殴ったときに低く鈍い音が出ることを暗示します→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【一回叩く、一回殴る】:hit, punch, slap, etc: punch(拳で殴る、ぶん殴る)

"thump"(拳で殴る、ぶん殴る)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + thump + 目的語(主語が目的語を拳で殴る)
  2. 【他動詞】:主語 + thump + 目的語 + in/on the 〜(主語が目的語の〜を拳で殴る)

手の平で叩くは"slap"や"smack"を使います→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【叩く、殴る】:slap(手の平で叩く、手の平ではたく)』『似た意味の動詞を区別【叩く、殴る】:smack(手の平で引っぱたく、手の平でぶっ叩く)

【例文】:I thumped my chest to try to stop hiccupping.
【和訳】:しゃっくりを止めるために胸をドンと叩いた
→構文:主語 + thump + 目的語(主語が目的語を拳で殴る)

【例文】:The intruder, thumped on his temple by the man, fainted and collapsed onto the ground.
【和訳】:男性にこめかみをぶん殴られた侵入者は気を失なって地面に崩れ落ちた。
→構文:主語 + thump + 目的語 + in/on the 〜(主語が目的語の〜を拳で殴る)

"thump"は物が何かにぶつかって音を立てる意味も表わします。

【例文】:The television thumped on the floor when the earthquake happened.
【和訳】:地震が来たときテレビが床にドスンと落ちた

"thump"は名詞として使うこともできます。たいてい、物が何かにぶつかって鈍い音を立てることを表わします。

【例文】:There are thumps in the kitchen. Probably my cats are playing around.
【和訳】:台所のほうでドシンドシンと音がする。たぶん猫たちが遊んでいる。
→"thumps"の意味は「複数回のドシンドシンという音」

【例文】:A cat ran from under the car after I gave a thump on the hood.
【和訳】:車のボンネットをドシンと叩くと車の下から猫が一匹逃げて行った。
→"give a thump aon 〜"の意味は「〜をドシンと叩く」

slap(手の平で叩く、手の平ではたく)
似た意味の動詞を区別(5)【一回叩く、一回殴る】:hit, punch, slap, etc(4) この項目の先頭へ↑

"slap"は手の平で叩くことを表わします。

"slap"(手の平で叩く、手の平ではたく)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + slap + 目的語(主語が目的語を手の平で叩く)
  2. 【他動詞】:主語 + slap + 目的語 + in/on the 〜(主語が目的語の〜を手の平で叩く)

拳で殴るは"punch"や"thump"で表わします→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【叩く、殴る】:punch(拳で殴る、ぶん殴る)』『似た意味の動詞を区別【一回叩く、一回殴る】:hit, punch, slap, etc: thump(拳で殴る、ぶん殴る)

【例文】:I woke up abruptly as I felt that someone had slapped me in the face.
【和訳】:誰かかに顔を叩かれたような気がして突然目が覚めた。
→構文:主語 + slap + 目的語 + in the 〜(主語が目的語の〜を手の平で叩く)

"slap"は軽くポンと叩く動作を表わすこともあります。

【例文】:The cat jumped about one meter high when he was slapped on the back from behind.
【和訳】:後ろから背中をポンと叩かれた猫は一メートルはジャンプした。
→構文:主語 + slap + 目的語(主語が目的語を手の平で叩く)

"slap"は名詞として使うこともできます。

【例文】:In my childhood my mother gave me a slap on the cheek for behaving badly.
【和訳】:子供のころ悪いことをするとお母さんにほっぺたを叩かれました
→"give a slap on 〜"の意味は「〜を叩く」

【例文】:When I got a slap on the shoulder and turned around, there was nobody there.
【和訳】:肩をポンと叩かれたので振り返ったが誰もいなかった。
→"〜 get a slap"の意味は「〜が叩かれる」

smack(手の平で引っぱたく、手の平でぶっ叩く)
似た意味の動詞を区別(5)【一回叩く、一回殴る】:hit, smack, slap, etc(5) この項目の先頭へ↑

"smack"は手の平で叩くことを表わします。たいてい、ほぼ同じ意味を表わす"slap"よりも強い力で音が出るくらい強く叩くことを暗示します→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【一回叩く、一回殴る】:hit, punch, slap, etc: slap(手の平で叩く、手の平ではたく)

"smack"(手の平で引っぱたく、手の平でぶっ叩く)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + smack + 目的語(主語が目的語を手の平で引っぱたく)

拳で殴るは"punch"や"thump"で表わします→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【叩く、殴る】:punch(拳で殴る、ぶん殴る)』『似た意味の動詞を区別【一回叩く、一回殴る】:hit, punch, slap, etc: thump(拳で殴る、ぶん殴る)

【例文】:Today it is inappropriate to smack young children as a form of discipline.
【和訳】:しつけの一環として小さな子供を引っぱたくなんて今時不適切だ。
→構文:主語 + smack + 目的語(主語が目的語を手の平で引っぱたく)

"smack"は偶発的に何かにぶつかってしまうの意味もあります→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【身体をぶつける、身体がぶつかる】:bang, knock, hit, etc: smack(ぶつける、ぶっつかる、強打する)

【例文】:Doris wears a band-aid on her nose since she accidentally smacked her face on an automatic door.
【和訳】:ドリスは自動ドアに顔面を強打したので鼻に絆創膏を付けている。

"smack"は名詞としても使うことができます。

【例文】:I'll give you a smack if you take money from my wallet again.
【和訳】:今度財布からお金を持って行ったら引っぱたくぞ
→"give 〜 a smack"の意味は「〜を引っぱたく」

【例文】:When I was young, I got a smack on the bottom if I misbehaved.
【和訳】:小さいころは悪いことをするとおしりを引っぱたかれた
→"〜 get a smack"の意味は「〜が引っぱたかれる」

swat(パチンと叩く、ぴしゃりと打つ)
似た意味の動詞を区別(5)【一回叩く、一回殴る】:hit, swat, slap, etc(6) この項目の先頭へ↑

"swat"はハエや蚊などの虫をパチンと叩くことを表わします。

"swat"(パチンと叩く、ぴしゃりと打つ)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + swat + 目的語(主語が目的語をパチンと叩く)

【例文】:I tried in vain to swat the mosquito on the back of my hand.
【和訳】:手の甲にとまった蚊を叩こうとしたが逃げられた。

【例文】:It's unexpectedly hard to swat a fly with a rolled newspaper.
【和訳】:丸めた新聞でハエを叩くのは意外にむつかしい。

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(22)
似た意味の動詞を区別(6)
【複数回叩く、複数回殴る】:beat, batter, pound, etc
先頭へ

「手で複数回叩く」動作

【目次】:「複数回叩く、複数回殴る」を表わす語句

主に、人が手や手に持った物体で「複数回叩く、複数回殴る」の動作を表わす《動詞》をまとめます。「叩く、殴る」動作が一回のみのときはたいてい"hit, strike"などを使います→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【一回叩く、一回殴る】:hit, punch, slap, etc

beat(叩く、殴る)
似た意味の動詞を区別(6)【複数回叩く、複数回殴る】:beat, batter, pound, etc(1) この項目の先頭へ↑

"beat"は複数回叩く、複数回殴る動作を表わします。たいてい、かなりの力で強く叩くことを暗示します。

"beat"(叩く、殴る)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + beat + 目的語(主語が目的語を叩く)
  2. 【他動詞】:主語 + beat + 目的語 + in/on the 〜(主語が目的語の〜を叩く)
  3. 【他動詞】:主語 + beat + 目的語 + with 〜(主語が目的語を〜で叩く)
  4. 【自動詞】:主語 + beat + at/on/against 〜(主語が〜を叩く)

【例文】:When it's sunny, I dry my futon outside and beat it repeatedly.
【和訳】:晴れた日にはふとんを外に干して何回も叩きます
→構文:主語 + beat + 目的語(主語が目的語を叩く)

【例文】:The two kangaroos were beating each other in the face.
【和訳】:二匹のカンガルーはお互いの顔をポカポカ殴っていた
→構文:主語 + beat + 目的語 + in the 〜(主語が目的語の〜をひどく叩く)

【例文】:In the old days criminals were beaten with a whip.
【和訳】:昔の罪人はムチで打たれていた
→構文:主語 + beat + 目的語 + with 〜(主語が目的語を〜で叩く)

"beat"は雨風や波などが建物や施設に打ちつける様子を表すことがあります。"lash"もほぼ同じ意味を表わします。

【例文】:Though the typhoon has passed, strong wind is still beating against the windows.
(= Though the typhoon has passed, strong wind is still lashing against the windows)
【和訳】:台風は通り過ぎたが、まだ強い風が窓に打ちつけている
→構文:主語 + beat + against 〜(主語が〜を叩く)

batter(ひどく叩く、強く殴る)
似た意味の動詞を区別(6)【複数回叩く、複数回殴る】:beat, batter, pound, etc(2) この項目の先頭へ↑

"batter"は複数回叩く、複数回殴る動作を表わします。たいてい、非常に強い力で壊れるくらいにひどく叩く、ケガを負わせるくらい強く殴ることを暗示します。

"batter"(ひどく叩く、強く殴る)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + batter + 目的語(主語が目的語をひどく叩く)
  2. 【他動詞】:主語 + batter + 目的語 + in/on the 〜(主語が目的語の〜をひどく叩く)
  3. 【他動詞】:主語 + batter + 目的語 + with 〜(主語が目的語を〜でひどく叩く)
  4. 【自動詞】:主語 + batter + at/on/against 〜(主語が〜をひどく叩く)

【例文】:The mob battered the gate of the president's office to protest the increase in taxes.
【和訳】:群集は大統領府の門を激しく叩いて増税に抗議した。
→構文:主語 + batter + 目的語(主語が目的語をひどく叩く)

【例文】:The victim was badly battered in the face and stomach.
【和訳】:被害者は顔や腹をひどく殴られていた
→構文:主語 + batter + 目的語 + in the 〜(主語が目的語の〜をひどく叩く)

【例文】:The drug dealer was battered to death with a blunt weapon.
【和訳】:麻薬の売人は鈍器で複数回殴られて殺されていた。
→構文:主語 + batter + 目的語 + with 〜(主語が目的語を〜でひどく叩く)

【例文】:I couldn't sleep at all because rain drops battered against my tent all through the night.
【和訳】:一晩中雨粒がテントを叩き続けたので一睡もできなかった。
→構文:主語 + batter + against 〜(主語が〜をひどく叩く)

"batter"は雨風や波などが建物や施設に打ちつける様子を表すことがあります。"lash, pound, hammer"もほぼ同じ意味を表わします。

【例文】:Massive hailstones battered the car and cracked its windshield.
(= Massive hailstones lashed the car and cracked its windshield.)
(= Massive hailstones pounded the car and cracked its windshield.)
(= Massive hailstones hammered the car and cracked its windshield.)
【和訳】:いくつもの巨大なひょうが車を直撃してフロントウインドウにヒビが入った。

"batter down 〜"の意味は「〜ぶち壊す、〜を打ち壊す」です。

【例文】:The police battered down the entrance door and rushed into the building.
【和訳】:警官隊は入り口のドアをぶち壊して建物内に突入した。

pound(強く叩く、殴りつける)
似た意味の動詞を区別(6)【複数回叩く、複数回殴る】:beat, batter, pound, etc(3) この項目の先頭へ↑

"pound"は複数回叩く、複数回殴る動作を表わします。たいてい、音が出るくらい激しく人や動物を殴る、叩くことを暗示します。

"pound"(強く叩く、殴りつける)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + pound + 目的語(主語が目的語を強く叩く)
  2. 【他動詞】:主語 + pound + 目的語 + in/on the 〜(主語が目的語の〜を強く叩く)
  3. 【他動詞】:主語 + pound + 目的語 + with 〜(主語が目的語を〜で強く叩く)
  4. 【自動詞】:主語 + pound + at/on/against 〜(主語が〜を強く叩く)

【例文】:The two cats were pounding each other's face with their paws.
【和訳】:二匹の猫はお互いの顔を前足でポカポカ殴りあっていた
→構文:主語 + pound + 目的語(主語が目的語を強く叩く)

【例文】:The player was pounded on the head and back by the coaching stuff and teammates.
【和訳】:その選手はコーチやチームメイトから頭や背中をバンバン叩かれた
→構文:主語 + pound + 目的語 + on the 〜(主語が目的語の〜を強く叩く)

【例文】:It was alleged that a gang of thugs pounded the victim on the head and back with their fists.
【和訳】:報道によれば、暴漢たちは被害者の頭や背中を拳で何度も殴りつけた
→構文:主語 + pound + 目的語 + on the 〜 + with A(主語が目的語の〜をAで強く叩く)

【例文】:The landlord pounded on the door and we heard the lock turned.
【和訳】:大家がドアをドンドンと叩くと鍵を開ける音がした。
→構文:主語 + pound + on 〜(主語が〜を強く叩く)

"pound"は雨風や波などが建物や施設に打ちつける様子も表わします。"lash, batter, hammer"もほぼ同じ意味を表わします。

【例文】:I couldn't hear TV because heavy rain pounded the roof and windows.
(= I couldn't hear TV because heavy rain lashed the roof and windows.)
(= I couldn't hear TV because heavy rain battered the roof and windows.)
(= I couldn't hear TV because heavy rain hammered the roof and windows.)
【和訳】:豪雨が屋根や窓に打ちつけてテレビの音が聞こえなかった。

hammer(強く叩く、連打する)
似た意味の動詞を区別(6)【複数回叩く、複数回殴る】:beat, batter, pound, etc(4) この項目の先頭へ↑

"hammer"は複数回叩く動作を表わします。たいてい、人や動物が何か硬い物体を音が出るほど強く叩くことを暗示します。

"hammer"(強く叩く、連打する)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + hammer + 目的語(主語が目的語を強く叩く)
  2. 【他動詞】:主語 + hammer + 目的語 + in/on the 〜(主語が目的語の〜を強く叩く)
  3. 【他動詞】:主語 + hammer + 目的語 + with 〜(主語が目的語を〜で強く叩く)
  4. 【自動詞】:主語 + hammer + at/on/against 〜(主語が〜を強く叩く)

【例文】:I hammered him on the back as hard as I could when I realized my son choked on a candy.
【和訳】:息子がアメをのどに詰まらせたと気づいたとき、私は力の限りに息子の背中を叩きました
→構文:主語 + hammer + 目的語 + on the 〜(主語が目的語の〜を強く叩く)

【例文】:The man hammered a big nail into the wooden board with his head.
【和訳】:男は大きな釘を頭で木の板に打ちつけた
→構文:主語 + hammer + 目的語 + with 〜(主語が目的語を〜で強く叩く)

【例文】:The police officer hammered on the door, but there was no answer.
【和訳】:警察官がドアをドンドンと叩いたが返事はなかった。
→構文:主語 + hammer + on 〜(主語が〜を強く叩く)

"hammer"は金づちなどの道具で打つ動作も表わします。

【例文】:When I was hammering a nail in the wall to hang a picture, I hit my finger.
【和訳】:絵を壁に掛けようとして金づちで釘を打っていたら指を叩いてしまった。

"hammer"は雨風や波などが建物や施設に打ちつける様子も表わします。"lash, batter, pound"もほぼ同じ意味を表わします。

【例文】:During the storm, high waves hammered the pier and pulled away some cars into the sea.
(= During the storm, high waves lashed the pier and pulled away some cars into the sea.)
(= During the storm, high waves buttered the pier and pulled away some cars into the sea.)
(= During the storm, high waves pounded the pier and pulled away some cars into the sea.)
【和訳】:嵐の間、高波が埠頭に打ちつけ、数台の車を海に引きずり込んだ。

pummel(殴る、殴りつける)
似た意味の動詞を区別(6)【複数回叩く、複数回殴る】:beat, batter, pound, etc(5) この項目の先頭へ↑

"pummel"は複数回叩く、複数回殴る動作を表わします。たいてい、拳で強く殴ることを暗示します。

"pummel"(殴る、殴りつける)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + pummel + 目的語(主語が目的語を殴る)
  2. 【他動詞】:主語 + pummel + 目的語 + with 〜(主語が目的語を〜で殴る)

【例文】:The furious crowd pummeled the rhinoceros poacher.
【和訳】:怒り狂った群集はサイの密猟者を殴りつけた
→構文:主語 + pummel + 目的語(主語が目的語を殴る)

【例文】:The boxers mercilessly pummeled each other with thunderous punches.
【和訳】:ボクサーは互いに激しい音を立てて容赦なくパンチを繰り出した
→構文:主語 + pummel + 目的語 + with 〜(主語が目的語を〜で殴る)

pat(軽く叩く、やさしく叩く)
似た意味の動詞を区別(6)【複数回叩く、複数回殴る】:beat, batter, pound, etc(6) この項目の先頭へ↑

"pat"は複数回叩く動作を表わします。たいてい、愛情や親しみの表現として手の平で軽く叩く動作を暗示します。

"pat"(軽く叩く、やさしく叩く)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + pat + 目的語(主語が目的語を軽く叩く)
  2. 【他動詞】:主語 + pat + 目的語 + in/on the 〜(主語が目的語の〜を軽く叩く)

【例文】:"Come and sit," Mike said, patting a seat beside him.
【和訳】:「こっち来て座りなよ」とマイクは隣の席をトントンと叩きながら言った。
→構文:主語 + pat + 目的語(主語が目的語を軽く叩く)

【例文】:As a cat came to me and sat on my lap, I patted him on the head.
【和訳】:猫がひざに乗って来たので頭をポンポンと叩いてやった
→構文:主語 + pat + 目的語 + on the 〜(主語が目的語の〜を軽く叩く)

"pat"は名詞としても使うことができます。

【例文】:The magician gave a light pat on my shoulder and produced a card.
【和訳】:手品師は私の肩を軽くポンポンと叩くと一枚のトランプのカードを取り出した。

tap(軽く叩く、軽く打つ)
似た意味の動詞を区別(6)【複数回叩く、複数回殴る】:beat, batter, pound, etc(7) この項目の先頭へ↑

"tap"は複数回叩く動作を表わします。たいてい、手や指で素早く軽く叩くことを暗示します。

"tap"(軽く叩く、軽く打つ)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + tap + 目的語(主語が目的語を軽く叩く)
  2. 【他動詞】:主語 + tap + 目的語 + in/on the 〜(主語が目的語の〜を軽く叩く)
  3. 【他動詞】:主語 + tap + 目的語 + against/on 〜(主語が目的語で〜を軽く叩く)

【例文】:I'm tired because I've been tapping the keyboard over an hour.
【和訳】:一時間以上もキーボードをパチパチを叩いていて疲れちゃった。
→構文:主語 + tap + 目的語(主語が目的語を軽く叩く)

【例文】:The professor tapped Bert on the shoulder, but he stayed asleep.
【和訳】:教授はバートの肩をポンポンと叩いたが眠ったままだった。
→構文:主語 + tap + 目的語 + on the 〜(主語が目的語の〜を軽く叩く)

【例文】:I tapped my finger on the bowl to check whether it was cracked or not.
【和訳】:茶碗を指でコンコンと叩いてヒビが入っていないかどうか確認した。
→構文:主語 + tap + 目的語 + on 〜(主語が目的語で〜を軽く叩く)

"tap"は名詞としても使うことができます。

【例文】:The coach gave a tap on the pitcher and encouraged him.
【和訳】:コーチはピッチャーの背中をトントンと叩いて元気づけた。

knock, rap(ドアなどを叩く、ノックする)
似た意味の動詞を区別(6)【複数回叩く、複数回殴る】:beat, batter, pound, etc(8) この項目の先頭へ↑

"knock, rap"は複数回叩く動作を表わします。たいてい、人の注意を引くためにドアや窓などをある程度大きな音を出して叩くこと暗示します。

"knock"(ドアなどを叩く、ノックする)の主な構文
  1. 【自動詞】:主語 + knock/rap + at/on 〜(主語が〜をノックする)

【例文】:Someone knocked on the door. When I opened it, there was a package waiting for me.
【例文】:Someone rapped on the door. When I opened it, there was a package waiting for me.
【和訳】:ノックの音がしたのでドアを開けると荷物がポツンと置いてあった。

"rap"はドア以外を叩くことも表わします。

【例文】:The class became utterly silent when the teacher loudly rapped on the lectern with the pointer.
【和訳】:先生が指示棒で教卓をコツコツと叩いて大きな音を出すとクラスはしんと静まり返った。

"knock"は偶発的に身体が何かにぶつかってしまうの意味もあります→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【身体をぶつける、身体がぶつかる】:bang, knock, hit, etc: knock, hit, strike(ぶつける、ぶつかる、当たる)

【例文】:Hot water spilled from the thermo pot as I knocked it from the table onto the floor.
【和訳】:ポットにぶつかってテーブルから落してしまい、床にお湯がこぼれた。

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(23)
似た意味の動詞を区別(7)
【身体をぶつける、身体がぶつかる】:bang, knock, hit, etc
先頭へ

「自分の身体をぶつける」動作

【目次】:「身体をぶつける、身体がぶつかる」を表わす語句

主に、人が身体全体や手や足などの身体の一部を何かに「ぶつける」様子を表わす《動詞》をまとめます。物をぶつける、物がぶつかる様子を表わすときは"crash, smash"などを使います→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【物をぶつける、物がぶつかる】:crash, smash, collide, etc: crash, smash

bang, bump(ぶつける、ぶつかる)
似た意味の動詞を区別(7)【身体をぶつける、身体がぶつかる】:bang, knock, hit, etc(1) この項目の先頭へ↑

"bang"と"bamp"は人や動物が身体全体や身体の一部を何かに「ぶつける」様子を表わします。かなり大きな音を立ててぶつかることを暗示します。

"bang, bump"(ぶつける、ぶつかる)の主な構文
  1. 【自動詞】:主語 + bang/bump + against/into 〜(主語が〜にぶつかる)
  2. 【他動詞】:主語 + bang/bump + 目的語 + against/on 〜(主語が目的語を〜にぶつける)

【例文】:The security camera in the shop recorded that a deer banged into the glass door.
【和訳】:店の防犯カメラはシカがガラスドアにぶち当たったところを記録していた。
→構文:主語 + bang + into 〜(主語が〜にぶつかる)

【例文】:I bumped my head on the lamp as I stood up from the seat.
【和訳】:席から立ち上がった拍子に頭を照明にぶつけてしまった
→構文:主語 + bump + 目的語 + on 〜(主語が目的語を〜にぶつける)

"bang"は大きな音を立てて物を置く、ドアなどが大きな音を立てるの意味もあります。

【例文】:I banged my teacup down on the table and half of the tea spilled from it.
【和訳】:湯飲みをバンとテーブルに置いたらお茶の半分がこぼれた。

【例文】:Chris banged the door so hard that the picture frame fell from the wall.
【和訳】:クリスがドアを勢いよくバタンと閉めたので壁に飾ってあった額縁が落ちた。

knock, hit, strike(ぶつける、ぶつかる、当たる)
似た意味の動詞を区別(7)【身体をぶつける、身体がぶつかる】:bang, knock, hit, etc(2) この項目の先頭へ↑

"knock"と"hit"と"strike"は人や動物が身体全体や身体の一部を何かに「ぶつける」様子を表わします。痛みが生じるほどの激しいぶつかりから、軽く当たる程度の接触まで幅広く表わします。"knock"や"hit"と比べると"strike"はやや堅苦しい言い方です。

"knock, hit, strike"(ぶつける、ぶつかる、当たる)の主な構文
  1. 【自動詞】:主語 + knock/hit/strike + against 〜(主語が〜にぶつかる)
  2. 【他動詞】:主語 + knock/hit/strike + 目的語 + against/on 〜(主語が目的語を〜にぶつける)

【例文】:I knocked against a postbox when I was walking and watching a movie on my smartphone.
【例文】:I hit against a postbox when I was walking and watching a movie on my smartphone.
【和訳】:スマートフォンで映画を見ながら歩いていたらポストにぶつかってしまった
【例文】:I struck against a postbox when I was walking and watching a movie on my smartphone.
【和訳】:スマートフォンで映画を見ながら歩いているとポストに衝突した
→構文:主語 + knock/hit/strike + against 〜(主語が〜にぶつかる)

【例文】:I knocked my back against the tap in the bathroom, and it still hurts badly.
【例文】:I hit my back against the tap in the bathroom, and it still hurts badly.
【和訳】:風呂場で背中を水道の蛇口にぶつけて今でもひどく痛い。
【例文】:I struck my back against the tap in the bathroom, and it still hurts badly.
【和訳】:風呂場で背中を水道の蛇口に打ち当たり現在でも痛みがひどい。
→構文:主語 + knock/hit/strike + 目的語 + against 〜(主語が目的語を〜にぶつける)

"knock/hit/strike A off 〜"の意味は「Aにぶつかって〜から落とす」です。

【例文】:I knocked my chopsticks off the table as I stood up.
【例文】:I hit my chopsticks off the table as I stood up.
【和訳】:立ち上がったときうっかり箸に当たってテーブルから落してしまった。
【例文】:I struck my chopsticks off the table as I stood up.
【和訳】:立ち上がったとき偶然箸に触れてテーブルから落してしまった。
→構文:主語 + knock/hit/strike + 目的語 + off 〜(主語が目的語をぶつけて〜から落とす)

"knock over 〜"の意味は「ぶつかって〜をひっくり返す」です。

【例文】:Tim knocked over the garbage can and scattered its contents.
【和訳】:ティムはごみ箱にぶつかってひっくり返し、中身をぶちまけてしまった。

"hit"や"strike"は「一回叩く、一回殴る」の意味もあります→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【一回叩く、一回殴る】:hit, punch, slap, etc: hit, strike(叩く、殴る)

【例文】:The man who had hit his dog with a cane was arrested.
【和訳】:飼犬を杖で叩いた男は逮捕された。
【例文】:The man who had struck his dog with a cane was arrested.
【和訳】:飼犬を杖で殴打した男は逮捕された。

"knock"は複数回叩く、複数回殴るの意味もあります→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【複数回叩く、複数回殴る】:beat, batter, pound, etc: knock, rap(ドアなどを叩く、ノックする)

【例文】:The toddler knocked the husky on the head, but the dog didn't care.
【和訳】:小さい子がハスキー犬の頭をポンポンと叩いたが犬は気に留めていなかった。

"hit, strike"は物がぶつかるの意味もあります→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【物をぶつける、物がぶつかる】:crash, smash, collide, etc: knock, hit, strike

【例文】:The drone nearly hit the electric line.
【和訳】:ドローンはもう少しで電線に当たるところだった。
【例文】:The drone nearly hit the electric line.
【和訳】:ドローンはもう少しで電線に接触するところだった。

crack(ぶつかる、頭をぶつける)
似た意味の動詞を区別(7)【身体をぶつける、身体がぶつかる】:bang, knock, hit, etc(3) この項目の先頭へ↑

"crack"は人や動物が身体全体や身体の一部を何かに「ぶつける」様子を表わします。特に頭をぶつける動作を表現します。

"crack"(ぶつける、頭をぶつける)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + + 目的語 + against/on 〜(主語が目的語を〜にぶつける)

【例文】:When I was walking and playing a game on my smartphone, I cracked my head on a tree branch.
【和訳】:スマートフォンでゲームをしながら歩いていたら木の枝に頭をぶつけた
→構文:主語 + crack + 目的語 + on 〜(主語が目的語を〜にぶつける)

【例文】:I slipped on the wet escalator and cracked my back hard on the step.
【和訳】:濡れたエスカレーターですべってこけてしまい、ステップで背中を強打した
→構文:主語 + crack + 目的語 + on 〜(主語が目的語を〜にぶつける)

smack(ぶつける、ぶっつかる、強打する)
似た意味の動詞を区別(7)【身体をぶつける、身体がぶつかる】:bang, knock, hit, etc(4) この項目の先頭へ↑

"smack"は人や動物が身体全体や身体の一部を何かに「ぶつける」様子を表わします。ぶつかったときに大きな音が出ることを暗示します。

"smack"(ぶつける、ぶっつかる、強打する)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + smack + 目的語 + against/into/on 〜(主語が目的語を〜にぶつける)

【例文】:When I was getting into my car, I smacked my forehead against the roof.
【和訳】:自分の車に乗ろうとしたらルーフにゴンとおでこをぶつけた
→構文:主語 + smack + 目的語 + against 〜(主語が目的語を〜にぶつける)

【例文】:I dove into the sea and smacked my face on the rock under the water.
【和訳】:海に飛び込んだら水中にあった岩に顔面をゴンとぶつけてしまった
→構文:主語 + smack + 目的語 + on 〜(主語が目的語を〜にぶつける)

"smack"は手の平で引っぱたくの意味もあります→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【一回叩く、一回殴る】:hit, punch, slap, etc: smack(手の平で引っぱたく、手の平でぶっ叩く)

【例文】:Even before the match started, the wrestlers smacked each other in the face again and again.
【和訳】:まだ試合前だというのにレスラーは互いに何度も顔にバチンバチンと平手打ちを食らわせた

collide(ぶつかる、衝突する)
似た意味の動詞を区別(7)【身体をぶつける、身体がぶつかる】:bang, knock, hit, etc(5) この項目の先頭へ↑

"collide"は人や動物が身体全体や身体の一部を何かに「ぶつかる」様子を表わします。特に、動いている人同士がぶつかることを暗示します。

"collide"(ぶつかる、衝突する)の主な構文
  1. 【自動詞】:主語 + collide + with 〜(主語が〜とぶつかる)
  2. 【自動詞】:主語 + collide(主語同士がぶつかる)

【例文】:I collided with another runner and my shoe came off.
【和訳】:別の走者と衝突して靴が片方脱げてしまった。
→構文:主語 + collide with 〜(主語が〜とぶつかる)

【例文】:In practice time, two skaters collided and fell down on the ice.
【和訳】:練習時間の最中、スケートの選手二人が衝突してリンクに倒れ込んだ。
→構文:主語 + collide(主語同士がぶつかる)

"collide"は物がぶつかるの意味もあります→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【物をぶつける、物がぶつかる】:crash, smash, collide, etc: collide(ぶつかる、衝突する)

【例文】:Three people injured after a car going the wrong way collided with a bus.
【和訳】:バスが逆送して来た車と衝突して三人がケガをした。

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(24)
似た意味の動詞を区別(8)
【物をぶつける、物がぶつかる】:crash, smash, collide, etc
先頭へ

「物が物にぶつかる」動作

【目次】:「物をぶつける、物がぶつかる」を表わす語句

主に、物が物に「ぶつかる」動きを表わす《動詞》をまとめます。身体をぶつける、身体がぶつかる様子を表わすときは"bank, knock"などを使います→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【身体をぶつける、身体がぶつかる】:bang, knock, hit, etc

crash, smash(ぶつかる、激突する)
似た意味の動詞を区別(8)【物をぶつける、物がぶつかる】:crash, smash, collide, etc(1) この項目の先頭へ↑

"crash"と"smash"は物が物に「ぶつかる」様子を表わします。特に、硬い物にぶつかって大きな音が出る、時には壊れてしまうことを暗示します。

"crash, smash"(ぶつかる、激突する)の主な構文
  1. 【自動詞】:主語 + crash/smash + against/into/on/onto/to 〜(主語が〜にぶつかる)
  2. 【他動詞】:主語 + crash/smash + 目的語 + in/into/on 〜(主語が目的語を〜にぶつける)

【例文】:Huge waves crashed against the breakwater. Some of them certainly were higher than ten meters.
【例文】:Huge waves smashed against the breakwater. Some of them certainly were higher than ten meters.
【和訳】:大波が防波堤に次々とぶち当たり、中には十メートルを超えるものも確実にあった。
→構文:主語 + crash/smash against 〜(主語が〜にぶつかる)

【例文】:I accidentally knocked over the table, the plates and flatware crashing onto the floor.
【例文】:I accidentally knocked over the table, the plates and flatware smashing onto the floor.
【和訳】:誤ってテーブルをひっくり返してお皿やナイフ、フォークなどを床にぶちまけてしまった
→構文:主語 + crash/smash onto 〜(主語が〜にぶつかる)

"crash"は車や飛行機などの乗り物が衝突する、墜落することも表わします。

【例文】:A drunken driver crashed his car through the convenience store window last night.
【和訳】:昨日の夜、飲酒運転のドライバーがコンビニエンスストアの窓を破壊して突っ込んだ

【例文】:Two tank trucks crashed and burst into flames on a expressway.
【和訳】:高速道路で二台のタンクローリーが衝突して炎上した。

【例文】:The fighter crashed into the mountainside after the pilot bailed out.
【和訳】:パイロットが脱出したあと、戦闘機は山腹に激突した

"crash"は"crash out"で「寝入る、寝てしまう」の意味もあります→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【寝る、就寝する】:sleep, doze, fall asleep, etc: crash(寝入る、寝落ちする、爆睡する)

【例文】:I seem to have caught a cold since I crashed out in the bath for an hour.
【和訳】:風呂で一時間寝てしまったので風邪を引いたようだ。

clash(ぶつかる、ガシャンという)
似た意味の動詞を区別(8)【物をぶつける、物がぶつかる】:crash, smash, collide, etc(3) この項目の先頭へ↑

"clash"は物が物に「ぶつかる」動作を表わします。特に、金属や陶器がぶつかって硬い音が出ることを暗示します。

"clash"(ぶつかる、ガシャンという)の主な構文
  1. 【自動詞】:主語 + clash + against/into/to 〜(主語が〜にぶつかる)
  2. 【他動詞】:主語 + clash + 目的語(主語が目的語をぶつける)

【例文】:Everyone in the restaurant looked at me as my fork clashed loudly against the plate.
【和訳】:フォークが大皿に当たって大きな音が出たとき、レストラン中の人がこっちを向いた。
→構文:主語 + clash against 〜(主語が〜にぶつかる)

【例文】:The boy clashed the cymbals together and the brass band finished their performance.
【和訳】:少年がシンバルを打ち鳴らしてブラスバンドは演奏を終えた。
→構文:主語 + clash + 目的語(主語が目的語をぶつける)

collide(ぶつかる、衝突する)
似た意味の動詞を区別(8)【物をぶつける、物がぶつかる】:crash, smash, collide, etc(4) この項目の先頭へ↑

"collide"は物が物に「ぶつかる」様子を表わします。特に、ぶつかる側もぶつけられる側も動いている物体であることを暗示します。

"collide"(ぶつかる、衝突する)の主な構文
  1. 【自動詞】:主語 + collide + with 〜(主語が〜とぶつかる)
  2. 【自動詞】:主語 + collide(主語同士がぶつかる)

【例文】:What would happen if an asteroid collided with the Earth?
【和訳】:仮に小惑星が地球に衝突したら何が起こるのだろう。
→構文:主語 + collide with 〜(主語が〜とぶつかる)

【例文】:Two buses collided head-on, but fortunately there were no casualties.
【和訳】:昨日、二台のバスが正面衝突したが幸いにも死傷者はいなかった。
→構文:主語 + collide(主語同士がぶつかる)

"collide"は人がぶつかるの意味もあります→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【身体をぶつける、身体がぶつかる】:bang, knock, hit, etc: collide(ぶつかる、衝突する)

【例文】:The bus braked suddenly and my head collided with the seat in front of me.
【和訳】:バスが急ブレーキをかけたので前のシートに頭をぶつけた

bang, bump(ぶつかる、バンと当たる)
似た意味の動詞を区別(8)【物をぶつける、物がぶつかる】:crash, smash, collide, etc(3) この項目の先頭へ↑

"bang"と"bump"は物が物に「ぶつかる」様子を表わします。特に、ぶつかったときに大きな音が出ることを暗示します。

"bang, bump"(ぶつける、ぶつかる)の主な構文
  1. 【自動詞】:主語 + bang/bump + against/into 〜(主語が〜にぶつかる)
  2. 【他動詞】:主語 + bang/bump + 目的語 + against/on 〜(主語が目的語を〜にぶつける)

【例文】:Heavy wind is howling outside and something is banging against the roof.
【和訳】:外は強風がビュービュー吹き荒れ、屋根には何かが当たってバンバン音を出している
→構文:主語 + bang against 〜(主語が〜にぶつかる)

【例文】:The driver's side door was dented because a shopping cart bumped into it.
【和訳】:ショッピングカートをぶつけられて運転席側のドアはへこんでいます。
→構文:主語 + bump into 〜(主語が〜にぶつかる)

"bang"と"bump"は身体をぶつけるの意味もあります→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【身体をぶつける、身体がぶつかる】:bang, knock, hit, etc: bang, bump(ぶつける、ぶつかる)

【例文】:I banged my big toe on the bottom of a couch and still it hurts badly.
【例文】:I bumped my big toe on the bottom of a couch and still it hurts badly.
【和訳】:足の親指をソファの下の所にぶつけて今でもひどく痛い。

hit, strike(ぶつかる、衝突する)
似た意味の動詞を区別(8)【物をぶつける、物がぶつかる】:crash, smash, collide, etc(3) この項目の先頭へ↑

"hit"と"strike"は物が物に「ぶつかる」様子を表わします。場合によっては、ぶつけられたものに傷がつく、壊れることを暗示します。"hit"と比べると"strike"はやや堅苦しい言い方です。

"knock, hit, strike"(ぶつかる、衝突する)の主な構文
  1. 【自動詞】:主語 + hit/strike + against/on 〜(主語が〜にぶつかる)
  2. 【他動詞】:主語 + hit/strike + 目的語 (主語が目的語にぶつかる)

【例文】:The car hit against the traffic island and overturned.
【和訳】:車は安全地帯にぶつかり横転した。
【例文】:The car struck against the traffic island and overturned.
【和訳】:車は安全地帯に激突して横転した。
→構文:主語 + hit/strike + against 〜(主語が〜にぶつかる)

【例文】:The Titanic hit an iceberg and sank on the night of April 14, 1912.
【和訳】:1912年の4月14日の夜、タイタニック号は氷山にぶつかって沈没した。
【例文】:The Titanic struck an iceberg and sank on the night of April 14, 1912.
【和訳】:1912年の4月14日の夜、タイタニック号は氷山に激突して沈没した。
→構文:主語 + hit/strike + 目的語(主語が目的語にぶつかる)

【例文】:A stray bullet hit the window of a shop and shattered the glass.
【和訳】:流れ弾が店のウインドウに当たり、ガラスは粉々に砕けた。
【例文】:A stray bullet struck the window of a shop and shattered the glass.
【和訳】:流れ弾が店のウインドウに命中して、ガラスは粉々に砕けた。
→構文:主語 + hit/strike + 目的語(主語が目的語にぶつかる)

"hit"と"strike"は偶発的に身体が何かにぶつかってしまうの意味もあります→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【身体をぶつける、身体がぶつかる】:bang, knock, hit, etc: knock, hit, strike(ぶつける、ぶつかる、当たる)

【例文】:I tripped and my forehead hit on the corner of the table.
【和訳】:つまづいて倒れて、おでこをテーブルの角にぶつけた
【例文】:I tripped and my forehead struck on the corner of the table.
【和訳】:つまづいて転倒し、額をテーブルの角に強打した

"hit"と"strike"は一回叩く、一回殴るの意味もあります→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【一回叩く、一回殴る】:hit, punch, slap, etc: hit, strike(叩く、殴る)

【例文】:The robber ran off without taking anything after my manager hit him on the arm with a bat.
【和訳】:店長がバットで強盗の腕をぶん殴ると、強盗は何も盗らずに逃げて行った。
【例文】:The robber ran off without taking anything after my manager struck him on the arm with a bat.
【和訳】:店長がバットで強盗の腕に一撃をお見舞いすると、強盗は何も盗らずに逃げ出した。

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(25)
似た意味の動詞を区別(9)
【気づく、わかる】:know, notice, realize, etc
先頭へ

「何かに気づく」動作

【目次】:「何かに気づく、何かがわかる」を表わす動詞

主に、五感を通して何かに気づく、見たり聞いたりして何かがわかることを表わす《動詞》をまとめます。

know, recognize(わかる、認識する)
似た意味の動詞を区別(9)【気づく、わかる】:know, notice, realize, etc(1) この項目の先頭へ↑

"know"と"recognize"はたいてい、何かを見聞きしたあと、実は過去に見たり聞いたりしたこがあることに気づくことを表わします。"recognize"はやや堅苦しい言い方です。

"know, recognize"(わかる、認識する)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + know/recognize + 目的語
  2. 【他動詞】:主語 + know/recognize + 目的語 + by 〜
  3. 【他動詞】:主語 + know/recognize + who/what/how

【例文】:I know the song but can't remember its title.
【和訳】:曲はわかるけれど曲名を思い出せない。
→構文:主語 + know + 目的語(主語は目的語をわかる)
【例文】:I recognize the song but can't remember its title.
【和訳】:曲はわかるがしかし曲名が思い出せない。
→構文:主語 + recognize + 目的語(主語は目的語をわかる)

【例文】:There are some people who you know by face but don't know by name.
【和訳】:顔はわかるけれど名前がわからないという人はいるものだ。
→構文:主語 + know + 目的語 + by 〜(主語は目的語の〜がわかる)
【例文】:There are some people who you recognize by face but don't recognize by name.
【和訳】:顔には覚えがある、しかし名前には覚えはないという人はいるものだ。
→構文:主語 + recognize + 目的語 + by 〜(主語は目的語の〜がわかる)

【例文】:I didn't know who you were at first because you had short hair.
【和訳】:髪が短かったので最初誰だかわからなかった。
→構文:主語 + know + who節(主語は〜が誰だかわかる)
【例文】:I didn't recognize who you were at first because you had short hair.
【和訳】:髪が短かったので最初誰だかわかりませんでした。
→構文:主語 + recognize + who節(主語は〜が誰だかわかる)

"know"は事情や原因などについてすでに気づいているの意味も表わします→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【気づく、わかる】:know, notice, realize, etc: know, realize(気づいている、わかっている)

【例文】:I don't know what my ship collided with though the impact of the collision was severe.
【和訳】:衝突の衝撃はひどかったけれど、私の船が何にぶつかったのかはわかりません

"know"は善し悪しがわかるの意味もあります。

【例文】:I'm not a gourmet but know a good meal when I eat one.
【和訳】:グルメではないけれどうまいものは食べればわかります

see, notice, observe, perceive(五感で気づく、五感でわかる)
似た意味の動詞を区別(9)【気づく、わかる】:know, notice, realize, etc(2) この項目の先頭へ↑

"see, notice, observe, perceive"は主に目で見て何かに気づくことを表わします→【参照】: 『知覚動詞って何だっけ?

"see, notice, observe, perceive"(五感で気づく、五感でわかる)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + see/notice/observe + 目的語 + 原形不定詞
  2. 【他動詞】:主語 + see/notice/observe/perceive + 目的語 + ing形
  3. 【他動詞】:主語 + see/notice/observe/perceive + that節
  4. 【他動詞】:主語 + see/notice/observe/perceive + who/what/where/how

"see"はたいてい、一目見てすぐにわかることを表わします。

【例文】:Probably Tommy was injured. I could see him limping.
【和訳】:たぶんトミーはケガをしていたんだ。足を引きずっているのがわかった
→構文:主語 + see + 目的語 + ing形(主語は目的語が〜しているのがわかる)
【例文】:Some of us saw that our teacher wore different socks.
【和訳】:何人かは先生が左右で別々の靴下を覇いていることに気づいた
→構文:主語 + see + that節形(主語は〜であることに気づく)

"notice"はたいてい、偶然何かに気づいてしまうことを表わします。

【例文】:I noticed a dog running after me when I looked in the rearview mirror.
【和訳】:ルームミラーを見たとき、犬が一匹この車の後を追いかけて来ているのに気づいた
→構文:主語 + notice + 目的語 + ing形(主語は目的語が〜しているのに気づく)
【例文】:Nobody noticed that I cut my hair 10 cm.
【和訳】:髪を十センチも短くしたのに誰も気づいてくれなかった。
→構文:主語 + notice + that節(主語は〜であることに気づく)

"observe"はたいてい、意図的にじっと見つめたあと何かに気づくことを表わします。

【例文】:The security guard observed a man with a hunting gun enter the post office.
【和訳】:警備員は猟銃を持った男が郵便局に入って行くのに気がついた
→構文:主語 + observe + 目的語 + 原形不定詞(主語は目的語が〜しているのに気づく)
【例文】:The children observed that some of the concrete blocks in the wall were cracked.
【和訳】:子供たちはコンクリートブロックの塀の所々にヒビが入っていることに気がついた
→構文:主語 + observe + that節(主語は〜であることに気づく)

"perceive"はたいてい、注意していないと見落としがちなことに気づくことを表わします。

【例文】:I perceived my cat holding something green in her mouth.
【和訳】:飼い猫が何か緑色の物を口にくわえているのに気づいた
→構文:主語 + perceive + 目的語 + ing形(主語は目的語が〜しているのに気づく)
【例文】:I perceived that all the drinks in the vending machine were sold out.
【和訳】:自販機の飲み物はすべて売り切れであることに気づいた
→構文:主語 + perceive + that節(主語は〜であることに気づく)

"notice, perceive"は視覚のほか、聴覚や嗅覚を通して気づくの意味を表わすこともあります。

【例文】:I called Dory yesterday and perceived a note of worry in her voice.
【和訳】:昨日ドリーに電話したけれど悩み事があるように感じられる話し方だった。
→"perceive"の意味は「聴覚で気づく」

【例文】:I noticed a moldy smell when I opened the fridge.
【和訳】:冷蔵庫を開けるとかびくさいにおいに気がついた
→"notice"の意味は「嗅覚で気づく」

find(気づく、わかる)
似た意味の動詞を区別(9)【気づく、わかる】:know, notice, realize, etc(3) この項目の先頭へ↑

"find"はたいてい、調査や体験の末に新事実に気づく、新情報を入手してそれまで見えていなかった物事がわかることを表わします。

"find"(気づく、わかる)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + find + 目的語 + 補語(名詞、形容詞、ing形など)
  2. 【他動詞】:主語 + find + that節
  3. 【他動詞】:It was found + that節

【例文】:The police motorcyclist found the driver drunk and slightly slurring his words.
→構文:主語 + find + 目的語 + 補語(主語は目的語が〜であるのに気づく)
【例文】:The police motorcyclist found that the driver was drunk and he was slightly slurring his words.
→構文:主語 + find + that節(主語は〜であることに気づく)
【和訳】:白バイの警察官は運転手が酔っ払ってちょっとろれつが怪しいことに気づいた

【例文】:It was found that computer games have become popular also among elderly people.
【和訳】:コンピューターゲームは高齢者の間でも人気があるのがわかった
→構文:It was found + that節(〜であることがわかる)

"find"は調査や体験などなしに、偶然に気づくの意味も表わします。

【例文】:When I found myself sleeping, I realized I was alone in the classroom.
【和訳】:寝ている自分に気づいたとき、教室にいたのは私一人だった。

know, realize(気づいている、わかっている)
似た意味の動詞を区別(9)【気づく、わかる】:know, notice, realize, etc(4) この項目の先頭へ↑

"know"と"realize"はたいてい、人や物事に関する知識や情報をすでに持っていること、事情や原因などにもう気づいていることを表わします。

"know, realize"(気づいている、わかっている)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + know/realize + that節
  2. 【他動詞】:主語 + know/realize + what/where/why/how
  3. 【他動詞】:主語 + realize + 目的語

【例文】:I knew that Mike was worried about something.
【例文】:I realized that Mike was worried about something.
【和訳】:マイクが何かに悩んでいるのは気づいていました
→構文:主語 + know/realize + that節(主語は〜であることに気づく)

【例文】:Do you know why you come to school everyday?
【例文】:Do you realize why you come to school everyday?
【和訳】:なぜ毎日学校に来ているのか君は理由がわかっているのかね。
→構文:主語 + know/realize + why節(主語は〜であることがわかる)

【例文】:At that time nobody realized the effects of radiation because it has no smell and is invisible.
【和訳】:放射線は目に見えないしにおいもないので当時、その影響をわかっている人はいなかった。
→構文:主語 + know/realize + 目的語(主語は目的語がわかる)

"know"と"realize"はその場の変化や異変に瞬時に気づくことも表わします。

【例文】:None of my family knew that an earthquake had happened at midnight.
【例文】:None of my family relized that an earthquake had happened at midnight.
【和訳】:真夜中の地震発生に家族は誰も気づかなかった

"know"は過去に見聞きした人物や物事であるとわかるの意味も表わします→【参照】: 『似た意味の動詞を区別【気づく、わかる】:know, notice, realize, etc: know, recognize(わかる、認識する)

【例文】:I know what animal therapy is.
【和訳】:アニマルセラピーがどういうものなのかはわかります

learn(気づく、わかる、知る)
似た意味の動詞を区別(9)【気づく、わかる】:know, notice, realize, etc(5) この項目の先頭へ↑

"learn"はたいてい、知らされていなかった事実や未発見の事象に関して、あとになって気づくことを表わします。

learn(気づく、わかる、知る)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + learn + that節
  2. 【他動詞】:主語 + learn + what/why/how
  3. 【他動詞】:It was learned + that節
  4. 【自動詞】:主語 + learn + of/about + 名詞

【例文】:I learned that a coup had broken out in the capital after I left the country.
【和訳】:出国後に首都でクーデターが勃発していたことに気づきました
→構文:主語 + learn + that節(主語は〜であることに気づく)

【例文】:Both police and fire department have yet to learn what caused the explosive sound.
【和訳】:警察も消防も爆発音の原因がまだわかっていない。
→構文:主語 + learn + what節(主語は〜であることがわかる)

【例文】:Later it was learned that the doctor was unqualified.
【和訳】:のちにその医師は無資格であることがわかった
→構文:it was learned + that節(〜であることがわかる)

【例文】:Last Sunday I broke one of my ribs but didn't learn of the fracture until today.
【和訳】:先週の日曜日に肋骨を一本折ったが今日になって初めて気づいた
→構文:主語 + learn + of 〜(主語は〜に気づく)

discover(気づく、わかる、判明する)
似た意味の動詞を区別(9)【気づく、わかる】:know, notice, realize, etc(6) この項目の先頭へ↑

"discover"はたいてい、驚くような事実や意外な真実に気づくことを表わします。

discover(気づく、わかる、判明する)の主な構文
  1. 【他動詞】:主語 + discover + that節
  2. 【他動詞】:主語 + discover + what/why/how
  3. 【他動詞】:It was discovered + that節
  4. 【他動詞】:主語 + discover + 目的語 + 補語

【例文】:One of the passengers discovered that the driver had lost consciousness and he stopped the bus.
【和訳】:運転手が気を失なっていることに気づいた乗客の一人がバスを停止させた。
→構文:主語 + discover + that節(主語は〜であることに気づく)

【例文】:Researchers have yet to discover why yoga is good for health.
【和訳】:なぜヨガが健康に良いのか研究者にもまだわかっていない。
→構文:主語 + discover + why節(主語は〜であることがわかる)

【例文】:It was later discovered that arson caused the fire.
【和訳】:のちに火事の原因は放火だったことがわかった
→構文:it was discovered + that節(〜であることがわかる)

【例文】:The bomb threats were later discovered to be a hoax.
【和訳】:複数の爆破予告はいずれも悪質ないたずらだったことがあとでわかった
→構文:主語 + discover + 目的語 + 補語(主語は目的語が〜であるのがわかる)

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ

動詞の各種活用形

ゼロから始める動詞(26)
動詞の各種活用形
先頭へ

三・単・現の"s"の付け方や過去形、過去分詞形の作り方

動詞の語形や語尾の変化のルールをまとめます。

動詞の活用のルール
三人称・単数・現在(三・単・現)の作り方
  1. 三・単・現の"s"ってナニ?
  2. 三・単・現の"s"付け方
    1. "es"を付け加える場合
    2. "ies"を付け加える場合
動詞の現在進行形の作り方
  1. 語尾の綴りを変化させる(live → living)
    1. 語尾の綴りが"e"の動詞 → "ing"(live → living)
    2. 語尾の綴りが"ee"の動詞 → "eeing"(agree → agreeing)
    3. 語尾の綴りが"ye"の動詞 → "yeing"(dye → dyeing)
    4. 語尾の綴りが"ge"の動詞 → "geing"(singe → singeing)
    5. 語尾の"ie"を"y"に変えて"ying"(die → dying)
    6. 語尾の"ic"に"k"を足して"icking"(panic → panicking)
  2. 語尾の子音を重ねる(cut → cutting)
    1. 一音節で語尾の綴りが子音の動詞の場合(run → running)
    2. 二音節以上で語尾の綴りが子音の動詞(omit → omitting)
    3. 語尾の綴りを重ねる、重ねないの二通りが可能(equal → equaling, equalling)
動詞の過去形と過去分詞形の作り方
  1. 語尾の綴りを変化させる
    1. 語尾の綴りが"e"の動詞 → "ed"(live → lived)
    2. 語尾の綴りが"ge"の動詞 → "ed"(agree → agreed)
    3. 語尾の綴りが「子音 +"y"の動詞」 → "ied"(carry → carried)
    4. 語尾の綴りが「母音 +"y"の動詞」 → "yed"(annoy → annoyed)
    5. 語尾の綴りが"ic"の動詞 → "icked"(panic → panicked)
  2. 語尾の子音を重ねる
    1. 一音節で語尾の綴りが子音の動詞(rob → robbed)
    2. 二音節以上で語尾の綴りが子音の動詞(refer → referred)
    3. 語尾の綴りを重ねる、重ねないの二通りが可能(equal → equaled, equalled)
  3. 過去形や過去分詞形が"ed"で終らない動詞(speak → spoke → spoken)
  4. 綴りがまったく変化しない(put → put → put)
目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ

三人称・単数・現在(三・単・現)の作り方

ゼロから始める動詞(27)
動詞の各種活用形(1)
三人称・単数・現在(三・単・現)の作り方
先頭へ
【目次】:三人称・単数・現在(三・単・現)

三・単・現の"s"ってナニ?

英語の場合、文全体の主語が三人称の単数で、時制が現在である場合、《動詞》の語尾に"s"を付けます。三人称・単数・現在、略して「三・単・現の"s"」です。

通例、一人称と二人称は代名詞以外で表現することはできません。一人称と二人称の代名詞で主語になることができるのは"I, we, you"の三つのみです。なので、主語が"I, we, you"以外の場合はすべて三人称になります→【参照】: 『人称ってナニ?

古くは一人称や二人称のときも《動詞》の形が変化していました。現在でも、英語の古語に一部名残りがあります。

【例】:thou hast(= you have)……二人称単数現在【古語】
【例】:thou doest(= you do)……二人称単数現在【古語】

時代が下るにつれて合理化、省エネ化が進み、《動詞》の人称変化は簡素化して、現在は「三・単・現の"s"」だけになってしまいました。

三・単・現の"s"付け方

たいていの《動詞》の場合、現在形の語尾に"s"を付け加えればOKです。

【例】:eats(食べる), happens(起こる), hears(聞く), sees(見る)

"es"を付け加える場合
動詞の各種活用形(1): 三人称・単数・現在(三・単・現)の作り方(1) この項目の先頭へ↑

《動詞》の語尾が"s, x, z, ch, sh"の場合は、"s"ではなく"es"を付け加えます。発音をしやすくするためです。

# 語尾が"s, x, z, ch, sh"の動詞 → "es"を付ける

【例】:語尾が"s" → misses(しそこなう), passes(通過する), presses(押し付ける)
【例】:語尾が"x" → fixes(修理する), faxes(FAXで送る), mixes(混ぜる)
【例】:語尾が"z" → buzzes(ぶんぶんうなる), quizes(尋ねる)
【例】:語尾が"ch" → catches(捕まえる), touches(触る), watches(じっと見る)
【例】:語尾が"sh" → pushes(押す), smashes(粉々に壊す), cherishes(大事にする)

"ies"を付け加える場合
動詞の各種活用形(1): 三人称・単数・現在(三・単・現)の作り方(2) この項目の先頭へ↑

《動詞》の語尾の綴りが"y"で終る場合、「子音 + y」だったら"y"を"i"に変えて、"ies"と綴ります。やはり、発音をしやすくするためです。

# 語尾が「子音 + y」の動詞 → "ies"

【例】:cry → cries(泣く)
【例】:hurry → hurries(急ぐ)
【例】:fly → flies(飛ぶ)
【例】:try → tries(試す)

ただし、《動詞》の語尾の綴りが"y"で終る場合、「母音(a,e,i,o,u) + y」だったら"y"はそのままで、"s"を付け加えて"ys"と綴ります。語尾が「母音(a,e,i,o,u) + y」の《動詞》はそれほど多くはありません。

# 語尾が「母音(a,e,i,o,u) + y」の動詞 → "ys"

語尾が「母音(a,e,i,o,u) + y」の主な動詞
語尾が"ay"
  • betray → betrays(裏切る)
  • decay → decays(腐る)
  • delay → delays(遅らせる)
  • display → displays(示す)
  • lay → lays(置く)
  • pay → pays(払う)
  • play → plays(遊ぶ)
  • pray → prays(祈る)
  • say → says(言う)
  • slay → slays(殺害する)
  • stay → stays(とどまる)
語尾が"ey"
  • convey → conveys(運ぶ)
  • obey → obeys(従う)
  • disobey → disobeys(逆らう)
  • survey → surveys(調査する)
語尾が"oy"
  • annoy → annoys(迷惑をかける)
  • destroy → destroys(破壊する)
  • employ → employs(雇う)
  • enojoy → enjoys(楽しむ)
  • toy → toys(漠然と考える)
語尾が"uy"
  • buy → buys(買う)

三人称・単数・現在(三・単・現)の作り方は、名詞の複数形の作り方の原則と似たところがあります。【例】:語尾が「s, x, z, ch, sh」のときは"s"ではなく"es"を付加する→【参照】: 『名詞の「数」:「名詞」の複数形を作る……原則

目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ

動詞の現在進行形の作り方

ゼロから始める動詞(28)
動詞の各種活用形(2)
動詞の現在進行形の作り方
先頭へ

原則

たいていの《動詞》の場合、語尾に"ing"を付け加えればOKです。

【例】:happen → happening, listen → listening, talk → talking, watch → watching

例外

"ing"を付けたとき、発音をしやすくするために語尾の綴りの一部を変化させます。

"ing"を付けるときの例外
【関連トピック】
目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(29)
動詞の各種活用形(2)
語尾の綴りを変化させる(live → living)
先頭へ

"ing"を付け足すだけでは不可の動詞

【目次】:"ing"を付けるとき語尾の綴りを変化させる動詞

たとえば、"make"の進行形は"makeing"なのか、それとも語尾の"e"を除去して"making"なのか、一定のルールがあります。

ちなみに、"ing"を付けるとき《動詞》の語尾の"e"はたいてい除去するので、"make"の進行形は"making"です。語尾の"e"を取り去ります。

語尾の綴りが"e"の動詞 → "ing"
動詞の現在進行形の作り方(2): 語尾の綴りを変化させる場合(1) この項目の先頭へ↑

語尾の綴りが"e"の《動詞》は"e"を取り去ってから"ing"を付ける。"e"を残すと発音しにくくなる。

# 語尾が"e"の動詞 → "e"を除去する

動詞×
live(生きる) liveing living
make(作る) makeing making
move(動く) moveing moving
use(使う) useing using

語尾の綴りが"ee"の動詞 → "eeing"
動詞の現在進行形の作り方(2): 語尾の綴りを変化させる場合(2) この項目の先頭へ↑

語尾の綴りが"ee"の《動詞》は"e"を取らずにそのまま"ing"を付ける。"e"を取り去ると元の単語から発音が離れてしまう。よく見かけるのは六語のみ。

# 語尾が"ee"の動詞 → "ee"のままで"ing"を付ける

動詞×
agree(意見が合う) agreing agreeing
disagree意見が合わない) disagreing disagreeing
flee(逃げる) fleing fleeing
free(解放する) freing freeing
guarantee(保証する) guaranteing guaranteeing
see(見る) seing seeing

語尾の綴りが"ye"の動詞 → "yeing"
動詞の現在進行形の作り方(2): 語尾の綴りを変化させる場合(3) この項目の先頭へ↑

語尾の綴りが"ye"の《動詞》は"e"を取らずにそのまま"ing"を付ける。"e"を取り去ると元の単語から発音が離れてしまう。よく見かけるのは二語のみ。

# 語尾が"ye"の動詞 → "ye"のままで"ing"を付ける

ただし、"eye"(じっと見つめる)は"e"を除去した"eying"と"e"を除去しない"eyeing"の両方が可能。

動詞×
dye(染める) dying dyeing
eye(じっと見つめる) (なし) eying, eyeing

語尾の綴りが"ge"の動詞 → "geing"
動詞の現在進行形の作り方(2): 語尾の綴りを変化させる場合(4) この項目の先頭へ↑

語尾の綴りが"ge"で終る《動詞》のごく一部は"e"を取らずにそのまま"ing"を付ける。"e"を取り去ると元の単語から発音が離れてしまう。よく見かけるのは二語のみ。

# 語尾が"ge"の動詞 → "ge"のままで"ing"を付ける

ただし、"age"(年をとる)は"e"を省いた"aging"と"e"を省かない"ageing"の両方が可能。"e"を省かない"ageing"はイギリス式の綴り。

動詞×
age(年をとる) (なし) ageing(英式), aging(米式)
singe(焦がす) singing singeing

語尾の"ie"を"y"に変えて"ying"
動詞の現在進行形の作り方(2): 語尾の綴りを変化させる場合(5) この項目の先頭へ↑

語尾の綴りが"ie"の《動詞》は"ie"を"y"に変えて"ing"を付ける。元の単語にある二重母音の"ie"(発音は「アイ」)の発音がしやすくなる。よく見かけるのは四語のみ。

# 語尾が"ie"の動詞 → "ying"

動詞×
die(死ぬ) diing, dieing dying
lie(嘘をつく、横になる) liing, lieing lying
tie(結ぶ) tiing, tieing tying
untie(ほどく) untiing, untieing untying

語尾の"ic"に"k"を足して"icking"
動詞の現在進行形の作り方(2): 語尾の綴りを変化させる場合(6) この項目の先頭へ↑

語尾の綴りが"ic"の《動詞》は語尾に"k"を付け加えて"icking"とする。元の単語の語尾にある子音の"c"(発音は「ク」)の発音がしやすくなる。よく見かけるのは三語のみ。

# 語尾が"ic"の動詞 → "icking"

動詞×
mimic(まねする) mimicing mimicking
panic(うろたえる) panicing panicking
picnic(ピクニックに行く) picnicing picnicking
目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(30)
動詞の各種活用形(2)
語尾の子音を重ねる(cut → cutting)
先頭へ

子音を重ねるとその前は短母音

【目次】:"ing"を付けるとき語尾の子音を重ねる動詞

たとえば、"run"の進行形は"runing"なのか、それとも語尾の"n"を重ねて"running"なのか、一定のルールがあります。

"ing"を付けるとき、《動詞》の語尾が「短母音(a,e,i,o,u) + 子音」の場合、たいてい子音を二つ重ねて綴ります。なので、"run"の進行形は"running"です。語尾の"n"を重ねて綴ります。

一音節で語尾の綴りが子音の動詞
動詞の現在進行形の作り方(3): 語尾の子音を重ねる(1) この項目の先頭へ↑

英語の場合、"tt"や"pp"のように子音を重ねると、その直前の母音は短母音であることが多い。

【例】:tape(録音する、録画する)→taping (※発音は「テイピング」、綴りの"a"は二重母音を表わす)
【例】:tap(軽くトントンと叩く)→tapping(※発音は「タッピング」、綴りの"a"は短母音を表わす)

なので、"ing"を付ける場合、語尾が「短母音(a,e,i,o,u) + 子音」の《動詞》は、短母音であることを示すために語尾の子音を重ねて"tt"や"pp"と綴る。

# 語尾が「短母音(a,e,i,o,u) + 子音」の動詞 → 子音を重ねる

動詞×
cut(切る) cuting cutting
get(得る) geting getting
plan(計画する) planing planning
put(置く) puting puttting

ただし、語尾の綴りが「短母音(a,e,i,o,u) + "x"」の場合、語尾の"x"は重ねない。重ねると発音がしにくくなる。よく見かけるのは五語のみ。

# 語尾が「短母音(a,e,i,o,u) + "x"」の動詞 → "x"は重ねない

動詞×
box(箱に詰める、ボクシングをする) boxxing boxing
fax(ファックスで送る) faxxing faxing
fix(修理する、固定する) fixxing fixing
mix(混ぜる) mixxing mixing
tax(課税する) taxxing taxing

語尾の綴りが「長母音(eaやee) + 子音」や「二重母音(oiやou) + 子音」の場合、子音は重ねない。子音を重ねると直前の母音はだいたい短母音(a,e,i,o,u)になる→【参照】: 『一音節で語尾の綴りが子音の動詞

# 語尾が「長母音(eaやee) + 子音」や「二重母音(oiやou) + 子音」の動詞 → 子音は重ねない

動詞×
eat(食べる) eatting eating
foul(反則を犯す) foulling fouling
join(加わる) joinning joining
keep(保つ) keepping keeping

二音節以上で語尾の綴りが子音の動詞
動詞の現在進行形の作り方(3): 語尾の子音を重ねる(2) この項目の先頭へ↑

語尾の音節に強勢がある場合、子音を二つ重ねる。

動詞×
admit(認める) admiting admitting
begin(始める) begining beginning
commit(委ねる) commiting committing
control(制御する) controling controlling

語尾の音節に強勢がない場合、子音は重ねない。

動詞×
consider(考慮する) considerring considering
develop(発達する) developping developing
differ(異なる) differring differing
enter(入る) enterring entering

語尾の綴りの子音を重ねる、重ねないの二通りが可能
動詞の現在進行形の作り方(3): 語尾の子音を重ねる(3) この項目の先頭へ↑

少数だが、語尾の子音を重ねる、重ねないの両方が可能な《動詞》もある。語尾の綴りが「短母音e + "l"」の単語が多い。子音を重ねて綴るほうがイギリス式、重ねないほうがアメリカ式。

動詞英式米式
cancel(取り消す) cancelling canceling
channel(運ぶ、送る) channelling channeling
chisel(のみで彫る) chiselling chiseling
counsel(助言する) counselling counseling
duel(決闘する) duelling dueling
equal(等しい) equalling equaling
fuel(燃料を補給する) fuelling
fueling
label(ラベルを貼る) labelling labeling
level(平らにする、なぎ倒す) levelling leveling
marvel(驚く) marvelling marveling
quarrel(ケンカする) quarrelling quarreling
refuel(燃料を再補給する) refuelling
refueling
rival(競い合う) rivalling rivaling
shovel(シャベルを使う) shovelling shoveling
towel(タオルで拭く) towelling toweling
travel(旅行する) travelling traveling
tunnel(トンネルを掘る) tunnelling tunneling
worship(崇める) worshipping worshiping
目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ

動詞の過去形と過去分詞形の作り方

ゼロから始める動詞(31)
動詞の各種活用形(3)
動詞の過去形と過去分詞形の作り方
先頭へ

原則

たいていの《動詞》の場合、語尾に"ed"を付け加えればOKです。過去形も過去分詞も同じ形。

【例】:happen → happened, listen → listened, talk → talked, watch → watched

例外

"ed"を付けたとき、発音をしやすくするために語尾の綴りの一部を変化させます。中には、現在形、過去形、過去分詞形で綴りがまったく変化しない《動詞》もあります。

"ed"を付けるときの例外
【関連トピック】
目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(32)
動詞の各種活用形(3)
語尾の綴りを変化させる(live → lived)
先頭へ

"edを付け足すだけでは不可の動詞 "

【目次】:"ed"を付けるとき語尾の綴りを変化させる動詞

たとえば、"use"の過去形と過去分詞形は"useed"なのか、それとも"d"のみを付けて"used"なのか、一定のルールがあります。

ちなみに、"ed"を付けるとき《動詞》の語尾が"e"の場合はたいてい"d"のみを付けるので、"use"の過去形と過去分詞形は"used"です。

語尾の綴りが"e"の動詞 → "ed"
動詞の過去形と過去分詞形の作り方(2): 語尾の綴りを変化させる(1) この項目の先頭へ↑

語尾の綴りが"e"の《動詞》は"d"のみを付ける。"eed"とはしない。"eed"とすると元の単語の発音から離れる。

# 語尾が"e"の動詞 → "d"のみを付ける

動詞×
live(生きる) liveed lived
move(動く) moveed moved
smile(笑う) smileed smiled
use(使う) used used

語尾の綴りが"ge"の動詞 → "eed"
動詞の過去形と過去分詞形の作り方(2): 語尾の綴りを変化させる(2) この項目の先頭へ↑

語尾の綴りが"ee"の《動詞》は"d"のみを付けて"eed"とする。"eeed"とはしない。よく見かけるのは四語のみ。

# 語尾が"ee"の動詞 → "d"のみを付ける

動詞×
agree(意見が合う) agreeed agreed
disagree(意見が合わない) disagreeed disagreed
free(自由にする) freeed freed
guarantee(保証する) guaranteeed guaranteed

語尾の綴りが「子音 + "y"」の動詞 → "ied"
動詞の過去形と過去分詞形の作り方: 語尾の綴りを変化させる(3) この項目の先頭へ↑

語尾の綴りが「子音 + "y"」の《動詞》は"y"を"i"に変えて"ied"とする。

# 語尾が「子音 + "y"」の動詞 → "ied"

動詞×
carry(運ぶ) carryed carried
study(勉強する) studyed studied
try(やってみる) tryed tried
worry(心配する) worryed worried

語尾の綴りが「母音 + "y"」の動詞 → "yed"
動詞の過去形と過去分詞形の作り方: 語尾の綴りを変化させる(4) この項目の先頭へ↑

語尾の綴りが「母音(a,e,i,o,u) + "y"」の《動詞》はそのまま"ed"を付けて"yed"とする。

# 語尾が「母音 + "y"」の動詞 → "yed"

動詞×
annoy(悩ませる) annoied annoyed
enjoy(楽しむ) enjoied enjoyed
play(遊ぶ) plaied played
stay(留まる) staied stayed

語尾の綴りが"ic"の動詞 → "icked"
動詞の過去形と過去分詞形の作り方: 語尾の綴りを変化させる(5) この項目の先頭へ↑

語尾の綴りが"ic"の《動詞》は"k"を付け足して"icked"とする。元の単語の語尾にある子音の"c"(発音は「ク」)の発音がしやすくなる。よく見かけるのは三語のみ。

# 語尾が"ic"の動詞 → "icked"

動詞×
mimic(まねする) mimiced mimicked
panic(うろたえる) paniced panicked
picnic(ピクニックに行く) picniced picnicked
目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(33)
動詞の各種活用形(3)
語尾の綴りの子音を重ねる(stop → stopped)
先頭へ

子音を重ねるとその前は短母音

【目次】:"ed"を付けるとき語尾の綴りの子音を重ねる動詞

たとえば、"control"の過去形と過去分詞形は"controled"なのか、それとも語尾の"l"を重ねて"controlled"なのか、一定のルールがあります。

"ed"を付けるとき、《動詞》の語尾が「短母音(a,e,i,o,u) + 子音」の場合、たいてい子音を二つ重ねて綴ります。なので、"control"の過去形と過去分詞形は"controlled"です。語尾の"l"を重ねて綴ります。

一音節で語尾の綴りが子音の動詞
動詞の過去形と過去分詞形の作り方(3): 語尾の綴りの子音を重ねる(1) この項目の先頭へ↑

英語の場合、"tt"や"pp"のように子音を重ねると、その直前の母音は短母音であることが多い。

【例】:hope(望む)→hoped (※発音は「ホウプト」、綴りの"o"は二重母音を表わす)
【例】:hop(跳ねる)→hopped(※発音は「ホップト」、綴りの"o"は短母音を表わす)

なので、"ed"を付ける場合、語尾が「短母音(a,e,i,o,u) + 子音」の《動詞》は、短母音であることを示すために語尾の子音を重ねて"tt"や"pp"と綴る。

# 語尾が「短母音(a,e,i,o,u) + 子音」の動詞 → 子音を重ねる

動詞×
plan(計画する) planed planned
rob(奪う) robed robbed
skip(スキップする) skiped skipped
stop(止まる) stoped stopped

ただし、語尾の綴りが「短母音(a,e,i,o,u) + "x"」の《動詞》は語尾の"x"を重ねない。重ねると発音がしにくくなる。よく見かけるのは五語のみ。

# 語尾が「短母音(a,e,i,o,u) + "x"」の動詞 → "x"は重ねない

動詞×
box(箱に詰める、ボクシングをする) boxxed boxed
fax(ファックスで送る) faxxed faxed
fix(修理する、固定する) fixxed fixed
mix(混ぜる) mixxed mixed
tax(課税する) taxxed taxed

語尾の綴りが「長母音(eaやee) + 子音」や「二重母音(ouやoi) + 子音」の《動詞》は子音を重ねない。子音を重ねると直前の母音はだいたい短母音(a,e,i,o,u)になる→【参照】: 『一音節で語尾の綴りが子音の動詞

# 語尾が「長母音(eaやee) + 子音」や「二重母音(oiやou) + 子音」の動詞 → 子音は重ねない

動詞×
cheat(だます) cheatted cheated
join(結合する、加入する) joinned joined
leak(漏らす) leakked leaked
treat(扱う、処理する) treatted treated

二音節以上で語尾の綴りが子音の動詞
動詞の過去形と過去分詞形の作り方(3): 語尾の綴りの子音を重ねる(2) この項目の先頭へ↑

語尾の音節に強勢がある《動詞》は子音を二つ重ねる。

動詞×
occur(起こる) occured occurred
omit(除外する) omited omitted
prefer(好む) prefered preferred
refer(言及する) refered referred

語尾の音節に強勢がない《動詞》は子音は重ねない。

動詞×
develop(発達する) developped developed
enter(入る) enterred entered
open(開ける) openned opened
visit(訪ねる) visitted visited

語尾の綴りの子音を重ねる、重ねないの両方が可能
動詞の過去形と過去分詞形の作り方(3): 語尾の綴りの子音を重ねる(3) この項目の先頭へ↑

少数だが、語尾の子音を重ねる、重ねないの両方が可能な《動詞》もある。語尾の綴りが「短母音e + "l"」の単語が多い。子音を重ねて綴るほうがイギリス式、重ねないほうがアメリカ式。

動詞英式米式
cancel(取り消す) cancelled canceled
channel(運ぶ、送る) channelled channeled
chisel(のみで彫る) chiselled chiseled
counsel(助言する) counselled counseled
duel(決闘する) duelled dueled
equal(等しい) equalled equaled
fuel(燃料を補給する) fuelled
fueled
label(ラベルを貼る) labelled labeled
level(平らにする、なぎ倒す) levelled leveled
marvel(驚く) marvelled marveled
quarrel(ケンカする) quarrelled quarreled
refuel(燃料を再補給する) refuelled
refueled
rival(競い合う) rivalled rivaled
shovel(シャベルを使う) shovelled shoveled
towel(タオルで拭く) towelled toweled
travel(旅行する) travelled traveled
tunnel(トンネルを掘る) tunnelled tunneled
worship(崇める) worshipped worshiped
目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(34)
動詞の各種活用形(3)
過去形や過去分詞形が"ed"で終らない(speak → spoke → spoken)
先頭へ

妙な変化をする動詞(不規則変化動詞)

たいていの《動詞》は、過去形や過去分詞形を作るとき語尾に"ed"を追加します。しかし中には、"ed"を付けるのではなく、妙な変化をするものがあります。

【例文】:三十分以上も待たされた。
【 × 】:I was keeped waiting more than thirty hours.
【 ○ 】:I was kept waiting more than thirty hours.

"keep"の過去分詞は"keeped"ではなく"kept"です。なので、"keep"の語尾に"ed"を付けるのは不可。

妙な変化をする《動詞》の中で、よく見かけるけどよく間違えるものまとめておきます→【参照】: 『「スペルミスをつぶせ!! 過去形・過去分詞形なのに"ed"で終わらない」

【妙な変化をする動詞】
動詞過去形過去分詞形
××
bring(持って来る) bringed brought bringed brought
buy(買う) buyed, buied bought buyed, buied bought
catch(捕まえる) catched caught catched caught
fly(飛ぶ) flied flew flied flown
fling(投げつける) flingd flung flingd flung
give(与える) gived gave gived given
hear(聞こえる) heared heard heared heard
keep(保つ) keeped kept keeped kept
leave(去る) leaved left leaved left
run(走る) runed ran runed run
send(送る) sended sent sended sent
sit(座る) sitted sat sitted sat
speak(話す) speaked spoke speaked spoken
spend(費やす) spended spent spended spent
teach(教える) teached taught teached taught
think(思う) thinked thought thinked thought
目次へ | ホームへ | サイトマップ | 簡易文法用語集へ | 先頭へ
ゼロから始める動詞(35)
動詞の各種活用形(4)
綴りがまったく変化しない(put → put → put)
先頭へ

まったく変化しない動詞

《動詞》の中には、過去形でも過去分詞形でも綴りがまったく変化しないものがあります。

【例文】:悪い魔女はドロシーに魔法をかけました
【 × 】:The evil witch casted a spell on Dorothy.
【 ○ 】:The evil witch cast a spell on Dorothy.

"cast"の過去形はそのまま"cast"です。"casted"ではありません。

【例文】:悪い魔女によってドロシーにかけられた魔法を良い魔女が解きました。
【 × 】:The good witch broke the spell casted by the evil witch on Dorothy.
【 ○ 】:The good witch broke the spell cast by the evil witch on Dorothy.

"cast"の過去分詞形はそのまま"cast"です。"casted"ではありません。

"cast"のように、過去形でも過去分詞形でも綴りがまったく変化しない《動詞》の中で、よく見かけるものをまとめます。うっかり、語尾に"ed"を付けがちです。

【まったく変化しない動詞】
動詞過去形過去分詞形
××
burst(破裂する) bursted burst bursted burst
cast(投げる) casted cast casted cast
cost(費用がかかる) costed cost costed cost
cut(切る) cuted cut cuted cut
hit(打つ) hited hit hited hit
hurt(傷つける) hurted hurt hurted hurt
put(置く) puted put puted put
quit(やめる) quited quit quited quit
set(置く) seted set seted set
shut(閉める) shuted shut shuted shut
split(裂く) splited split splited split
spread(広がる) spreaded spread spreaded spread
thrust(突く) thrusted thrust thrusted thrust