【ゼロから始める英文法】
名詞 冠詞 代名詞 動詞 be動詞 助動詞
形容詞 副詞 前置詞 接続詞
関係代名詞 関係副詞
to不定詞 動名詞 分詞
句読点 接頭辞と接尾辞 疑問詞
時制 仮定法 能動態と受動態
会話の表現 比較の表現
文の種類 付加疑問文
there構文 強調構文 同格のthat
have+目的語+動詞 get+目的語+動詞
挿入句 語順 倒置
このコーナーについて
簡易文法用語集
【ゼロから始める副詞】



ゼロから始める英文法

熟知しているつもりでも、実は間違えやすい語句や構文

ゼロから始める副詞

語句編
名詞 冠詞 代名詞 動詞 be動詞 助動詞
形容詞 副詞 前置詞 接続詞
関係代名詞 関係副詞
to不定詞 動名詞 分詞
句読点 接頭辞と接尾辞 疑問詞
構文編
時制 仮定法 能動態と受動態
会話の表現 比較の表現
文の種類 付加疑問文
there構文 強調構文 同格のthat
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ゼロから始める副詞(1)
「副詞」と「形容詞」 先頭へ

形容詞は→名詞や代名詞、副詞はそれ以外を補足説明

形容詞《副詞》はどちらもたいてい、他の語句の補足説明を行います。文法的には、名詞代名詞の補足説明を行う語句を形容詞動詞形容詞の補足説明を行う語句を《副詞》に分類します。

この分類方法は英語でも日本語でもほぼ同じです。

# 【形容詞】→名詞や代名詞を補足説明
# 【副 詞】→動詞、形容詞、副詞、文全体を補足説明

【例文】:The little dog caught the flying disc beautifully in the air.
【和訳】:その小さな犬は空中でみごとにフリスビーをキャッチした。

「小さな」"little"が形容詞、「みごとに」"beautifully"が《副詞》です。"little"は名詞の"dog"の補足説明、"beautifully"は動詞の"caught"の補足説明です。

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ゼロから始める副詞(2)
名詞を補足説明する副詞(only, just, etc) 先頭へ

形容詞っぽい副詞

《副詞》は通例、動詞形容詞、他の《副詞》を補足説明します→【参照】: 『「副詞」と「形容詞」

ところが、例外的に名詞を補足説明する《副詞》も存在します。名詞を補足説明する《副詞》でよく見かけるものは四つのみ。

名詞を補足説明する副詞

only(〜のみ、〜だけ、たった〜、わずかに〜)
名詞を補足説明する副詞(only, just, etc)(1) この項目の先頭へ↑

《副詞》の"only"は限定や程度や度合が低いことを表わします。和訳は「〜のみ、〜だけ、たった〜、わずかに〜」です。

【例文】:Only women are allowed to use this car.
【和訳】:女性のみがこの車両に乗ることができる。
→副詞の"only"は"women"(女性)を補足説明、意味は「〜のみ、〜だけ」

【例文】:The winner of the game was only sixteen.
【和訳】:試合の勝者はわずかに十六歳だった。
→副詞の"only"は"sixteen"(十六歳)を補足説明、意味は「たった〜、わずかに〜」

just(まさに〜、ちょうど〜、たった〜、ほんの〜)
名詞を補足説明する副詞(only, just, etc)(2) この項目の先頭へ↑

《副詞》の"just"は物事の正確さやごく近い過去を表わします。和訳は「まさに〜、ちょうど〜、たった〜、ほんの〜」です。

【例文】:That is just what I want to say.
【和訳】:それがまさに私が言いたいことだ。
→副詞の"just"は"what"(〜であること)を補足説明、意味は「まさに、ちょうど」

【例文】:The zoo opened just a month ago.
【和訳】:その動物園は一カ月前にオープンしたばかりだ。
→副詞の"just"は"month"(月)を補足説明、意味は「たった〜、ほんの〜」

even(〜でさえ、〜でも、〜までも)
名詞を補足説明する副詞(only, just, etc)(3) この項目の先頭へ↑

《副詞》の"even"は驚きや意外を表わします。和訳は「〜でさえ、〜でも、〜までも」です。

【例文】:Even our dog can come home by himself if he wanders away and gets lost.
【和訳】:うちの犬でさえ迷子になっても自分で帰って来ますよ。
→副詞の"even"は"dog"(犬)を補足説明

quite(かなりの〜、相当な〜、けっこうな〜)
名詞を補足説明する副詞(only, just, etc)(4) この項目の先頭へ↑

「quite a + 名詞」や「quite some + 名詞」の形でイディオム的に使います。一種の強調表現。"good"に近い意味を持つこともあります。和訳は「かなりの〜、相当な〜、けっこうな〜」です。

【例文】:The resignation of Prime Minister came as quite a surprise.
【和訳】:総理の辞任はまったく寝耳に水でしたよ。
→副詞の"quite"は"surprise"(驚き)を補足説明

【例文】:I live quite a distance from my parents.
【和訳】:両親はかなり遠い所に住んでいます。
→副詞の"quite"は"distance"(距離)を補足説明

【例文】:You are quite some guy.
【和訳】:お前はけっこういい奴だ。
→副詞の"quite"は"guy"(奴)を補足説明

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ゼロから始める副詞(3)
前置詞なしで「時」を表わす副詞句(next 〜, last 〜, etc) 先頭へ

前置詞なしで「〜に」を表わす

"next month"や"this month"の意味は、それぞれ「来月」と「今月」です。

どちらも前置詞なしで「〜に」の意味を表わし、《副詞》として機能します。同じように、名詞の前に置いて前置詞なしで「〜に」を表わし、《副詞》として機能する語句をまとめます。すべて「時」を表わす表現です。

前置詞なしで「〜に」を表わす表現

日本語でも「来月、卒業する」と表現することがあります。「来月」は「来月に」の意味ですが、「に」の省略が可能です。英語では、"on next month"とは言わずに、必ず前置詞なしで"next month"と表現します。

next, last
前置詞なしで「時」を表わす副詞句(next 〜, last 〜, etc)(1) この項目の先頭へ↑

【例文】:来月、私たちは結婚します。
【 × 】:We will marry on next month.
【 ○ 】:We will marry next month.
→"on"は不要

【例文】:先月、光化学スモッグ注意報が出されました。
【 × 】:A photochemical smog warning was issued on last month.
【 ○ 】:A photochemical smog warning was issued last month.
→"on"は不要

previous, following
前置詞なしで「時」を表わす副詞句(next 〜, last 〜, etc)(2) この項目の先頭へ↑

【例文】:先週発見された残骸は行方不明機の一部と確認された。
【 × 】:The debris which had been found on the previous week was confirmed to be a part of the missing plane.
【 ○ 】:The debris which had been found the previous week was confirmed to be a part of the missing plane.
→"on"は不要

【例文】:日曜日に三人の登山者が行方不明になったが、次の日全員が自力で下山した。
【 × 】:Last Sunday three climbers went missing, but on the following day all of them descended by themselves.
【 ○ 】:Last Sunday three climbers went missing, but the following day all of them descended by themselves.

this, that
前置詞なしで「時」を表わす副詞句(next 〜, last 〜, etc)(3) この項目の先頭へ↑

【例文】:今朝は激しい雨音で五時に目が覚めた。
【 × 】:The sound of heavy rain woke me up at five o'clock in this morning.
【 ○ 】:The sound of heavy rain woke me at five o'clock this morning.
→"in"は不要

【例文】:あの日、私はインフルエンザで寝込んでいました。
【 △ 】:I was in bed with the flu on that day.
【 ○ 】:I was in bed with the flu that day.
→"that"は"on"を付けることもある、ただし、ないほうが普通

one, all, some
前置詞なしで「時」を表わす副詞句(next 〜, last 〜, etc)(4) この項目の先頭へ↑

【例文】:ある日の夕方、空が異常に赤いことに気が付いた。
【 × 】:On one evening I noticed that the sky was unusually red.
【 ○ 】:One evening I noticed that the sky was unusually red.
→"on"は不要

【例文】:ウチの猫は昼夜を問わず、ずっといびきをかいて寝ている。
【 × 】:Our cat sleeps with snoring on all day and on all night.
【 ○ 】:Our cat sleeps with snoring all day and all night.
→"on"は不要

【例文】:いつの日か、人類はタイムマシンを完成させるだろうか。
【 × 】:Can we build a time machine on some day?
【 ○ 】:Can we build a time machine some day?
→"on"は不要

each, every, every other
前置詞なしで「時」を表わす副詞句(next 〜, last 〜, etc)(5) この項目の先頭へ↑

【例文】:運動会は毎年開催されます。
【 × 】: A sports day is held on each year.
【 ○ 】: A sports day is held each year.
→"on"は不要

【例文】:父さんは毎週日曜日、ゴルフに出掛ける。
【 × 】:My dad go golfing on every Sunday.
【 ○ 】:My dad go golfing every Sunday.
→"on"は不要

【例文】:一週間おきに発売される雑誌がある。
【 × 】:Some magazines are issued on every other week.
【 ○ 】:Some magazines are issued every other week.
→"on"は不要

another, other
前置詞なしで「時」を表わす副詞句(next 〜, last 〜, etc)(6) この項目の先頭へ↑

【例文】:あの店はまた今度行ってみましょう。
【 × 】:We'll try that shop on another day.
【 ○ 】:We'll try that shop another day.
→"on"は不要

【例文】:先日、自転車を盗まれた。
【 × 】:On the other day I got my bike stolen.
【 ○ 】:The other day I got my bike stolen.
→"on"は不要

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ゼロから始める副詞(4)
一見副詞、実は形容詞(friendly, lively, etc) 先頭へ

語尾が"ly"の形容詞

《副詞》の多くは語尾が"ly"です。【例】:hastily(あわてて), badly(ひどく)。しかし、中には語尾が"ly"の形容詞もあります。

語尾が"ly"の主な形容詞
  • friendly(友好的な), heavenly(天国の), lively(元気な), lovely(愛らしい、楽しい), stately(堂々とした)
  • daily(毎日の), hourly(一時間ごとの), monthly(毎月の), weekly(毎週の), timely(適時の), yearly(年に一回の)

"lovely"や"timely"は日本語でも形容詞として、「ラブリーなワンちゃん」や「タイムリーな登場」のように使うことがあります。

【例文】:Telescopes are used to observe heavenly bodies.
【 × 】:望遠鏡は天国的に身体を観察するために使う。
【 ○ 】:望遠鏡は天体観測に使われます。
→"heavenly"は形容詞、意味は「天の」

【例文】:We seldom see a man with a stately beard.
【 × 】:私たちは堂々として髭のある男はほとんど会わない。
【 ○ 】:立派な顎髭を蓄えた男性にはなかなかお目に掛かれない。
→"stately"は形容詞、意味は「立派な、堂々とした」

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ゼロから始める副詞(5)
叙述用法で使える副詞(over, off, etc) 先頭へ

述語になる副詞
叙述用法で使える副詞(over, off, etc)(1) この項目の先頭へ↑

形容詞と同じように、《副詞》も述語として叙述用法で使うことがあります。動詞はたいていbe動詞です。

叙述用法で使える主な副詞

back(後方に、もどって)
叙述用法で使える副詞(over, off, etc)(2) この項目の先頭へ↑

be動詞 + back」の基本的な意味は「距離を置くこと、元にもどること」です。

【例文】:The entrance is back from the street.
【和訳】:入り口は通りから奥まった所にある。
→"back"は副詞、意味は「離れた、後方の」
【例文】:I'll be back.
【和訳】:また来るよ。
→"back"は副詞、意味は「帰って、もどって」

off(離れて、出発して)
叙述用法で使える副詞(over, off, etc)(3) この項目の先頭へ↑

be動詞 + off 」の基本的な意味は「接触していないこと、離れること」です。

【例文】:My contact lenses are off.
【和訳】:コンタクトレンズは二つとも外しています。
→"off"は副詞、意味は「外して、離れて」
【例文】:I'll be off at 7:30 am.
【和訳】:朝の七時半に出る予定です。
→"off"は副詞、意味は「離れて、出発して」
【例文】:All the lights were off in the house.
【和訳】:家の中の灯りは全部消えていた。
→"off"は副詞、意味は「消えて、スイッチが切れていて」

on(作動して、進行中で)
叙述用法で使える副詞(over, off, etc)(4) この項目の先頭へ↑

be動詞 + on 」の基本的な意味は「物事が進行中であること」です。

【例文】:The television is on.
【和訳】:テレビがついている。
→"on"は副詞、意味は「作動して、スイッチが入っていて」
【例文】:What's on at the museum?
【和訳】:今博物館で何が展示されているの。
→"on"は副詞、意味は「進行中で、開催中で」

out(現われた、外れた)
叙述用法で使える副詞(over, off, etc)(5) この項目の先頭へ↑

be動詞 + out」の基本的な意味は「内側から外側に出ること、元の場所から外れること」です。

【例文】:The moon is'nt out tonight.
【和訳】:今夜は月が出ていない。
→"out"は副詞、意味は「現われて、見える所に出て」
【例文】:The truth is out.
【和訳】:真実が明らかになった。
→"out"は副詞、意味は「公になって、暴露されて」
【例文】:Your calculation is out.
【和訳】:あなたの計算は間違ってますよ。
→"out"は副詞、意味は「間違えて、狂って」

over(終った、終了した)
叙述用法で使える副詞(over, off, etc)(6) この項目の先頭へ↑

be動詞 + over 」の基本的な意味は「物事が終了したこと」です。

【例文】:The game is over.
【和訳】:試合は終った。
→"over"は副詞、意味は「終った、終了した」

up(上に、使い切った)
叙述用法で使える副詞(over, off, etc)(7) この項目の先頭へ↑

be動詞 + up」の基本的な意味は「方向が上であること、限界に達していること」です。

【例文】:My arms were up.
【和訳】:両腕は上に上げていました。
→"up"は副詞、意味は「上に、上げて」
【例文】:Is everybody up yet?
【和訳】:みんなもう起きたの。
→"up"は副詞、意味は「起きて、目を覚まして」
【例文】:The new cafeteris is up.
【和訳】:新しい学食が完成した。
→"up"は副詞、意味は「完成して、終了して」
【例文】:Time is up.
【和訳】:制限時間です。
→"up"は副詞、意味は「終了して、制限一杯で」

強調構文の場合
叙述用法で使える副詞(over, off, etc)(2) この項目の先頭へ↑

強調構文に限り、否定を表わす副詞の"rarely"と"seldom"も述語にすることができます。

# it is rarely that 〜……「〜することはめったにない、〜することはほとんどない」
# it is seldom that 〜……「〜することはめったにない、〜することはほとんどない」

【例文】:牡の三毛猫はめったにいない
【 × 】:To find male tortoiseshell cats is rarely.
【 × 】:To find male tortoiseshell cats is seldom.
【 ○ 】:It is rarely that we find male tortoiseshell cats.
(= We rarely find male tortoiseshell cats.)
【 ○ 】:It is seldom that we find male tortoiseshell cats.
(= We seldom find male tortoiseshell cats.)

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否定を表わす副詞

ゼロから始める副詞(6)
否定を表わす副詞 先頭へ

意味的に「〜ではない」を表わす副詞

否定を表わす代表的な《副詞》は"not"です。notなしでも否定の意味を表わすことができる主な《副詞》をまとめます

否定を表わす副詞
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ゼロから始める副詞(7)
否定を表わす副詞: not 先頭へ

not(〜ない)

【目次】: 否定を表わす副詞: not

否定を表わす代表的な単語は"not"です。"not"は《副詞》として機能します。

否定文を作る"not"
否定を表わす副詞: not(1) この項目の先頭へ↑

"not"は否定文作ります。

【例文】:I am a veterinarian.[※肯定文]
【和訳】:私は獣医師です。
【例文】:I am not a veterinarian.[※否定文]
【和訳】:私は獣医師ではありません。

【例文】の場合、"not"はbe動詞の"am"の意味を否定にして「〜ではない」の意味を表わします。

"not"の位置
否定を表わす副詞: not(2) この項目の先頭へ↑

通例、"not"を置く位置は助動詞be動詞の後ろ、動詞の前です。

【例文】:My cat does not eat cat food.
【和訳】:ウチの猫はキャットフードを食べない。
【例文】:My cat is not eating cat food.
【和訳】:ウチの猫はキャットフードを食べていない。
→"not"の位置は助動詞やbe動詞の後ろ、動詞の前

助動詞be動詞を複数使うときは、最初に出て来た助動詞のすぐ後ろに"not"を置きます。

【例文】:My cat eat should not have eaten cat food.
【和訳】:ウチの猫はキャットフードを食べるべきではなかった。
【例文】:My cat eat should not been given cat food.
【和訳】:ウチの猫はキャットフードをもらうべきではなかった。
【例文】:My cat would not have been eating cat food.
【和訳】:ウチの猫はキャットフードを食べていなかっただろう。
→"not"の位置は最初に出て来た助動詞"should"の後ろ

語句の前に置く"not"
否定を表わす副詞: not(3) この項目の先頭へ↑

"not"は動詞助動詞以外の語句の前に置いて、その語句の意味を否定にすることがあります。

【例文】:A whale is a mammal, not a fish.
【和訳】:クジラは魚ではなく哺乳類です。
→"not"は"a fish"(一種の魚)を否定する

【例文】:Not everyone is American.
【和訳】:全員がアメリカ人というわけではない。
→"not"は"everyone"(全員)を否定する

【例文】:I go to school not by bus but by train.
【和訳】:通学にはバスではなく電車を使っています。
→"not"は"by bus"(バスを使って)を否定する

【例文】:Certainly I told you not to eat anything after 11 p.m.
【和訳】:午後十一時以降は一切食べないようにと言ったはずだ。
→"not"は"to eat anything after 11 p.m."(午後十一時以降に何かを食べること)を否定する

前に出て来る"not"
否定を表わす副詞: not(4) この項目の先頭へ↑

ごく一部の動詞の場合、目的語のthat節の中の"not"が前に出て来ることがあります。

"not"が前に出て来る動詞
  • believe, expect, imagine, suppose, think

英語はなるべく早く否定の意味を伝えようとするので、"I think A isn't 〜"(Aが〜ではないと思う)の"not"を前に出して、"I don't think A is 〜 "(Aが〜であるとは思わない)と表現するのが普通です→【参照】: 『英語の“クセ”: 英語は、否定の意味を早目に伝える

【例文】:前大統領が国務長官を盗聴したとは思いません。
【 △ 】:I think that the previous president didn't wiretap the secretary of State.
【 ○ 】:I don't think that the previous president wiretapped the secretary of State.
→"didn't"の"not"が前に出て来て"I don't think"になる

【例文】:雹が降るとは思わなかった。
【 △ 】:We expected that it didn't hail.
【 ○ 】:We didn't expect that it hailed.
→"didn't"の"not"が前に出て来て"We didn't expect"になる

【例文】:ロボットが人間に取って代わるなんてありえないでしょう。
【 △ 】:I imagine that robots will not replace humans.
【 ○ 】:I don't imagine that robots will replace humans.
→"will not"の"not"が前に出て来て"I didn't imagine"になる

"not because 〜"
否定を表わす副詞: not(5) この項目の先頭へ↑

"not because 〜"で「〜という理由ではない」という意味を表わすとき、"not"が前に出て来ることがあります。

【例文】:I didn't eat dinner because I had poor appetite.

【例文】は二通りの解釈が可能です。

【例文1】:I did not eat dinner because I had poor appetite.
【和訳1】:食欲がなかったので夕飯を食べなかった。
→"not"は"eat"(食べる)の意味を否定する
【例文2】:I ate dinner not because I had poor appetite.
【和訳2】:食欲がないわけではなかったので夕飯を食べた。
→"not"は"because I had poor appetite."(食欲がなかったので)の意味を否定する

【例文2】のように、"not because 〜"の"not"が前に出て来て"did not eat"となることがあります。前後の文脈の流れから判断して、"not"が否定しているのは何かを決める必要があります。

【例文1】:I felt sick since this morning. I did not eat dinner because I had poor appetite.
【和訳1】:午前中から具合が悪かった。食欲がなかったので夕飯を食べなかった。
→"not"は"eat"(食べる)の意味を否定する
【例文2】:I've suffered from summer heat. I did not ate dinner because I had poor appetite.
(= I've suffered from summer heat. I ate dinner not because I had poor appetite.)
【和訳2】:夏バテしていた。食欲がないわけではなかったので夕飯を食べた。
→"not"は"because I had poor appetite."(食欲がなかったので)の意味を否定する

"not A but B"
否定を表わす副詞: not(6) この項目の先頭へ↑

"not A but B"(AではなくB)の構文で"not"が前に出て来ることがあります。

【例文】:The fire wasn't caused by arson, but by a smarphone battery.
(= The fire was caused not by arson, but by a smarphone battery.)
【 × 】:火災の原因は放火ではなかったがスマートフォンのバッテリーだった。
【 ○ 】:火災の原因は放火ではなく、スマートフォンのバッテリーだった。
→"by arson"(放火による)の前の"not"が前に移動して"The fire wasn't caused"となることがある

"by arson"(放火による)の前に置くべき"not"が前に移動して、"The fire wasn't caused"となることがあります。

"not at all, not in the least"
否定を表わす副詞: not(7) この項目の先頭へ↑

"not"の意味を強調するときは"not at all"や"not in the least"を使います。

【例文】:I am not a veterinarian.
【和訳】:私は獣医師ではありません。
【例文】:I am not a veterinarian at all.
【例文】:I am not a veterinarian in the least.
【和訳】:私は獣医師だなんてとんでもない

【例文】:My cat does not eat cat food.
【和訳】:ウチの猫はキャットフードを食べない。
【例文】:My cat does not eat cat food at all.
【例文】:My cat does not eat cat food in the least.
【和訳】:ウチの猫はキャットフードを絶対に食べない。
→"not"の位置は助動詞やbe動詞の後ろ、動詞の前

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ゼロから始める副詞(8)
否定を表わす副詞: never 先頭へ

never(決して〜ない)

【目次】: 否定を表わす副詞: never

"never"は過去、現在、未来において物事が発生しないことを表わします。"not"の強調表現として使うこともあります。

発生回数ゼロを表わす
否定を表わす副詞: never(1) この項目の先頭へ↑

"never"は過去、現在、未来において頻度がゼロであることを表わします。単純な否定の"not"とは異なり、「〜ではない」状態がある程度の期間継続することを表わします。

【例文】:I've never drunk coffee.
【和訳】:生まれてこのかた一度もコーヒーを飲んだことがない。
→過去に一度もコーヒーを飲んだことがない

【例文】:I never drink coffee.
【和訳】:コーヒーは飲みません。
→現在の習慣としてコーヒーは飲まない

【例文】:I'll never drink coffee.
【和訳】:今後コーヒーは飲むことはありません。
→将来的な習慣としてコーヒーは飲まないだろう

強調のため"never"を文頭に置くとたいてい倒置を使います。やや堅苦しい言い方です→【参照】: 『なぜ倒置を使うの?意味を強調する……否定を表わす副詞(hardly, never, etc): never(決して〜ない)

【例文】:I will never eat pizza anywhere else.
【和訳】:ここ以外でピザは決して食べない
【例文】:Never will I eat pizza anywhere else.[※やや堅苦しい言い方]
【和訳】:よそでピザを食べることは金輪際ない
→"never"を文頭に置くと語順が"never will I eat"になる(倒置)

"not"の強調形
否定を表わす副詞: never(2) この項目の先頭へ↑

"never"は"not"の強調として使うことがあります。驚きや意外のニュアンスを含むことがあります。

【例文】:I didn't know you had a younger sister.
【和訳】:あなたに妹がいることを知らなかった。
【例文】:I never knew you had a younger sister.
【和訳】:あなたに妹がいるなんて知らなかった。

"never"を使うと「今の今まで知らなかった」「知ってびっくりした」というニュアンスを追加します。

【例文】:My dog didn't realize his dog food was stolen by a crow.
【和訳】:ウチの犬はドッグフードをカラスに盗られたことに気づいていなかった。
【例文】:My dog never realized his dog food was stolen by a crow.
【和訳】:ウチの犬はドッグフードをカラスに盗られたことにまったく気づいていなかった。

"never"を使うと「犬はなぜドッグフードがなくなったのかわかっていなかった」というニュアンスを追加します。

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ゼロから始める副詞(9)
否定を表わす副詞: little, less, least 先頭へ

little(ほとんど〜ない、まったく〜ではない), less(より〜ではない), least(もっとも〜ではない)

【目次】: 否定を表わす副詞: little, less, least

"little, less, least"は否定を表わす《副詞》として使うことがあります。

a little(多少は〜、少し〜)
否定を表わす副詞: little, less, least(1) この項目の先頭へ↑

"little"は前に不定冠詞(a)を置いた"a little"の形で、形容詞副詞の前に置いて「程度や度合がほんの少しであること」を表わします。和訳は「多少は〜、少し〜、ちょっと〜、やや〜」です。

【例文】:I'm a little sleepy.
【和訳】:ちょっと眠い。
→"a little"は形容詞"sleepy"の意味を補足する

【例文】:We arrived a little early.
【和訳】:少し早目に着いた。
→"a little"は副詞"early"の意味を補足する

little(ほとんど〜ない、めったに〜ない)
否定を表わす副詞: little, less, least(2) この項目の先頭へ↑

不定冠詞(a)を付けずに"little"を単独で使うと「程度や度合がほぼゼロであること」を表わします。和訳は「ほとんど〜ではない、めったに〜ない」です。

"very"を付けて"very little"とすることもあります。意味はほぼ同じ。

【例文】:Some famous classical composers were little known during their lifetime.
【和訳】:有名なクラシックの作曲家の中には生前はほとんど知られていない人がいる。

【例文】:I retunred to my hometown for the first time in ten years. It changed little.
【例文】:I retunred to my hometown for the first time in ten years. It changed very little.
【和訳】:十年ぶりに帰省したが故郷はほとんど変わっていなかった

little(まったく〜ではない、少しも〜ではない)
否定を表わす副詞: little, less, least(3) この項目の先頭へ↑

"little"は"know"や"think"など主に思考を表わす動詞の前に置くと「程度や度合が完全にゼロ」であることを表わします。和訳は「まったく〜ではない、少しも〜ではない」です。

# little(副詞) + "believe"など思考を表わす動詞……「まったく〜ではない(= not 〜 at all)」

前に置いた"little"が全否定になる動詞
  • believe(信じる), expect(予想する), guess(推測する), suppose(思う), think(思う)
  • care(気にする), dream(夢に思う), imagine(想像する), know(知る), realize(気づく), understand(理解する)

【例文】:I little care what I wear.
【 × 】:何を着るのかほとんど気にしません
【 ○ 】:着るものにはまったくこだわりません

【例文】:We little expected that the height of the tsunami reached ten meters.
【 × 】:津波の高さが十メートルになるとはほとんど予想していなかった
【 ○ 】:津波の高さが十メートルになるとはまったく予想していなかった

【例文】:I can little imagine how violent the shake is when an earthquake of seismic intensity 7 occurs.
【 × 】:震度七の地震が起きたとき地面がどれほど激しく揺れるのかほとんど想像できない
【 ○ 】:震度七の地震が起きたとき地面がどれほど激しく揺れるのかまったく想像できない

【例文】:I little realized I had hypertension.
【 × 】:自分が高血圧であることをほとんど知らなかった
【 ○ 】:自分が高血圧だなんてちっとも知らなかった

【例文】:I little understood what language they were speaking.
【 × 】:彼らが何語で話しているのかほとんどわからなかった
【 ○ 】:彼らが何語で話しているのかさっぱりわからなかった

"know"の場合、動詞として使うと"little"の意味は「まったく〜ない」です。"known"の形で形容詞として使うと"little"の意味はたいてい「ほとんど〜ではない」です。

【例文】:I little knew onions were poisonous to both dogs and cats.
【 × 】:タマネギが犬と猫の両方にとって毒であることはほとんど知らなかった
【 ○ 】:タマネギが犬と猫の両方にとって毒であることはまったく知らなかった
→"know"は動詞、"little"の意味は「まったく〜ない」

【例文】:Baseball is well known in Japan but is little known in Europe.
【 × 】:野球は日本ではよく知られているがヨーロッパではまったく知られていない
【 ○ 】:野球は日本ではよく知られているがヨーロッパではほとんど知られていない
→"known"は形容詞、"little"の意味は「ほとんど〜ない」

強調のため"little"が文頭に出て来ると倒置を使います→【参照】: 『なぜ倒置を使うの?意味を強調する……否定を表わす副詞(hardly, never, etc): little(まったく〜ない)

【例文】:津波の高さが十メートルになるとはいささかも予想していなかった
【 × 】:Little we expected that the height of the tsunami reached ten meters.
【 ○ 】:Little did we expect that the height of the tsunami reached ten meters.
→"little"が文頭にあるので、主語の"we"の前に"did"を置く(倒置)

【例文】:震度七の地震が起きたとき地面がどれほど激しく揺れるのかまったくもって想像できない
【 × 】:Little I can imagine how violent the shake is when an earthquake of seismic intensity 7 occurs.
【 ○ 】:Little can I imagine how violent the shake is when an earthquake of seismic intensity 7 occurs.
→"little"が文頭にあるので、主語の"i"の前に"can"を置く(倒置)

【例文】:自分が高血圧だなんてちっとも知らなかった
【 × 】:Little I realized I had hypertension.
【 ○ 】:Little did realize I had hypertension.
→"little"が文頭にあるので、主語の"I"の前に"did"を置く(倒置)

【例文】:彼らが何語で話しているのかさっぱりわからなかった
【 × 】:Little I understood what language they were speaking.
【 ○ 】:Little did I understand what language they were speaking.
→"little"が文頭にあるので、主語の"I"の前に"did"を置く(倒置)

【例文】:タマネギが犬と猫の両方にとって毒であることはまったく知らなかった
【 × 】:Little I knew onions were poisonous to both dogs and cats.
【 ○ 】:Little did I know onions were poisonous to both dogs and cats.
→"little"が文頭にあるので、主語の"I"の前に"did"を置く(倒置)

less(より〜ではない、いっそう〜ではない)
否定を表わす副詞: little, less, least(3) この項目の先頭へ↑

"less"は"little"の比較級です。「程度や度合がいっそう低い」ことを表わします。"less"を《副詞》として使うときはたいてい動詞の前か後ろ、あるいは形容詞や他の副詞の前に置きます。

"less"の直訳は「より〜ではない」「いっそう〜ではない」です。直訳のままでは日本語としてわかりにくくなることがあるので、前後の文脈に応じて自然な日本語に直します。

【例文】:Most people eat less as they grow older.
【和訳】:たいていの人は年を重ねるにつれより少なく食べる。
(= たいていの人は人は年を重ねると食べる量が減る)
→"less"は動詞"eat"(食べる)の意味を補足する

【例文】:Generally, it snows less on the Pacific ocean side than on the sea of Japan side.
【和訳】:一般的に、太平洋側は日本海側よりさらに雪が降らない
(= 一般的に、太平洋側は日本海側より雪が少ない)
→"less"は動詞"snow"(雪が降る)の意味を補足する

【例文】:College students today are less independent of their parents than they used to be.
【和訳】:今の大学生は昔の大学生と比べて親からより独立していない
(= 今の大学生と比べて昔の大学生のほうが親からいっそう独立していた)
→"less"は形容詞"dependent"(独立している)の意味を補足する

【例文】:Aftershocks occur much less frequently this month.
【和訳】:今月に入って余震の発生がより頻繁ではなくなった
(= 今月に入って余震の回数がかなり減った)
→"less"は副詞"frequently"(頻繁に)の意味を補足する

least(もっとも〜ではない)
否定を表わす副詞: little, less, least(3) この項目の先頭へ↑

"least"は"little"の最上級です。「程度や度合が一番低い」ことを表わします。"least"を《副詞》として使うときはたいてい動詞の前か後ろ、あるいは形容詞や他の副詞の前に置きます。

"least"の直訳は「もっとも〜ではない」です。直訳のままでは日本語としてわかりにくくなることがあるので、前後の文脈に応じて自然な日本語に直します。

【例文】:What is least wanted happens when we have bad luck.
【和訳】:不運なときは最も望まれていないことが起る。
(= ついていないときは一番嫌なことが起る)
→"least"は動詞"want"(望む)の意味を補足する

"least"は最上級なので、形容詞や他の副詞と一緒に使うときはたいてい前に定冠詞(the)を置きます。

【例文】:I bought the least expesnsive bike.
【和訳】:最も高くない自転車を買った。
(= 一番安い自転車を買った)
→"least"は形容詞"expensive"(高価な)の意味を補足する

【例文】:What is the letter in the alphabet that is least often used?
【和訳】:アルファベットの中で最もしはしばではなく使われれる文字は何だろう。
(= アルファベットの中で一番使用頻度が低い文字は何だろう)
→"least"は副詞"often"(しばしば)の意味を補足する

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ゼロから始める副詞(10)
否定を表わす副詞: nowhere 先頭へ

nowhere(どこにも〜ない)

【目次】: 否定を表わす副詞: nowhere

"nowhere"の語源は"no" + "where"です。場所がないことを表わします。

nowhere(どこにも〜ない、どこへも〜ない)
否定を表わす副詞: nowhere(1) この項目の先頭へ↑

"nowhere"は「該当する場所が存在しない」ことを表わします。「進歩がない、成果がない」というニュアンスを表わすこともあります。

"nowhere"の直訳は「どこにも〜ない、どこへも〜ない」です。直訳のままでは日本語としてわかりにくくなることがあるので、前後の文脈に応じて自然な日本語に直します。

【例文】:The airplane was found in a woods, but the pilot was nowhere to be found.
【和訳】:機体は森の中で見つかったが、パイロットがどこにも見つからなかった

【例文】:The diplomatic negotiation went nowhere.
【和訳】:外交交渉はどこにも到達しなかった
(= 外交交渉は何の成果ももたらさなかった)

強調のため"nowhere"を文頭に置くとたいてい倒置を使います。やや堅苦しい言い方です→【参照】: 『なぜ倒置を使うの?意味を強調する……否定を表わす副詞(hardly, never, etc): nowhere(どこにも〜ない)

【例文】:We can nowhere enjoy more dishes from various countries than in Japan.
【和訳】:日本以上に色々な国の料理を味わえる国はない
【例文】:Nowhere can we enjoy more dishes from various countires than in Japan.[※やや堅苦しい言い方]
【和訳】:日本以上に色々な国の料理を味わえる国などありはしない
→"nowhere"を文頭に置くと語順が"can we enjoy"になる(倒置)

nowhere(場所がないこと)
否定を表わす副詞: nowhere(2) この項目の先頭へ↑

"nowhere"は名詞として使うこともできます。意味は「該当する場所がないこと」です。

【例文】:There seemed to be nowhere for the drenched kitten to go.
【和訳】:そのずぶ濡れの仔猫はどこにも行く所がなさそうだった。
→"nowhere"は名詞、意味は「行く所がない」

【例文】:Nowhere on earth is safe from environmental pollution.
【和訳】:環境汚染を免れる場所は地球上には存在しない
→"nowhere"は名詞、意味は「場所が存在しない」

from nowhere, out of nowhere(どこからともなく、不意に)
否定を表わす副詞: nowhere(3) この項目の先頭へ↑

"from nowhere", "out of nohwere"はイディオムです。人やものが前触れなしに不意に出現することや、物事が突然発生することを表わします。和訳は「どこからともなく、不意に、突如、やぶから棒に」です。

【例文】:A monkey appeared from nowhere and snatched my rice ball out of my hand.
【和訳】:どこからともなくサルが現われて、私の手からおにぎりを奪いました。

【例文】:The lawmaker burst out crying out of nowhere during the interview.
【和訳】:記者会見の最中、何の前触れもなく突然議員は号泣し始めた。

nowhere to be seen(見当たらない), nowhere to be found(見つからない)
否定を表わす副詞: nowhere(4) この項目の先頭へ↑

"nowhere"は次に「be動詞 + to不定詞」を置いて可能の意味を表わすことがあります。よく見かける表現は、イディオムの"nowhere to be seen"と"nowhere to be found"の二つ。意味は二つとも「人や物などがどこを探しても見つからない」です。

# [主語] + be + nowhere to be seen([主語]がどこにも見当たらない、[主語]がどこにもいない)
# [主語] + be + nowhere to be found([主語]がどこにも見当たらない、[主語]がどこにもいない)

【例文】:The police squad burst into the room, but the suspect was nowhere to be seen.
【和訳】:警官隊は部屋に突入したが容疑者の姿は見当たらなかった
→[主語] + is + nowhere to be seen = [主語]がどこにも見当たらない

【例文】:The guarantee card of the television is nowhere to be found.
【和訳】:テレビの保証書が見つからない
→[主語] + is + nowhere to be found = [主語]がどこにも見当たらない

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ゼロから始める副詞(11)
否定を表わす副詞: only 先頭へ

「他に該当なし」のニュアンスを持つ"only"

【目次】: 否定を表わす副詞: only

"only"は否定語の一つです。"only"の基本的な意味は「〜のみ、〜だけ」ですが、言外の意味として「他のすべてには当てはまらないが、そのほかに該当するものはないけれど」という否定的なニュアンスを含みます。なので、一種の否定語として扱います。

only(〜のみ、〜だけ)
否定を表わす副詞: only(1) この項目の先頭へ↑

"only"は「他に該当するものはない」というニュアンスを表わします。和訳は「〜のみ、〜だけ、ほんの〜、単に〜」です。"only"は《副詞》ですが名詞代名詞に対しても使うことができます→【参照】: 『名詞を補足説明する副詞(only, just, etc)

【例文】:Only children were studying by themselves in the classroom.
【和訳】:教室では生徒たちだけが自習をしていた。
→教室には先生や講師などはいなかった、"only"は名詞の"children"(子供たち)の意味を補足する

【例文】:Only you can read your handwriting.
【和訳】:あなたが書く字はあなたにしか読めない。
→他の人には読めない字を書く、"only"は代名詞の"you"(あなた)の意味を補足する

【例文】:I only wanted to know what the lyrics mean.
【和訳】:歌詞の意味を知りたかっただけです。
→歌詞の意味以外に知りたいことは特になかった、"only"は動詞の"want"(〜を望む)の意味を補足する

【例文】:This curry is only spicy.
【和訳】:このカレーは辛いだけだ。
→辛みが強いだけでコクや旨味などはない、"only"は形容詞の"spicy"(辛い)の意味を補足する

【例文】:I was only slightly injured in fall.
【和訳】:転倒してほんのかすり傷を負った。
→かすり傷以外にケガはなかった、"only"は副詞の"slightly"(わずかに)の意味を補足する

only(ただの〜、単なる〜)
否定を表わす副詞: only(2) この項目の先頭へ↑

"only"は「程度や価値が低いこと」を表わします。和訳は「ただの〜、単なる〜、ほんの〜、〜にすぎない」です。

【例文】:It was only a slip of memory.
【和訳】:それはただの記憶違いだった。
→重大ミスではなく単なる記憶違いだった

【例文1】:I am only a part-timer. I don't know details.
【和訳1】:私はただのアルバイトです。くわしいことはわかりません。
→私は店長などの責任者ではない

only(つい〜、ほんの〜)
否定を表わす副詞: only(3) この項目の先頭へ↑

"only"は時を表わす表現(now, just, recently, then, etc)の前に置くと「時間的につい最近であること」を強調します。ニュアンスは「他でもないその時に」です。和訳は「つい〜、ほんの〜、たった〜、ようやく、やっと」です。

【例文】:My daughter recovered from mumps only yesterday.
【和訳】:娘は昨日やっとおたふく風邪が完治した。
→"only"は完治が昨日であることを強調する

【例文】:I've only just heard a voicemail left by you.
【和訳】:つい今しがたあなたの留守電を聞きました。
→"only"は留守電を聞いたのがごく近い過去であることを強調する

倒置になる"only"句
否定を表わす副詞: only(4) この項目の先頭へ↑

"only"を含む表現の中で「時」や「場所」や「条件」を表わすものは、強調のため文頭に置くと倒置を使うことがあります。やや堅苦しい言い方です→【参照】: 『副詞の倒置: "only"を含む副詞句(only then, only after, etc)』 『なぜ倒置を使うの?意味を強調する……"only"を含む表現(only then, only if, etc)

【例文】:My daughter recovered from mumps only yesterday.
【和訳】:娘は昨日やっとおたふく風邪が完治した。
【例文】:Only yesterday did my daughter recover from mumps.[※やや堅苦しい言い方]
【和訳】:娘は昨日ようやくおたふく風邪が完治した。
→"only yesterday"を文頭に置くので語順は"did my daughter recover"になる(倒置)

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ゼロから始める副詞(12)
否定を表わす副詞: hardly, scarcely, barely 先頭へ

hardly, scarcely, barely(ほとんど〜ない)

"hardly, scarcely, barely"は「程度や度合がほぼゼロ」であることを表わします。和訳は「ほとんど〜ない」です。"not"がなくても否定の表現が可能です。

【例文】:There is hardly any sound coming from the speaker.
【例文】:There is scarcely any sound coming from the speaker.
【例文】:There is barely any sound coming from the speaker.
【和訳】:スピーカーから音はほとんど聞こえない

"barely"のみ「程度や度合がほんの少しはある」という肯定のニュアンスを表わすこともあります。和訳は「辛うじて〜、なんとか〜、〜するのがやっと」です。

【例文】:The man was barely breathing when the search team found him.
【和訳】:捜索隊が発見したとき、男性はほとんど息をしていない状態だった。
【和訳】:捜索隊が発見したとき、男性は辛うじて息をしている状態だった。
→どちらの和訳も可能

【例文】を和訳すると、"barely"の訳は「ほとんど〜ない」と「辛うじて〜する」の二通りが可能です。前後の文脈からどちらなのかを判断します。

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ゼロから始める副詞(13)
否定を表わす副詞: rarely, seldom 先頭へ

rarely, seldom(めったに〜ない)

"rarely, seldom"は「頻度がほぼゼロ」であることを表わします。"hardly, scarcely"も"ever"を付けて"hardly ever, scarcely ever"とすればほぼ同じ意味を表わすことができます。和訳は「めったに〜ない、まれにしか〜ない」です。"not"がなくても否定の表現が可能です→【参照】: 『否定を表わす副詞: hardly, scarcely, barely

【例文】:I rarely go to the theater because I watch movies at home online.
【例文】:I seldom go to the theater because I watch movies at home online.
【例文】:I hardly ever go to the theater because I watch movies at home online.
【例文】:I scarcely ever go to the theater because I watch movies at home online.
【和訳】:映画は自宅でネットで見るので映画館にはめったに行かない

強調のため"rarely, seldom, hardly ever, scarcely, ever"を文頭に置くと倒置を使います。やや堅苦しい言い方です→【参照】: 『なぜ倒置を使うの?意味を強調する……否定を表わす副詞(hardly, never, etc)

【例文】:Rarely do I go to the theater because I watch movies at home online.[※やや堅苦しい言い方]
【例文】:Seldom do I go to the theater because I watch movies at home online.[※やや堅苦しい言い方]
【例文】:Hardly ever do I go to the theater because I watch movies at home online.[※やや堅苦しい言い方]
【例文】:Scarcely ever do I go to the theater because I watch movies at home online.[※やや堅苦しい言い方]
【和訳】:映画は自宅でネットで見るので映画館に行くことはまずない
→"rarely, seldom, hardly ever, scarcely ever"を文頭に置くと語順が"do I go"になる(倒置)

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ゼロから始める副詞(14)
否定を表わす副詞: on no account 先頭へ

on no account(決して〜ない)

"on no account"はイディオムです。"not"よりも強い否定を表わします。ニュアンスは「どんな理由があろうとも〜はダメ」です。

【例文】:You must not stand up from your seat during performance.
【和訳】:開演中に席を立ってはいけない
【例文】:You must on no account stand up from your seat during performance.
【和訳】:開演中は絶対に席を立ってはいけない

強調のため"on no account"を文頭に置くと倒置を使います。やや堅苦しい言い方です→【参照】: 『副詞の倒置: 否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc)』 『なぜ倒置を使うの?意味を強調する……否定を表わす語句(on no account, not until, etc)

【例文】:いかなる事情があっても開演中に席を立ってはならない
【 × 】:On no account you must stand up from your seat during performance.
【 ○ 】:On no account must you stand up from your seat during performance.[※やや堅苦しい言い方]
→"on no account"を文頭に置くと語順が"must you stand up"になる(倒置)

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ゼロから始める副詞(15)
否定を表わす副詞: under no circumstances 先頭へ

under no circumstances(決して〜ない)

"under no circumstances"はイディオムです。"not"よりも強い否定を表わします。ニュアンスは「いかなる事情があっても〜は不可」です。前置詞句は"under"の代わりに"in"を使うこともあります。意味は同じ。

【例文】:You must not tell anyone any of your passwords.
【和訳】:どんなパスワードでも他人に教えてはいけません
【例文】:You must under no circumstances tell anyone any of your passwords.
【例文】:You must in no circumstances tell anyone any of your passwords.
【和訳】:どんなパスワードでも絶対に他人に教えてはいけません

強調のため"under no circumstances"を文頭に置くと倒置を使います。やや堅苦しい言い方です→【参照】: 『副詞の倒置: 否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc)』 『なぜ倒置を使うの?意味を強調する……否定を表わす語句(on no account, not until, etc)

【例文】:いかなる事情があってもパスワードと名がつくものは他人に教えてはならない
【 × 】:Under no circumstances you must tell anyone any of your passwords.
【 ○ 】:Under no circumstances must you tell anyone any of your passwords.[※やや堅苦しい言い方]
【 ○ 】:In no circumstances must you tell anyone any of your passwords.[※やや堅苦しい言い方]
→"under no circumstances"を文頭に置くと語順が"must you tell"になる(倒置)

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ゼロから始める副詞(16)
否定を表わす副詞: on no condition 先頭へ

on no condition(決して〜ない)

"on no condition"はイディオムです。"not"よりも強い否定を表わします。ニュアンスは「いかなる事情や理由があっても〜はダメ」です。

【例文】:Reporters should not write any articles without interviews.
【和訳】:記者は取材もせずに記事を書くべきではない
【例文】:Reporters should on no condition write any articles without interviews.
【和訳】:記者は取材もせずに記事を絶対に書くべきではない

強調のため"on no condition"を文頭に置くと倒置を使います。やや堅苦しい言い方です→【参照】: 『副詞の倒置: 否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc)』 『なぜ倒置を使うの?意味を強調する……否定を表わす語句(on no account, not until, etc)

【例文】:いかなる事情があっても記者は取材もせずに記事を書くべきではない
【 × 】:On no condition reporters should write any articles without interview.
【 ○ 】:On no condition should reporters write any articles without interview.[※やや堅苦しい言い方]
→"on no condition"を文頭に置くと語順が"should reporters write"になる(倒置)

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ゼロから始める副詞(17)
否定を表わす副詞: by no means 先頭へ

by no means(決して〜ない)

"by no means"はイディオムです。"not"よりも強い否定を表わします。ニュアンスは「まったく〜ではない、絶対に〜ではない」です。

【例文】:Protectionism would not protect domestic industries in the long run.
【和訳】:保護主義は長い目で見れば国内産業を保護しないだろう。
【例文】:Protectionism would by no means protect domestic industries in the long run.
【和訳】:保護主義は長い目で見れば国内産業を決して保護しないだろう。

強調のため"by no means"を文頭に置くと倒置を使います。やや堅苦しい言い方です→【参照】: 『副詞の倒置: 否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc)』 『なぜ倒置を使うの?意味を強調する……否定を表わす語句(on no account, not until, etc)

【和訳】:保護主義は長い目で見れば国内産業を決して保護しないだろう。
【 × 】:By no means protectionism would protect domestic industries in the long run.
【 ○ 】:By no means would protectionism protect domestic industries in the long run.[※やや堅苦しい言い方]
→"by no means"を文頭に置くと語順が"would protectionism b"になる(倒置)

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ゼロから始める副詞(18)
否定を表わす副詞: at no time 先頭へ

at no time(決して〜ない)

"at no time"はイディオムです。"not"よりも強い否定を表わします。ニュアンスは「一度たりとも〜ない、絶対に〜ない」です。

【例文】:I've not heard Keith speak ill of others.
【和訳】:キースが人の悪口を言うのは聞いたことがない
【例文】:I've at no time heard Keith speak ill of others.
【和訳】:キースが人の悪口を言うのは今までに聞いたことがない

強調のため"at no time"を文頭に置くと倒置を使います。やや堅苦しい言い方です→【参照】: 『副詞の倒置: 否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc)』 『なぜ倒置を使うの?意味を強調する……否定を表わす語句(on no account, not until, etc)

【例文】:キースが人の悪口を言っているところなど未だかつて聞いたことがない
【 × 】:At no time I've heard Keith speak ill of others.
【 ○ 】:At no time have I heard Keith speak ill of others.[※やや堅苦しい言い方]
→"at no time"を文頭に置くと語順が"have I heard"になる(倒置)

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ゼロから始める副詞(19)
否定を表わす副詞: in no way 先頭へ

in no way(決して〜ない)

"in no way"はイディオムです。"not"よりも強い否定を表わします。ニュアンスは「そんなことは絶対にありえない」です。"in"を省略した"no way"も可能。"in"なしの"no way"はよく会話で使います。

【例文】:We should not allow poachers to kill endangered species for money.
【和訳】:密猟者が金のために絶滅危惧種を殺すのを許すべきではない。
【例文】:We should in no way allow poachers to kill endangered species for money.
【例文】:We should no way allow poachers to kill endangered species for money.
【和訳】:密猟者が金のために絶滅危惧種を殺すのは絶対に許さない。

強調のため"in no way"を文頭に置くと倒置を使います→【参照】: 『副詞の倒置: 否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc)』 『なぜ倒置を使うの?意味を強調する……否定を表わす語句(on no account, not until, etc)

【例文】:密猟者が金のために絶滅危惧種を殺すのは断じて許さない。
【 × 】:In no way we should allow poachers to kill endangered species for money.
【 × 】:No way we should allow poachers to kill endangered species for money.
【 ○ 】:In no way should we allow poachers to kill endangered species for money.
【 ○ 】:No way should we allow poachers to kill endangered species for money.
→"in no way"を文頭に置くと語順が"should we allow"になる(倒置)

"no way"は元々"there is no way that 〜"の省略表現です。there構文のときは倒置を使いません。

【例文】:密猟者が金のために絶滅危惧種を殺すのは断じて許さない。
【和訳】:There is no way that we should allow poachers to kill endangered species for money.
(= We should no way allow poachers to kill endangered species for money.)
【和訳】:There is no way we should allow poachers to kill endangered species for money.
(= We should no way allow poachers to kill endangered species for money.)
→"that"は省略可能

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ゼロから始める副詞(20)
否定を表わす副詞: no longer 先頭へ

no longer(もはや〜ない)

"no longer"はイディオムです。現状が過去とは異なることを表わします。「昔はそうだったが今はそうではない」という否定のニュアンスを表わします。

【例文】:We are not allowed to import endangered animals like rhinoceroses.
【和訳】:サイのような絶滅が危惧される動物の輸入は許可されない
【例文】:We are no longer allowed to import endangered animals like rhinoceroses.
【和訳】:サイのような絶滅が危惧される動物の輸入はもはや許可されない

強調のため"no longer"を文頭に置くと倒置を使います。やや堅苦しい言い方です→【参照】: 『副詞の倒置: 否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc)』 『なぜ倒置を使うの?意味を強調する……否定を表わす語句(on no account, not until, etc)

【例文】:サイのような絶滅が危惧される動物の輸入は現在では絶対に許可されない
【 × 】:No longer we are allowed to import endangered animals like rhinoceroses.
【 ○ 】:No longer are we allowed to import endangered animals like rhinoceroses.[※やや堅苦しい言い方]
→"no longer"を文頭に置くと語順が"are we allowed"になる(倒置)

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ゼロから始める副詞(21)
否定を表わす副詞: far from 先頭へ

far from(〜には程遠い)

"far from"はイディオムです。"not"よりも強い否定を表わします。和訳は「決して〜ではない、〜には程遠い」です。"far from"は《副詞》として機能するので次にはたいてい形容詞副詞を置きます。

【例文】:Extreme diet is not good for your health.
【和訳】:過度のダイエットは健康に良くない
【例文】:Extreme diet is far from good for your health.
【和訳】:過度のダイエットが健康に良いわけがない

「far from + ing形」は「〜するどころか、〜する代わりに」という意味を表わします。やはり否定のニュアンスがあります。

【例文】:Robots, far from becoming a threat to us, would make our life easy and comfortable.
【和訳】:ロボットは人間の脅威になるどころか、我々の生活を楽で快適にしてくれるだろう。
→"far from 〜ing"の意味は「〜するどころか」

"far from"はそのまま「〜から距離的に遠い」という意味を表わすこともあります。否定のニュアンスはありません。

【例文】:The school ground is quite far from the buildings of our school.
【和訳】:ウチの学校は運動場が校舎から相当離れた所にある。
→"far from 〜"の意味は「〜から遠く離れた」

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文修飾の副詞

ゼロから始める副詞(22)
文修飾の副詞 先頭へ

文全体の意味を補足する副詞

《副詞》の中には特定の語句の意味ではなく、文全体の意味を補足するものがあります。

たとえば、"happily"には「幸せに、楽しく」という意味があります。動詞"live"の意味を補足して"live happily"(幸せに暮す)のように使います。一方、"happily"には文全体の意味を補足して、「幸いなことに〜、運良く〜」の意味もあります。

【例文1】:The couple lived happily ever after.
(= The couple lived a happy life ever after.)
【和訳1】:その後、二人は幸せに暮しました。
→副詞の"happily"は動詞の"lived"の補足説明
【例文2】:Happily, nobody was hurt.
(= It was fortunate that nobody was hurt.)
【和訳2】:幸いなことに、誰にもケガはなかった。
→副詞の"happily"は文全体の補足説明

【例文2】のように"happily"を文頭に置いてコンマ(,)で区切ると、"happily"の意味はたいてい「幸いなことに、運良く、幸運にも」です。動詞形容詞の意味の補足ではなく、文全体に対して話し手の意見や考えを表明するニュアンスです→【参照】:『副詞」を置く位置: 例外……文頭に置く(1)……話し手の気持ちや判断を表わす副詞や副詞句

# 文修飾の副詞……文全体に対して話し手の意見や考えを表明する

よく見かける文修飾の《副詞》の中で和訳を間違えやすいものをまとめます。

代表的な文修飾の副詞(和訳を間違えやすいもの)

話し手の気持ちを表わす(honestly, remarkably, etc)
文修飾の副詞(1) この項目の先頭へ↑

話し手の気持ちを表わす文修飾の《副詞》は、たいてい文頭か文尾に置いてコンマ(,)で区切り、話の内容に対して話し手がどう感じたのかを付け加えて表わします。

【目次】: 話し手の気持ちを表わす文修飾の副詞

frankly
話し手の気持ちを表わす文修飾の副詞(1) この項目の先頭へ↑

# frankly【語句の補足】「素直に、率直に」
# frankly【文全体の補足】「はっきり言って、率直に言うと」

【例文】:The police frankly admitted that they had arrested the wrong person.
【 × 】:はっきり言って、警察は誤認逮捕を認めた。
【 ○ 】:警察は素直に誤認逮捕を認めた。
→"frankly"は動詞の"admitted"の補足説明

【例文】:Frankly, you should do what you want to.
(= To be frank, you should do what you want to.)
【 × 】:あなたは自分がしたいことを素直にするべきだ。
【 ○ 】:はっきり言って、あなたは自分がしたいことをするべきだ。
→"frankly"は文全体の補足説明

honestly
話し手の気持ちを表わす文修飾の副詞(2) この項目の先頭へ↑

# honestly【語句の補足】「正直に、素直に」
# honestly【文全体の補足】「正直に言えば、実のところ」

【例文】:Tell me honestly what you did.
【 × 】:正直に言って、何をやらかしたのか話してごらんなさい。
【 ○ 】:何をやらかしたのか正直に話してごらんなさい。
→"honestly"は動詞の"tell"の補足説明

【例文】:Honestly, I don't believe what you say.
(= To be honest, I don't believe what you say.)
【 × 】:あなたの話は正直に信用できない。
【 ○ 】:正直に言って、あなたの話は信用できない。
→"honestly"は文全体の補足説明

truthfully 新着
話し手の気持ちを表わす文修飾の副詞(3) この項目の先頭へ↑

# truthfully【語句の補足】「正直に、誠実に」
# truthfully【文全体の補足】「正直に言えば、実のところ」

【例文】:News should be reported objectively, truthfully, and accurately.
【 × 】:正直に言って、報道は客観的にそして正確に伝えられるべきである。
【 ○ 】:報道は客観的に、誠実に、そして正確に伝えられるべきだ。
→"truthfully"は動詞の"reported"の補足説明

【例文】:Truthfully, I don't think the mass media always tell the truth.
(= To be honest, I don't think the mass media always tell the truth.)
【 × 】:マスコミが常に真実を語っているとは誠実に思わない。
【 ○ 】:正直に言って、マスコミが常に真実を語っているとは思わない。
→"truthfully"は文全体の補足説明

personally
話し手の気持ちを表わす文修飾の副詞(4) この項目の先頭へ↑

# personally【語句の補足】「自ら、じきじきに」
# personally【文全体の補足】「個人的に言えば、自分としては」

【例文】:I read all fan mail personally, and try to reply to fans within a week.
【 × 】:個人的に言えば、すべてのファンレターは私が目を通し、一週間以内に返事を出すことを心がけています。
【 ○ 】:すべてのファンレターは私自身が目を通し、一週間以内に返事を出すことを心がけています。
→"personally"は動詞の"read"の補足説明

"personally"は"take 〜 personally"の形で「〜が言うことを悪く取る、〜の発言を自分に対する非難と考える」というニュアンスを表わすことがあります。

# take 〜 personally……「〜が言うことを悪く取る、〜の発言を自分に対する非難と考える」

【例文】:You had better not take what teachers and parents say personally.
【 × 】:個人的に言えば、先生や両親が言うことを取らないほうがよい。
【 × 】:先生や両親が個人的に言うことを取らないほうがよい。
【 ○ 】:先生や両親が言うことを悪く取ってもしかたがないよ。
→"personally"は動詞の"take"の補足説明

【例文】:Personally, all nuclear plants should be stopped immediately.
(= As far as I'm concerned, all nuclear plants should be stopped immediately.)
【 × 】:今すぐにすべての原発を直々に停止して欲しい。
【 ○ 】:個人的に言えば、今すぐにすべての原発を停止して欲しい。
→"personally"は文全体の補足説明

seriously
話し手の気持ちを表わす文修飾の副詞(5) この項目の先頭へ↑

# seriously【語句の補足】「深刻に、重く、真面目に」
# seriously【文全体の補足】「真面目な話だが、冗談は抜きにして」

【例文】:Nobody seemed seriously injured.
【 × 】:真面目な話だが、ケガ人はいない模様だ。
【 ○ 】:重傷者はいない模様だ。
→"seriously"は形容詞の"injured"の補足説明

【例文】:You don't need to take what he says seriously.
【 × 】:真面目な話だが、あの人の言うことなど受けてはいけない。
【 ○ 】:あの人の言うことなど真に受けてはいけない。
→"seriously"は動詞の"take"の補足説明

【例文】:Seriously, do you prepare the survival kit for your family?
(= Joking apart, do you prepare the survival kit for your family?)
【 × 】:家族用の非常持出袋は深刻に用意しているかな。
【 × 】:家族用の非常持出袋は真面目に用意しているかな。
【 ○ 】:冗談はさて置き、家族用の非常持出袋は用意しているかな。
→"seriously"は文全体の補足説明

amazingly
話し手の気持ちを表わす文修飾の副詞(6) この項目の先頭へ↑

# amazingly【語句の補足】「きわめて、非常に」
# amazingly【文全体の補足】「驚いたことに、仰天したことに」

【例文】:These Dandan noodles are amazingly spicy.
【 × 】:驚いたことに、この担々麺は辛い。
【 ○ 】:この担々麺は無茶苦茶に辛い。
→"amazingly"は形容詞の"spicy"の補足説明

【例文】:Amazingly, my father needs only three hours sleep.
(= Astoundingly, my father needs only three hours sleep at night.)
【 × 】:私の父は非常にわずかに三時間の睡眠が必要だ。
【 ○ 】:びっくりしたのは、父はたった三時間の睡眠で大丈夫なことだ。
→"amazingly"は文全体の補足説明

astonishingly
話し手の気持ちを表わす文修飾の副詞(7) この項目の先頭へ↑

# astonishingly【語句の補足】「きわめて、非常に」
# astonishingly【文全体の補足】「驚いたことに、仰天したことに」

【例文】:Astonishingly deep snow isolated lots of mountain villages.
【 × 】:驚いたことに、深い雪がたくさんの山の村を孤立させた。
【 ○ 】:極端に深い雪のため、山間の多くの村が孤立した。
→"astonishingly"は形容詞の"deep"の補足説明

【例文】:Astonishingly, there were no absentees in the class for three years.
(= Amazingly, there were no absentees in the class for three years.)
【 × 】:三年間クラスに著しく欠席者はいなかった。
【 ○ 】:驚いたことに、三年間クラスに欠席者はいなかった。
→"astonishingly"は文全体の補足説明

astoundingly
話し手の気持ちを表わす文修飾の副詞(8) この項目の先頭へ↑

# astoundingly【語句の補足】「きわめて、非常に」
# astoundingly【文全体の補足】「驚いたことに、仰天したことに」

【例文】:The water and sky were astoundingly clear.
【 × 】:驚いたことに、空と海は澄んでいた。
【 ○ 】:空も海もびっくりするほど澄んでいた。
→"astoundingly"は形容詞の"clear"の補足説明

【例文】:Astoundingly, the temperature was over 40 degrees.
(= Amazingly, the temperature was over 40 degrees.)
【 × 】:気温は非常に40度を越えた。
【 ○ 】:驚いたことに、気温は40度を超えていた。
→"astoundingly"は文全体の補足説明

remarkably
話し手の気持ちを表わす文修飾の副詞(9) この項目の先頭へ↑

# remarkably【語句の補足】「非常に、著しく」
# remarkably【文全体の補足】「驚いたことに、意外なことに」

【例文】:It is said that there are three people who look remarkably similar to you.
【 × 】:驚いたことに、自分に似た人間が三人はいると言われる。
【 ○ 】:自分に良く似た人間が三人はいると言われる。
→"remarkably"は形容詞の"similar"の補足説明

【例文】:Remarkably, we could see two suns in the sky.
(= Surprisingly, we could see two suns in the sky.)
【 × 】:空に太陽が二つ著しく見えた。
【 ○ 】:驚いたことに、空に太陽が二つ出ていた。
→"remarkably"は文全体の補足説明

surprisingly
話し手の気持ちを表わす文修飾の副詞(10) この項目の先頭へ↑

# surprisingly【語句の補足】「驚くほど、意外に」
# surprisingly【文全体の補足】「驚いたことに、意外なことに」

【例文】:These contact lenses are surprisingly comfortable to wear and I forget I have lenses in my eyes.
【 × 】:驚いたことに、このコンタクトレンズは付け心地が良いので、付けているのを忘れてしまいます。
【 ○ 】:このコンタクトレンズ驚くほど付け心地が良いので、付けているのを忘れてしまいます。
→"surprisingly"は形容詞の"comfortable"の補足説明

【例文】:Surprisingly, the road suddenly subsided by about two meters deep.
(= Remarkably, the road suddenly subsided by about two meters deep.)
【 × 】:突如道路が深さ約二メートル驚くほど陥没した。
【 ○ 】:驚いたことに、突如道路が深さ二メートルほど陥没した。
→"surprisingly"は文全体の補足説明

thankfully 新着
話し手の気持ちを表わす文修飾の副詞(11) この項目の先頭へ↑

# thankfully【語句の補足】「ありがたく、感謝して」
# thankfully【文全体の補足】「ありがたいことに、うれしいことに」

【例文】:We would thankfully receive the donated money and use it to help the disaster victims.
【 × 】:ありがたいことに、義援金は頂戴して被災者支援のために役立てたいと思います。
【 ○ 】:義援金はありがたく頂戴して被災者支援のために役立てたいと思います。
→"thankfully"は動詞の"receive"の補足説明

【例文】:Thankfully, the total amount of donation money is over a hundred million yen.
【 × 】:義援金の総額がありがたく一億円を超えました。
【 ○ 】:ありがたいことに、義援金の総額が一億円を超えました。
→"thankfully"は文全体の補足説明

話し手の判断を表わす(naturally, safely, etc)
文修飾の副詞(2) この項目の先頭へ↑

話し手の判断を表わす文修飾の《副詞》は、たいてい動詞のすぐ前か文頭に置いて、話の内容に対して話し手がどう考えたのかを付け加えて表わします。

話し手の判断を表わす文修飾の副詞

generally
話し手の判断を表わす文修飾の副詞(1) この項目の先頭へ↑

# generally【語句の補足】「普通、たいてい」
# generally【文全体の補足】「概して、全体的に見ると」

"generally"は頻度を表すことがあります→【参照】: 『頻度表わす副詞(always, often, etc):【十のうち八〜九回】「普通は〜、いつもは〜」: usually, ordinarily, etc

【例文】:Banks generally open from 9:00 a.m. to 3:00 p.m.
【 × 】:概して、銀行は午前九時に開店して午後の三時に閉店する。
【 ○ 】:銀行は普通、午前九時に開店して午後の三時に閉店する。
→"generally"は動詞の"open"の補足説明

【例文】:Generally this rainy season was dry.
(= On the whole this rainy season was dry.)
【 × 】:今年の梅雨は普通、空梅雨だった。
【 ○ 】:全体として見ると、今年の梅雨は空梅雨だった。
→"generally"は文全体の補足説明

possibly
話し手の判断を表わす文修飾の副詞(2) この項目の先頭へ↑

# possibly【語句の補足】「なんとか、どうにか」
# possibly【文全体の補足】「たぶん、おそらく」

"possibly"は強調を表わすことがあります。よく助動詞の"can"や"may"と一緒に使います。ニュアンスは肯定文では「なんとかして〜する、どうにかして〜する」、否定文では「どうしても〜ない、なかなか〜ない」です。

【例文】:Ghosts can't possibly exist.
(= Ghosts don't exist at all.)
【 × 】:たぶん、幽霊は存在することができない。
【 ○ 】:幽霊なんて絶対にいません。
→"possibly"は動詞の"exist"の補足説明、強調を表わす

【例文】:We can possibly rescue the pets left behind in the exclusion zones.
(= We can in some way rescue the pets left behind in the exclusion zones.)
【 × 】:おそらく、我々は立入禁止区域に残されたペット達を救うことができる。
【 ○ 】:我々は立入禁止区域に残されたペット達をなんとか救うことができる。
→"possibly"は動詞の"rescue"の補足説明、強調を表わす

"possibly"を文頭に置くとたいてい推測を表わし、意味は「たぶん、おそらく」です。

【例文】:Possibly, we can rescue the pets left behind in the exclusion zones.
(= Maybe, we can rescue the pets left behind in the exclusion zones.)
(= Perhaps, we can rescue the pets left behind in the exclusion zones.)
【 × 】:我々は立入禁止区域に残されたペット達をなんとか救うことができる。
【 ○ 】:おそらく、我々は立入禁止区域に残されたペット達を救うことができる。
→"possibly"は文全体の補足説明、推測を表わす

safely
話し手の判断を表わす文修飾の副詞(3) この項目の先頭へ↑

# safely【語句の補足】「安全に、無事に」
# safely【文全体の補足】「間違いなく、確実に」

【例文】:The hijacked airliner landed safely.
【 × 】:間違いなく、ハイジャックされた旅客機は着陸した。
【 ○ 】:ハイジャックされた旅客機は無事に着陸した。
→"safely"は動詞の"landed"の補足説明

【例文】:We can safely say that PM 2.5 is one of the most dangerous air pollutants.
(= It is certain that PM 2.5 is one of the most dangerous air pollutants)
【 × 】:PM2.5は最も危険な大気汚染物質の一つだと安全に言える。
【 ○ 】:PM2.5は最も危険な大気汚染物質の一つだと言っても良い

justly
話し手の判断を表わす文修飾の副詞(4) この項目の先頭へ↑

# justly【語句の補足】「公平に、公正に」
# justly【文全体の補足】「当然のことながら、当り前だが」

【例文】:People should be treated justly regardless of their race and religion.
【 × 】:当然のことだが、人間は人種や宗教にかかわらず扱われるべきだ。
【 ○ 】:人間は人種や宗教にかかわらず公平に扱われるべきだ。
→"justly"は動詞の"treated"の補足説明

【例文】:As an ancient city, Nara is justly famous for old many temples with long histories.
(= It is natural that as an ancient city Nara is famous for old many temples with long histories.)
【 × 】:古都として、奈良はたくさんの由緒ある古い寺で公平に有名だ。
【 ○ 】:当然のことだが、古都として、奈良はたくさんの由緒ある古い寺で有名だ。
→"justly"は文全体の補足説明

naturally
話し手の判断を表わす文修飾の副詞(5) この項目の先頭へ↑

# naturally【語句の補足】「自然に、いつも通りに、生まれつき」
# naturally【文全体の補足】「当然のことながら、もちろん」

【例文】:The sunflower has naturally grown in the crack on the cement road.
【 × 】:当然のことながら、そのひまわりはコンクリの道路の隙間から生えてきた。
【 ○ 】:そのひまわりはコンクリの道路の隙間から自然に生えてきた。
→"naturally"は動詞の"grown"の補足説明

【例文】:You should naturally solve and answer the questions.
【 × 】:当然、問題を解いて解答を書いて下さい。
【 ○ 】:いつも通りに問題を解いて解答を書いて下さい。
→"naturally"は動詞の"solve"と"answer"の補足説明

【例文】:My dog is naturally afraid of cats.
【 × 】:当然、家の犬は猫を怖がる。
【 ○ 】:家の犬は生まれつき猫を怖がる。
→"naturally"は動詞の"is"の補足説明

【例文】:Naturally, all the donations were distributed among the disaster victims.
(= Needless to say, all the donations were distributed among the disaster victims.)
【 × 】:義援金のすべては自然に被災者に分配された。
【 × 】:義援金のすべてはいつも通りに被災者に分配された。
【 × 】:義援金のすべては生まれつき被災者に分配された。
【 ○ 】:当然のことながら、義援金のすべては被災者に分配された。
→"naturally"は文全体の補足説明

rightly
話し手の判断を表わす文修飾の副詞(6) この項目の先頭へ↑

# rightly【語句の補足】「正しく、正確に」
# rightly【文全体の補足】「当然のことながら、当り前だが」

【例文】:I can't rightly remember how I got home last night.
【 × 】:当然のことだが、昨日の夜、どうやって家に帰ったか思い出せない。
【 ○ 】:昨日の夜、どうやって家に帰ったかはっきりと思い出せない。
→"rightly"は動詞の"remember"の補足説明

【例文】:The police are rightly suspicious of you.
(= It is right for the police to be suspicious of you.)
【 × 】:警察は正しくあなたを疑う。
【 ○ 】:警察があなたを疑うは当然だ
→"rightly"は文全体の補足説明

文尾に"and rightly so"のみを置くこともあります。ニュアンスは「〜は当然のことだ、〜であるのは無理もない」です。"so"は"and"より前の部分を指します。

【例文】:A lot of citizens are furious at what the mayor said, and rightly so.
(= It was right for a lot of citizens to be furious at what the mayor said.)
【 × 】:市長の発言に対して多くの市民が激怒している。そしてそれは正しい
【 ○ 】:市長の発言に対して多くの市民が激怒しているのは無理もないことだ
→"rightly"は文全体の補足説明

clearly
話し手の判断を表わす文修飾の副詞(7) この項目の先頭へ↑

# clearly【語句の補足】「はっきりと、目に見えて明らかに」
# clearly【文全体の補足】「明らかに、明確に」

【例文】:Since I don't wear my contact lens, I can't clearly see your face.
(= Since I don't wear my contact lens, I can't distinctly see your face.)
【 × 】:コンタクトレンズを着けていないので、明らかにあなたの顔が見えない。
【 ○ 】:コンタクトレンズを着けていないので、あなたの顔がよく見えない。
→"clearly"は動詞の"see"の補足説明

【例文】:Clearly, thermal power generation produces a large amount of CO2.
(= It is clear that thermal power generation produces a large amount of CO2.)
【 × 】:火力発電は大量の二酸化炭素をはっきりと生み出す。
【 ○ 】:明らかに、火力発電は大量の二酸化炭素を生み出す。
→"clearly"は文全体の補足説明

evidently
話し手の判断を表わす文修飾の副詞(8) この項目の先頭へ↑

# evidently【語句の補足】「明らかに、はっきりと」
# evidently【文全体の補足】「どうやら、おそらく」

【例文】:I evidently heard someone call my name.
(= I clearly heard someone call my name.)
【 × 】:どうやら私の名前を呼ぶ声が聞こえた。
【 ○ 】:私の名前を呼ぶ声がはっきりと聞こえた。
→"evidently"は動詞の"heard"の補足説明

【例文】:Evidently, each student will be provided with a tablet computer.
(= It seems that each student will be provided with a tablet computer.)
【 × 】:学生一人一人にタブレットPCが明らかに支給されるらしい。
【 ○ 】:どうやら、学生一人一人にタブレットPCが支給されるらしい。
→"evidently"は文全体の補足説明

obviously
話し手の判断を表わす文修飾の副詞(9) この項目の先頭へ↑

# obviously【語句の補足】「明らかに、見てはっきりとわかるように」
# obviously【文全体の補足】「当然のことながら、言うまでもなく」

【例文】:The children who lived in temporary housing were obviously happy when they got a Christmas present.
(= The children were evidently happy when they got a Christmas present.)
【 × 】:当然のことながら、仮設住宅で暮らす子供たちはクリスマスプレゼントを受け取ったときに喜んだ。
【 ○ 】:仮設住宅で暮らす子供たちはクリスマスプレゼントを受け取ったとき、目に見えて喜んでいた。
→"obviously"は形容詞"happy"の補足説明

【例文】:Obviously, we ought to prepare for natural disasters.
(= Needless to say, we ought to prepare for natural disasters)
【 × 】:わたしたちは明らかに自然災害に対して備えをしておくべきだ。
【 ○ 】:言うまでもなく、私たちは自然災害に対して備えをしておくべきだ。
→"obviously"は文全体の補足説明

understandably 新着
話し手の判断を表わす文修飾の副詞(10) この項目の先頭へ↑

# understandably【語句の補足】「わかりやすく、明らかに」
# understandably【文全体の補足】「無理もないことだが、もっともではあるが」

【例文】:You must speak clearly and understandably when you teach a class.
【 × 】:無理もないことだが、授業を行う際ははっきりと話す必要がある。
【 ○ 】:授業を行う際ははっきりとわかりやすく話す必要がある。
→"understandably"は動詞の"speak"の補足説明

【例文】:My son is understandably scared. I've also never seen such a huge hailstone before.
【 × 】:息子がわかりやすくびっくりする。私もこんなに巨大な雹は今までに見たことがない。
【 ○ 】:息子がびっくりするのも無理はない。私もこんなに巨大な雹は今までに見たことがない。
→"understandably"は文全体の補足説明

happily
話し手の判断を表わす文修飾の副詞(11) この項目の先頭へ↑

# happily【語句の補足】「幸せに、楽しそうに」
# happily【文全体の補足】「幸いなことに、運良く」

【例文】:The stray kitten happily ate up the cat food.
【 × 】:幸運なことに、その野良の仔猫はキャットフードを平らげた。
【 ○ 】:その野良の仔猫は嬉しそうにキャットフードを平らげた。
→"happily"は動詞の"ate"の補足説明

【例文】:Happily, we managed to find a taxi.
(= It was fortunate that we managed to find a taxi.)
【 × 】:私達は嬉しそうにタクシーを拾うことができた。
【 ○ 】:幸運なことに、タクシーを拾うことができた。
→"happily"は文全体の補足説明

unhappily
話し手の判断を表わす文修飾の副詞(12) この項目の先頭へ↑

# unhappily【語句の補足】「みじめに、悲しく」
# unhappily【文全体の補足】「不運なことに、運悪く」

【例文】:A drenched dog was trudging unhappily along the sidewalk.
【 × 】:運が悪いことに、ずぶ濡れの犬がとぼとぼと歩道を歩いていた。
【 ○ 】:ずぶ濡れの犬がしょぼくれた様子でとぼとぼと歩道を+歩いていた。
→"unhappily"は動詞の"sat"の補足説明

【例文】:Unhappily, I left my cell phone home.
(= It was unfortunate that I left my cell phone home.)
【 × 】:携帯電話をみじめに家に忘れて来た。
【 ○ 】:運が悪いことに、携帯電話を家に忘れて来た。
→"unhappily"は文全体の補足説明

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時を表わす副詞と時制

ゼロから始める副詞(23)
時を表わす副詞と時制 先頭へ

現在、過去、未来を表わす副詞

時を表わす《副詞》や副詞句の中で、よく見かけるけれど意味や使う時制を間違えやすいものをまとめます。

"now"や"just"などは使う時制によって意味が微妙に変化します。"just now"や"recently"などは複数の意味があります。

時を表わす副詞と時制
  1. 今現在: now, just, just now, currently, presently, at present, at the moment
  2. 昔と比べて近頃: today, these days, nowadays
  3. 近い過去: just, just now, only just, recently
  4. 特定の過去: ago, in the past, before
  5. 漠然と過去: before, in the past, previously, formerly, once, at one time, in those days
  6. 過去からの継続: since, so far, thus far, up to now, until now, up until now, as yet, as of yet, recently, lately
  7. 近い未来: soon, before long, shortly, at any minute, at any moment, at any second, in a minute, in a momnet, in the near future, in the immediate future
  8. 漠然と未来: some day, one day, one of these days, in the future
  9. 未来への継続: in future, in the future, from now on
  10. 何かが起こったその後: afterwards, subsequently, then, later
  11. 過去か未来の特定の時: ever, then
  12. 早い遅い: early, late
  13. 完了、未完了、継続: already, yet, still

今現在
時を表わす副詞と時制(1) この項目の先頭へ↑

時の流れの中で、今現在の状況を表わす表現をまとめます。

# now, just, just now, currently, presently, at present, at the moment

"now"は話題にしている過去を「今」と表現することがあるので、過去時制現在完了時制でも使います。和訳は「もう、すでに、あの時、その時」です。

"just, just now"は現在時制現在進行時制で使うと、意味は「ちょうど今(= at this moment)」です。二つともごく近い過去の「たった今(= a very short time ago)」を表わすこともできます→【参照】: 時を表わす表現: 今を基点にしてあの時はそうだった……just, just now, recently, ago, before

今現在を表わす"currently, presently, at present"はたいてい現在時制現在進行時制で使います。

今現在を表わす
now
  • 現在時制……【和訳】:今、現在、目下、今のところ
    【例】:Now I go to school by bus.
    【訳】:今はバス通学です。
  • 現在進行時制……【和訳】:今、現在、目下、今のところ
    【例】:Now I'm searching online.
    【訳】:ネットで検索しています。
  • 現在完了時制……【和訳】:もう、すでに、とっくに
    【例】:We've been friends now for fifty years.
    【訳】:もう50年来の友人です。
  • 過去時制……【和訳】:もう、すでに、とっくに
    【例】:Now there was none to listen to me.
    【訳】:もう誰も私の話を聞いてくれなかった。
just, just now
  • 現在時制……【和訳】:ちょうど今、たった今、今しがた
    【例】:I just get on the subway.
    【訳】:ちょうど今地下鉄に乗るところだ。
    →「今現在」を表わす"just"はたいてい、動詞のすぐ前か助動詞やbe動詞の後ろに置く
    【例】:Just now I get on the subway.
    【訳】:ちょうど今地下鉄に乗るところだ。
  • 現在進行時制……【和訳】:ちょうど今、たった今、今しがた
    【例】:The sun is just rising.
    【訳】:ちょうど今太陽が昇っているところだ。
    →「今現在」を表わす"just"はたいてい、動詞のすぐ前か助動詞やbe動詞の後ろに置く
    【例】:Just now the sun is rising.
    【訳】:ちょうど今太陽が昇っているところだ。
currently, presently, at present, at the moment
  • 現在時制……【和訳】:今、現在、目下、今のところ
    【例】:The new National Stadium is currently under construction.
    【訳】:新しい国立競技場は現在建設中です。
    →"currently"はたいてい、動詞のすぐ前か助動詞やbe動詞の後ろに置く
    【例】:The email server is presently unavailable.
    【訳】:現在、メールサーバーが稼動していない。
    →「今現在」を表わす"presently"は、動詞のすぐ前か助動詞やbe動詞の後ろに置く
    【例】:At present we have no plan to resume the peace talks.
    【訳】:現在、和平交渉再開のメドはまったく立っていない。
    【例】:The sunspots are active at the moment.
    【訳】:現在、太陽黒点が活発化している。
  • 現在進行時制……【和訳】:今、現在、目下、今のところ
    【例】:A new subway tunnel is currently being built.
    【訳】:、地下鉄用の新しいトンネルが掘られている。
    →「今現在」を表わす"currently"はたいてい、動詞のすぐ前か助動詞やbe動詞の後ろに置く
    【例】:Why the embankment collapsed is presently being investigated.
    【訳】:堤防決壊の原因は目下調査中だ。
    →「今現在」を表わす"presently"は、動詞のすぐ前か助動詞やbe動詞の後ろに置く
    【例】:At present the army is removing mines around the area.
    【訳】:現在、この辺りで軍が地雷の撤去作業中です。
    【例】:The river water level is rising at the moment.
    【訳】:現在、川の水位は上昇し続けています。

昔と比べて近頃
時を表わす副詞と時制(2) この項目の先頭へ↑

過去と対比させて今現在の状態を表わす表現をまとめます。

# today, these days, nowadays

今現在の状態を表わすので、どの表現もたいてい現在時制で使います。

昔と比べて近頃はを表わす表現
today, these days, nowadays
  • 現在時制……【和訳】:現在、今、この頃、最近、近頃、このところ、今時、今日、昨今、近年
    【例】:Today the world is smaller thanks to technology.
    【訳】:テクノロジーのおかげで今日、世界はいっそう小さくなった。
    【例】:These days I go to the gym three times a week.
    【訳】:最近、週に三回ジムに通ってます。
    【例】:Nowadays every country has economic problems.
    【訳】:近年、どこの国も経済問題を抱えている。

近い過去
時を表わす副詞と時制(3) この項目の先頭へ↑

時の流れの中で、近い過去を指し示す表現をまとめます。

# just, just now, only just, recently

ごく近い過去の「たった今(= a very short time ago)」を表わす場合、"just"と"only just"は主に現在完了時制で、"just now"は主に過去時制で使います。"just"と"just now"は「今現在(= at this moment)」を表わすこともできます→【参照】: 『時を表わす副詞と時制(1)今現在

"just"は"then"や"last week"など時を表わす表現の意味を強調することもできます。

【例】:just after 〜(〜の直後)、just before 〜(〜の直前)、just when 〜(ちょうど〜するとき)、just last night(つい昨日の夜)、just last week(つい先週)、be just about to 〜(ちょうど〜しようとする)

近い過去を表わす場合、"recently"はたいてい過去時制で使います。"recently"は過去から現在までの継続を表わすこともできます→【参照】:『時を表わす副詞と時制(5)過去からの継続

近い過去を表わす表現
ごく近い過去……just, just now, only just
  • 現在完了時制……【和訳】:たった今、ちょうど今、ついさっき、つい今しがた、ちょっと前、先程
    【例】:I've just made pancakes.
    【訳】:たった今ホットケーキを作ったばかりだよ。
    →「たった今」を表わす"just"はたいてい、動詞のすぐ前か助動詞やbe動詞の後ろに置く
    【例】:The package has only just arrived.
    【訳】:荷物はたった今届いたばかりだ。
    →「たった今」を表わす"only just"はたいてい、動詞のすぐ前か助動詞やbe動詞の後ろに置く
  • 過去時制……【和訳】:たった今、ちょうど今、ついさっき、つい今しがた、ちょっと前、先程
    【例】:I made pancakes just now.
    【訳】:たった今ホットケーキを作ったばかりだよ。
わりと近い過去……recently
  • 過去時制……【和訳】:最近、近頃、先頃、このあいだ、以前、前に、先だって
    【例】:Recently I got on the plane for the first time.
    【訳】:このあいだ生まれて初めて飛行機に乗った。

特定の過去
時を表わす副詞と時制(4) この項目の先頭へ↑

時の流れの中で、過去の特定の時点を指し示す表現をまとめます。

# ago, in the past, before

過去の一時点を表わす場合、"ago"はたいてい過去時制で使います。"ago"はたいてい数値や時の長さを表わす表現と一緒に使います。

【例】:a few moments ago(ついさっき), a short time ago(さっき), some time ago(かなり前), several minutes ago(数分前), three months ago(三カ月前), many years ago(何年も前), a while ago(昔), long ago(昔), a long time ago(昔), a very long time ago(ずいぶん昔), many millions of years ago(大昔)

"in the past"が過去の特定の時点を表わす場合、たいてい数値や時の長さを表わす表現と一緒に現在完了時制を使います。語順は"ten days in the past"ではなく、"in the past ten days"(ここ十日間)です。"in the past"は漠然と過去を表わすこともできます→【参照】: 『時を表わす副詞と時制(4)漠然と過去

"before"が過去の特定の時点を表わす場合、過去のさらに過去を指し示すことが多いので、たいてい数値や時の長さを表わす表現と一緒に過去完了時制で使います。"before"は漠然と過去を表わすこともできます→【参照】: 『時を表わす副詞と時制(4)漠然と過去

特定の過去を表わす表現
時を指定した過去……ago
  • 過去時制……【和訳】:〜前に
    【例】:The tsunami warning was lifted an hour ago.
    【訳】:津波警報は一時間に解除された。
時を指定した過去……in the past
  • 現在完了時制……【和訳】:ここ〜
    【例】:In the past a few days, volcanic tremors have been recorded.
    【訳】:ここ数日間、火山性微動が記録されている。
時を指定した過去の過去……before
  • 過去完了時制……【和訳】:〜前に
    【例】:It was reported that the tsunami warning had been lifted an hour before.
    【訳】:報道によれば、津波警報は一時間に解除された。
    →津波警報が解除されたは報道された時点よりもさらに昔なので過去の過去

漠然と過去
時を表わす副詞と時制(5) この項目の先頭へ↑

時の流れの中で、漠然と過去の一時点を指し示す表現をまとめます。

# before, in the past, previously, formerly, once, in those days, at one time

漠然と過去を表わす"before"はたいてい現在完了時制で使います。漠然と過去を表わす"in the past, previously, formerly"はたいてい現在完了時制過去時制の両方で使えます。どの表現も過去のさらに過去を表わすときは過去完了時制を使います。

"before"は"three months before"(三カ月前)のように数値や時の長さを表わす表現を使って、特定の過去を表わすこともできます→【参照】: 『時を表わす副詞と時制(3)特定の過去

"in the past"は"in the past five years"(ここ五年の間)のように数値や時の長さを表わす表現を使って、特定の過去を表わすこともできます→【参照】: 『時を表わす副詞と時制(3)特定の過去

漠然と過去を表わす"once, in those days, at one time"はたいてい過去時制で使います。いずれの表現も「今は違うけれど昔は〜だった」というニュアンスがやや強く現われます。

漠然と過去を表わす表現
漠然と過去……before, in the past, formerly
  • 現在完了時制……【和訳】:昔、以前、前に、過去に、かつて
    【例】:I have learned Aikido before.
    【例】:I have learned Aikido in the past.
    【例】:I have formerly learned Aikido.
    【訳】:、合気道を習っていました。
    →"formerly"はたいてい、動詞のすぐ前かbe動詞や助動詞の後ろに置く
漠然と過去……in the past, previously, formerly
  • 過去時制……【和訳】:昔、以前、前に、過去に、かつて
    【例】:Nuclear energy was thought to be safe and clean in the past.
    【例】:Nuclear energy was previously thought to be safe and clean.
    【例】:Nuclear energy was formerly thought to be safe and clean.
    【訳】:原子力は昔は安全でクリーンだと思われていました。
    →"previously, formerly"はたいてい、動詞のすぐ前かbe動詞や助動詞の後ろに置く
漠然と過去……once, at one time, in those days
  • 過去時制……【和訳】:昔、かつて、当時、あの頃、その頃
    【例】:There was once a station here.
    【例】:At one time, there was a station here.
    【訳】:ここはかつて駅でした。
    →漠然と過去を表わす"once"はたいてい、動詞のすぐ前かbe動詞や助動詞の後ろに置く
    【例】:In those days, there was a station here.
    【訳】:当時、ここは駅でした。
漠然と過去の過去……before, in the past, previously, formerly
  • 過去完了時制……【和訳】:昔、以前、前に、過去に
    【例】:Before I started karate, I had learned Aikido before.
    【例】:Before I started karate, I had learned Aikido in the past.
    【例】:Before I started karate, I had previously learned Aikido.
    【例】:Before I started karate, I had formerly learned Aikido.
    【訳】:空手を始める前に、合気道を習っていました。
    →"previously, formerly"は、動詞のすぐ前かbe動詞や助動詞の後ろに置く

過去からの継続
時を表わす副詞と時制(6) この項目の先頭へ↑

過去から一定期間の時間の幅を指し示す表現をまとめます。

# since, so far, thus far, up to now, until now, up until now, as yet, as of yet, recently, lately

過去からの継続を表わすので、どの表現もたいてい現在完了時制で使います。"so far"と"thus far", "up to now", "until now", "up until now"はほぼ同じ意味(今まで)。"as yet"と"as of yet"もほぼ同じ意味(これまでのところ)。

"so far, thus far, as yet"は今現在の様子を強調するときに現在時制を使います。

"since"は"ever"を追加して"ever since"としても意味はほぼ同じ。"since"は文と文をつなぐ表現として【原因、理由】や【継続、持続】を表わすこともできます→【参照】: 『【原因、理由】を表わす接続詞: as 〜, since 〜(〜なので)』 『【継続、持続】を表わす接続詞: since 〜(〜以来、〜からずっと)

"yet"には「まだ〜してない」という未完のニュアンスがあるので、"as yet"はたいてい否定文や"no"や"never"などの否定語を含む文で使います。"as yet"は現在時制過去時制現在完了時制のいずれでも使えます。

過去からの継続を表わす場合、"recently"と"lately"はほぼ同じ意味(最近、近頃)。"recently"は過去の特定の時点を表わすこともできます→【参照】:『時を表わす副詞と時制(3)特定の過去

過去からの継続を表わす表現
いつ始まったかを重視……since
  • 現在完了時制……【和訳】:以来、以降、以後
    【例】:I stopped smoking and most foods have tasted great ever since.
    【訳】:タバコを止めた。それ以来たいていの食事がうまいと感じられる。
継続を重視(主に肯定文)……so far, thus far, up to now, up until now
  • 現在時制……【和訳】:今のところ、現在のところ、目下
    【例】:The fate of the hostages is unknown so far.
    【例】:The fate of the hostages is unknown thus far.
  • 現在完了時制……【和訳】:今までに、これまでに、過去に
    【例】:This fault has caused several major earthquakes so far.
    【例】:This fault has caused several major earthquakes thus far.
    【例】:This fault has caused several major earthquakes up to now.
    【例】:This fault has caused several major earthquakes until now.
    【例】:This fault has caused several major earthquakes up until now.
    【訳】:この断層はこれまでに数回の大地震を発生させた。
継続を重視(主に否定文)……as yet, as of yet
  • 現在時制……【和訳】:今のところ、これまでのところ、ここまで、それまで、まだ
    【例】:The newborn panda babies don't have a name as yet.
    【例】:The newborn panda babies don't have a name as of yet.
    【訳】:生まれたばかりのパンダの赤ちゃんたちには今のところまだ名前がない。
  • 現在完了時制……【和訳】:今までに、これまでに、これまでのところ、過去に、まだ
    【例】:As yet we've not received any damage report.
    【例】:As of yet we've not received any damage report.
    【訳】:これまでのところ被害の報告は一件も届いていない。
  • 過去時制……【和訳】:それまでのところ、ここまで、それまで、まだ
    【例】:As yet little was known about the danger of allergies.
    【例】:As of yet little was known about the danger of allergies.
    【訳】:アレルギーの危険性についてそれまではまだほとんど知らていなかった。
近い過去に始まったことを表わす……recently, lately
  • 現在完了時制……【和訳】:最近、近頃、先頃、この頃、この前、このあいだ、先だって
    【例】:Recently the unemployment rate has gradually declined.
    【訳】:近年、失業率がゆるやかに下降した。
    【例】:Lately some pilots have seen a drone flying near the plane.
    【訳】:最近、複数のパイロットが機体の近くを飛ぶドローン(無人機)を目撃している。

近い未来
時を表わす副詞と時制(7) この項目の先頭へ↑

時の流れの中で、わりと近い未来を指し示す表現をまとめます。

# soon, before long, shortly, at any minute, at any moment, at any second, in a minute, in a momnet, in the near future, in the immediate future

過去のある時点から少し時間が経過した未来を指し示すこともあるので、"soon, before long, shortly"や"at any minute, at any moment, at any second"は過去時制で使うこともできます。現在から近い未来を表わすときは現在時制未来時制を使います。

"at any minute, at any moment, at any second"には「正確にいつなのかはわからないけれど近いうちに」というニュアンスがあります。

"in the near future, in the immediate future"と"in a minute, in a momnet"はたいてい未来時制で使います。"in a minute, in a momnet"のほうが時間的にすぐであることを強調します。

近い未来を表わす表現
soon, before long, shortly
  • 現在時制……【和訳】:すぐに、早く、急いで、ほどなく、やがて、間もなく、そろそろ、近いうちに
    【例】Stocked food and water runs out soon.
    【例】Stocked food and water runs out before long.
    【例】Stocked food and water runs out shortly.
    【訳】備蓄していた食料と水が間もなく底をつく。
  • 過去時制……【和訳】:すぐに、早く、急いで、ほどなく、やがて、間もなく、そろそろ、近いうちに
    【例】:The ambulances soon arrived.
    【例】:The ambulances before long arrived.
    【例】:The ambulances shortly arrived.
    【訳】:ほどなく数台の救急車が到着した。
  • 未来時制……【和訳】:すぐに、早く、急いで、ほどなく、やがて、間もなく、そろそろ、近いうちに
    【例】:The school will be closed down soon.
    【例】:The school will be closed down before long.
    【例】:The school will be closed down shortly.
    【訳】:近いうちにこの学校は閉校となる。
at any minute, at any moment, at any second
  • 現在時制……【和訳】:すぐに、今にも、ほどなく、やがて、そろそろ
    【例】:I'm terribly sick and ready to throw up at any moment.
    【例】:I'm terribly sick and ready to throw up at any minute.
    【例】:I'm terribly sick and ready to throw up at any second.
    【訳】:ひどく気分が悪くて今にも吐きそうだ。
  • 過去時制……【和訳】:すぐに、今にも、ほどなく、やがて、そろそろ
    【例】The fierce wind threatened to blow the roof off at any minute.
    【例】The fierce wind threatened to blow the roof off at any moment.
    【例】The fierce wind threatened to blow the roof off at any second.
    【訳】:強風で屋根が今にも吹き飛ばされそうだった。
  • 未来時制……【和訳】:すぐに、今にも、ほどなく、やがて、そろそろ
    【例】:The satellite will fall to Earth at any minute.
    【例】:The satellite will fall to Earth at any moment.
    【例】:The satellite will fall to Earth at any second.
    【訳】:人工衛星はすぐにでも地球に落ちて来るでしょう。
in a minute, in a momnet
  • 未来時制……【和訳】:すぐに、じきに、瞬時に、ほどなく、そろそろ、もうすぐ、とっとと
    【例】:It's so cold that your brows and lashes will freeze in a minute.
    【例】:It's so cold that your brows and lashes will freeze in a moment.
    【訳】:眉毛とまつげがすぐに凍ってしまうほど寒い。
in the near future, in the immediate future
  • 未来時制……【和訳】:近い将来、ほどなく、やがて、じきに、もうすぐ、間もなく
    【例】:All icebergs in the North Pole will be likely to melt in the near future.
    【例】:All icebergs in the North Pole will be likely to melt in the immediate future.
    【例】:近い将来、北極の氷山がすべて溶けてしまうこともありうるだろう。

漠然と未来
時を表わす副詞と時制(8) この項目の先頭へ↑

時の流れの中で、漠然と未来の一時点を指し示す表現をまとめます。

# some day, one day, one of these days, in the future

"some day"はたいてい未来時制で使います。一語で"someday"と綴ることもあります。"one day"もほぼ同じ意味(将来、いずれ)。

"one of these days"もたいてい未来時制で使います。将来、物事が変化するニュアンスがあります。

"in the future"は未来時制のほか現在時制でも使います。"near"や"distant"を付けて近い未来か遠い未来かを表わすことができます。

【例】:in the near future(近い将来、すぐに), in the immediate future(近い将来、すぐに), in the foreseeable future(近い将来、すぐに), in the not-too-distant future(そう遠くない将来、すぐにでも), in the distant future(遠い未来に), in the remote future(遠い未来に), in the very distant future(はるか遠い未来に)

"in the future"はアメリカ英語で未来への継続を表わすこともできます→【参照】: 『時を表わす副詞と時制(8)未来への継続

漠然と未来を表わす表現
some day, one day
  • 未来時制……【和訳】:将来、未来、いつか、いずれ、そのうち、ある日、ある時、やがて、ほどなく
    【例】:Some day people will live on Mars.
    【例】:One day people will live on Mars.
    【訳】:いつの日か人類は火星に住むようになるだろう。
one of these days
  • 未来時制……【和訳】:将来、未来、いつか、いずれ、そのうち、ある日、ある時、やがて、ほどなく
    【例】:One of these days you'll regret what you said.
    【訳】:あなたはいつの日か自分の発言を後悔することになる。
in the future
  • 現在時制……【和訳】:将来、未来、いつか、いずれ、そのうち、ある日、ある時、やがて、ほどなく
    【例】:Gasoline vehicles may be replaced by electric vehicles in the future.
    【訳】:ガソリン車はいずれ電気自動車に取って代わられるかもしれない。
  • 未来時制……【和訳】:将来、未来、いつか、そのうち、ある日、ある時、やがて、ほどなく、いずれ
    【例】:In the future all tariffs will be eliminated.
    【訳】:将来的にすべての関税は撤廃されるだろう。

未来への継続
時を表わす副詞と時制(9) この項目の先頭へ↑

時の流れの中で、特定の時点から未来へと続く継続を表わす表現をまとめます。

# in future, in the future, from now on

いずれの表現も現在時制未来時制で使います。さらに、過去のある時点からずっと継続するニュアンスを表わすときは過去時制を使うこともあります。

イギリス英語では主に"in future"、アメリカ英語では主に定冠詞(the)付きの"in the future"を使います。意味は同じ。

"in future, in the future"は、これからこうすることに決めたという自分の決意や、これからはこうしてもらいますという他人への警告を表わすことがあります。

アメリカ英語の"in the future"は漠然と未来を表わすこともできます→【参照】: 『時を表わす副詞と時制(6)漠然と未来

未来への継続を表わす
in future, in the future
  • 現在時制……【和訳】:将来、これから、これから先、この先、今後、以後、以降
    【例】:I forbid you from bringing a cell phone in future.[※主にイギリス英語]
    【例】:I forbid you from bringing a cell phone in the future.[※主にアメリカ英語]
    【訳】:今後、携帯電話の持ち込みは禁止します。
  • 過去時制……【和訳】:それから、それ以降、それ以後、その後
    【例】:The EU determined to try to eradicate terrorism in future.[※主にイギリス英語]
    【例】:The EU determined to try to eradicate terrorism in the future.[※主にアメリカ英語]
    【訳】:EUは今後テロ撲滅に向けて努力することを決めた。
  • 未来時制……【和訳】:将来、これから、これから先、この先、今後、以後、以降
    【例】:I will not eat anything after 9:00 pm in future.[※主にイギリス英語]
    【例】:I will not eat anything after 9:00 pm in the future.[※主にアメリカ英語]
    【訳】:これから、夜の九時を過ぎたら食べ物を一切口にしないことにします。
from now on
  • 現在時制……【和訳】:将来、これから、これから先、この先、今後、以後、以降
    【例】:The disparity between rich and poor continues to grow from now on.
    【訳】:今後、貧富の格差は広がり続ける。
  • 過去時制……【和訳】:それから、それ以降、それ以後、その後
    【例】:I crashed my car and from now on I was scared to drive.
    【訳】:大事故を起こしてしまって、それ以降車の運転が怖くなった。
  • 未来時制……【和訳】:将来、これから、これから先、この先、今後、以後、以降
    【例】:There is fear that some large aftershocks will occur from now on.
    【訳】:今後、大きな余震が複数回発生する可能性がある。

何かが起こったその後
時を表わす副詞と時制(10) この項目の先頭へ↑

時の流れの中で、何かが起こったその後を指し示す表現をまとめます。

# afterwards, subsequently, then, later

いずれの表現も将来発生する物事を指し示すことがあるので、過去時制のほかに、現在時制未来時制で使うこともできます。"afterwards"は語尾の"s"なしで"afterward"と綴ることもあります。意味は同じ。

"afterwards"と"subsuquently"はたいてい、何かが発生したその後の状況の変化や事態の進展を表わして「するとどうなった」を表わします。"then"は因果関係でどうなるのほかに、順序として次にどうなるを表わすこともあります。"later"は主に順序として次にどうなるを表わします。

"afterwards"と"later"は数値や時の長さを表わす表現と一緒に使うこともできます。

【例】:a few days afterwards(その数日後), three days afterwards(その三日後に), shortly afterwards(その後すぐに), soon afterwards(その後すぐに), not long afterwards(その後早くに)
【例】:hours later(数時間後), a little while later(その後しばらくして), a few days later(その数日後), three months later(その三カ月後に)

"then"は過去や未来の特定の時点を表わすこともできます→【参照】: 『時を表わす副詞と時制(10)過去か未来の特定の時

"then"は文と文をつなぐ表現として【列挙、順序】、【強調して追加】、【結論、まとめ】を表わすこともできます→【参照】: 『【列挙、順序】を表わす接続詞: then(次に、そのあと、そして)』 『【強調して追加】を表わす接続詞: then(その上、おまけに)』 『【結論、まとめ】を表わす接続詞: then(つまり、その結果)

何かが起こったその後を表わす
afterwards, subsequently……主に変化や進展を表わす
  • 現在時制……【和訳】:その後、それから、そして、そのあと、そうして、それ以後、それ以降
    【例】:You must get a learner's permit. Afterwards, you're allowed to drive on the road.
    【例】:You must get a learner's permit. Subsequently, you're allowed to drive on the road.
    【訳】:仮免許を取る必要があります。その後、路上での運転が可能となります。
  • 過去時制……【和訳】:その後、それから、そして、そのあと、そうして、それ以後、それ以降
    【例】:The water level went down by about one meter and afterwards tsunami came.
    【例】:The water level went down by about one meter and subsequently tsunami came.
    【訳】:水位が一メートルほど下がり、そしてその後津波が押し寄せて来ました。
  • 未来時制……【和訳】:その後、それから、そして、そのあと、そうして、それ以後、それ以降
    【例】:I'll take a written test and afterwards will have an interview.
    【例】:I'll take a written test and subsequently will have an interview.
    【訳】:筆記試験を受けて、その後面接がある。
then……変化や進展、順序を表わす
  • 現在時制……【和訳】:それから、そして、そうして、その後、そのあと
    【例】:You should try to solve the questions on your own first, and then ask for help.
    【例】:問題は先ず自分で解いてみましょう。そのあと、人に聞きましょう。
  • 過去時制……【和訳】:それから、そして、そうして、その後、そのあと
    【例】:The cat stared for a while, and then she pounced at the grasshopper on TV.
    【例】:猫はしばらく凝視して、それからテレビに映っているバッタに飛びかかりました。
  • 未来時制……【和訳】:それから、そして、そうして、その後、そのあと
    【例】:Let's clean up the camp site. Then, we'll make lunch.
    【例】:キャンプ場の掃除をします。そのあと昼御飯を作ります。
later……主に順序を表わす
  • 現在時制……【和訳】:後ほど、あとで、後に、後日、また改めて、追って
    【例】:Now I'm busy taking care of my child ― call me back later?
    【訳】:今子供から手が離せないんで、あとでかけ直してくれる。
  • 過去時制……【和訳】:後ほど、あとで、後に、後日、また改めて、追って
    【例】:At first I felt a bit chilly and later had a very high fever.
    【訳】:最初はちょっと寒気がするくらいだっが、その後高熱が出た。
  • 未来時制……【和訳】:後ほど、あとで、後に、後日、また改めて、追って
    【例】:Later, I'll send you a detailed report.
    【訳】:後ほど、くわしい報告書を送ります。

過去か未来の特定の時
時を表わす副詞と時制(11) この項目の先頭へ↑

過去や未来を問わず、ある一つの時点を指し示す表現をまとめます。

# ever, then

"ever"と"then"は、二語とも未来を指すことがあるので未来時制でも使うことができます。

"ever"は、時を問わずいつの時点であってもを表わします。"then"は過去や未来の特定の一時点を指します。"ever"とは異なり、"then"にいずれの時点でもというニュアンスはありません。

"ever"は主に疑問文や否定文で使います。肯定文では"if"を使った条件を表わす文でよく使います。ニュアンスは「過去、現在、未来のいずれの時点においても」。和訳は「未だかつて、これまでに、一度でも、この先、これから、いずれ」です。

"then"は"since"や"until"などの時を表わす前置詞の目的語として使うことがあります。"since then"はたいてい現在完了時制で使います。

【例】:before then(その時よりも前に), by then(その時までに), until then(その時までずっと), from then on(その時以降), since then(その時以来)

"then"は何かが起こったその後を表わすこともできます→【参照】: 『時を表わす副詞と時制(9)何かが起こったその後

"then"は文と文をつなぐ表現として【列挙、順序】、【強調して追加】、【結論、まとめ】を表わすこともできます→【参照】: 『【列挙、順序】を表わす接続詞: then(次に、そのあと、そして)』 『【強調して追加】を表わす接続詞: then(その上、おまけに)』 『【結論、まとめ】を表わす接続詞: then(つまり、その結果)

過去か未来の特定の時点を表わす
ever……どの時点においても(= at any time)
  • 現在時制……【和訳】:これから、この先、いつか、将来、いずれ、今後
    【例】:If you ever visit Kagawa, you must try udon.
    【訳】:いつか香川に行ったら、ぜひうどんを食べてみてくれ。
  • 過去時制……【和訳】:これまでに、今までに、かつて、過去に 【例】:That was the loudest live performance ever.
    【訳】:あのライブが今までで一番騒々しいライブだった。
  • 未来時制……【和訳】:これから、この先、いつか、将来、いずれ、今後
    【例】:Alternative energy will ever replace fossil fuels.
    【訳】:今後、代替エネルギーが化石燃料に取って代わるだろう。
  • 現在完了時制……【和訳】:これまで、今までに、かつて、過去に
    【例】:The most painful experience I've ever had was the dental treatment.
    【訳】:今まででもっとも痛い思いをしたのは歯の治療のときだ。
  • 過去完了時制……【和訳】:それまで、かつて、過去に
    【例】:Nobody had ever heard of Jim after graduation.
    【訳】:卒業してからそれまでのジムのことを聞いたことがあるものはいなかった。
then……特定の時点において(= at that time)
  • 過去時制……【和訳】:その時、その頃、あの時、あの頃、当時
    【例】:There was no consumption tax then.
    【訳】:その頃は消費税なんてなかった。
  • 未来時制……【和訳】:その時、その頃
    【例】:There will then be no need to worry about water shortage.
    【訳】:その頃には水不足を心配する必要はなくなるだろう。
  • 現在完了時制……【和訳】:その時、その頃、その時期、その時点
    【例】:A meteor once hit the ground. Nobody has entered the area since then.
    【訳】:昔隕石が落下した。それ以降そこには誰も立ち入っていない。
    →"since then"はたいてい現在完了時制で使う

早い遅い
時を表わす副詞と時制(12) この項目の先頭へ↑

思っていたよりも早い遅いや、期間の初めの頃や終わりの頃を指し示す表現をまとめます。

# early, late

早い遅いや期間の初めや終わりは現在、過去、未来を問わないので、"early"と"late"は現在時制過去時制未来時制現在完了時制のいずれでも使えます。

予想や予定よりも早い遅いを表わす
予想や予定より早い時……early
  • 現在時制……【和訳】:早く、早めに、すぐに、とっとと
    【例】:You have to arrive early if you want to get a good seat.
    【訳】:良い席を取るには早めに到着することだ。
  • 過去時制……【和訳】:早く、早めに、すぐに、とっとと
    【例】:Last year bird flu spread early across five Asian countries.
    【訳】:去年、鳥インフルエンザはアジアの五カ国にすぐに広まった。
  • 未来時制……【和訳】:早く、早めに、すぐに、とっとと
    【例】:Perhaps an autonomous car will be implemented early.
    【訳】:おそらく、全自動運転車は早くに実用化されるだろう。
  • 現在完了時制……【和訳】:早く、早めに、すぐに、とっとと
    【例】:Winter has come early this year.
    【訳】:今年は冬の到来が早い
特定の期間の始めのほう……early
  • 現在時制……【和訳】:早く、早くに、早い時期に、早い段階で、初期に
    【例】:Children have to learn English early in life.
    【訳】:子供は早い時期から英語を学ぶべきだ。
  • 過去時制……【和訳】:早く、早くに、早い時期に、早い段階で、初期に
    【例】:There was a weak earthquake early in the morning.
    【訳】:今朝早く、弱い地震が発生した。
  • 未来時制……【和訳】:早く、早くに、早い時期に、早い段階で、初期に
    【例】:The new Constitution will be promulgated early next month.
    【訳】:来月の旬に新憲法が発布されます。
  • 現在完了時制……【和訳】:早く、早くに、早い時期に、早い段階で、初期に
    【例】:Three typhoons have hit Japan early in summer.
    【訳】:夏に三つの台風が日本を襲った。
予想や予定より遅い時……late
  • 現在時制……【和訳】:遅く、遅れて、遅刻して、遅延して
    【例】:Buses tend to arrive late when it's raining.
    【訳】:雨の日のバスは遅れがちだ。
  • 過去時制……【和訳】:遅く、遅れて、遅刻して、遅延して
    【例】:I graduated late from college.
    【訳】:大学の卒業は遅れました。
  • 未来時制……【和訳】:遅く、遅れて、遅刻して、遅延して
    【例】:The flight will leave an hour late due to dense fog.
    【訳】:濃霧のため飛行機は出発が一時間遅れるだろう。
  • 現在完了時制……【和訳】:遅く、遅れて、遅刻して、遅延して
    【例】:The subway has never run late.
    【訳】:地下鉄が遅れるなんて今までなかった。
特定の期間の終わりのほう……late
  • 現在時制……【和訳】:遅く、遅くに、終わりに、後半に、終盤に
    【例】:Cats are naturally active late at night.
    【訳】:猫は本来活動的になるのは夜遅くになってからです。
  • 過去時制……【和訳】:遅く、遅くに、終わりに、後半に、終盤に
    【例】:The decontamination around the park finished late last year.
    【訳】:公園一帯の除染は去年に終了した。
  • 未来時制……【和訳】:遅く、遅くに、終わりに、後半に、終盤に
    【例】:The drone regulations will be enacted late this week.
    【訳】:今週の終わりにドローン(無人機)に関する法律が成立するだろう。
  • 現在完了時制……【和訳】:遅く、遅くに、終わりに、後半に、終盤に
    【例】:I've suffered from hay fever late in life.
    【訳】:年を取ってから花粉症に悩まされるようになった。

特定の期間の最初を表わす"early"と特定の期間の最後を表わす"late"は、他の「時を表わす表現」とよく一緒に使います。

"early, late" + 「時を表わす表現」
today, tonight, yesterday, tomorrow
  • early
    early today(今日早く), early tonight(今夜早く), early yesterday(昨日早く), early tomorrow(明日早く)
  • late
    late today(今日遅く), late tonight(今夜遅く), late yesterday(昨日遅く), late tomorrow(明日遅く)
morning, afternoon, evening, night
  • early in the: early in the morning(早朝に), early in the afternoon(午後の早い時間に), early in the evening(夕方の早い時間に、宵の口に), early in the night(夜の早い時間に)
  • late in the: late in the morning(朝遅く), late in the afternoon(午後の遅い時間に), late in the evening(夕方の遅い時間に), late in the night(夜の遅い時間に)
  • early at: early at night(夜の早い時間に)
  • late at: late at night(夜の遅い時間に)
  • early this: early this morning(今朝早く), early this afternoon(今日の午後早く), early this evening(今日の夕方早く), early this night(今夜早く)
  • late this: late this morning(今朝遅く), late this afternoon(今日の午後遅く), late this evening(今日の夕方遅く), late this night(今夜遅く)
  • early one: early one morning(ある朝早く), early one afternoon(ある日の午後早く), early one evening(ある日の夕方早く), early one night(ある日の夜早く)
  • late one: late one morning(ある朝遅く), late one afternoon(ある日の午後遅く), late one evening(ある日の夕方遅く), late one night(ある日の夜遅く)
  • early every: early every morning(毎日早朝に), early every afternoon(毎日午後早くに), early every evening(毎日夕方早くに), early every night(毎日夜早くに)
  • late every: late every morning(毎日朝遅くに), late every afternoon(毎日午後遅くに), late every evening(毎日夕方遅くに), late every night(毎日夜遅くに)
week, month, year
  • early in the: early in the week(週の初めに), early in the month(月の初旬に、月の上旬に), early in the year(年の初めに、年始に)
  • late in the: late in the week(週の終わりに), late in the month(月の下旬に), late in the year(年の終わりに、年末に)
  • early this: early this week(今週の初めに), early this month(今月の初旬に、今月の上旬に), early this year(今年の初めに、年始に)
  • late this: late this week(今週の終わりに), late this month(今月の下旬に), late this year(今年の終わりに、年末に)
  • early last: early last week(先週の初めに), early last month(先月の初旬に、先月の上旬に), early last year(去年の初めに)
  • late last: late last week(先週の終わりに), late last month(先月の下旬に), late last year(去年の終わりに)
  • early next: early next week(来週の初めに), early next month(来月の初旬に、来月の上旬に), early next year(来年の初めに),
  • late next: late next week(来週の終わりに), late next month(来月の下旬に), late next year(来年の終わりに)
西暦, century
  • early in the: early in the 1970s(1970年代の初めに), early in the nineteenth century(19世紀の初めに)
  • late in the: late in the 1970s(1970年代の終わりに), late in the nineteenth century(19世紀の終わりに)
  • early in this: early in this century(今世紀の初めに)
  • late in this: late in this century(今世紀の終わりに)
  • early in the last: early in the last century(前世紀の初めに)
  • late in the last: late in the last century(前世紀の終わりに)
  • early in the next: early in the next century(次の世紀の初めに)
  • late in the next: late in the next century(次の世紀の終わりに)
月名、季節名
  • early in (the): early in January(一月の初旬に、一月上旬に), early in (the) spring(春の初めに、春先に), early in (the) summer(夏の初めに、初夏に), early in (the) fall/autumn(秋の初めに、秋口に), early in (the) winter(冬の初めに、初冬に)[※季節名は定冠詞(the)付きもOK]
  • late in (the): late in January(一月の下旬に), late in (the) spring(春の終わりに), late in (the) summer(夏の終わりに), late in (the) fall/autumn(秋の終わりに), late in (the) winter(冬の終わりに)[※季節名は定冠詞(the)付きもOK]
  • early in the: early in the season(季節の初めに)[※定冠詞(the)付きの"the season"が普通]
  • late in the: late in the season(季節の終わりに)[※定冠詞(the)付きの"the season"が普通]
その他(life, carrer, game, match, story)
  • early in: early in life(幼い頃に、若い頃に)
  • late in: late in life(年を取って、晩年に)
  • early in one's: early in one's life(〜の幼い頃に、〜の若い頃に), early in one's career(〜が仕事を始めた頃、〜が駆け出しの頃)
  • late in one's: late in one's life(〜が年を取って、〜の晩年に)
  • early in the: early in the game/match(試合の前半で), early in the story(話の前半で)
  • late in the: late in the game/match(試合の後半で), late in the story(話の後半で)

完了、未完了、継続
時を表わす副詞と時制(13) この項目の先頭へ↑

物事が終了した、まだ終了していない、引き続き継続中であることを表わす表現をまとめます。

# already, yet, still

完了を表わす"already"と継続を表わす"still"は現在時制過去時制未来時制現在完了時制で使えます。

"yet"には「まだ〜していない」という未完了のニュアンスがあるので、たいてい疑問文や否定文、"no"などの否定語を含む文で使います。時制現在時制未来時制現在完了時制が普通です。

"yet"は接続詞として「逆接、反対」を表わすこともできます→【参照】: 『【逆接、反対】を表わす接続詞: but, yet(しかし、けれども)

"as yet"と"as of yet"は「過去からの継続」を表わします→【参照】: 『過去からの継続……since, so far, thus far, up to now, until now, up until now, as yet, as of yet, recently, lately

継続を表わす"still"は否定文でも使うことができます。ニュアンスは「まだ〜していない、未だに〜から脱していない」です。似た意味の"yet"と比べると、"still"は「〜していない」状態が長く続くことを強調します。

"yet"は文と文をつなぐ表現として【逆接、反対】を表わすこともできます→【参照】: 『【逆接、反対】を表わす接続詞: but, yet(しかし、けれども)

"still"は文と文をつなぐ表現として【逆接、反対】を表わすこともできます→【参照】: 『【逆接、反対】を表わす接続詞: still(でも、けれど)

完了、未完了、継続を表わす
完了した物事……already
  • 現在時制……【訳】:すでに、もう、とっくに
    【例】:Are you already hungry?
    【訳】:もうお腹空いたの。
  • 過去時制……【訳】:すでに、もう、とっくに
    【例】:The suspect was already gone when the police squad arrived.
    【訳】:警官隊が到着したときすでに容疑者はいなかった。
  • 未来時制……【訳】:すでに、もう、とっくに
    【例】:In the near future the ozone layer will already disappear.
    【訳】近い将来、オゾン層はもうなくなるだろう。
  • 現在完了時制……【訳】:すでに、もう、とっくに
    【例】:Ten years have already passed since I graduated from college.
    【訳】:大学を卒業してからもう十年が経つ。
未完了の物事……yet
  • 現在時制……【訳】:まだ、今は、今のところは
    【例】:We can't stop using fossil fuels yet.
    【訳】:化石燃料の使用を止めるのはまだ無理だ。
  • 現在完了時制……【訳】:まだ、今は、今のところは
    【例】:I haven't yet done half of my homework.
    【訳】:宿題がまだ半分も終わっていない。
  • 未来時制……【訳】:まだ、あと、もう、これから、この先、今後
    【例】:World population will keep on growing for years yet.
    【訳】:世界の人口はまだ当分は増え続けるだろう。
継続中の物事……still
  • 現在時制……【訳】:未だに、今でも、なお、依然として、相変わらず、まだ
    【例】:There's still a bitter taste in my mouth.
    【訳】:まだ口の中に苦い味が残っている。
  • 過去時制……【訳】:まだ、なお、依然として、相変わらず
    【例】:A hundred million years ago, the Japanese archipelago was still a part of Asia.
    【訳】:一億年前、日本列島はまだアジア大陸の一部だった。
  • 未来時制……【訳】:未だに、なお、依然として、相変わらず、まだ
    【例】:Next century there will still be a war and terrorism.
    【訳】:世紀が変わってもまだ戦争やテロが続くだろう。
  • 現在完了時制……【訳】:未だに、今でも、なお、依然として、相変わらず、まだ
    【例】:Many towns still haven't recovered from the disaster.
    【訳】:多くの町がまだ災害から復興しきれていない。
    →継続を表わす"still"はたいてい助動詞や動詞のすぐ前やすぐ後ろに置く
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頻度を表わす副詞(always, often, etc)

ゼロから始める副詞(24)
頻度を表わす副詞(always, often, etc) 先頭へ

どれくらい頻繁なのかを表わす

「頻度」を表わす主な《副詞》をまとめます。以下に「十のうち〜」とある「頻度」はあくまで目安です。

頻度を表わす主な副詞
【十のうち零回】「決して〜ない、一度も〜ない」
never
【十のうち一〜二回】「めったに〜ない、ほとんど〜ない」
rarely, seldom, almost never, hardly ever, scarcely ever
【十のうち三〜五回】「ときどき〜、たまに〜」
sometimes, occasionally, at times, once in a while, from time to time, every so often, now and then, now and again, on occasion
【十のうち六〜七回】「よく〜、しばしば〜」
often, frequently, not infrequently
【十のうち八〜九回】「普通は〜、いつもは〜」
usually, generally, almost always, as often as not, more often than not, normally, ordinarily, customarily, habitually, regularly
【十のうち十回】「必ず〜、きっと〜」
always, invariably

【十のうち零回】「決して〜ない、一度も〜ない」: never
頻度を表わす副詞(always, often, etc)(1) この項目の先頭へ↑

頻度ゼロを表わします。

# never

"never"は助動詞be動詞の後ろ、動詞の前に置くのが普通です→【参照】: 『最初に出て来る助動詞の次に置く……頻度を表わす副詞

【例文】:I never eat bread for breakfast.
【和訳】:朝食でパンは絶対に食べない

【十のうち一〜二回】「めったに〜ない、ほとんど〜ない」: rarely, seldom, etc
頻度を表わす副詞(always, often, etc)(2) この項目の先頭へ↑

頻度が限りなくゼロに近いことを表わします。

# rarely, seldom, almost never, hardly ever, scarcely ever

"rarely, seldom, almost never, hardly ever, scarcely ever "は助動詞be動詞の後ろ、動詞の前に置くのが普通です→【参照】: 『最初に出て来る助動詞の次に置く……頻度を表わす副詞

【例文】:I rarely eat bread for breakfast.
【例文】:I seldom eat bread for breakfast.
【例文】:I almost never eat bread for breakfast.
【例文】:I hardly ever eat bread for breakfast.
【例文】:I scarcely ever eat bread for breakfast.
【和訳】:朝食でパンを食べることはほとんどない

【十のうち三〜五回】「ときどき〜、たまに〜」: sometimes, occasionally, etc
頻度を表わす副詞(always, often, etc)(3) この項目の先頭へ↑

頻度が半分以下であることを表わします。

# sometimes, occasionally, at times, once in a while, from time to time, every so often, now and then, now and again, on occasion

"sometimes, occasionally"は助動詞be動詞の後ろ、動詞の前に置くのが普通です。それ以外のイディオムは文頭か文尾に置くのが普通です→【参照】: 『最初に出て来る助動詞の次に置く……頻度を表わす副詞

【例文】:I sometimes eat bread for breakfast.
【例文】:I occasionally eat bread for breakfast.
【例文】:I eat bread for breakfast at times.
【例文】:I eat bread for breakfast once in a while.
【例文】:I eat bread for breakfast from time to time.
【例文】:I eat bread for breakfast every so often.
【例文】:I eat bread for breakfast now and then.
【例文】:I eat bread for breakfast now and again.
【例文】:I eat bread for breakfast on occasion.
【和訳】:朝食でときどきパンを食べる。

"once in a while, now and then, now and again"は前に"every"を置くことがあります。意味はほぼ同じ。

【例文】:I eat bread for breakfast every once in a while.
(= I eat bread for breakfast once in a while.)
【例文】:I eat bread for breakfast every now and then.
(= I eat bread for breakfast now and then.)
【例文】:I eat bread for breakfast every now and again.
(= I eat bread for breakfast now and again.)
【和訳】:朝食でときどきパンを食べる。

"on occasion"は複数形の"on occasions"を使うことがあります。意味はほぼ同じ。

【例文】:I eat bread for breakfast on occasions.
(= I eat bread for breakfast on occasion.)
【和訳】:朝食でときどきパンを食べる。

【十のうち六〜七回】「よく〜、しばしば〜」: often, frequently, etc
頻度を表わす副詞(always, often, etc)(4) この項目の先頭へ↑

頻度が半分よりはやや多いことを表わします。

# often, frequently, not infrequently

"often, frequently, not infrequently"は助動詞be動詞の後ろ、動詞の前に置くのが普通です→【参照】: 『最初に出て来る助動詞の次に置く……頻度を表わす副詞

【例文】:I often eat bread for breakfast.
【例文】:I frequently eat bread for breakfast.
【和訳】:朝食でよくパンを食べる。

"infrequently"(めったに〜ない = seldom)はたいてい、"not"を前に置いて"not infrequently"の形で「よく、しばしば、頻繁に」(= often)の意味を表わします。「めったに〜ないことはない」 = 「よく〜である」です。やや堅苦しい表現。

"not infrequently"は前に助動詞の"do"や"did"などを置かず、"not infrequently"を一つのイディオムとして、このままの形で使います。文尾に置くことも可能。

【例文】:I not infrequently eat bread for breakfast.[※やや堅苦しい言い方]
【例文】:I eat bread for breakfast not infrequently.[※やや堅苦しい言い方]
【和訳】:朝食でしばしばパンを食べる。
→"I don't infrequently"や"I do not infrequently"とは普通しない

【十のうち八〜九回】「普通は〜、いつもは〜」: usually, ordinarily, etc
頻度を表わす副詞(always, often, etc)(5) この項目の先頭へ↑

頻度がほぼ毎回であることを表わします。

# usually, generally, almost always, as often as not, more often than not

# normally, ordinarily

# customarily, habitually

# regularly

"usually, generally, almost always, normally, ordinarily, customarily, habitually, regularly"は助動詞be動詞の後ろ、動詞の前に置くのが普通です。それ以外のイディオムは文頭か文尾に置くのが普通です→【参照】: 『最初に出て来る助動詞の次に置く……頻度を表わす副詞

"generally"は話し手の判断を表わすことがあります→【参照】: 『文修飾の副詞……話し手の判断を表わす(naturally, safely, etc)……generally

【例文】:I usually eat bread for breakfast.
【例文】:I generally eat bread for breakfast.
【例文】:I almost always eat bread for breakfast.
【例文】:As often as not I eat bread for breakfast.
【例文】:More often than not I eat bread for breakfast.
【和訳】:朝食ではたいていパンを食べる。

"ordiraily"と"normally"はたいてい「普段は違うけれど」というニュアンスを表わします。

【例文】:I don't normally eat bread for breakfast.
【例文】:I don't ordinarily eat bread for breakfast.
【和訳】:(今日はパンを食べているが)普段は朝食でパンを食べることはない。

【例文】:I would ordinarily eat bread for breakfast.
【例文】:I would normarily eat bread for breakfast.
【和訳】:(今日はパンを食べていないが)普段は朝食でパンを食べる。
→"would"は仮定法過去、現在の事実に反する仮定を表わす

"habitually"と"customarily"はたいてい「習慣的にたいていの場合」というニュアンスを表わします。

【例文】:I customarily eat bread for breakfast.
【例文】:I habitually eat bread for breakfast.
【和訳】:いつも朝食でパンを食べる。
→"customarily, habitually"習慣としての決まりごとを表わす

"regularly"は特に物事を定期的に行うことを表わします。

【例文】:I regularly eat bread for breakfast.
【和訳】:朝食は決まってパンを食べる。
→"regularly"は決まりごとを表わす

【十のうち十回】「必ず〜、きっと〜」: always, invariably
頻度を表わす副詞(always, often, etc)(6) この項目の先頭へ↑

頻度が例外なく毎回であることを表わします。

# always, invariably

"always, invariably"は助動詞be動詞の後ろ、動詞の前に置くのが普通です→【参照】: 『最初に出て来る助動詞の次に置く……頻度を表わす副詞

【例文】:I always eat bread for breakfast.
【例文】:I invariably eat bread for breakfast.
【和訳】:朝食には必ずパンを食べる。

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程度や度合の高い低いを表わす副詞(somewhat, quite, etc)

ゼロから始める副詞(25)
程度や度合の高い低いを表わす副詞(somewhat, quite, etc) 先頭へ

程度や度合の段階を表わす

程度や度合の高い低いを表わす《副詞》の中でよく見かけるものをまとめます。いずれも動詞形容詞副詞の意味を補足します。単純な強調を表わす場合は"absolutely"や"completely"を使います→【参照】: 『単純な強調を表わす副詞(absolutely, completely, etc)

程度や度合を表わす主な副詞
程度や度合いが「少し」を表わす
slightly, somewhat, a little, a bit, marginally
程度や度合いが「かなり」を表わす
fairly, rather, quite, pretty, considerably, moderately, reasonably, to some extent, to a certain extent, to a degree, to some degree
程度や度合いが「非常に」を表わす
very, so, really, quite, most, considerably, especially, particularly, exceptionally, unusually, remarkably, markedly, noticeably, terribly, dreadfully, awfully
程度や度合いが「きわめて」を表わす
extremely, excessively, extraordinarily, extravagantly, tremendously, truly, very much, greatly, highly, deeply, intensely, desperately, enormously, vastly, hugely, immensely, intensely, horribly

程度や度合いが「少し」を表わす
程度や度合の高い低いを表わす副詞(somewhat, quite, etc)(1) この項目の先頭へ↑

程度や度合の高い低いを表わす《副詞》の中で、程度や度合いが低いことを表わすものをまとめます。

# slightly, a little, a bit, marginally, somewhat

【例文】:I'm slightly taller than you.
【例文】:I'm a little taller than you.
【例文】:I'm a bit taller than you.
【例文】:I'm marginally taller than you.
【和訳】:私のほうが少し背が高い。
→"slightly, a little, a bit, marginally"は形容詞の"tall"の意味を補足する
【例文】:The weather has improved slightly, but the temperature is still quite low.
【例文】:The weather has improved a little, but the temperature is still quite low.
【例文】:The weather has improved a bit, but the temperature is still quite low.
【例文】:The weather has improved marginally, but the temperature is still quite low.
【和訳】:天気は多少回復したが気温はまだかなり低い。
→"slightly, a little, a bit, marginally"は動詞の"improve"の意味を補足する

"somewhat"は程度や度合が増して意味的に"fairly, rather"に近づくことがあります。

【例文】:The curry and rice is somewhat spicy.
(= The curry and rice is a little spicy.)
【和訳】:このカレーはちょっと辛い。
→"somewhat"は"a little"の意味に近い
【例文】:The curry and rice is somewhat spicy.
(= The curry and rice is fairly spicy.)
【和訳】:このカレーはけっこう辛い。
→"somewhat"は"fairly, rather"の意味に近い

程度や度合いが「かなり」を表わす
程度や度合の高い低いを表わす副詞(somewhat, quite, etc)(2) この項目の先頭へ↑

程度や度合の高い低いを表わす《副詞》の中で、程度や度合いが低くはないがそんなに高くもないことを表わすものをまとめます。

# fairly, rather, quite, pretty, considerably, moderately, reasonably
# to some extent, to a certain extent, to a degree, to some degree

【例文】:This admission fee is fairly expensive.
【例文】:This admission fee is rather expensive.
【例文】:This admission fee is quite expensive.
【例文】:This admission fee is pretty expensive.
【例文】:This admission fee is moderately expensive.
【例文】:This admission fee is reasonably expensive.
【和訳】:ここの入場料はけっこう高い。
→"fairly, rather, quite, pretty, moderately, reasonably"は形容詞の"expensive"の意味を補足する

"rather"は批判や落胆、予想外のニュアンスを表わすことがあります。

【例文】:The movie was fairly scary.
【和訳】:その映画はけっこう怖かった。
→怖さは予想の範囲内だった
【例文】:The movie was rather scary.
【和訳】:その映画かなり怖かった。
→予想を超える怖さだった
【例文】:The last math pop quiz was fairly difficult.
【和訳】:この前の数学の小テストはそこそこ難しかった。
→難しかったがなんとかなった
【例文】:The last math pop quiz was rather difficult.
【和訳】:この前の数学の小テストはかなり難しかった。
→難しすぎるぜコノヤロー

"rather"は比較級の意味を補足することができます→【参照】: 『比較級: 比較級を強調する語句……"much, far, still, even"など

【例文】:How you exercise is rather more important than how much you exercise.
【和訳】:練習量よりも練習内容のほうがかなり重要だ。
→"rather"は比較級の"more important"の意味を補足する

"pretty"は主に会話で使います。英作文では"fairly"や"rather"を使うのが無難です。

【例文】:近年、ロボットはかなりの速度で進化している。
【 △ 】:Recently robots have evolved pretty rapidly.
【 ○ 】:Recently robots have evolved fairly rapidly.
【 ○ 】:Recently robots have evolved rather rapidly.
→"pretty"は主に会話で使う

"quite"は程度や度合が増して意味的に"very"に近づくことがあります→【参照】: 『程度や度合の高い低いを表わす副詞(somewhat, quite, etc):「非常に」: very, remarkably, etc

【例文】:This admission fee is quite expensive.
(= This admission fee is fairly expensive.)
【和訳】:ここの入場料はけっこう高い。
→"quite, considerably"は"fairly"の意味に近い
【例文】:This admission fee is quite expensive.
(= This admission fee is very expensive.)
【和訳】:ここの入場料は非常に高い。
→"quite, considerably"は"very"の意味に近い

"quite"は単純な強調を表わすことがあります→【参照】: 『単純な強調を表わす副詞(absolutely, completely, etc)

【例文】:We tend to believe that our culture is quite unique to our own country.
(= We tend to believe that our culture is completely unique to our own country.)
【和訳】:自分のところの文化は自国に絶対的に特有なものだと考えがちだ。
→"quite"は"completely"の意味に近い

"rather"と"quite"を不定冠詞(a, an)と一緒に使う場合、語順は必ず「rather/quite + a/an + 形容詞 + 名詞」です。"rather"と"quite"を形容詞から引きはがして不定冠詞(a, an)の前に置きます。

ただし、"rather"に限り「a/an + rather + 形容詞 + 名詞」の語順も可能です。

【例文】:今日はけっこう空が霞んでいる。
【 × 】:It's a quite hazy day.
【 ○ 】:It's a rather hazy day.
【 ○ 】:It's quite a hazy day.
【 ○ 】:It's rather a hazy day.
→"a quite hazy day"の語順は不可

"considerably"はたいてい動詞比較級の意味を補足します→【参照】: 『比較級: 比較級を強調する語句……"much, far, still, even"など

【例文】:The unemployment rate dropped considerably but the economy hasn't recovered at all.
【和訳】:失業率はかなり改善したが景気はちっとも回復していない。
→"considerably"は動詞の"drop"の意味を補足する
【例文】:The helicopter was considerably noisier than I had expected.
【和訳】:ヘリコプターの騒音は想像をかなり超えるものだった。
→"considerably"は比較級の"noisier"の意味を補足する

"to some extent, to a certain extent, to a degree, to some degree"は、よく文頭や文尾に置いて動詞や文全体の意味を補足します。

【例文】:To some extent, you have to be responsible for it.
【例文】:To a certain extent, you have to be responsible for it.
【例文】:To some degree, you have to be responsible for it.
【例文】:To a degree, you have to be responsible for it.
【和訳】:ある程度、あなたにも責任があります。
→"to some extent, to a certain extent, to some degree, to a degree"は文全体の意味を補足する

程度や度合が「非常に」を表わす
程度や度合の高い低いを表わす副詞(somewhat, quite, etc)(3) この項目の先頭へ↑

程度や度合の高い低いを表わす《副詞》の中で、程度や度合いが高いことを表わすものをまとめます。

# very, so, really, quite, most, especially, particularly, exceptionally, unusually, remarkably, markedly, noticeably, terribly, dreadfully, awfully

【例文】:A toy poodle is very intelligent.
【例文】:A toy poodle is so intelligent.
【例文】:A toy poodle is really intelligent.
【和訳】:トイプードルは非常に賢い。
→"very, so, really"は形容詞の"intelligent"の意味を補足する

"quite"は程度や度合が減少して意味的に"fairly, rather"に近づくことがあります→【参照】: 『程度や度合の高い低いを表わす副詞(somewhat, quite, etc):「かなり」: fairly, rather, etc

【例文】:A toy poodle is quite intelligent.
(= A toy poodle is a very intelligent.)
【和訳】:トイプードルは非常に賢い。
→"quite"は"very"の意味に近い
【例文】:A toy poodle is quite intelligent.
(= A toy poodle is fairly intelligent.)
【和訳】:トイプードルはけっこう賢い。
→"quite"は"fairly"の意味に近い

"quite"は単純な強調を表わすことがあります→【参照】: 『単純な強調を表わす副詞(absolutely, completely, etc)

【例文】:It is quite unbelievable that an unknown fault might have caused the massive earthquake.
(= It is absolutely unbelievable that an unknown fault might have caused the massive earthquake.)
【和訳】:まったく信じがたいことだが、未知の断層が今回の大地震を発生させたかもしれない。
→"quite"は"absolutely, completely"の意味に近い

"quite"を不定冠詞(a, an)と一緒に使う場合、語順は必ず「quite + a/an + 形容詞 + 名詞」です。"quite"を形容詞から引きはがして不定冠詞(a, an)の前に置きます。

【例文】:次のバス停まではかなりの道のりがある。
【 × 】:It's a quite long way to the next bus stop.
【 ○ 】:It's quite a long way to the next bus stop.
→"quite"は不定冠詞"a"の前に置く、

"very"の意味で使う"most"はやや堅苦しい言い方です。純粋な強調表現なので最上級の意味はほとんどなく、たいてい定冠詞(the)を付けません。

【例文】:Australia is a most ancient continent.[※やや堅苦しい言い方]
(= Australia is a very ancient continent.)
【和訳】:オーストラリアは非常に古い大陸です。
→"very"や"really"などに比べると"most"はやや堅苦しい言い方

"especially, particularly"はたいてい「他と比べて特に」のニュアンスを表わします。

【例文】:Search and rescue dogs have an especially sensitive sense of smell.
【例文】:Search and rescue dogs have a particularly sensitive sense of smell.
【和訳】:災害救助犬はことのほかすぐれた嗅覚を持つ。
→災害救助犬の「嗅覚」は他の犬よりも優秀

"exceptionally"と"unusually"はたいてい「いつもと比べると特に」のニュアンスを表わします。

【例文】:Last week I was exceptionally busy.
【例文】:Last week I was unusually busy.
【和訳】:先週は異常に忙しかった。
→「先週」は特に忙しくなった

"remarkably, markedly, noticeably"はたいてい「著しく目立つ特徴」を表わします。

【例文】:Electric cars are remarkably quiet.
【例文】:Electric cars are markedly quiet.
【例文】:Electric cars are noticeably quiet.
【和訳】:電気自動車は際立って静かだ。
【例文】:Modesty is remarkably dissimilar to shyness.
【例文】:Modesty is markedly dissimilar to shyness.
【例文】:Modesty is noticeably dissimilar to shyness.
【和訳】:謙虚は内気と大いに異なる。

"terribly, dreadfully, awfully"はよく謝罪の意思を強調します。

【例文】:I'm terribly sorry. I didn't intend to startle you.
【例文】:I'm dreadfully sorry. I didn't intend to startle you.
【例文】:I'm awfully sorry. I didn't intend to startle you.
【和訳】:大変申し訳ありません。脅かすつもりはありませんでした。

"terribly"と"awfully"は好ましいことの強調にも使えます。"awfully"は主に会話で使います。

【例文】:I was terribly lucky to be exempted from military service.
【例文】:I was awfully lucky to be exempted from military service.[※ややくだけた言い方]
【和訳】:兵役が免除されてすごくラッキーだった。

程度や度合いが「きわめて」を表わす
程度や度合の高い低いを表わす副詞(somewhat, quite, etc)(4) この項目の先頭へ↑

程度や度合の高い低いを表わす《副詞》の中で、程度や度合いがきわめて高いことを表わすものをまとめます。

# extremely, excessively, extraordinarily, extravagantly, tremendously, truly, very much, greatly, highly, deeply, intensely, desperately, enormously, vastly, hugely, immensely, intensely, horribly

【例文】:This winter was extremely snowy.
【例文】:This winter was excessively snowy.
【例文】:This winter was extraordinarily snowy.
【例文】:This winter was extravagantly snowy.
【例文】:This winter was tremendously snowy.
【例文】:This winter was truly snowy.
【和訳】:今年の冬はきわめて雪が多かった。
→"extremely, excessively, extraordinarily, extravagantly, tremendously, truly"は形容詞の"snowy"の意味を補足する

"very much"はたいてい動詞比較級を強調します→【参照】: 『比較級を強調する語句……"much, far, still, even"など

【例文】:We hope very much that the civil war will end soon.
【和訳】:内戦が早く終わることを切に望みます。
→"very much"は動詞の"hope"を強調する
【例文】:Tonight the moon is very much brighter than usual.
【和訳】:今夜の月はいつもと比べて非常に明るい。
→"very much"は比較級の"brighter"を強調する

"greatly"はたいてい動詞、あるいは"disappointed"(がっかりした)や"relieved"(ほっとした)のような過去分詞形の形容詞の意味を強調します。

【例文】:The streets near the station have greatly changed in the last several years.
【和訳】:駅近くの町並みはここ数年で大きく変化した。
→"greatly"は動詞の"change"の意味を強調する
【例文】:We were greatly relieved to hear that all crew and passengers were safe.
【和訳】:乗客乗員全員無事と聞いて一同は心の底からほっとした。
→"greatly"は形容詞の"relieved"の意味を強調する

"highly"はよく質や能力、可能性が高いレベルであることを表わします。

【例文】:Not all college students are highly intelligent.
【和訳】:大学生全員がきわめて知性的というわけではない。
→"intelligent"は「知性の高さ」を表わす
【例文】:It is highly unlikely that the third world war will happen.
【和訳】:第三次世界大戦の勃発なんて絶対にありえない。
→"unlikely"は「可能性」を表わす

"deeply"は主に感情を表わす形容詞動詞を強調します。

【例文】:We are deeply disappointed about having broken the ceasefire.
【和訳】:停戦協定が破られたことに対して深く失望します。
→"deeply"は形容詞の"disappointed"の意味を強調する
【例文】:I deeply appreciate your hospitality.
【和訳】:おもてなしに心から感謝いたします。
→"deeply"は動詞の"appreciate"の意味を強調する

"intensely"は主に、表に出た激しい感情や物事の様子や状態が強烈であることを表わします。

【例文】:A centipede bite is intensely painful.
【和訳】:ムカデにかまれると強烈に痛い。
→"intensely"は形容詞の"painful"の意味を強調する
【例文】:The constant noise of construction annoyed me intensely.
【和訳】:工事現場の休みない騒音でほとほと参った。
→"intensely"は動詞の"annoy"の意味を強調する

"deperately"は特に困難な状況や切羽詰まった状態を表わします。

【例文】:I desperately tried to escape from a crowd of zombies.
【和訳】:ゾンビの大群から必死で逃げ出そうとした。
→"desperately"は動詞の"try"の意味を強調する
【例文】:It is desperately sad that many hostages have been tortured.
【和訳】:多くの人質が拷問されていたことは言葉で表わせないほど悲しい。
→"desperately"は形容詞の"sad"の意味を強調する

"enormously, vastly, hugely, immensely"は"very"よりさらに強い意味を表わす強意語として"extremly"や"greatly"とほぼ同じ意味を表わし、動詞形容詞の意味を強調することがあります。

【例文】:The volume of data flowing across the Internet is enormously increasing year by year.
【例文】:The volume of data flowing across the Internet is vastly increasing year by year.
【例文】:The volume of data flowing across the Internet is hugely increasing year by year.
【例文】:The volume of data flowing across the Internet is immensely increasing year by year.
【和訳】:ネットを行き交うデータの量は年々とてつもなく増加している。
→"enormously, vastly, hugely immensely"は動詞の"increase"の意味を強調する
【例文】:It is enormously important for refugees to return home safely and voluntarily.
【例文】:It is vastly important for refugees to return home safely and voluntarily.
【例文】:It is hugely important for refugees to return home safely and voluntarily.
【例文】:It is immensely important for refugees to return home safely and voluntarily.
【和訳】:難民たちが何の問題もなく自主的に帰国することがきわめて重要だ。
→"enormously, vastly, hugely immensely"は形容詞の"important"の意味を強調する

"horribly"はたいてい好ましくない状況を表わす動詞形容詞の意味を強調します。

【例文】:Hundreds of houses were horribly damaged due to the tornado.
【和訳】:竜巻が原因で何百軒もの家がひどく損壊した。
→"horribly"は動詞の"damage"の意味を強調する
【例文】:I get horribly sick when I drink alcohol.
【和訳】:酒を飲むとひどく気分が悪くなる。
→"horribly"は形容詞の"sick"の意味を強調する

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単純な強調を表わす副詞(absolutely, completely, etc)

ゼロから始める副詞(26)
単純な強調を表わす副詞(absolutely, completely, etc) 先頭へ

「絶対に、完全に」
単純な強調を表わす副詞(absolutely, completely, etc)(1) この項目の先頭へ↑

「多少」や「きわめて」などの段階ではなく、単純な強調を表わすときは"absolutely"(絶対に)や"completely"(完全に)などを使います。「多少」や「きわめて」を表わすには"somewhat"(多少)や"extremely"(きわめて)などを使います→【参照】: 『程度や度合の高い低いを表わす副詞(somewhat, quite, etc)

単純な強調を表わす"absolutely"(絶対に)や"completely"(完全に)は動詞形容詞副詞の意味を強調します。

単純な強調を表わす主な副詞
  • absolutely, completely, totally, altogether, quite, entirely, perfectly, utterly, fully, wholly, thoroughly
    (= まったく、完全に、完璧に、申し分なく、文句なしに、すっかり、とことん、絶対に、絶対的に、全然、断然、全面的に、無条件に、徹底的に、残らず、充分に、全体に、全体的に、手も足も出ないほど、文句のつけようがないほど)

【例文】:It is absolutely impossible to restore the relics destroyed by terrorists.
【例文】:It is completely impossible to restore the relics destroyed by terrorists.
【例文】:It is totally impossible to restore the relics destroyed by terrorists.
【和訳】:テロリストが破壊した遺跡を修復するのは完全に不可能です。
→"absolutely, completely, totally"は形容詞の"impossible"の意味を強調する

【例文】:Recently cylindrical postboxes have completely disappeared.
【例文】:Recently cylindrical postboxes have totally disappeared.
【例文】:Recently cylindrical postboxes have altogether disappeared.
【和訳】:近頃、円柱形の郵便ポストはすっかり見かけなくなった。
→"completely, totally, altogether"は動詞の"disappear"の意味を強調する

"altogether"は"too"(〜過ぎて)を強調することができます。

【例文】:The dream was altogether too real and I was woken by my cry.
【和訳】:夢があまりにリアル過ぎて自分の叫び声で目を覚ました。
→"altogether"は"too"(〜過ぎて)の意味を強調する

"quite"は"rather"(かなり)や"very"(非常に)の意味を表わすことがあります→【参照】: 『程度や度合の高い低いを表わす副詞(somewhat, quite, etc):「かなり」: fairly, rather, etc』『程度や度合の高い低いを表わす副詞(somewhat, quite, etc):「非常に」: very, remarkably, etc

【例文】:It is quite impossible to restore the relics destroyed by terrorists.
(= It is absolutely impossible to restore the relics destroyed by terrorists.)
【和訳】:テロリストが破壊した遺跡を修復するのは完全に不可能です。
→"quite"の意味は"absolutely"に近い、形容詞の"impossible"の意味を強調する

【例文】:Your comments are always quite irritating.
(= Your comments are always rather irritating.)
【和訳】:あんたの一言にはいつもかなりイライラさせられる。
→"quite"の意味は"rather"に近い、形容詞の"irritating"の意味を強調する
【例文】:Your comments are always quite irritating.
【和訳】:あんたの一言にはいつも非常にイライラさせられる。
(= Your comments are always very irritating.)
→"quite"の意味は"very"に近い、形容詞の"irritating"の意味を強調する

"quite"を不定冠詞(a, an)と一緒に使う場合、語順は必ず「quite + a/an + 形容詞 + 名詞」です。"quite"を形容詞から引きはがして不定冠詞(a, an)の前に置きます。

【例文】:病院の受付でけっこう長い時間待たされた。
【 × 】:I was kept waiting for a quite long time at the hospital reception desk.
【 ○ 】:I was kept waiting for quite a long time at the hospital reception desk.
→"quite"は不定冠詞"a"の前に置く、

"entirely"と"perfectly"は主に好ましい物事を強調します。

【例文】:It is entirely feasible to prevent desertification and to stop global warming.
【例文】:It is perfectly feasible to prevent desertification and to stop global warming.
【和訳】:砂漠化を阻止して地球温暖化を食い止めることは絶対に可能です。

"utterly"は主に好ましくない物事を強調します。

【例文】:It is utterly ridiculous that the budget is increased by ten times.
【和訳】:予算が当初の十倍に膨れ上がるなんてまったくもってバカげている。

"fully"と"wholly"は主に状況や状態が充分で全体的であることを表わします。

【例文】:The world is still fully dependent on fossil fuels to generate electricity.
【例文】:The world is still wholly dependent on fossil fuels to generate electricity.
【和訳】:世界は未だ発電を化石燃料にすっかり頼り切っている。

"fully"は距離や年月などの数値を強調することができます。和訳は「たっぷり〜、丸々〜、ゆうに〜」です。

【例文】:The width of the river is fully a hundred meters.
【和訳】:川幅はゆうに百メートルはある。
【例文】:It took fully a year to rebuild the school gym, which had collapsed due to the earthquake.
【和訳】:地震で倒壊した学校の体育館を再建するのに丸々一年かかった。

"thoroughly"は主に喜怒哀楽の感情を表わす動詞形容詞の意味を強調します。

【例文】:I was thoroughly ashamed that some of my contemporaries were making a fuss at the coming of age ceremony.
【和訳】:成人式で一部の同年代の人たちが騒いでいるのは本当に情けなかった。
→"thoroughly"は形容詞の"ashamed"(情けない)の意味を強調する
【例文】:Adults and children were thoroughly entertained by the performance of the dolphins.
【和訳】:大人も子供もイルカたちの演技を心ゆくまで楽しんだ。
→"thoroughly"は動詞の"entertain"(楽しませる)の意味を強調する

単純な強調を表わす副詞(absolutely, completely, etc)の否定
単純な強調を表わす副詞(absolutely, completely, etc)(2) この項目の先頭へ↑

強調を表わす《副詞》の"absolutely"(絶対に)は、否定文で使うとたいてい意味が「完全に〜というわけではない、絶対に〜というわけではない」になります。頭から全否定するのではなく、「あまり〜ではない、それほど〜ではない」というニュアンスを表わします。

全否定の「完全に〜ではない、絶対に〜ではない」を表わすときは、"absolutely"(絶対に)の次に"not"や"no"などの否定を表わす語句を置きます。

単純な強調を表わす副詞"absolutely"の否定
【語順】:not + absolutely……「完全に〜というわけではない、絶対に〜というわけではない」
【例文】:It is not absolutely impossible to restore the relics destroyed by terrorists.
【和訳】:テロリストが破壊した遺跡を修復するのは完全に不可能というわけではない。
→修復は充分可能
【語順】:absolutely + 否定語(not, no, etc)……「完全に〜ではない、絶対に〜ではない」
【例文】:It is absolutely not impossible to restore the relics destroyed by terrorists.
【和訳】:テロリストが破壊した遺跡を修復するのが不可能ということはまったくない。
→完璧な修復が可能
【例文】:People with absolutely no knowledge of rules can enjoy watching soccer or baseball.
【和訳】:ルールがまったくわからない人でもサッカーや野球は見て楽しむことができる。
→ルールに関する知識がゼロ
【例文】:There was absolutely nothing in the room except a small table.
【和訳】:小さなテーブルが一つある以外部屋にはまったく何もなかった。
→部屋にはテーブルが一つあるきりだった

「not + 《副詞》」の語順は"absolutely"以外の《副詞》でも使えます。意味は「完全に〜というわけではない、絶対に〜というわけではない、あまり〜ではない、それほど〜ではない」です。

「あまり〜ではない」を表わす主な強調の副詞
  • completely, totally, entirely, perfectly, quite, fully, wholly, altogether

【例文】:I'm not completely happy with the math test score.
【例文】:I'm not perfectly happy with the math test score.
【例文】:I'm not altogether happy with the math test score.
【 × 】:数学のテストの点数にはまったく満足していない。
【 ○ 】:数学のテストの点数にはあまり満足していない。
→"not completely/perfectly/altogether"の意味は「あまり〜ではない」」

【例文】:It is not completely safe to enter the devastated area as a volunteer now.
【例文】:It is not totally safe to enter the devastated area as a volunteer now.
【例文】:It is not entirely safe to enter the devastated area as a volunteer now.
【例文】:It is not perfectly safe to enter the devastated area as a volunteer now.
【例文】:It is not quite safe to enter the devastated area as a volunteer now.
【 × 】:今、ボランティアとして被災地入りすることはまったく安全ではない。
【 ○ 】:今、ボランティアとして被災地入りすることはあまり安全ではない。
→"not completely/totally/entirely/perfectly/quite"の意味は「あまり〜ではない」」

【例文】:The students didn't seem fully convinced by what the teacher told them.
【例文】:The students didn't seem wholly convinced by what the teacher told them.
【 × 】:生徒たちは先生の説明にまったく納得がいかなかったようだ。
【 ○ 】:生徒たちは先生の説明にあまり納得がいかなかったようだ。
→"not fully/wholly"の意味は「あまり〜ではない」」

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推測を表わす副詞

ゼロから始める副詞(27)
推測を表わす副詞(possibly, probably, etc) 先頭へ

話し手の自信の程度を表わす副詞

"probably"(おそらく)や"probably(きっと)"などの推測を表わす《副詞》の中でよく見かけるものをまとめます。

推測を表わす《副詞》はたいてい文頭、あるいは、動詞の前に置きます。ただし、"possibly"は文頭に置く場合と動詞の前に置く場合で意味が変化します→【参照】: 『話し手の判断を表わす(naturally, safely, etc): possibly……「(1)なんとか、どうにか、(2)たぶん、おそらく」

話し手の確信度を表わす主な副詞

あまり自信がない推測(たぶん)
推測を表わす副詞(possibly, probably, etc)(1) この項目の先頭へ↑

話の内容について、「断定はできないけれどたぶん〜だろう」を表わす表現をまとめます。かなり弱気な推測を表わします。

# possibly, maybe, perhaps, conceivably, supposedly

【例文】:Possibly it was a signal from an alien life form.
【例文】:Maybe it was a signal from an alien life form.
【例文】:Perhaps it was a signal from an alien life form.
【例文】:Conceivably it was a signal from an alien life form.
【例文】:Supposedly it was a signal from an alien life form.
【和訳】:たぶんそれは地球外生命体からの信号だった。

"possibly"は置く位置によって意味が変化します。たいてい、文頭に置くと強調を表わし意味は「なんとか、どうにか」、動詞の前に置くと推測を表わし意味は「たぶん、おそらく」です。

"possibly"が強調を表わす場合、助動詞の"can"や"may"をよく一緒に使います。

【例文】:We can possibly restore the water supply in all areas of the city within a few days.
【 × 】:おそらく、市内全域で数日中に水道の復旧が可能だ。
【 ○ 】:市内全域で数日中に水道の復旧がなんとか可能だ。
→"possibly"は動詞"restore"の補足説明、強調を表わす

【例文】:Possibly, we can restore the water supply in all areas of the city within a few days.
【 × 】:市内全域で数日中に水道の復旧がなんとか可能だ。
【 ○ 】:おそらく、市内全域で数日中に水道の復旧が可能だ。
→"possibly"は文全体の補足説明、推測を表わす

わりと自信がある推測(きっと)
推測を表わす副詞(possibly, probably, etc)(2) この項目の先頭へ↑

話の内容について、「断定はできないけれどきっと〜だろう」を表わす表現をまとめます。わりと強気な推測を表わします。

# probably, presumably, no doubt, doubtless

【例文】:Probably it was a signal from an alien life form.
【例文】:Presumably it was a signal from an alien life form.
【例文】:No doubt it was a signal from an alien life form.
【例文】:Doubtless it was a signal from an alien life form.
【和訳】:きっとそれは地球外生命体からの信号だった。

かなり自信がある推測(確かに)
推測を表わす副詞(possibly, certainly, etc)(3) この項目の先頭へ↑

話の内容について、「断定はできないけれどほぼ間違いなく〜だろう」を表わす表現をまとめます。かなり強気な推測、あるいは確信を表わします。

# certainly, surely, undeniably, undoubtedly, unquestionably

【例文】:Certainly it was a signal from an alien life form.
【例文】:Surely it was a signal from an alien life form.
【例文】:Undeniably it was a signal from an alien life form.
【例文】:Undoubtedly it was a signal from an alien life form.
【和訳】:確かにそれは地球外生命体からの信号だった。

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副詞を置く位置

ゼロから始める副詞(28)
副詞を置く位置【原則】 先頭へ

補足説明する語句の前が原則
副詞を置く位置【原則】(1) この項目の先頭へ↑

一語の《副詞》は、補足説明する語句の「前」に置くのが原則です。

【例文】:えらくうまそうなラーメンだ。
【英訳】:The ramen looks very delicious.
→副詞の"very"は"delicious"を補足説明するので、"delicious"の前に置く

【例文】:The space shuttle is slowly approaching the space station.
【英訳】:スペースシャトルが宇宙ステーションにゆっくりと近づいている。
→副詞の"slowly"は"approaching"を補足説明するので、"approaching"の前に置く

副詞句は語尾が原則
副詞を置く位置【原則】(2) この項目の先頭へ↑

複数の語句から成る《副詞句》「文尾」に置くが原則です。

【例文】:The volcanic ash spread across Europe.
【英訳】:火山灰はヨーロッパ中に広がった。
→副詞句の"across Europe"は文尾に置く

副詞や副詞句を置けない場所
副詞を置く位置【原則】(3) この項目の先頭へ↑

原則として、《副詞》《副詞句》動詞とその目的語の間に割り込むことはありません。

# 「主語 + 動詞 +【副詞】+ 目的語」の語順は不可

【例】:昨日電話したよ。
【×】:I called yesterday you.
【○】:I called you yesterday.
【○】:Yesterday I called you.

"yesterday"を置く位置は"called"と"you"の間は通例不可です。"called"は動詞、"you"は"called"の目的語です。

"yesterday"を置く位置は原則として文尾、場合によっては文頭も可能。"yesterday"を文尾に置くと、「昨日」であることを強調し、"yesterday"を文頭に置くと、「電話をした」ことを強調します。

【関連トピック】
副詞を置く位置【例外】
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ゼロから始める副詞(29)
副詞を置く位置【例外】 先頭へ

文頭や文の途中に置く場合

《副詞》は補足説明する語句の「前」《副詞句》「文尾」に置くのが大原則です。ただし、例外が多数あります。主な例外をまとめます。

【関連トピック】
副詞を置く位置【原則】
副詞や副詞句の位置【例外】
  1. 動詞の後ろに置く……自動詞を補足説明する副詞
    【例】:Please arrive punctually.(時間どおりに来て下さい)
  2. 最初に出て来る助動詞の次に置く……頻度を表わす副詞
    【例】:I would often go to see a doctor.(昔はしょっちゅう医者にかかったものだ)
  3. 文頭に置く(1)……話し手の気持ちや判断を表わす副詞や副詞句
    【例】:In my opinion, you are right.(私見だが、あなたが正しい)
  4. 文頭に置く(2)……文と文をつなぐ副詞や副詞句
    【例】:You must wash your hands. Next, you should gargle.(手を洗いなさい。そしてうがいをしなさい)
  5. 形容詞や副詞の後ろに置く……enough
    【例】:The temperature is high enough.(気温は充分に高い)
  6. 不定冠詞(a, an)の前に置く……quite, rather, so, too
    【例】:I have quite a funny story.(ちょっと面白い話がある)
  7. 意外な位置に置く副詞
    1. "look very much forward to 〜"(〜を非常に楽しみに待つ)
    2. "do completely away with 〜"(〜を完全に廃止する)
    3. "without carefully reading 〜"(〜を注意深く読まずに)
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ゼロから始める副詞(30)
副詞を置く位置【例外】(1)
動詞の後ろに置く……自動詞を補足説明する副詞 先頭へ

動詞の目的語が存在しない場合

目的語を取らない自動詞を補足説明する場合、《副詞》はよく自動詞の「後ろ」に回ります。

【例文】:二つの交通事故は同時に発生した。
【 △ 】:Simultaneously two traffic accidents happened.
【 △ 】:Two traffic accidents simultaneously happened.
【 ○ 】:Two traffic accidents happened simultaneously.
→"simultaneously"は動詞の"happened"の後ろに置くのが普通

【関連トピック】
副詞を置く位置【例外】
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ゼロから始める副詞(31)
副詞を置く位置【例外】(2)
最初に出て来る助動詞の次に置く……頻度を表わす副詞 先頭へ

どれほど頻繁なのかを表わす副詞

"often"(しょっちゅう)や"sometimes"(ときどき)などの「頻度」を表わす《副詞》は、たいてい原則どおりに動詞「前」に置きます。"often"や"sometimes"は動詞の意味を補足説明するからです→【参照】: 『頻度表わす副詞(always, often, etc)

頻度を表わす主な副詞

"always"以外のすべての《副詞》は文頭に置くことも可能ですが、動詞の前に置くのが普通です。

ただし、動詞の前に助動詞be動詞が複数並ぶときは、"often"や"sometimes"を動詞の前から移動させて、一番最初に出て来る助動詞「次」に置くのが普通です。

頻度を表わす副詞の語順
【原則】
  1. 主語 + [頻度を表わす副詞] + 動詞 + 〜
  2. 主語 + 助動詞 + [頻度を表わす副詞] + 動詞 + 〜
  3. 主語 + be動詞 + [頻度を表わす副詞] + 動詞 + 〜
【例外】
  1. 主語 + 助動詞 + [頻度を表わす副詞] + 助動詞 + 動詞 + 〜
  2. 主語 + 助動詞 + [頻度を表わす副詞] + be動詞 + 動詞 + 〜
  3. 主語 + 助動詞 + [頻度を表わす副詞] + 助動詞 + be動詞 + 動詞 + 〜

【原則】
副詞を置く位置【例外】(2)……最初に出て来る助動詞の次に置く……頻度を表わす副詞(1) この項目の先頭へ↑

動詞一つ、あるいは、動詞一つとbe動詞助動詞が一つの場合は原則どおり、「頻度」を表わす《副詞》動詞の前に置きます。

# 主語 + [頻度を表わす副詞] + 動詞 + 〜

【例文】:私はいつも午前六時に起きます。
【 △ 】:I wake always at 6 a.m.
【 ○ 】:I always wake at 6 a.m.
→頻度を表わす副詞"always"は動詞の"wake"の前に置くのが普通

# 主語 + 助動詞 + [頻度を表わす副詞] + 動詞 + 〜

【例文】:私はいつも午前六時に起きなければならない。
【 △ 】:I must wake always at 6 a.m.
【 △ 】:I always must wake at 6 a.m.
【 ○ 】:I must always wake at 6 a.m.
→頻度を表わす副詞"always"は助動詞の後ろ、動詞"wake"の前に置くのが普通

# 主語 + be動詞 + [頻度を表わす副詞] + 動詞 + 〜

【例文】:私はいつも塞ぎ込んでいた。
【 △ 】:I always was depressed.
【 △ 】:I was depressed always.
【 ○ 】:I was always depressed.
→頻度を表わす副詞"always"はbe動詞の後ろ、動詞"depressed"の前に置くのが普通

【例外】
副詞を置く位置【例外】(2)……動詞の前に、助動詞やbe動詞の後ろに置く(1)頻度を表わす副詞(2) この項目の先頭へ↑

動詞の前に助動詞be動詞が複数並ぶときは、「頻度」を表わす《副詞》動詞の前から移動させて、一番最初に出て来る助動詞「次」に置きます。

# 主語 + 助動詞 + [頻度を表わす副詞] + 助動詞 + 動詞 + 〜

【例文】:いつも午前六時に起きるべきだった。
【 △ 】:I always should have woken at 6 a.m.
【 △ 】:I should have always woken at 6 a.m.
【 ○ 】:I should always have woken at 6 a.m.
→頻度を表わす副詞"always"は最初に出て来る助動詞"should"の次に置くのが普通

# 主語 + 助動詞 + [頻度を表わす副詞] + be動詞 + 動詞 + 〜

【例文】:私はいつも塞ぎ込んでいるかもしれない。
【 △ 】:I always may be depressed.
【 △ 】:I may be always depressed.
【 ○ 】:I may always be depressed.
→頻度を表わす副詞"always"は最初に出て来る助動詞"may"の次に置くのが普通

# 主語 + 助動詞 + [頻度を表わす副詞] + 助動詞 + be動詞 + 動詞 + 〜

【例文】:私はいつも塞ぎ込んでいたかもしれない。
【 △ 】:I always might have been depressed.
【 △ 】:I might have always been depressed.
【 △ 】:I might have been always depressed.
【 ○ 】:I might always have been depressed.
→頻度を表わす副詞"always"は最初に出て来る助動詞"might"の次に置くのが普通

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ゼロから始める副詞(32)
副詞を置く位置【例外】(3)
文頭に置く(1)……話し手の気持ちや判断を表わす副詞や副詞句 先頭へ

話し手の主観が濃いことを表わす副詞や副詞句

"in my opnion"(個人的には)や"surprisingly"(驚いたことに)など、「話し手の個人的な気持ちや判断」を表わす《副詞》《副詞句》は、原則として「文頭」に置きます。さらに、たいてい次にコンマ(,)を置いて、区切りを付けます→【参照】: 『文修飾の副詞

話し手の気持ちや判断を表わす主な副詞や副詞句
【気持ち】
  • honestly(本音を言えば), frankly(率直に言えば), to be honest(正直なところ), to be frank(率直に言えば), to tell the truth(実を言えば)
  • personally(個人的に言えば、自分としては), seriously(真面目な話だが)
  • remarkably(驚いたことに), surprisingly(驚いたことに), astonishingly(仰天したことに), amazingly(仰天したことに), astoundingly(仰天したことに)
  • to one's surprise(〜がたまげたのは), to one's delight(〜が喜んだのは)
【判断】
  • naturally(当然のことながら), rightly(当然のことながら), justly(当然のことながら)
  • clearly(明らかに), evidently(どうやら), obviously(当然のことながら)
  • possibly(たぶん), maybe(たぶん), perhaps(たぶん), conceivably(たぶん), supposedly(たぶん)
  • probably(きっと), presumably(きっと), no doubt(きっと), doubtless(きっと)
  • in my opinion(個人的には), to my mind(私見では), officially(公式には)
  • apparently(見たところでは), seemingly(見たところでは)
  • fortunately(幸いなことに), unfortunately(不運なことに), luckily(運のいいことに), unluckily(運の悪いことに), happily(幸いにも)

どの《副詞》も文全体の意味を補足説明するので文頭に置くのが自然です。日本語でも、話の内容に自分の主観が多く入り込むときは、よく冒頭で「個人的な話で恐縮ですが……」と切り出して話を始めます。

# 【原則】: [話し手の気持ちや判断を表わす副詞や副詞句], + [主語] + [動詞] + 〜

【例文】:Surprisingly, I hear the rate of consumption tax is going to be reduced.
【和訳】:驚いたことに、消費税の税率が引き下げられるらしい。
→"surprisingly"は文頭に置いてコンマ(,)で区切るのが普通

【例文】:Personally, I'm not interested in politics at all.
【和訳】:個人的には、政治にはまったく興味がない。
→"personally"は文頭に置いてコンマ(,)で区切るのが普通

【例文】:Perhaps this dish consists of chicken and asparagus.
【和訳】:たぶん、これは鶏肉とアスパラガスの料理だ。
→"perhaps"は文頭に置くのが普通

【例文】:Officially, the Russian mafia boss died in a traffic accident.
【和訳】:表向きには、そのロシアマフィアのボスは交通事故で死んだとされる。
→"officially"は文頭に置いてコンマ(,)で区切るのが普通

【例文】:Apparently, the children were chased by a swarm of hornets.
【和訳】:どうやら、子供たちはスズメバチの大群に追われたようだ。
→"apparently"は文頭に置いてコンマ(,)で区切るのが普通

"happily"は通常の《副詞》としても話し手の考えを表わす《副詞》としても使うことができます。文頭に置いてコンマ(,)で区切るとたいてい、話し手の考えを表わします。意味は「幸いなことに、幸運なことに」です→【参照】: 『文修飾の副詞

【例文】:Happily, the bus arrived ahead of schedule.
【 × 】:そのバスは幸せに予定より早く到着した。
【 ○ 】:運がいいことに、バスが早目に来た。
→"happily"は文全体を補足説明
【例文】:The prince and princess lived happily ever after.
【 × 】:運がいいことに、王子様とお姫様はそれ以降暮らした。
【 ○ 】:その後、王子様とお姫様は幸せに暮らしました。
→"happily"は"lived"を補足説明

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ゼロから始める副詞(33)
副詞を置く位置【例外】(4)
文頭に置く(2)……文と文をつなぐ副詞や副詞句 先頭へ

二つの文を意味的につなぐ副詞や副詞句

"however"(しかし)や"besides"(おまけに)など、二つの文を意味的につなぐ《副詞》《副詞句》は、原則として「文頭」に置きます。さらに、たいてい次にコンマ(,)を置いて区切りを付けます。

文をつなぐ主な副詞や副詞句
  1. 【追加】(おまけに、その上): besides, furthermore, moreover, in addition
  2. 【逆接】(しかし、けれども): however, nevertheless, nonetheless,
  3. 【結果】(その結果、したがって): as a result, therefore, accordingly, cosequently
  4. 【順序】(次は、それから): next, then

# 【原則】: [文をつなぐ副詞], + [主語] + [動詞] + 〜

【例文】:禁煙に成功した。おまけに、体調も良くなった。
【英訳】:I managed to stop smoking. Besides, I've become healthy.
→"besides"は文頭に置いてコンマ(,)で区切る

【例文】:咳は止まった。しかし、まだ少し熱っぽい。
【英訳】:The cough stopped. However, I am still a bit feverish.
→"however"は文頭に置いてコンマ(,)で区切る

【例文】:たくさんの木が切り倒された。その結果、砂漠化が進行している。
【英訳】:Lots of trees were cut down. Consequently, desertification is increasing.
→"consequently"は文頭に置いてコンマ(,)で区切る

【例文】:運転免許は取った。次は車を買うぞ。
【英訳】:I've obtained my driving licence. Next, I'll buy a car.
→"next"は文頭に置いてコンマ(,)で区切る

【例文】:仕事が終った。さあて、飲みに行くぞ。
【英訳】:I've done my job. Then I'll go out for a drink.
→"then"は文頭に置く、コンマ(,)は不要

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ゼロから始める副詞(34)
副詞を置く位置【例外】(5)
形容詞や副詞の後ろに置く……enough 先頭へ

副詞の"enough"後ろに置く

"enough"は副詞として他の形容詞副詞の意味を補足説明するとき、"enough"を形容詞副詞「後ろ」に置きます。

# 形容詞や副詞 + enough(副詞)

【例文】:冬に富士山に登るのは充分に危険だ。
【 × 】:Climbing Mt. Fuji in winter is enough dangerous.
【 ○ 】:Climbing Mt. Fuji in winter is dangerous enough.
→"enough"は"dangerous"の後ろに置く

【例文】:君は充分に一生懸命働いた。
【 × 】:You have worked enough hard.
【 ○ 】:You have worked hard enough.
→"enough"は"hard"後ろに置く

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ゼロから始める副詞(35)
副詞を置く位置【例外】(6)
不定冠詞(a, an)の前に置く……quite, rather, so, too 先頭へ

前に出たがる"quite, rather, so, too"

普通、《副詞》が語句の意味を補足するとき、《副詞》不定冠詞(a, an)「後ろ」に置きます。

【例】:a surprisingly large beef bowl(びっくりするほどの大盛り牛丼)
→"a"の次に副詞の"surprsingly"を置く
【例】:an almost faithful replica(ほとんど本物と変わらない複製品)
→"an"の次に副詞の"almost"を置く

ところが、"quit, rather, so, too"を不定冠詞(a, an)と一緒に使うとき、"quit, rather, so, too"は不定冠詞(a, an)「前」に出て来ます。

quit(かなり), rather(けっこう)
副詞を置く位置【例外】(8)……不定冠詞(a, an)の前に置く……quite, rather, so, too(1) この項目の先頭へ↑

"quite, rather"の二語は不定冠詞(a, an)「前」に出て来た「quite/rather + a/an + 〜 + 名詞」をよく使います。特に、"quite"は必ず「quite + a/an + 〜 + 名詞」の語順を使います。

# quite/rather + a/an + 〜 + 名詞
# a/an + rather + 〜 + 名詞

【例文】:かなり大きな家を買いました。
【 × 】:I bought a quite large house.
【 ○ 】:I bought quite a large house.
→"a quite large house"の語順は不可

【例文】:けっこう古い家に引っ越しました。
【 ○ 】:We've moved in a rather old house.
【 ○ 】:We've moved in rather an old house.
→どちらの語順も可能

so(非常に), too(あまりに)
副詞を置く位置【例外】(8)……不定冠詞(a, an)の前に置く……quite, rather, so, too(2) この項目の先頭へ↑

"so, too"の二語は必ず不定冠詞(a, an)「前」に置きます。

# so/too + 〜 + a/an + 名詞

【例文】:こんなに大きな猫は見たことがない。
【 × 】:I've never seen a so large cat.
【 × 】:I've never seen so a large cat.
【 ○ 】:I've never seen so large a cat.
→"so"の場合"a"は"cat"の前に置く

【例文】:あまりに熱い風呂に入るのは止めたがいいよ。
【 × 】:You don't have to take a too hot bath.
【 × 】:You don't have to take too a hot bath.
【 ○ 】:You don't have to take too hot a bath.
→"too"の場合"a"は"bath"の前に置く

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ゼロから始める副詞(36)
副詞を置く位置【例外】(7)
意外な位置に置く副詞 先頭へ

意外に思いつかない語順

一見不自然ですが実際の英文ではよく見かける《副詞》の位置をまとめます

【目次】: 意外な位置に置く副詞

"look"のすぐ後ろに"very much"
意外な位置に置く副詞(1) この項目の先頭へ↑

"look forward to 〜"(〜を楽しみに待つ)の意味を強調するとき、"very much"はよく文尾に置きます。ところが、"look"の次に置いて"look very much forward to 〜"も可能です。

# look very much forward to 〜(〜がとても楽しみだ)

【例文】:孫の入学式に出るがとても楽しみじゃ。
【 △ 】:I'm looking forward to attending the entrance ceremony of my grandson very much.
【 ○ 】:I'm looking very much forward to attending the entrance ceremony of my grandson.

【例文】の場合、"very much"を文尾に置くことも可能です。しかし、動詞の"look"と遠く離れてしまうので、"very much"がどの語句を強調するのかわかりにくくなります。なので、強調する"look"のすぐ後ろに置くのが無難です。

"do"のすぐ後ろに"completely"
意外な位置に置く副詞(2) この項目の先頭へ↑

"do away with 〜"(〜を廃止する)の意味を強調する場合、"completely"は文尾に置きます。ところが、"do"の次に置いて"do completely away with 〜"も可能です。

# do completely away with 〜(〜を完全に廃止する)

【例文】:死刑は即刻完全に廃止すべきだ。
【 △ 】:We should do away with death penalty soon completely.
【 ○ 】:We should do completely away with death penalty soon.

【例文】の場合、"completely"を文尾に置くことも可能です。しかし、動詞の"do"と遠く離れてしまうので、"completely"がどの語句を強調するのかわかりにくくなります。なので、強調する"do"のすぐ後ろに置くのが無難です。

"without"のすぐ後ろに"carefully"
意外な位置に置く副詞(3) この項目の先頭へ↑

前置詞"without"と、次に続く動詞のing形の間に《副詞》を置くこともできます。

# without carefully reading 〜(〜を注意深く読まずに)

「without + 動詞のing形」と来ると、《副詞》はing形の後ろにしか置けないような気がします。実際には、「without + 副詞 + 動詞のing形」の語順はよく見かけます。

【例文】:今後何をするべきか、報告書を子細に読まないと決めることはできない。
【 ○ 】:We cannot decide what to do without reading the reports carefully.
【 ○ 】:We cannot decide what to do without carefully reading the reports.
→"carefully"を"reading"の前に置くこともできる

特に、"without"以下が長くなる場合、ing形の前に《副詞》を置けば、《副詞》がing形を補足説明することが一目瞭然です。

【例文】:今後何をするべきか、明後日に提出される報告書を子細に読まないと決めることはできない。
【 △ 】:We cannot decide what to do without reading the reports that will be submitted the day after tomorrow carefully.
【 ○ 】:We cannot decide what to do without carefully reading the reports that will be submitted the day after tomorrow.
→"carefully"を"reading"の前に置くほうがわかりやすい

"carefully"を文尾に置くと、位置的に一番近い動詞の"submitted"にかかると誤解されがちです。"carefully"を"reading"の前に置けば「子細に読む」の意味が正確に表現可能です。

【関連トピック】
副詞を置く位置【例外】
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副詞の倒置

ゼロから始める副詞(37)
副詞の倒置 先頭へ

倒置とは

「副詞 + 助動詞 + 主語 + 動詞」の語順はけっこう見かけます。

主語の前に助動詞動詞が出て来ることを倒置と言います。倒置が起ると、パッと見では語順がデタラメなので意味不明です。しかし、《副詞》が文頭に来たせいで倒置が発生したとわかれば、解釈が楽になります。

《副詞》《副詞句》が文頭に出て来ても、倒置が必ず起るとは限りません。倒置になる、ならないの基準はたいてい英語としての語調の良さです。英語として発音がしやすくなる、あるいは、リズムが良くなるなら倒置を使います。

ただし、否定の意味を持つ《副詞》(seldom, never, etc)や場所を表わす《副詞》(here, there, etc)が文頭に出て来ると、たいてい自動的に倒置を使います。

【例文】:まさか自分が先生になるなんて想像さえしなかったよ。
【 × 】:Never I imagined that I would become a teacher.
【 ○ 】:Never did I imagine that I would become a teacher.
→"did"を主語の前に追加する、"never"は否定を表わす

【例文】:これがあなたの身分証明書です。
【 × 】:Here your ID card is.
【 ○ 】:Here is your ID card.
→"is"を"your ID card"の前に出す、"here"は場所を表わす

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副詞の倒置: よく見かける副詞の倒置
ゼロから始める副詞(38)
よく見かける副詞の倒置 先頭へ

すべての副詞で倒置になるわけではない

《副詞》の場合、よく見かける倒置「否定」の意味を表わす《副詞》《副詞句》「場所」の意味を表わす《副詞》《副詞句》です。

倒置については別の項目でくわしく扱っています→【参照】: 『ゼロから始める倒置

よく見かける副詞の倒置
  1. 否定を表わす副詞(never, hardly, etc)
    【例】:Never did I dream that.(そんなことは夢にも思わなかった)
  2. 否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc)
    【例】:On no account do I believe it.(そんなことは信じない)
  3. "only"を含む副詞句(only then, only after, etc)
    【例】:Only then was I able to understand it.(その時になってやっと理解できた)
  4. 場所や方向を表わす副詞(here, down, etc)
    【例】:Here comes a taxi.(タクシーが来たよ)
  5. 場所や方向を表わす副詞句(in the 〜, on the 〜, etc)
    【例】:Under the table lies our dog.(テーブルの下にウチの犬が寝転がっている)

倒置を使う場合、文中に助動詞be動詞があれば《副詞》と一緒に文頭に出します。助動詞be動詞がなければ、助動詞のdoを追加して人称と時制を変化させて《副詞》と一緒に主語の前に置きます→【参照】: 『ゼロから始める倒置

主語と動詞を単純にひっくり返す倒置は、たいてい「場所」を表わす《副詞》《副詞句》が文頭に出たときに使います→【参照】: 『副詞の倒置: 場所や方向を表わす副詞(here, down, etc)』『副詞の倒置: 場所や方向を表わす副詞句(in the 〜, on the 〜, etc)

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ゼロから始める副詞(39)
副詞の倒置(1)
否定を表わす副詞(never, hardly, etc) 先頭へ

助動詞やbe動詞を前に引っ張り出す副詞

意味的に「否定」を表わす《副詞》は、強調で文頭に出て来るとたいてい倒置を使います。やや堅苦しい言い方です。

倒置になる副詞(否定の意味を含むもの)

「否定」を表わす《副詞》を強調で文頭に置くとき、元の文に助動詞be動詞があればそれを主語の前に置きます。どちらもない場合は、助動詞のdoを追加して人称と時制を変化させて、"do, does, did"のうちどれか一つを主語の前に置きます。

hardly 〜 when, scarcely 〜 when, no sooner 〜 than(〜するやいなや、〜した直後に)
副詞の倒置(1): 否定を表わす副詞(never, hardly, etc)(1) この項目の先頭へ↑

"hardly"と"scarcely"はそれぞれ単独の場合は、文頭に出て来ても倒置を使うのは稀です。イディオムとして"hardly 〜 when, scarcely 〜 when"のときに、"hardly"と"scarcely"が文頭に出て来ると倒置を使います。意味は"as soon as 〜"とほぼ同じ「〜するや否や、〜した直後に」です。

"hardly 〜 when, scarcely 〜 when"はどちらも"when"の代わりに"before"を使うこともあります。

"hardly 〜 when, hardly 〜 before, scarcely 〜 when, scarcely 〜 before, no sooner than 〜"の五つはほぼ同じ意味。

【例文】:旅客機が飛び立った直後に、エンジンの一つが煙を吹いた。
【英訳】:The airliner had hardly taken off when one of its engines began smoking.
【英訳】:The airliner had hardly taken off before one of its engines began smoking.
↓……"hardly"を文頭に出して「倒置」にする
【例文】:旅客機が飛び立つや否や、エンジンの一つが煙を吹いた。
【 × 】:Hardly the airliner had taken off when one of its engines began smoking.
【 × 】:Hardly the airliner had taken off before one of its engines began smoking.
【 ○ 】:Hardly had the airliner taken off when one of its engines began smoking.
【 ○ 】:Hardly had the airliner taken off before one of its engines began smoking.
(= As soon as the airliner had taken off, one of its engines began smoking.)
→"had"を主語の"the airliner"の前に置く

rarely, seldom(めったに〜ない)
副詞の倒置(1): 否定を表わす副詞(never, hardly, etc)(2) この項目の先頭へ↑

"rarely"と"seldom"は強調で文頭に出て来るとたいてい倒置を使います。やや堅苦しい言い方です。"rarely"と"seldom"はほぼ同じ意味。

【例文】:砂漠に住む動物の多くはめったに食べないし、水も飲まない。
【英訳】:Many of the desert animals rarely feed, and they seldom drink water.
↓……"rarely"と"seldom"を文頭に出して「倒置」にする
【例文】:砂漠に棲息する動物の多くはめったに食物を摂取しないし、水分も摂らない。
【 × 】:Rarely many of the desert animals feed, and seldom they drink water.
【 ○ 】:Rarely do many of the desert animals feed, and seldom do they drink water.
→"do"を主語の"many of the desert animals"と"they"の前に追加で置く

never(決して〜ない)
副詞の倒置(1): 否定を表わす副詞(never, hardly, etc)(3) この項目の先頭へ↑

"never"は強調で文頭に出て来るとたいてい倒置を使います。やや堅苦しい言い方です。

【例文】:うちの家に幽霊がいるとは思わなかった。
【英訳】:I never thought that my house was haunted.
↓……"never"を文頭に出して「倒置」にする
【例文】:うちの家に幽霊がいるなんて思ってもみなかった。
【 × 】:Never I thought that my house was haunted.
【 ○ 】:Never did I think that my house was haunted.
→"do"を時制変化させた"did"を主語の"I"の前に追加で置く

little(まったく〜ない)
副詞の倒置(1): 否定を表わす副詞(never, hardly, etc)(4) この項目の先頭へ↑

"little"は強調で文頭に出て来るとたいてい倒置を使います。やや堅苦しい言い方です。

【例文】:何が起こったのかまったくわからなかった。
【英訳】:I little understood what happened.
↓……"little"を文頭に出して「倒置」にする
【例文】:何が起こったのかさっぱりわからなかった。
【 × 】:Little I understood what happened.
【 ○ 】:Little did I understand what happened.
(= I didn't understand at all what happened.)
→"do"を時制変化させた"did"を主語の"I"の前に追加で置く

neither, nor(〜もまた〜ではない)
副詞の倒置(1): 否定を表わす副詞(never, hardly, etc)(5) この項目の先頭へ↑

"neither"と"nor"は会話文で「〜もまたそうではない」の意味で倒置をよく使います。"neither"と"nor"はほぼ同じ意味。

【例文】:私は独身ですし、姉もそうです。
【英訳】:I'm not married and my sister is neither.
↓……"neither"を主語の"my sister"の前に置いて「倒置」にする
【例文】:私は独身ですし、姉だってそうです。
【 × 】:I'm not married and neither my sister is.
【 ○ 】:I'm not married and neither is my sister.
【 ○ 】:I'm not married and nor is my sister.
(= I'm not married and my sister is not married, either.)
→"is"を主語の"my sister"の前に置く

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ゼロから始める副詞(40)
副詞の倒置(2)
否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc) 先頭へ

助動詞やbe動詞を前に引っ張り出す副詞句

意味的に「否定」を表わす《副詞句》の中には、必ずではありませんが、文頭に出て来ると倒置を使うものがあります。やや堅苦しい言い方です。

倒置になる副詞句(否定の意味を含むもの)

「否定」を表わす《副詞》を強調で文頭に置くとき、元の文に助動詞be動詞があればそれを主語の前に置きます。どちらもない場合は、助動詞のdoを追加して人称と時制を変化させて、"do, does, did"のうちどれか一つを主語の前に置きます。

on no account(決して〜ない)
副詞の倒置(2): 否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc)(1) この項目の先頭へ↑

"on no account"は"not"よりも強い否定を表わします。ニュアンスは「どんな理由があろうとも〜はダメ」です。強調で文頭に出て来るとたいてい倒置を使います。やや堅苦しい言い方です。

【例文】:政治家の言うことを決して信じてはいけない。
【英訳】:You should on no account believe what politicians say.
↓……"on no account"を文頭に出して「倒置」にする
【例文】:政治家の言うことなど決して信じてはいけない。
【 × 】:On no account you should believe what politicians say.
【 ○ 】:On no account should you believe what politicians say.[※やや堅苦しい言い方]
(= You should never believe what politicians say.)
→"should"は主語の"you"の前に置く

under no circumstances(決して〜ない)
副詞の倒置(2): 否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc)(2) この項目の先頭へ↑

"under no circumstances"は"not"よりも強い否定を表わします。ニュアンスは「いかなる事情があっても〜は不可」です。強調で文頭に出て来るとたいてい倒置を使います。やや堅苦しい言い方です。

【例文】:増水した川に決して近づいてはいけない。
【英訳】:You must under no circumstances approach the swollen river.
↓……"under no circumstances"を文頭に出して「倒置」にする
【例文】:いかなることがあっても決して増水した川に近づいてはならない。
【 × 】:Under no circumstances you must approach the swollen river.
【 ○ 】:Under no circumstances must you approach the swollen river.[※やや堅苦しい言い方]
(= You must never approach the swollen river.)
→"must"は主語の"you"の前に置く

on no condition(決して〜ない)
副詞の倒置(2): 否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc)(3) この項目の先頭へ↑

"on no condition"は"not"よりも強い否定を表わします。ニュアンスは「いかなる事情や理由があっても〜はダメ」です。強調で文頭に出て来るとたいてい倒置を使います。やや堅苦しい言い方です。

【例文】:試験中に私語は禁止です。
【英訳】:You must on no condition speak during the exanimation.
↓……"on no condition"を文頭に出して「倒置」にする
【例文】:いかなる事情であれ試験中の私語は厳禁です。
【 × 】:On no condition you must speak during the exanimation.
【 ○ 】:On no condition must you speak during the exanimation.[※やや堅苦しい言い方]
(= You must never speak during the exanimation.)
→"must"は主語の"you"の前に置く

by no means(決して〜ない)
副詞の倒置(2): 否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc)(4) この項目の先頭へ↑

"by no means"は"not"よりも強い否定を表わします。ニュアンスは「まったく〜ではない、絶対に〜ではない」です。文頭に出て来るとたいてい倒置を使います。やや堅苦しい言い方です。

【例文】:風邪薬は風邪を治すわけでなはい。ただ諸症状を緩和するだけだ。
【英訳】:Cold medicine by no means cure a cold. It only relieves its symptoms.
↓……"by no means"を文頭に出して「倒置」にする
【例文】:決して風邪薬は風邪を治すわけではない。ただ諸症状を緩和するだけだ。
【 × 】:By no means cold medicine cure a cold. It only relieves its symptoms.
【 ○ 】:By no means does cold medicine cure a cold. It only relieves its symptoms.[※やや堅苦しい言い方]
(= Cold medicine never cure a cold. It only relieves its symptoms.)
→"does"は主語の"cold medicine"の前に置く

at no time(決して〜ない)
副詞の倒置(2): 否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc)(5) この項目の先頭へ↑

"at no time"はnot"よりも強い否定を表わします。ニュアンスは「一度たりとも〜ない、絶対に〜ない」です。強調で文頭に出て来るとたいてい倒置を使います。やや堅苦しい言い方です。

【例文】:人から賄賂を受け取ったことは一度もない。
【英訳】:I have at no time ever accepted a bribe from anyone.
↓……"at no time"を文頭に出して「倒置」にする
【例文】:人から賄賂を受け取ったことなど一度もない。
【 × 】:At no time I have ever accepted a bribe from anyone.
【 ○ 】:At no time have I ever accepted a bribe from anyone.[※やや堅苦しい言い方]
(= I have never accepted a bribe from anyone)
→"have"は主語の"I"の前に置く

in no way(決して〜ない)
副詞の倒置(2): 否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc)(6) この項目の先頭へ↑

"in no way"はnot"よりも強い否定を表わします。ニュアンスは「そんなことは絶対にありえない」です。"no way"もほぼ同じ意味。"in"なしの"no way"はよく会話で使います。二つとも強調で文頭に出て来るとたいてい倒置を使います。

【例文】:髪を染めるつもりはまったくありません。
【英訳】:I will in no way dye my hair.
↓……"in no way"を文頭に出して「倒置」にする
【例文】:髪を染めるつもりはさらさらありません。
【 × 】:In no way I will dye my hair.
【 ○ 】:In no way will I dye my hair.
(= I will never dye my hair.)
→"will"は主語の"I"の前に置く

【例文】:朝食抜きはダメです。
【英訳】:You must no way skip breakfast.
↓……"no way"を文頭に出して「倒置」にする
【例文】:朝食抜きは絶対にダメです。
【 × 】:No way you must skip breakfast.
【 ○ 】:No way must you skip breakfast.
(= You must never skip breakfast.)
→"must"は主語の"you"の前に出て来る

no longer(もはや〜ない)
副詞の倒置(2): 否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc)(7) この項目の先頭へ↑

"no longer"は現状が過去とは異なることを表わします。ニュアンスは「昔はそうだったが今はそうではない」です。強調で文頭に出て来るとたいてい倒置を使います。やや堅苦しい言い方です。

【例文】:チェコスロバキアという国はもう存在しない。
【英訳】:The country Czechoslovakia no longer exists.
↓……"no longer"を文頭に出して「倒置」にする
【例文】:チェコスロバキアという国はとっくに存在しない。
【 × 】:No longer the country Czechoslovakia exists.
【 ○ 】:No longer does the country Czechoslovakia exist.[※やや堅苦しい言い方]
(= The country Czechoslovakia doesn't any longer exist.)
→"does"は主語の"the country Czechoslovakia"の前に置く

not A until B(BをするまでAではない、Bをして初めてAをする)
副詞の倒置(2): 否定を表わす副詞句(on no account, at no time, etc)(8) この項目の先頭へ↑

"not A until B"の構文で"not until B"が強調で文頭に出て来るとたいてい倒置を使います。やや堅苦しい言い方です。"not A unitl B"の直訳は「BをするまでAをしたことがない」=「Bをして初めてAをする」です。

"not A unitl B"の場合、強調で文頭に置くのは"not until B"です。《倒置》を使うのは"A"のほうです。強調のため"until B"を文頭に出すと、自動的に"not"も付いて来て"Not until B 〜"となります。

【例文】:歯科検診を受けるまで虫歯があるとは気づきませんでした。
【英訳】:I didn't realize that I had a bad tooth until I had a dental checkup.
↓……"not until 〜"を文頭に出して倒置にする
【例文】:歯科検診を受けてやっと虫歯があるとわかりました。
【 × 】:Not until I had a dental checkup I realized that I had a bad tooth.
【 ○ 】:Not until I had a dental checkup did I realize that I had a bad tooth.
→"not"と"until"以下を主語の"I"の前に置く、"did"を主語の"I"の前に追加で置く

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ゼロから始める副詞(41)
副詞の倒置(2)
"only"を含む副詞句(only then, only after, etc) 先頭へ

助動詞やbe動詞を前に引っ張り出す"only"

《副詞》の"only"を含む表現は強調で文頭に出て来ると倒置を使うことがあります。やや堅苦しい言い方です→【参照】: 『なぜ倒置を使うの?意味を強調する……"only"を含む表現(only then, only if, etc)

倒置になる"only"を含む主な副詞句

"only"を含む《副詞句》を強調で文頭に置くとき、元の文に助動詞be動詞があればそれを主語の前に置きます。どちらもない場合は、助動詞のdoを追加して人称と時制を変化させて、"do, does, did"のうちどれか一つを主語の前に置きます。

only then(その時になってやっと)
副詞の倒置(3): "only"を含む副詞句(only then, only after, etc)(1) この項目の先頭へ↑

【例文】:ひどい日焼けだった。その時になってようやく、紫外線の量が増えていることがわかった。
【英訳】:I got badly sunburned. I realized only then that ultraviolet radiation had increased.
↓……"only then"を文頭に出して「倒置」にする
【例文】:ひどい日焼けだった。その時になって初めて、紫外線の量が増えていることがわかった。
【 × 】:I got badly sunburned. Only then I realized that ultraviolet radiation had increased.
【 ○ 】:I got badly sunburned. Only then did I realize that ultraviolet radiation had increased.
→"did"を主語の"I"の前に追加で置く

only after 〜(〜したあとにやっと)
副詞の倒置(3): "only"を含む副詞句(only then, only after, etc)(2) この項目の先頭へ↑

【例文】:事故原因は詳細な調査のあとにようやく明らかになる。
【英訳】:The cause of the accident is clear only after detailed investigation.
↓……"only after detailed investigation"を文頭に出して「倒置」にする、"after"は前置詞
【例文】:事故原因は詳細な調査のあとに初めて明らかになる。
【 × 】:Only after detailed investigation does the cause of the accident is clear.
【 ○ 】:Only after detailed investigation is the cause of the accident clear.
→"is"を主語の"the cause of the accident"の前に置く、be動詞があるので"does"は不要

「only after + 節」を強調で文頭に置く場合、《倒置》を使うのは「only after + 節」の次に続く節です。

【例文】:三日間の断水のあとようやく水のありがたみを感じた。
【英訳】:I realized the value of water only after water supply was stopped for three days.
↓……"only after 〜 days"を文頭に出して「倒置」にする、"after"は接続詞
【例文】:三日間の断水のあと初めて水道のありがたみを実感した。
【 × 】:Only after water supply was stopped for three days I realized the value of water.
【 ○ 】:Only after water supply was stopped for three days did I realize the value of water.
→"did"を主語の"I"の前に追加で置く

only if 〜(〜の場合のみ)
副詞の倒置(3): "only"を含む副詞句(only then, only after, etc)(3) この項目の先頭へ↑

"only if"の場合、《倒置》を使うのは"only if"を含む節でなく、帰結節のほうです。

【例文】:You can pass the examination only if all of your answers are correct.
【英訳】:全問正解の場合のみ合格だ。
↓……"only if 〜 correct"を文頭に出して「倒置」にする
【例文】:全問正解に限り合格だ。
【 × 】:Only if all of your answers are correct do you can pass the examination.
【 ○ 】:Only if all of your answers are correct can you pass the examination.
→"can"を主語の"you"の前に置く、"do"は不要

only now(今になってやっと)
副詞の倒置(3): "only"を含む副詞句(only then, only after, etc)(4) この項目の先頭へ↑

【例文】:今になってやっと自分の食生活がいかに貧しかったかわかる。
【英訳】:I realize only now how bad my eating habit was.
↓……"only now"を文頭に出して「倒置」にする
【例文】:今になって初めて自分の食生活がいかに貧しかったかわかる。
【 × 】:Only now realize I how bad my eating habit was.
【 ○ 】:Only now do I realize how bad my eating habit was.
→"do"を主語の"I"の前に追加で置く

not only A but also B(AだけではなくBまでも)
副詞の倒置(3): "only"を含む副詞句(only then, only after, etc)(5) この項目の先頭へ↑

"not only A but also B"の場合、《倒置》を使うのは"not only"を含む節です。"also"はよく省略して"not only A but B"になります。意味は同じ。

【例文】:単語やイディオムは覚えるだけでなはなく、それらで文を作る必要がある。
【英訳】:You not only remember words and idioms, but also you have to make sentences with them.
↓……"not only"を文頭に出して「倒置」にする
【例文】:単語はイディオムは覚えるだけではだめで、それらで文を作らねばならない。
【 × 】:Not only you remember words and idioms, but also you have to make sentences with them.
【 ○ 】:Not only do you remember words and idioms, but also you have to make sentences with them.
→"do"を主語の"you"の前に追加で置く

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ゼロから始める副詞(42)
副詞の倒置(3)
場所や方向を表わす副詞(here, down, etc) 先頭へ

助動詞やbe動詞を前に引っ張り出す副詞

場所や方向の意味を持つ《副詞》を強調で文頭に置くとき、倒置を使うものがあります。"here"と"there"に限り、文頭に置くとたいてい倒置を使います。その他の《副詞》倒置を使わないこともよくあります。

倒置になる主な副詞(場所を表わすもの)

倒置を使う、使わないの基準はたいてい英語としてのリズムの良さです。前後の文のつながりや話し手の好みにより、"Down came the rain."か"The rain came down."のどちらかを選びます。

場所や方向を表わす副詞の倒置の原則
  1. "up, down, back, off, here, there"など綴りが短い副詞の倒置の場合、動詞は"be, go, come"が多い
  2. 助動詞が存在しない文でも"do, does, did"は追加せず、語順を「動詞 + 主語」にする
  3. 主語が代名詞のときは倒置を使わない

場所や方向を表わす副詞……up, down, back, off, etc
副詞の倒置(3): 場所や方向を表わす副詞(here, down, etc)(1) この項目の先頭へ↑

場所や方向の意味を持つ《副詞》(up, down, etc)が強調で文頭に出て来ると、主語と動詞の位置がひっくり返ります。助動詞の"do, does, did"を追加することはありません。主語が代名詞のときは倒置を使いません。

【例文】:物価が上昇する。
【英訳】:The prices of goods go up.
↓……"up"を文頭に出して倒置にする
【例文】:上昇するよ物価が。
【 × 】:Up do the prices of goods go.
【 ○ 】:Up go the prices of goods.
→場所や方向を表わす副詞"up"の倒置では"do"を使わない

【例文】:風が吹き降ろしてきた。
【英訳】:The wind came down.
↓……"down"を文頭に出して倒置にする
【例文】:吹き降ろしてきた風が。
【 × 】:Down did the wind come.
【 ○ 】:Down came the wind.
→場所や方向を表わす副詞"down"の倒置では"did"を使わない

【例文】:パスポートがもどって来た。
【英訳】:My passport came back.
↓……"back"を文頭に出して倒置にする
【例文】:もどって来たパスポートが。
【 × 】:Back did my passport come.
【 ○ 】:Back came my passport.
→場所や方向を表わす副詞"back"の倒置では"did"を使わない

【英訳】:The alarm clock went off.
↓……"off"を文頭に出して倒置にする
【例文】:鳴り出した目覚まし時計が。
【 × 】:Off did the alarm clock go.
【 ○ 】:Off went the alarm clock.
→場所や方向を表わす副詞"off"の倒置では"did"を使わない

【例文】:それは飛んで行った。
【英訳】:It flew off.
↓……"off"を文頭に出す
【例文】:飛んでっちゃったよそれは。
【 × 】:Off flew it.
【 ○ 】:Off it flew.
→主語が代名詞(it)なので倒置を使わない、"off"を文頭に置くのみ

場所や方向を表わす副詞: here, there
副詞の倒置(3): 場所や方向を表わす副詞(here, down, etc)(2) この項目の先頭へ↑

"here 〜, there 〜"の構文の意味は、存在を表わす「〜がいる、〜がある」ではなく、他人への注意喚起を表わす「あそこに〜がいる、そこに〜がある」です→【参照】: 『there構文の主語に固有名詞や代名詞などが使えるとき

他人への注意喚起を表わす"here, there"が強調で文頭に出て来ると、主語と動詞の位置がひっくり返ります。助動詞の"do, does, did"を追加することはありません。主語が代名詞のときは倒置を使いません。

【例文】:電車が来たよ。
【英訳】:Our train comes here.
↓……"here"を文頭に出して倒置にする
【例文】:ほら、来たよ電車が。
【 × 】:Here does our train come.
【 ○ 】:Here comes our train.
→他人への注意喚起を表わす副詞"here"の倒置では"does"を使わない

【例文】:バスが行っちゃった。
【英訳】:My bus goes there!
↓……"there"を文頭に出して倒置にする
【例文】:あれ、行っちゃったバスが。
【 × 】:There does my bus go!
【 ○ 】:There goes my bus!
→他人への注意喚起を表わす副詞"there"の倒置では"does"を使わない

【例文】:彼は行っちゃった。
【英訳】:He goes there.
↓……"there"を文頭に出す
【例文】:あれ、行っちゃったよ彼は。
【 × 】:There goes he.
【 ○ 】:There he goes.
→主語が代名詞(he)なので倒置を使わない、"there"を文頭に置くのみ

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ゼロから始める副詞(43)
副詞の倒置(4)
場所や方向を表わす副詞句(in the 〜, on the 〜, etc) 先頭へ

助動詞やbe動詞を前に引っ張り出す副詞句
副詞の倒置(4): 場所や方向を表わす副詞句(in the 〜, on the 〜, etc)(1) この項目の先頭へ↑

場所や方向の意味を持つ《副詞句》を強調で文頭に置くとき、倒置を使うものがあります。《副詞句》倒置を使わないこともよくあります。

倒置になる主な副詞句(場所や方向を表わすもの)
  • at the 〜, in the 〜, on the 〜, to the 〜, etc

倒置を使う、使わないの基準はたいてい英語としてのリズムの良さです。前後の文のつながりや話し手の好みにより、"in the 〜"や"on the 〜"を文頭に置くことがあります。この時、"in the 〜"や"on the 〜"の意味を強調するためにときどき倒置を使います。

場所や方向を表わす副詞句の倒置の原則
  1. 場所や方向を表わす副詞句の倒置の場合、動詞は"be, lie, live, sit, stand, come, go, rise"が多い
  2. 助動詞が存在しない文でも"do, does, did"は追加せず、語順を「動詞 + 主語」にする
  3. 主語が代名詞のときは倒置を使わない

【例文】:昔、富士山頂には測候所があった。
【英訳】:A weather station stood at the top of Mt. Fuji.
↓……"at the top of Mt. Fuji"を文頭に出して倒置にする
【 × 】:At the top of Mt. Fuji did a weather station stand.
【 ○ 】:At the top of Mt. Fuji stood a weather station.
→場所を表わす副詞句"at the top of Mt. Fuji"の倒置では"did"を使わない、副詞句を文頭に置くのみ

【例文】:湖の真ん中に無人の手漕ぎボートが一艘浮かんでいた。
【英訳】:An empty rowboat floated in the center of the lake.
↓……"in the center of the lake"を文頭に出して倒置にする
【 × 】:In the center of the lake did an empty rowboat float.
【 ○ 】:In the center of the lake floated an empty rowboat.
→場所を表わす副詞句"in the center of the lake"の倒置では"did"を使わない、副詞句を文頭に置くのみ

主語がわかりにくくなる倒置
副詞の倒置(4): 場所や方向を表わす副詞句(in the 〜, on the 〜, etc)(2) この項目の先頭へ↑

場所や方向を表わす《副詞句》が長い上に倒置まで使うと、文の主語がどれなのかさっぱりわからんこともよくあります。ありがちな和訳ミスをまとめます。文頭にある語句が主語とは限りません。

【例文】は三つとも、場所や方向を表わす《副詞句》を強調のため文頭に置いて、さらに倒置を使っています。

【例文】:In front of the skyscraper stood an old shrine with the one-legged torii.
(= An old shrine with the one-legged torii stood in front of the skyscraper.)
【 × 】:その摩天楼の正面が一本足の鳥居とともに古い神社だった。
【 ○ 】:摩天楼の正面には一本足の鳥居がある神社が建っていた。
→文全体の主語は"an old shrine 〜 torii"(一本足の鳥居がある神社)

【例文】:From behind the lorry came a mother cat holding a kitten in her mouth.
(= A mother cat holding a kitten in her mouth came from behind the lorry.)
【 × 】:トラックが後ろからやって来て、子猫を口に持った母猫だった。
【 ○ 】:トラックの陰から、口に子猫をくわえた母猫が現われた。
→文全体の主語は"a mother cat 〜 mouth"(口に子猫をくわえた母猫)

【例文】:At the end of the street lies the ruined hospital, which is rumored to be haunted.
(= The ruined hospital, which is rumored to be haunted, lies at the end of the street.)
【 × 】:通りの端で横になって憑かれていると噂されている破滅した病院になる。
【 ○ 】:この通りの一番奥に、出ると噂される病院の廃墟がある。
→文全体の主語は"the ruined hospital〜 haunted"(出ると噂される病院の廃墟)

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和訳で間違えやすい副詞

ゼロから始める副詞(44)
和訳で間違えやすい副詞(1)
only……「つい〜、たった〜、ほんの〜」の意味 先頭へ

時間を表わす"only"

"only"の意味は「〜だけ、〜のみ」以外にもあります。

"only"は「時間」を表わす表現(now, just, recently, then, etc)の前に来るとたいてい強調を表わします。和訳は「つい〜、たった〜、ほんの〜」です。

# 「only + 時間を表わす名詞」……「つい〜、たった〜、ほんの〜」

【例文】:Humans have only recently started to care about the environment and nature.
【 × 】:人類が最近だけ環境と自然について心配し始めた。
【 ○ 】:人間が環境や自然のことを気にかけるようになったのはつい最近のことだ。
→"only"の意味は「つい、たった、ほんの」

【例文】:The year-end party began only a few minutes ago.
【 × 】:忘年会は二、三分前のみに始まりました。
【 ○ 】:忘年会はつい今しがた始まったばかりだよ。
→"only"の意味は「つい、たった、ほんの」

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ゼロから始める副詞(45)
和訳で間違えやすい副詞(2)
ever……「いつか、今度、これから先」の意味 先頭へ

未来を表わす"ever"

"ever"の意味は「これまでに、今までに」以外にもあります。

"ever"は過去だけではなく、未来を指すこともあります。和訳は「いつか、今度、これから先」です。

# 未来を表わす"ever"……「いつか、今度、これから先」

【例文】:If you ever get a phone call from someone, you don't need to answer it.
【 × 】:あなたがこれまで誰かから電話を得たら、あなたはそれに答える必要はない。
【 ○ 】:今度電話があったら、あなたは出なくてもいいよ。
→"ever"の意味は「今度、次回は」、時間的には「未来」を表わす

【例文】:No words will ever persuade me to change my mind.
【 × 】:今までに私の気持ちを変えるために説得する言葉はないだろう。
【 ○ 】:今後何を言われても私の気持ちは変えることはできない。
→"ever"の意味は「今後、これから先」、時間的には「未来」を表わす

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ゼロから始める副詞(46)
和訳で間違えやすい副詞(3)
rarely, seldom, hardly, scarcely, barely……否定(〜ない)を表わす 先頭へ

否定(〜ない)の意味を含む副詞

"rarely, seldom, hardly, scarcely, barely"はいずれも意味的に「否定」(〜ない)を表わします。なので、和訳は"rarely, seldom"が「めったに〜ない」、 "hardly, scarcely, barely"が「ほとんど〜ない」です。「たまに〜する、まれに〜である、めったに〜する」ではありません→【参照】: 『否定を表わす副詞: hardly, scarcely, barely

# rarely, seldom(めったに〜ない)
# hardly, scarcely, barely(ほとんど〜ない)

【例文】:We rarely see rainbows.
【例文】:We seldom see rainbows.
【 × 】:私たちはめったに虹を見る。
【 × 】:私たちはたまに虹を見る。
【 × 】:私たちはまれに虹を見る。
【 ○ 】:虹なんてめったに見られるもんじゃない
→"rarely, seldom"の意味は「めったに〜ない」

【例文】:Sloths hardly move in their lifetimes.
【例文】:Sloths scarcely move in their lifetimes.
【例文】:Sloths barely move in their lifetimes.
【 × 】:動物のナマケモノは自分の生涯でほとんど動く。
【 ○ 】:動物のナマケモノはほとんど動かないで一生を過ごす。
→"hardly, scarcely, barely"の意味は「ほとんど〜ない」

"barely"のみ「程度や度合がほんの少しはある」という肯定のニュアンスを表わすこともあります。和訳は「辛うじて〜、なんとか〜、〜するのがやっと」です。

【例文】:I could barely see the road in the fog.
【和訳】:霧の中で道路はほとんど見えなかった
【和訳】:霧の中で道路は辛うじて見えた

【例文】を和訳すると、"barely"の訳は「ほとんど〜ない」と「辛うじて〜する」の二通りが可能です。前後の文脈からどちらなのかを判断します。

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英作文で間違えやすい副詞

ゼロから始める副詞(47)
英作文で間違えやすい副詞(1)
almost 先頭へ

「almost + 名詞」は通例不可

"almost"の意味は「ほとんど〜」です。品詞は《副詞》。なので、「almost + 名詞」は通例不可です。

【例文】:国内のほとんどの有名なテーマパークには絶叫マシーンがある。
【 × 】:Almost famous theme parks in Japan have some thrill rides.
【 ○ 】:Almost all the famous theme parks in Japan have some thrill rides.
→"almost famous theme parks"は不可

【例文】をよく見ると、「ほとんど有名なテーマパーク」ではなく、「ほとんど有名なテーマパーク」です。なので、「ほとんどの」 = 「ほとんどすべての」と考えて"almost all the famous theme parks"とします。

ただし、"almost everybody"や"almost anyone"など「almost + 代名詞」の形は一部が可能です。

# almost + everybody/every one/anybody/anyone/nobody/no one
# almost + everything/anything/none

【例文】:Almost everybody wants Prime Minister to resign.
【和訳】:ほぼ全員が首相の辞任を望んでいる。

【例文】:The victims of the quake have eaten almost nothing this week.
【和訳】:地震の被災者はこの一週間、ほとんど何も食べていなかった。

【例文】:Almost none of audience noticed the idol singer lip-sync.
【和訳】:そのアイドル歌手が口パクだったのに気づいた観客はほとんどいなかった

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ゼロから始める副詞(48)
英作文で間違えやすい副詞(2)
really 先頭へ

"really"の意味は「本当に、実に」

"really"の意味は「本当に、実に、現実に」です。品詞は《副詞》。形容詞形が"real"、意味は「本当の、本物の、実在の」です。英作文のとき、この二語はよくごっちゃになります。

# really【副詞】:本当に、実に、現実に
# real【形容詞】:本当の、本物の、実在の

【例文】:エジソンは本当に偉大な発明家だ。
【 × 】:Edison is a real great inventor.
【 ○ 】:Edison is a really great inventor.
→「本当に」は「偉大な」を補足説明するので副詞、"real"(本当の)は形容詞なので不可

【例文】をよく見ると、「本当の偉大な発明家」ではなく「本当偉大な発明家」です。「本当に」の英訳は《副詞》の"really"を使います。

では、もし【例文】が「エジソンは実在の偉大な発明家だった」だとどうなるか。「実在の偉大な発明家」なので"a real great inventor"でOKです。"real"は形容詞、意味は「現実の、実在する」です。

【例文】:エジソンは実在の偉大な発明家だ。
【 × 】:Edison is a really great inventor.
【 ○ 】:Edison is a real great inventor.
→「実在の」は「発明家」を補足説明するので形容詞、"really"(本当に)は不可

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ゼロから始める副詞(49)
英作文で間違えやすい副詞(3)
home 先頭へ

"home"の意味は「家に、家へ、家で」

"home"はよく単独で《副詞》として使います。意味は「家に、家へ、家で」。特に、場所の移動を表わす動詞(come, go, get, fly, leave, run, travel, walk, etc)と一緒に"home"使う場合、"to"や"at"などの前置詞はたいてい不要です。

# home【副詞】:家に、家へ、家で

【例文】:家に帰る途中、コンビニでサンドイッチを買った。
【 × 】:On my way to home, I bought a sandwich at a convenience store.
【 × 】:On my way to my home, I bought a sandwich at a convenience store.
【 ○ 】:On my way home, I bought a sandwich at a convenience store.
→"home"は副詞、前置詞の"to"の次に置くのは不可

【例文】:十時までには帰ってらっしゃい。
【 × 】:You must come to home by ten o'clock.
【 × 】:You must come to our home by ten o'clock.
【 ○ 】:You must come home by ten o'clock.
→"home"は副詞、意味は「家へ」、前置詞の"to"は不要

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ゼロから始める副詞(50)
英作文で間違えやすい副詞(4)
aboard 先頭へ

"abroad"の意味は「外国で、外国に、外国へ」

"abroad"は《副詞》です。意味は「外国で、外国に、外国へ」。

"abroad"は「外国」という意味の名詞でも、「外国の」という意味の形容詞でもありません。"abroad"はすでに「〜で、〜に、〜へ」の意味を含むので、たいてい前置詞は不要です。

【例文】:兄は外国で働いています。
【 × 】:My elder brother works in abroad.
【 ○ 】:My elder brother works abroad.
→"abroad"は副詞、前置詞の"in"は不要

【例文】:結婚後、外国に住んでいます。
【 × 】:I live in abroad after our marriage.
【 ○ 】:I live abroad after our marriage.
→"abroad"は副詞、前置詞の"in"は不要

【例文】:王女はときどきお忍びで海外へ旅をするという噂がある。
【 × 】:There's a rumor that Princess sometimes travel to abroad incognito.
【 ○ 】:There's a rumor that Princess sometimes travel abroad incognito.
→"abroad"は副詞、前置詞の"to"は不要

"from aborad"……「外国から、海外から」

ただし、イディオムとして"from abroad"という表現は可能です。意味は「外国から、海外から」です。

【例文】:More and more students from abroad come to study Japanese.
【和訳】:日本語を学ぶ海外からの留学生が増えている。
→"from abroad"はイディオム、意味は「海外からの」

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ゼロから始める副詞(51)
英作文で間違えやすい副詞(5)
文尾に置くと意味が混乱する場合 先頭へ

副詞がどの動詞の補足説明なのか

ときどき、《副詞》を文尾に置くと、文全体の意味がわかりにくくなります。

とくに関係代名詞分詞構文など、一つの文の中に二つ以上の動詞が混在するとき、《副詞》を文尾に置くと複数ある動詞のどれを補足説明するのかあいまいになり、文全体の意味が混乱することもあります。

副詞を置く位置で意味が変化する例

原則どおりに《副詞》はなるべく補足説明する語句の「前」に置きます→【参照】: 『副詞を置く位置【原則】

関係代名詞を含む文
英作文で間違えやすい副詞(5): 文尾に置くと意味が混乱する場合(1) この項目の先頭へ↑

【例文】:他人を傷つけるためにヘイトスピーチを行う人なんてまったく理解できません。
【 × 】:I don't understand people who do hate speech to insult other people absolutely.
【 ○ 】:I absolutely don't understand people who do hate speech to insult other people.

【例文】の「まったく」は「理解できない」の補足説明です。なので、"absolutely"は"don't understand"の「前」に置きます。文尾に置くと"absolutely"が"do"を補足説明するので、意味が【例文】から外れて、「ヘイトスピーチをまったく行う」あるいは「他人をまったく傷つけるために」になります。

【例文】:昨日の夜に食べたものをはっきりと思い出すことができる人は少ない。
【 × 】:Few people can remember what they ate last night clearly.
【 ○ 】:Few people can clearly remember what they ate last night.

【例文】の「はっきりと」は「思い出す」の補足説明です。なので、"clearly"は"remember"の「前」に置きます。文尾に置くと"clearly"が"ate"を補足説明するので、意味が【例文】から外れて、「昨夜明確に食べた」になります。

that節を含む文
英作文で間違えやすい副詞(5): 文尾に置くと意味が混乱する場合(2) この項目の先頭へ↑

【例文】:多くの人は風邪薬が風邪を完治させると誤って思い込んでいます。
【 × 】:Many people believe that cold medicine can cure cold completely wrongly.
【 ○ 】:Many people wrongly believe that cold medicine can cure cold completely.

【例文】の「誤って」は「思い込む」の補足説明です。なので、"worngly"は"believe"の「前」に置きます。文尾に置くと"completely worngly"と"ly"が連続してしまい、語調が悪くなります。意味も【例文】から外れて、「風邪を完全に誤って治療できる」になります。

【例文】:喫煙が肺ガンにつながることはきわめてありうる。
【 × 】:It is probable that smoking leads to lung cancer highly.
【 ○ 】:It is highly probable that smoking leads to lung cancer.

【例文】の「きわめて」は「ありうる」の補足説明です。なので、"highly"は"probably"の「前」に置きます。文尾に置くと"highly"が"leads"を補足説明するので、意味不明です。

同格のthatを含む文
英作文で間違えやすい副詞(5): 文尾に置くと意味が混乱する場合(3) この項目の先頭へ↑

【例文】:、自転車で日本一周をするという夢を持っていました。
【 × 】:I had a dream that I would travel around Japan by bicycle once.
【 ○ 】:I once had a dream that I would travel around Japan by bicycle.
【 ○ 】:Once I had a dream that I would travel around Japan by bicycle.

【例文】の「昔」は「持っていました」の補足説明です。なので、"once"は"had"の「前」に置きます。文頭でもOK。文尾に置くと"once"が"would travel"を補足説明するので、意味が【例文】から外れて、「かつて自転車で日本一周をしただろう」になります。

【関連トピック】
ゼロから始める同格のthat

分詞や動名詞を含む文
英作文で間違えやすい副詞(5): 文尾に置くと意味が混乱する場合(4) この項目の先頭へ↑

【例文】:映画を退屈そうに見ながら、ポテトチップをバリバリと食べる人が複数いた。
【 × 】:Some people were watching the movie with eating potato chips noisily tiredly.
【 ○ 】:Some people were tiredly watching the movie with eating potato chips noisily.

【例文】の「退屈そうに」は「見ながら」の補足説明です。なので、tiredly"は"were"の後ろ、"watching"の前に置きます。文尾に置くと"noisily tiredly"と"ly"が連続してしまい、語調が悪くなります。また、意味も【例文】から外れて、「ポテトチップスをバリバリと退屈そうに食べながら」になります。

不定詞を含む文
英作文で間違えやすい副詞(5): 文尾に置くと意味が混乱する場合(5) この項目の先頭へ↑

【例文】:このあたりはブラックボックスを見つけるために綿密に調査された。
【 × 】:This area was searched to find the black box thoroughly.
【 ○ 】:This area was thoroughly searched to find the black box.

【例文】の「綿密に」は「調査された」の補足説明です。なので、"thoroughly"は"was"の後ろ、"searched"の前に置きます。文尾に置くと"thoroughly"が"find"を補足説明するので、意味が【例文】から外れて、「ブラックボックスを完全に見つけるために」になります。

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ゼロから始める副詞(52)
英作文で間違えやすい副詞(6)
"It is + clearly/obviously + that 〜"は不可 先頭へ

「It is clearly/obviously that 〜」は不可

仮主語の"it"を使う構文の場合、《副詞》の"clearly, obviously"を使った"It is clearly that 〜"や"It is obviously that 〜"は不可です。形容詞の"clear"や"obvious"を使います。

【例】:〜であることは明白だ
【×】:It is clearly/obviously that 〜
【○】:It is clear/obvious that 〜

よくよく考えてみると、"clearly, obviously"の意味は「明白に、明らかに」なので、"It is clearly/obviously that 〜"の意味は「〜であることは明白に、〜であることは明らかに」になってしまいます。英語としても日本語としても不自然です。

【例文】:検事が被疑者に自白を強要したのは明らかだ
【 × 】:It is clearly that the prosecutor made the suspect confess.
【 ○ 】:It is clear that the prosecutor made the suspect confess.
(= That the prosecutor made the suspect confess is clear.)

【例文】:喫煙が肺ガンの主な原因の一つであることは明らかだ
【 × 】:It is obviously that smoking is one of major causes of lung cancer.
【 ○ 】:It is obvious that smoking is one of major causes of lung cancer.
(= That smoking is one of major causes of lung cancer is obvious.)

仮主語の"it"の構文を使わず、"clearly"や"obviously"をそれぞれ単独で文修飾の《副詞》として使えば、"It is clear that 〜"や"It is obvious that 〜"とほぼ同じ意味を表わすことができます→【参照】: 『文修飾の副詞……話し手の判断を表わす(naturally, safely, etc)

【例文】:明らかに、検事が被疑者に自白を強要した。
【英訳】:Clearly, the prosecutor made the suspect confess.
(= It is clear that the prosecutor made the suspect confess.)
→"clearly"は文全体の補足説明

【例文】:明らかに、喫煙が肺ガンの主な原因の一つだ。
【英訳】:Obviously, smoking is one of major causes of lung cancer.
(= It is obvious that smoking is one of major causes of lung cancer. )
→"obviously"は文全体の補足説明