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英作文の“ツボ”

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はじめに

英作文の場合、日本語を直訳しただけでは不自然な英文になってしまうことがよくあります。ひどいときには、文法にも誤りが生じて、意味不明の英語になることさえある。

このコーナーでは特に、よく見かけるけど直訳しただけでは不可の日本語表現、英語で表現するにはどうしたらいいのか見当さえつかない日本語表現を集めて、なるべく平易な単語を使って英訳しています。

どういう日本語表現が英訳しにくいのか、どういう日本語表現が直訳では不可なのか、自然な英文に直すにはどういう言い回しや構文を使えばよいのか、一つの例として参考にして下さい。

定番の英語表現(1)
「〜ぶりに〜する」 → "for the first time in 〜" 先頭へ

ブランクの期間がどれほどかを表わす

「〜ぶりに」は、「〜のうちで初めてのことだ」と考えて"for the first time in 〜"を使います。

【例文】:十年ぶりにクルマを運転した。
【 × 】:I drove a car since ten years.
【 × 】:I drove a car for ten years.
【 ○ 】:I drove a car for the first time in ten years.

"in"の次に「〜年、〜日、〜カ月」に当たる表現を入れます。

【例文】:三日ぶりに登校した。
【英訳】:I went to school for the first time in three days.
【例文】:三カ月ぶりに登校した。
【英訳】:I went to school for the first time in three months.

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定番の英語表現(2)
「〜の二倍だ」 → "twice as 〜 as" 先頭へ

いわゆる「倍数」の表現

「〜倍」を表わす「倍数表現」は"as 〜 as"を使います。

【例文】:マラソンランナーは痩せているけど、常人の二倍は食べる。
【英訳】:Marathon runners eat twice as much food as ordinary people though they are slender.

"twice"の部分を変更すれば、「三倍、四倍」なども表現できます。

【例文】:マラソンランナーは痩せているけど、常人の三倍は食べる。
【英訳】:Marathon runners eat three times as much food as ordinary people though they are slender.
【例文】:マラソンランナーは痩せているけど、常人の四倍は食べる。
【英訳】:Marathon runners eat four times as much food as ordinary people though they are slender.

「三倍」以上は"times"を使います。"three times"(三倍)、 "four times"(四倍)、"a hundred times"(百倍)、"two million times"(二百万倍)です。

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定番の英語表現(3)
「〜して初めて…する」 → "it is not until 〜 that …" 先頭へ

「〜して初めて…する」=「…するまで〜しない」

「〜して初めて…する」は「…するまで〜しない」と考えて、"it is not until 〜 that …"を使います。"it is … that 〜"の強調構文を使わない場合は、"… not until 〜"となります。

【例文】:冬が終って初めて春が来る。
(= 冬が終るまで春は来ない)
【英訳】:It is not until winter is over that spring comes.
(= Spring doesn't come until winter is over.)

"until 〜"は文ではなく、語句でもOKです。

【例文】:夜中になって初めてサンタさんは来るんだよ。
(= 夜中になるまでサンタさんは来ないんだよ)
【英訳】:It is not until midnight that Santa Claus comes.
(= Santa Claus doesn't come until midnight.)

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定番の英語表現(4)
「〜する人が増える」 → "There are more and more people who 〜" 先頭へ

「〜する人が増える」= "There are more and more people who 〜"

「(数が)増える」はお手軽に「more and more + 名詞」で表わすことができます。「人数が増える」なら"There are more and more people who 〜"です。

【例文】:結婚を望まない若者が増えている。
【英訳】:There are more and more young people who don't want to marry.
(= The number of young people who don't want to marry is increasing.)
→"more and more people" =「人数が増える」

「〜する人が減る」= "There are less and less people who 〜"

「(数が)減る」は"less and less"でOKです。

【例文】:結婚を望む若者が減っている。
【英訳】:There are less and less young people who want to marry.
(= The number of young people who want to marry is decreasing.)
→"less and less people" =「人数が減る」

"more and more"と"less and less"は両方とも数が変化するニュアンスを含むので、時制は現在のままでOKです。

"There"も"who"も使わない場合

"There 〜"や"who 〜"を使わずにもっと短く表現することも可能です。"More and more 〜"や"Less and less 〜"を主語にします。

【例文】:結婚を望まない若者が増えている。
【英訳】:More and more young people don't want to marry.
(= There are more and more young people who don't want to marry.)
(= The number of young people who don't want to marry is increasing.)
→"more and more people" =「人数が増える」

【例文】:結婚を望む若者が減っている。
【英訳】:Less and less young people want to marry.
(= There are less and less young people who want to marry.)
(= The number of young people who want to marry is decreasing.)
→"less and less people" =「人数が減る」

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定番の英語表現(5)
「〜ではないと思う」 → "I don't think that 〜" 先頭へ

「〜ではないと思う」=「〜とは思わない」

日本語ではよく「〜ではないと思う」と表現します。一方、英語では「〜とは思わない」と表現するほうが普通です。"I think that 〜"を否定して"I don't think 〜"とします。

# 「〜ではないと思う」=「〜とは思わない」= I don't think 〜

【例文】:このカレーは激辛だとは思わない。
(= このカレーは激辛ではないと思う)
【 △ 】:I think that this curry is not extremely spicy.
【 ○ 】:I don't think that this curry is extremely spicy.
→"not"を前に置いた"I don't think"が普通

思考を表わす動詞のごく少数が同じ構文を作ります。

"not"がthat節の前に出る代表的な動詞

【例文】:その議員が本当のことを言っているとはとても思えない。
(= その議員は絶対に本当のことを言ってはいないと思う)
【 △ 】:I believe that the lawmaker doesn't tell the truth.
【 ○ 】:I don't believe that the lawmaker tell the truth.
→"not"を前に置いた"I don't believe"が普通

【例文】:二酸化炭素の排出量が削減されるとは思えない。
(= 二酸化炭素の排出量は削減されないと思う)
【 △ 】:We expect that the emission of carbon dioxide will not be reduced.
【 ○ 】:We don't expect that the emission of carbon dioxide will not be reduced.
→"not"を前に置いた"We don't expect"が普通

【例文】:テッドが時間通りに来ることは想像できない。
(= テッドは時間通りには来ないと想像する)
【 △ 】:I imagine that Ted will not come on time.
【 ○ 】:I don't imagine that Ted will come on time.
→"not"を前に置いた"I don't imagine"が普通

【例文】:水道が復旧したとは思わない。
(= 水道は復旧していないと思う)
【 △ 】:I suppose that the water supply has not been restored.
【 ○ 】:I don't suppose that the water supply has been restored.
→"not"を前に置いた"I don't suppose"が普通

【例文】:今夜は雪が降るとは思わない。
(= 今夜は雪が降らないと思う)
【 △ 】:I think that it is not going to snow tonight.
【 ○ 】:I don't think that it's going to snow tonight.
→"not"を前に置いた"I don't think"が普通

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定番の英語表現(6)
「〜するようになる」 → 「come + to不定詞」や「learn + to不定詞」 先頭へ

何かをすることができるようになる

状態が変化することを表わすときは、「come + to不定詞」や「learn + to不定詞」を使います。「learn + to不定詞」を使うと努力や経験を重ねて何かができるようになるニュアンスを強調します。

状態の変化を表わす語句
  • come + to不定詞, learn + to不定詞
    (= [主語]が〜するようになる、〜できるようになる、〜することが可能になる、〜し始める)

【例文】:最近、子供のころに嫌いだった食べ物を好きになってきた
【英訳】:Recently I've come to like foods that I didn't like when I was a child.
→食べ物を自然と好きになったので「come + to不定詞」を使う

【例文】:この会社で働くつもりなら、フォークリフトを動かせるようになる必要があります。
【英訳】:You must learn to operate the forklift if you want to work in this company.
→フォークリフトの操縦には技術が必要なので「learn + to不定詞」を使う

「become + to不定詞」は不可

日本語の「〜するようになる」に釣られた「become + to不定詞」は文法的に不可。"become"はto不定詞を取りません。通例、「become + 名詞」や「become + 形容詞」の形で使います。

【例文】:I want to become a surgeon.
【和訳】:外科医になりたい。
→"surgeon"(外科医)は名詞

【例文】:Citizens have become suspicious of the police.
【和訳】:市民は警察を疑いの目で見るようになった。
→"suspicious"(疑った)は形容詞

【例文】:最近、子供のころに嫌いだった食べ物を好きになってきた
【 × 】:Recently I've become to like foods that I didn't like when I was a child.
【 ○ 】:Recently I've come to like foods that I didn't like when I was a child.
→「become + to不定詞」は不可、「come + to不定詞」を使う

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定番の英語表現(7)
「見かけ通り〜」 → "as 〜 as it looks" 先頭へ

見た目の印象と同じである

見た目通りであることを表わすときは"as 〜 as it looks"を使います。

文全体の主語の「数」や「人称」に合わせて"it"は"they"や"he"などに変化させます。時制も文の内容に合わせて"look"を"looked"や"had looked"などに変化させます。

【例文】:塾の英語の先生は見かけ通りやさしい
【英訳】:The English teacher at the cram school is as gentle as he looks.

【例文】:この魚の干物は見かけ通りくさかった
【英訳】:This dried fish was as stinking as it looked.

否定文になると意味は「見かけほど〜ではない」です。

【例文】:Raccoons are not as tame as they look.
【英訳】:アライグマは見かけほどおとなしくはありません。

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定番の英語表現(8)
「見かけよりは〜」 → 「比較級 + than it looks」 先頭へ

見た目の印象とは違う

外見とは違うことを表わすときは「比較級 + than it looks」を使います。

文全体の主語の「数」や「人称」に合わせて"it"は"they"や"he"などに変化させます。時制も文の内容に合わせて"look"を"looked"や"had looked"などに変化させます。

【例文】:カバは見かけよりも足が速い
【英訳】:Hippos run faster than they look.

【例文】:ピラミッドは写真で見るよりもはるかに大きかった
【英訳】:The pyramid was much bigger than it had looked in pictures.

否定文になると意味は「見かけほど〜ではない」です。

【例文】:私は見かけほど年寄りではありません
【英訳】:I'm not older than I look.

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定番の英語表現(9)
「思った通り〜」 → "as I expected" 先頭へ

予想通りにコトが運ぶ

物事が自分の考えた通りであることを表わすときは"as I expected"を使います。

文全体の主語の「数」や「人称」に合わせて"I"は"they"や"people"などに変化させます。時制も文の内容に合わせて"expected"を"had expected"に変化させます。

【例文】:私の記憶は思った通り不正確だった
【英訳】:My memories were as inaccurate as I expected.

【例文】:すべては我々の思惑通りに運んだ。
【英訳】:Everything has worked out as well as we expected.

"just as I expected"や"exactly as I expected"を独立させて単独で使うこともあります。意味は「思った通り、予想通り、やはり」です。

【例文】:思った通り、さっきの電話は振り込め詐欺だった。
【英訳】:Just as I expected, that phone call was remittance fraud.

否定文になると意味は「予想に反して」です。

【例文】:経済の回復は予想ほど順調ではなかった
【英訳】:Economic recovery was not as good as I had expected.

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定番の英語表現(10)
「思ったよりは〜」 → 「比較級 + than I expected」 先頭へ

予想外の展開

物事が予想外であることを表わすときは「比較級 + than I expected」を使います。

文全体の主語の「数」や「人称」に合わせて"I"は"they"や"people"などに変化させます。時制も文の内容に合わせて"expected"を"had expected"に変化させます。

【例文】:夜は予想以上に寒かったので風邪をひいてしまいました。
【英訳】:Since it was colder at night than I had expected, I caught a cold.

【例文】:津波は予想以上に早くやって来ることがある。
【英訳】:Tsunamis sometimes come sooner than people expected.

否定文になると意味は「予想ほどではない」です。

【例文】:面接を受けたとき、思ったほど緊張はしなかった
【英訳】:I didn't get more nervous than I had expected when I had the interview.

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定番の英語表現(11)
主語が原因を表わす表現 → "cause, lead to, etc" 先頭へ

主語が原因で何かが起こる

物事の原因と結果を表わす語句の中で、主語が原因を表わすものをまとめます。

ニュアンスは「[主語]が原因で〜という結果になる」です。主語で結果を表わすときは"follow"や"result from"などを使います→【参照】: 『主語が原因を表わす表現"follow, result from, etc"

主語が原因を表わす主な表現
  • cause 〜, lead to 〜, result in 〜, make 〜 happen, bring about 〜, give rise to 〜
    (= [主語]が〜を発生させる、[主語]が原因で〜が起こる、[主語]のせいで〜となる、[主語]のおかげて〜となる、[主語]が起って結果として〜となる、〜の原因は[主語]だ)

"happen"は使役動詞"make"と一緒に使うと「〜を発生させる、〜を引き起こす」の意味を表わすことができます。

# [主語] + make 〜 happen([主語]が〜を発生させる、[主語]が〜を引き起こす)

"lead to"と"give rise to"の次には名詞あるいは名詞として使った語句を置きます。to不定詞ではありません。

# [主語] + lead to + 名詞([主語]が〜を発生させる、[主語]が〜を引き起こす)
# [主語] + give rise to + 名詞([主語]が〜を発生させる、[主語]が〜を引き起こす)

【例文】:前例のない大雨が大規模な洪水と地滑りを引き起こした
【英訳】:Unprecedented heavy rainfall caused massive floods and landslides.
【英訳】:Unprecedented heavy rainfall led to massive floods and landslides.
【英訳】:Unprecedented heavy rainfall resulted in massive floods and landslides.
【英訳】:Unprecedented heavy rainfall made massive floods and landslides happen.
【英訳】:Unprecedented heavy rainfall brought about massive floods and landslides.
【英訳】:Unprecedented heavy rainfall gave rise to massive floods and landslides.
(= Massive floods and landslides followed unprecedented heavy rainfall.)

【例文】:世界的な気温の上昇は温室効果ガスの排出が原因だ
【英訳】:Greenhouse gas emissions cause the rise of global temperature.
【英訳】:Greenhouse gas emissions lead to the rise of global temperature.
【英訳】:Greenhouse gas emissions result in the rise of global temperature.
【英訳】:Greenhouse gas emissions make the rise of global temperature happen.
【英訳】:Greenhouse gas emissions bring about the rise of global temperature.
【英訳】:Greenhouse gas emissions give rise to the rise of global temperature.
(= The rise of global temperature has arose from greenhouse gas emissions.)

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定番の英語表現(12)
主語が結果を表わす表現 → "follow, result from, etc" 先頭へ

何かが起った後の結果が主語である

物事の原因と結果を表わす語句の中で、主語が結果を表わすものをまとめます。

ニュアンスは「〜の結果が[主語]だ」です。主語で原因を表わすときは"cause"や"lead to"などを使います→【参照】: 『主語が原因を表わす表現 → "cause, lead to, etc"

主語が結果を表わす語句
  • follow 〜, result from 〜, arise from 〜
    (= 〜に続いて[主語]が起こる、〜のあとに[主語]が発生する、〜が原因で[主語]となる)、〜すると[主語]になる)

【例文】:医療が発達して平均寿命が伸びた。
【英訳】:The increase in average life expectancy followed the development of medicine.
【英訳】:The increase in average life expectancy resulted from the development of medicine.
【英訳】:The increase in average life expectancy arose from the development of medicine.
(= The development of medicine caused the increase in average life expectancy.)

【例文】:クリーンエネルギーが普及すれば化石燃料の使用を抑えることができるだろう。
【英訳】:The reduction of fossil fuel usage will follow the spread of clean energy.
【英訳】:The reduction of fossil fuel usage will result from the spread of clean energy.
【英訳】:The reduction of fossil fuel usage will arise from the spread of clean energy.
(= The spread of clean energy will cause the reduction of fossil fuel usage.)

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断定を避ける表現

定番の英語表現(13)
断定を避ける表現 先頭へ

断言せずにワンクッションを置く

「〜である」と断言するのではなく、「〜のようだ、〜と思います」とやや控え目な態度を表わす表現をまとめます。

断定を避ける表現
  1. 個人的な意見(私は〜だと思う) → "I think that, etc"
    1. I think that 〜, I suppose that 〜
      (= 私は〜だと思う、私は〜だと考える、私は〜という意見だ)
    2. I believe that 〜
      (= 私は〜だと思う、私は〜だと考える、私は〜と信じる)
    3. I feel that 〜
      (= 私は〜だと思う、私は〜だと考える、私は〜のような気がする)
    4. in my opinion 〜, in my view 〜, to my mind 〜, my opinion is that 〜, my view is that 〜
      (= 私の意見は〜、私の考えでは〜、私としては〜、思うに〜、個人的には〜、私見ながら〜)
    5. it is my opinion that 〜[※やや堅苦しい表現], it is my view that 〜[※やや堅苦しい表現]
      (= 私の意見は〜、私の考えでは〜、私としては〜、思うに〜、個人的には〜、私見ながら〜)
  2. 可能性としてありうる(〜だろう) → "it is probable that, etc"
    1. it is probable that 〜, it is likely that 〜
      (= おそらく〜だろう、きっと〜だろう、〜はありうる、〜しそうである、〜しても不思議ではない)
    2. it is possible that 〜, it is conceivable that 〜, it is feasible that 〜
      (= おそらく〜だろう、たぶん〜だろう、〜の可能性はゼロではない、〜する可能性がある)
  3. あまり自信がない推測(たぶん〜) → "possibly, etc"
  4. わりと自信がある推測(きっと〜) → "probably, etc"
  5. かなり自信がある推測(確かに〜) → "certainly, etc"
    1. certainly, surely, undeniably, undoubtedly, unquestionably
      (= 確かに、間違いなく、必ず、確実に、疑いなく、疑う余地もなく、まぎれもなく、絶対に)
    2. it is certain that 〜, be certain to不定詞, I'm certain that 〜, I'm sure that 〜, be sure to不定詞
      (= 〜のはずだ、〜にちがいない、〜だと確信している、〜であることに疑いはない、〜なのは間違いない)
    3. for sure, for certain, without doubt
      (= 確かに、間違いなく、必ず、確実に、疑いなく、疑う余地もなく、まぎれもなく、絶対に)
  6. 他人から聞いた話(〜らしい) → "I hear that, etc"
    1. I hear that 〜, I've heard that 〜, I'm told that 〜
      (= 〜と言われる、〜と言われている、〜だということだ)
    2. it is reported that 〜, be reported to不定詞, be reported as 〜, reportedly
      (= 〜と言われる、〜と言われている、〜だということだ、〜と報道されている、報道によると〜、伝えられるところによると〜)
    3. it is alleged that 〜, be alleged to不定詞, allegedly
      (= 〜と言われる、〜と言われている、〜だということだ、〜と報道されている、報道によると〜、伝えられるところによると〜)
  7. 世間ではそう思われている(〜と思われる) → "it is thought that, etc"
    1. it is thought that 〜, it is supposed that 〜
      (= 〜だと思われている、〜だと考えられている、〜と考えるのが一般的だ、世間一般では〜だ、一般的には〜だ)
    2. it is believed that 〜, they believe that 〜
      (= 〜だと思われている、〜だと考えられている、〜だと信じられている、〜と考えるのが一般的だ、世間一般では〜だ、一般的には〜だ)
    3. be thought to不定詞, be supposed to不定詞, be believed to不定詞
      (= 〜だと思われている、〜だと考えられている、〜だと信じられている、〜と考えるのが一般的だ、世間一般では〜だ、一般的には〜だ)
  8. 世間ではそう言われている(〜と言われる) → "it is said that, etc"
    1. it is said that 〜, they say that 〜, people say that 〜
      (= 〜と言われる、〜といっても過言ではない、〜と言ってもよい、〜と言っても差し支えない)
    2. be said to不定詞
      (= 〜と言われる、〜といっても過言ではない、〜と言ってもよい、〜と言っても差し支えない)
    3. it must/can/would/may/might/could be said that 〜
      (= 〜だろうと言われる、〜かもしれないと言われる、〜と言ってもよい、〜と言っても差し支えない)
  9. うわべだけの判断(見かけは〜) → "apparently, etc"
  10. そこそこ確かな根拠に基づく判断(明らかに〜) → "obviously, etc"
    1. apparently, clearly, evidently, obviously, plainly
      (= 明らかに、確かに、確実に、見た通りに、明白に、疑いなく、間違いなく、きっと、目に見えて)
    2. it is apparent that 〜, it is clear that 〜, it is evident that 〜, it is obvious that 〜, it is plain that 〜
      (= 〜は明らかだ、〜は確かだ、〜は確実だ、〜は見た通りだ、〜は明白だ、〜は疑いない、〜は間違いない)
    3. it is apparent to A that 〜, it is clear to A that 〜, it is evident to A that 〜, it is obvious to A that 〜, it is plain to A that 〜
      (= Aにとって〜は明らかだ、〜は確かだ、〜は確実だ、〜は見た通りだ、〜は明白だ、〜は疑いない、〜は間違いない)
    4. it is apparent from A that 〜, it is clear from A that 〜, it is evident from A that 〜, it is obvious from A that 〜, it is plain from A that 〜
      (= Aによって〜は明らかだ、〜は確かだ、〜は確実だ、〜は見た通りだ、〜は明白だ、〜は疑いない、〜は間違いない)
  11. 特に根拠がない判断(〜のようだ) → "it seems that, etc"
    1. 主語 seem to be 名詞/形容詞, 主語 look 形容詞, 主語 appear to be 名詞/形容詞
      【例】:The dog seems to be angry.(その犬は怒っているようだ)
    2. 主語 seem like 名詞, 主語 look like 名詞
      【例】:The toy spider looks like a real one.(そのおもちゃのクモは本物のようだ)
    3. 主語 seem as if 〜, 主語 look as if 〜, 主語 appear as if 〜
      【例】:The dog seems as if he is angry.(その犬は怒っているようだ)
    4. it seems that 〜, it appears that 〜
      【例】:It seems that the dog is angry.(その犬は怒っているようだ)
    5. it seems to A that 〜, it appears to A that 〜
      【例】:It seems to me that the dog is angry.(私にはその犬が怒っているように思える)
    6. it seems as if 〜, it looks as if 〜, it appears as if 〜
      【例】:It seems as if the dog is angry.(その犬が怒っているように思える)
    7. it seems 形容詞 that 〜, it appears 形容詞 that 〜
      【例】:It seems rare that the dog is angry.(その犬が怒るのは珍しいようだ)
    8. there seems to不定詞, there appears to不定詞 〜
      【例】:There seems to be a misunderstanding.(誤解があるようです)
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定番の英語表現(14)
断定を避ける表現(1)
個人的な意見(私は〜だと思う) → "I think that, etc" 先頭へ

個人的な意見であると断りを入れる

話の内容ついて、「自分としてはこう思うのだが」という表現をまとめます。物事を断言するのではなく、もしかすると事実とは異なるかもしれないという含みがあります。

個人的な意見(私は〜だと思う)を表わす主な表現
  1. I think that 〜, I suppose that 〜
    (= 私は〜だと思う、私は〜だと考える、私は〜という意見だ)
  2. I believe that 〜
    (= 私は〜だと思う、私は〜だと考える、私は〜と信じる)
  3. I feel that 〜
    (= 私は〜だと思う、私は〜だと考える、私は〜のような気がする)
  4. in my opinion 〜, in my view 〜, to my mind 〜, my opinion is that 〜, my view is that 〜
    (= 私の意見は〜、私の考えでは〜、私としては〜、思うに〜、個人的には〜、私見ながら〜)
  5. it is my opinion that 〜[※やや堅苦しい表現], it is my view that 〜[※やや堅苦しい表現]
    (= 私の意見は〜、私の考えでは〜、私としては〜、思うに〜、個人的には〜、私見ながら〜)

"think, suppose, believe, feel"の次に置く"that"はよく省略します。

"think"と"suppose"はほぼ同じ意味を表わします。

【例文】:メタンハイドレートは石油や天然ガスに代わる新しい資源になると思う
【英訳】:I think that methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas.
【英訳】:I think methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas.
【英訳】:I suppose that methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas.
【英訳】:I suppose methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas.
→"that"は省略可能

"think"や"suppose"と比べると、"believe"は自分の意見に多少自信があります。"feel"は逆にあまり自信がありません。

【例文】:メタンハイドレートは石油や天然ガスに代わる新しい資源になると私は信じる
【英訳】:I believe that methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas.
【英訳】:I believe methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas.
→"that"は省略可能

【例文】:メタンハイドレートは石油や天然ガスに代わる新しい資源になるような気がする
【英訳】:I feel that methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas.
【英訳】:I feel methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas.
→"that"は省略可能

"in my opinion, in my view, to my mind"の三つは文頭、文の途中、文尾のいずれの位置にも置くことができます。たいてい、文頭に置くときは次にコンマ(,)を、文尾に置くときは前にコンマ(,)を打ちます。

【例文】:個人的には、メタンハイドレートは石油や天然ガスに代わる新しい資源になると思う
【英訳】:In my opinion, methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas.
【英訳】:Methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas, in my opinion.
【英訳】:In my view, methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas.
【英訳】:Methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas, in my view.
【英訳】:To my mind, methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas.
【英訳】:Methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas, to my mind.
【英訳】:My opinion is that methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas.
【英訳】:My view is that methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas.

"it is my opinion that 〜, it is my view that 〜"の二つはやや堅苦しい表現です。

【例文】:私見では、メタンハイドレートは石油や天然ガスに代わる新しい資源になるであろう
【英訳】:It is my opinion that methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas.[※やや堅苦しい表現]
【英訳】:It is my view that methane hydrate will be a new resource that can replace oil and natural gas.[※やや堅苦しい表現]

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定番の英語表現(15)
断定を避ける表現(2)
可能性としてありうる(〜だろう) → "it is probable that, etc" 先頭へ

ありえるありえないの話

話の内容について、複数の可能性のうちの一つにすぎないことを表わす表現をまとめます。現実として必ずしもそうなるとは限らないという含みがあります。

可能性としてありうる(〜だろう)を表わす主な表現
  1. it is probable that 〜, it is likely that 〜
    (= おそらく〜だろう、きっと〜だろう、〜はありうる、〜しそうである、〜しても不思議ではない)
  2. it is possible that 〜, it is conceivable that 〜, it is feasible that 〜
    (= おそらく〜だろう、たぶん〜だろう、〜の可能性はゼロではない、〜する可能性がある)

"probable, likely"はそうなる可能性が比較的高いことを表わします。

【例文】:直径がおよそ十キロメートル程度の隕石が地球に衝突することはありえる話だ
【英訳】:It is probable that a meteorite of about 10 kilometers in diameter will hit Earth.
【英訳】:It is likely that a meteorite of about 10 kilometers in diameter will hit Earth.

"possible, conceivable, feasible"はそうなる可能性がやや低いことを表わします。

【例文】:直径がおよそ十キロメートル程度の隕石が地球に衝突する可能性はゼロではない
【英訳】:It is possible that a meteorite of about 10 kilometers in diameter will hit Earth.
【英訳】:It is conceivable that a meteorite of about 10 kilometers in diameter will hit Earth.
【英訳】:It is feasible that a meteorite of about 10 kilometers in diameter will hit Earth.

可能性の高さを強調するときは、"probable, likely"は主に副詞の"very"や"highly"を使います。"possible, conceivable, feasible"は主に副詞の"quite"や"entirely"を使います。

【例文】:道路の陥没が水道管の破損によって生じるのは非常にありえる話だ
【英訳】:It very/highly is probable that a water pipe break creates a sinkhole in a road.
【英訳】:It is very/highly likely that a water pipe break creates a sinkhole in a road.
→"probable, likely"の強調は"very, highly"を使う

【例文】:温暖化が原因で台風の勢力が増している可能性はかなりある
【英訳】:It is quite/entirely possible that typhoons are becoming intense due to global warming.
【英訳】:It is quite/entirely conceivable that typhoons are becoming intense due to global warming.
【英訳】:It is quite/entirely feasible that typhoons are becoming intense due to global warming.
→"possible, conceivable, feasible"の強調は"quite, entirely"を使う

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定番の英語表現(16)
断定を避ける表現(3)
断定を避ける表現:あまり自信がない推測(たぶん〜) → "possibly, etc" 先頭へ

話の内容の確信度は五割以下

話の内容について、「断定はできないけれどたぶん〜だろう」を表わす表現をまとめます。かなり弱気な推測を表わします。

あまり自信がない推測(たぶん〜)を表わす主な語句
  • possibly, maybe, perhaps, conceivably, supposedly
    (= たぶん、おそらく、ひょっとしたら、ひょっとすると、もしかしたら、もしかして、どうやら、ことによると、推測すると)

"possibly, maybe, perhaps, conceivably, supposedly"の四つはほぼ同じ意味。"maybe"と"perharps"は必ず文頭に置きます

【例文】:おそらくレアアースは深海の泥から採取することが可能だ。
【英訳】:Possibly rare earth can be extracted from deep-sea mud.
【英訳】:Maybe rare earth can be extracted from deep-sea mud.
【英訳】:Perhaps rare earth can be extracted from deep-sea mud.
【英訳】:Conceivably rare earth can be extracted from deep-sea mud.
【英訳】:Supposedly rare earth can be extracted from deep-sea mud.

話の内容にもう少し自信があるときは"probably, presumably, etc"などを使います→【参照】: 『定番の英語表現:断定を避ける表現:わりと自信がある推測(きっと〜)……"probably, etc"

さらに自信があるときは"certainly, surely, etc"などを使います→【参照】: 『定番の英語表現:断定を避ける表現:かなり自信がある推測(確かに〜)……"certainly, etc"

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定番の英語表現(17)
断定を避ける表現(4)
わりと自信がある推測(きっと〜) → "probably, etc" 先頭へ

話の内容の確信度は五割以上

話の内容について、「断定はできないけれどきっと〜だろう」を表わす表現をまとめます。わりと強気な推測を表わします。

わりと自信がある推測(きっと〜)を表わす主な表現
  • probably, presumably, no doubt, doubtless
    (= きっと、だいたい、おそらく、確実に、疑いなく、十中八九、高い確率で、ほぼ間違いなく、たいてい)

"probably, presumably, no doubt, doubtless"の四つはほぼ同じ意味。

【例文】:おそらくこの肺炎は新しいタイプのコロナウイルスが原因だ。
【英訳】:Probably the pneumonia is caused by a new type of coronavirus.
【英訳】:Presumably the pneumonia is caused by a new type of coronavirus.
【英訳】:No doubt the pneumonia is caused by a new type of coronavirus.
【英訳】:Doubtless the pneumonia is caused by a new type of coronavirus.

話の内容にあまり自信がないときは"possibly, maybe, etc"などを使います→【参照】: 『定番の英語表現:断定を避ける表現:あまり自信がない推測(たぶん〜)……"possibly, etc"

かなり自信があるときは"certainly, surely, etc"などを使います→【参照】: 『定番の英語表現:断定を避ける表現:かなり自信がある推測(確かに〜)……"certainly, etc"

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定番の英語表現(18)
断定を避ける表現(5)
かなり自信がある推測(確かに〜) → "certainly, etc" 先頭へ

話の内容の確信度は八割以上

話の内容について、「断定はできないけれどほぼ間違いなく〜だろう」を表わす表現をまとめます。かなり強気な推測、あるいは確信を表わします。

かなり自信がある推測(確かに〜)を表わす主な表現
  1. certainly, surely, undeniably, undoubtedly, unquestionably
    (= 確かに、間違いなく、必ず、確実に、疑いなく、疑う余地もなく、まぎれもなく、絶対に)
  2. it is certain that 〜, be certain to不定詞, I'm certain that 〜, I'm sure that 〜, be sure to不定詞
    (= 〜のはずだ、〜にちがいない、〜だと確信している、〜であることに疑いはない、〜なのは間違いない)
  3. for sure, for certain, without doubt
    (= 確かに、間違いなく、必ず、確実に、疑いなく、疑う余地もなく、まぎれもなく、絶対に)

"certainly, surely, unquestionably, undoubtedly, undeniably"の五つはほぼ同じ意味。

【例文】:きっとシェールガスは最も重要な燃料源の一つになるだろう。
【英訳】:Certainly shale gas will become one of the most important fuel sources.
【英訳】:Surely shale gas will become one of the most important fuel sources.
【英訳】:Undeniably shale gas will become one of the most important fuel sources.
【英訳】:Undoubtedly shale gas will become one of the most important fuel sources.
【英訳】:Unquestionably shale gas will become one of the most important fuel sources.

"it is certain that 〜, be certain to不定詞, I'm certain that 〜, I'm sure that 〜, be sure to不定詞"の五つはほぼ同じ意味。"it is sure that 〜"は通例不可です。"be sure to不定詞"は可能。"certain"と比べると"sure"は話し手の意思が色濃く表われるので、"sure"に仮主語"it"の構文は馴染まないと思われます。

【例文】:シェールガスは最も重要な燃料源の一つになるのは間違いない
【 × 】:It is sure that shale gas will become one of the most important fuel sources.
【 ○ 】:It is certain that shale gas will become one of the most important fuel sources.
→"sure"は仮主語"it"の構文を作らない
【例文】:シェールガスが最も重要な燃料源の一つになることを確信している
【英訳】:I'm certain that shale gas will become one of the most important fuel sources.
【英訳】:I'm sure that shale gas will become one of the most important fuel sources.
【例文】:シェールガスが最も重要な燃料源の一つになるのは間違いない
【英訳】:Shale gas is certain to become one of the most important fuel sources.
【英訳】:Shale gas is sure to become one of the most important fuel sources.

"for certain, for sure, without doubt"の三つは通例、文頭ではなく動詞助動詞のすぐ後ろに置きます。

【例文】:間違いなくシェールガスは最も重要な燃料源の一つになるだろう。
【 △ 】:For certain shale gas will become one of the most important fuel sources.
【 △ 】:For sure shale gas will become one of the most important fuel sources.
【 △ 】:Without doubt shale gas will become one of the most important fuel sources.
【 ○ 】:Shale gas will for certain become one of the most important fuel sources.
【 ○ 】:Shale gas will for sure become one of the most important fuel sources.
【 ○ 】:Shale gas will without doubt become one of the most important fuel sources.
→"for certain, for sure, without doubt"は助動詞の"will"の次に置くのが普通

話の内容にあまり自信がないときは"possibly, maybe, etc"などを使います→【参照】: 『定番の英語表現:断定を避ける表現:あまり自信がない推測(たぶん〜)……"possibly, etc"

もう少し自信があるときは"probably, presumably, etc"などを使います→【参照】: 『定番の英語表現:断定を避ける表現:わりと自信がある推測(きっと〜)……"probably, etc"

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定番の英語表現(19)
断定を避ける表現(6)
他人から聞いた話(〜らしい) → "I hear that, etc" 先頭へ

伝聞

話の内容について、人づてに聞いた話であることを表わす表現をまとめます。自分には事実かどうかは判断できないけれどという含みがあります。

他人から聞いた話(〜らしい)を表わす主な表現
  1. I hear that 〜, I've heard that 〜, I'm told that 〜
    (= 〜と言われる、〜と言われている、〜だということだ)
  2. it is reported that 〜, be reported to不定詞, be reported as 〜, reportedly
    (= 〜と言われる、〜と言われている、〜だということだ、〜と報道されている、報道によると〜、伝えられるところによると〜)
  3. it is alleged that 〜, be alleged to不定詞, allegedly
    (= 〜と言われる、〜と言われている、〜だということだ、〜と報道されている、報道によると〜、伝えられるところによると〜)

"I hear that, I've heard that, I'm told that"の三つはほぼ同じ意味。

【例文】:小さな隕石は一日に何千個も地球に降って来ているらしい
【英訳】:I hear that small meteorites hit Earth thousands of times a day.
【英訳】:I've heard that small meteorites hit Earth thousands of times a day.
【英訳】:I'm told that small meteorites hit Earth thousands of times a day.

動詞の"report"や副詞の"reportedly"を使う構文は、特にマスコミの報道についてよく使います。

【例文】:南極の氷河は考えられているよりも速く溶けていると言われている
【英訳】:It is reported that Antarctic glacier is melting more swiftly than it was thought.
【英訳】:Antarctic glacier is reported to be melting more swiftly than it was thought.
【英訳】:Antarctic glacier is reported as being melting more swiftly than it was thought.
【英訳】:Antarctic glacier is reportedly melting more swiftly than it was thought.

動詞の"allege"や副詞の"allegedly"を使う構文は、特に信憑性があまりない話や悪い噂についてよく使います。

【例文】:この店は危険ドラッグを売っていると言われている
【英訳】:It is alleged that this shop sells loophole drugs.
【英訳】:This shop is alleged to sell loophole drugs.
【英訳】:This shop allegedly sells loophole drugs.

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定番の英語表現(20)
断定を避ける表現(7)
世間ではそう思われている(〜と思われる) → "it is thought that, etc" 先頭へ

自分の判断ではなく世間ではどう思われているのか

話の内容について、世の中の一般的な見方であることを表わす表現をまとめます。自分には確信がないけれど、世間ではそう考えられているという含みがあります。

世間ではそう思われている(〜と思われる)を表わす主な表現
  1. it is thought that 〜, it is supposed that 〜
    (= 〜だと思われている、〜だと考えられている、〜と考えるのが一般的だ、世間一般では〜だ、一般的には〜だ)
  2. it is believed that 〜, they believe that 〜
    (= 〜だと思われている、〜だと考えられている、〜だと信じられている、〜と考えるのが一般的だ、世間一般では〜だ、一般的には〜だ)
  3. be thought to不定詞, be supposed to不定詞, be believed to不定詞
    (= 〜だと思われている、〜だと考えられている、〜だと信じられている、〜と考えるのが一般的だ、世間一般では〜だ、一般的には〜だ)

"it is thought that 〜, it is supposed that 〜"の二つはほぼ同じ意味です。

【例文】:ある種の大気汚染物質がぜんそくなどの呼吸器疾患の原因であると考えられている
【英訳】:It is thought that some air pollutants cause respiratory diseases such as asthma.
【英訳】:It is supposed that some air pollutants cause respiratory diseases such as asthma.

"it is believed that 〜, they believe that 〜"は話し手の確信がいくらか強くなります。"believe"のみ"they believe that 〜"という形も使えます。"they believe that 〜"の"they"は"people"の意味。特定の人々ではなく、漠然と世間の人々を指します。

【例文】:ある種の大気汚染物質がぜんそくなどの呼吸器疾患の原因であると信じられている
【英訳】:It is believed that some air pollutants cause respiratory diseases such as asthma.
【英訳】:They believe that some air pollutants cause respiratory diseases such as asthma.

仮主語の"it"を使わずに、to不定詞を使ってほぼ同じ意味を表わすことができます。

【例文】:ある種の大気汚染物質がぜんそくなどの呼吸器疾患の原因であると考えられている
【英訳】:Some air pollutants are thought to cause respiratory diseases such as asthma.
(= It is thought that some air pollutants cause respiratory diseases such as asthma.)
【英訳】:Some air pollutants are supposed to cause respiratory diseases such as asthma.
(= It is supposed that some air pollutants cause respiratory diseases such as asthma.)
【英訳】:Some air pollutants are believed to cause respiratory diseases such as asthma.
(= It is believed that some air pollutants cause respiratory diseases such as asthma.)

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定番の英語表現(21)
断定を避ける表現(8)
世間ではそう言われている(〜と言われる) → "it is said that, etc" 先頭へ

自分の判断ではなく世間ではどう言われているのか

話の内容について、世の中の一般的な見方であることを表わす表現をまとめます。自分には確信がないけれど、世間ではそう噂されてるいるという含みがあります。

世間ではそう言われている(〜と言われる)を表わす主な表現
  1. it is said that 〜, they say that 〜, people say that 〜
    (= 〜と言われる、〜といっても過言ではない、〜と言ってもよい、〜と言っても差し支えない)
  2. be said to不定詞
    (= 〜と言われる、〜といっても過言ではない、〜と言ってもよい、〜と言っても差し支えない)
  3. it must/can/would/may/might/could be said that 〜
    (= 〜だろうと言われる、〜かもしれないと言われる、〜と言ってもよい、〜と言っても差し支えない)

"it is said that, they say that, people say that"の三つはほぼ同じ意味。"they say that"の"they"は"people"の意味。特定の人々ではなく、漠然と世間の人々を指します。

【例文】:便秘の原因は粗末な食事や運動不足と言われる
【英訳】:It is said that constipation results from eating a poor diet and a lack of exercise.
【英訳】:People say that constipation results from eating a poor diet and a lack of exercise.
【英訳】:They say that constipation results from eating a poor diet and a lack of exercise.

仮主語"it"や"people, they"を使わずに、to不定詞を使ってほぼ同じ意味を表わすことができます。

【例文】:便秘の原因は粗末な食事や運動不足と言われる
【英訳】:Constipation is said to result from eating a poor diet and a lack of exercise.
(= It is said that constipation results from eating a poor diet and a lack of exercise.)

"it is said that"の構文は助動詞の"must"や"can"を付け加えて話の確信度に差をつけることができます。たいてい、"must"から始まり、"can, would, may, might, could"の順に確信度が低くなります。

【例文】:便秘の原因は粗末な食事や運動不足に違いないと言われる
【英訳】:It must be said that constipation results from eating a poor diet and a lack of exercise.
【例文】:便秘の原因は粗末な食事や運動不足と言ってもよい
【英訳】:It can be said that constipation results from eating a poor diet and a lack of exercise.
【例文】:便秘の原因は粗末な食事や運動不足だろうと言われる
【英訳】:It would be said that constipation results from eating a poor diet and a lack of exercise.
【例文】:便秘の原因は粗末な食事や運動不足かもしれないと言われる
【英訳】:It may be said that constipation results from eating a poor diet and a lack of exercise.
【例文】:便秘の原因は粗末な食事や運動不足の可能性があるかもしれないと言われる
【英訳】:It might be said that constipation results from eating a poor diet and a lack of exercise.
【例文】:便秘の原因は粗末な食事や運動不足の可能性があるかもしれないと言われる
【英訳】:It could be said that constipation results from eating a poor diet and a lack of exercise.

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定番の英語表現(22)
断定を避ける表現(9)
うわべだけの判断(見かけは〜) → "apparently, etc" 先頭へ

中身は違うだろうけれど外見は……

話の内容について、見た感じの印象であることを表わす表現をまとめます。外面はそうだけど中身は違うかもしれないという含みがあります。

うわべだけの判断(見かけは〜)を表わす主な表現
  • apparently, seemingly, ostensibly, outwardly
    (= 見かけは、見たところでは〜だが、どう見ても〜だが、一見〜だが、うわべは、表向きは、外見では、外見上は、外面的には、表面的には)

"apparently, ostensibly, outwardly, seemingly"の四つはほぼ同じ意味。

"apparently"は「明らかに〜」の意味もあります→【参照】: 『定番の英語表現:断定を避ける表現:そこそこ確かな根拠に基づく判断(明らかに〜)……"obviously, etc"

【例文】:猫は見かけは熟睡していたが、ときどき耳をピクピクと動かしていた。
【英訳】:The cat was apparently deeply asleep but sometimes swiveled his ears around.
【英訳】:The cat was ostensibly deeply asleep but sometimes swiveled his ears around.
【英訳】:The cat was outwardly deeply asleep but sometimes swiveled his ears around.
【英訳】:The cat was seemingly deeply asleep but sometimes swiveled his ears around.

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定番の英語表現(23)
断定を避ける表現(10)
そこそこ確かな根拠に基づく判断(明らかに〜) → "obviously, etc" 先頭へ

話の内容を裏づける根拠がしっかりしている

話の内容について、ある程度確実な証拠を基にした判断であることを表わす表現をまとめます。皆さんもご存じの通り、見てわかる通りという含みがあります。

そこそこ確かな根拠に基づく判断(明らかに〜)を表わす主な表現
  1. apparently, clearly, evidently, obviously, plainly
    (= 明らかに、確かに、確実に、見た通りに、明白に、疑いなく、間違いなく、きっと、目に見えて)
  2. it is apparent that 〜, it is clear that 〜, it is evident that 〜, it is obvious that 〜, it is plain that 〜
    (= 〜は明らかだ、〜は確かだ、〜は確実だ、〜は見た通りだ、〜は明白だ、〜は疑いない、〜は間違いない)
  3. it is apparent to A that 〜, it is clear to A that 〜, it is evident to A that 〜, it is obvious to A that 〜, it is plain to A that 〜
    (= Aにとって〜は明らかだ、〜は確かだ、〜は確実だ、〜は見た通りだ、〜は明白だ、〜は疑いない、〜は間違いない)
  4. it is apparent from A that 〜, it is clear from A that 〜, it is evident from A that 〜, it is obvious from A that 〜, it is plain from A that 〜
    (= Aによって〜は明らかだ、〜は確かだ、〜は確実だ、〜は見た通りだ、〜は明白だ、〜は疑いない、〜は間違いない)

"apparently, clearly, evidently, obviously, plainly"の五つはほぼ同じ意味。

"apparently"は「見かけは〜」の意味もあります→【参照】: 『定番の英語表現:断定を避ける表現:うわべだけの判断(見かけは〜)……"apparently, etc"

【例文】:明らかに間接喫煙が肺ガンの原因となっている。
【英訳】:Apparently passive smoking causes lung cancer.
【英訳】:Clearly passive smoking causes lung cancer.
【英訳】:Evidently passive smoking causes lung cancer.
【英訳】:Obviously passive smoking causes lung cancer.
【英訳】:Plainly passive smoking causes lung cancer.

形容詞の"apparent, clear, evident, obvious, plain"は仮主語"it"を使います。

【例文】:明らかに間接喫煙が肺ガンの原因となっている。
【英訳】:It is apparent that passive smoking causes lung cancer.
【英訳】:It is clear that passive smoking causes lung cancer.
【英訳】:It is evident that passive smoking causes lung cancer.
【英訳】:It is obvious that passive smoking causes lung cancer.
【英訳】:It is plain that passive smoking causes lung cancer.

形容詞の"apparent, obvious, clear, evident, plain"は前置詞の"to"を使って「誰に対して明らかなのか」を使って「何を根拠にして明らかなのか」を表わすことができます。

【例文】:煙草を吸わない人にとっては明らかに間接喫煙が自分たちの健康に悪い影響を及ぼしている。
【英訳】:It is apparent to non-smokers that passive smoking has bad effects on their health.
【英訳】:It is clear to non-smokers that passive smoking has bad effects on their health.
【英訳】:It is evident to non-smokers that passive smoking has bad effects on their health.
【英訳】:It is obvious to non-smokers that passive smoking has bad effects on their health.
【英訳】:It is plain to non-smokers that passive smoking has bad effects on their health.
→"to 〜"は誰に対して明らかなのかを表わす

形容詞の"apparent, obvious, clear, evident, plain"は前置詞の"from"を使って「何を根拠にして明らかなのか」を表わすことができます。

【例文】:調査によって明らかなのは、日用品の買い物にさえ不自由しているお年寄りがいるということだ。
【英訳】:It is apparent from the survey that some elderly people have difficulty even buying daily goods.
【英訳】:It is clear from the survey that some elderly people have difficulty even buying daily goods.
【英訳】:It is evident from the survey that some elderly people have difficulty even buying daily goods.
【英訳】:It is obvious from the survey that some elderly people have difficulty even buying daily goods.
【英訳】:It is plain from the survey that some elderly people have difficulty even buying daily goods.
→"from 〜"は何を根拠に明らかなのかを表わす

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定番の英語表現(24)
断定を避ける表現(11)
特に根拠がない判断(〜のようだ) → "it seems that, etc" 先頭へ

話の内容を裏づける根拠がそれほどしっかりしていない

話の内容について、確実な証拠がない話し手の個人的な判断であることを表わす表現をまとめます。受ける印象から感じるところでは、という含みがあります。

特に根拠がない判断(〜のようだ)を表わす主な表現
  1. 主語 seem to be 名詞/形容詞, 主語 look 形容詞, 主語 appear to be 名詞/形容詞
    【例】:The dog seems to be angry.(その犬は怒っているようだ)
  2. 主語 seem like 名詞, 主語 look like 名詞
    【例】:The toy spider looks like a real one.(そのおもちゃのクモは本物のようだ)
  3. 主語 seem as if 〜, 主語 look as if 〜, 主語 appear as if 〜
    【例】:The dog seems as if he is angry.(その犬は怒っているようだ)
  4. it seems that 〜, it appears that 〜
    【例】:It seems that the dog is angry.(その犬は怒っているようだ)
  5. it seems to A that 〜, it appears to A that 〜
    【例】:It seems to me that the dog is angry.(私にはその犬が怒っているように思える)
  6. it seems as if 〜, it looks as if 〜, it appears as if 〜
    【例】:It seems as if the dog is angry.(その犬が怒っているように思える)
  7. it seems 形容詞 that 〜, it appears 形容詞 that 〜
    【例】:It seems rare that the dog is angry.(その犬が怒るのは珍しいようだ)
  8. there seems to不定詞, there appears to不定詞 〜
    【例】:There seems to be a misunderstanding.(誤解があるようです)

主語 seem to be 名詞/形容詞, 主語 look 形容詞, 主語 appear to be 名詞/形容詞
断定を避ける表現(11)特に根拠がない判断(〜のようだ) → "it seems that, etc"(1)

"see, look, appear"の基本的な意味は「主語が〜のようである」です。"seem, appear"は次に名詞形容詞を置きます。"look"はたいてい形容詞を置きます。"look"は特に見た目や外観を基にした判断であることを強調します。

【例文】:その猫は人形のようだ。
【英訳】:The cat seems to be a doll.
【英訳】:The cat appears to be a doll.

【例文】:その猫はお腹が空いているようだ。
【英訳】:The cat seems to be hungry.
【英訳】:The cat looks hungry.
【英訳】:The cat appears to be hungry.

"seem, appear"は仮主語の"it"を使ってほぼ同じ意味を表わすことができます→【参照】: 『特に根拠がない判断(〜のようだ)を表わす表現:it seems that 〜, it appears that 〜

【例文】:その猫は人形のようだ。
【英訳】:It seems that the cat is a doll.
(= The cat seems to be a doll.)
【英訳】:It appears that the cat is a doll.
(= The cat appears to be a doll.)

【例文】:その猫はお腹が空いているようだ。
【英訳】:It seems that the cat is hungry.
(= The cat seems to be hungry.)
【英訳】:It appears that the cat is hungry.
(= The cat appears to be hungry.)

主語 seem like 名詞, 主語 look like 名詞
断定を避ける表現(11)特に根拠がない判断(〜のようだ) → "it seems that, etc"(2)

"seem, look"は"like"を追加して使うこともできます。意味はほぼ同じ。"like"の次には名詞を置きます。

【例文】:この映画は旧作のリメイクのようだ。
【英訳】:This movie seems like a remake of something old.
(= This movie seems a remake of something old.)
【英訳】:This movie looks like a remake of something old.

主語 seem as if 〜, 主語 look as if 〜, 主語 appear as if 〜
断定を避ける表現(11)特に根拠がない判断(〜のようだ) → "it seems that, etc"(3)

"seem, look, appear"は次に"as if, as though"を置くこともできます。"as if, as though"は"as if he were"のような仮定法ではなく、"as if he was"のように直説法を使うのが普通です。

【例文】:乗客は全員疲れ果てているようだった
【英訳】:All the passengers seemed as if they were exhausted.
【英訳】:All the passengers looked as if they were exhausted.
【英訳】:All the passengers appeared as if they were exhausted.

it seems that 〜, it appears that 〜
断定を避ける表現(11)特に根拠がない判断(〜のようだ) → "it seems that, etc"(4)

"seem, appear"は仮主語の"it"の構文でよく使います。

【例文】:子供たちの避難は無事終了したようだ
【英訳】:It seems that the children have been safely evacuated.
【英訳】:It appears that the children have been safely evacuated.

"seem, appear"は仮主語の"it"を使わずにto不定詞を使ってほぼ同じ意味を表わすことができます。ニュアンスは「話し手にとって主語が〜のようである」です→【参照】: 『特に根拠がない判断(〜のようだ)を表わす表現:主語 seem to be 名詞/形容詞, 主語 look 形容詞, 主語 appear to be 名詞/形容詞

【例文】:子供たちの避難は無事終了したようだ
【英訳】:The children seem to have been safely evacuated.
(= It seems that the children have been safely evacuated.)
【英訳】:The children appear to have been safely evacuated.
(= It appears that the children have been safely evacuated.)

it seems to A that 〜, it appears to A that 〜
断定を避ける表現(11)特に根拠がない判断(〜のようだ) → "it seems that, etc"(5)

仮主語の"it"を使った"seem, appear"は前置詞の"to"を使って「誰に対して〜のようだ」を表わすことができます。

【例文】:子供たちにとってテレビや漫画のヒーローは実在の人物のように思える
【英訳】:It seems to children that heroes on TV or comic books are actual persons.
【英訳】:It appears to children that heroes on TV or comic books are actual persons.

it seems as if 〜, it looks as if 〜, it appears as if 〜
断定を避ける表現(11)特に根拠がない判断(〜のようだ) → "it seems that, etc"(6)

仮主語の"it"を使った"seem, appear, look"は"that"の代わりに、as if, as though"を使うこともできます。意味はほぼ同じ。"as if, as though"は"as if he were"のような仮定法ではなく、"as if he was"のように直説法を使うのが普通です。

【例文】:サンタさんが突然現われて子供たちはびっくり仰天したようだった
【英訳】:It seemed as if the children were amazed by the sudden appearance of Santa.
【英訳】:It seemed as though the children were amazed by the sudden appearance of Santa.
(= It seemed that the children were amazed by the sudden appearance of Santa.)
【英訳】:It appeared as if the children were amazed by the sudden appearance of Santa.
【英訳】:It appeared as though the children were amazed by the sudden appearance of Santa.
(= It appeared that the children were amazed by the sudden appearance of Santa.)
【英訳】:It looked as if the children were amazed by the sudden appearance of Santa.
【英訳】:It looked as though the children were amazed by the sudden appearance of Santa.
(= It looked that the children were amazed by the sudden appearance of Santa.)

it seems 形容詞 that 〜, it appears 形容詞 that 〜
断定を避ける表現(11)特に根拠がない判断(〜のようだ) → "it seems that, etc"(7)

仮主語の"it"の構文で"seem, appear"は"次に形容詞を置くことができます。

【例文】:新型のコロナウイルスに感染している人数はすでに数千人という可能性があるそうだ
【英訳】:It seems likely that thousands of people have been already infected with the new coronavirus.
【英訳】:It appears likely that thousands of people have been already infected with the new coronavirus.
→"likely"は形容詞、意味は「ありうる」

there seems to不定詞, there appears to不定詞 〜
断定を避ける表現(11)特に根拠がない判断(〜のようだ) → "it seems that, etc"(8)

"seem, appear"は"there"を主語に置くことができます。たいてい、"there seems/appears to be 〜"の形で使います。意味は「〜が存在するようだ、〜があるようだ」です。

【例文】:このプリンターはどこも壊れてはいないようだ
【英訳】:There seems to be nothing wrong with this printer.
(= It seems that there is nothing wrong with this printer.)
【英訳】:There appears to be nothing wrong with this printer.
(= It appears that there is nothing wrong with this printer.)