【ゼロから始める英文法】
名詞 冠詞 代名詞 動詞 be動詞 助動詞
形容詞 副詞 前置詞 接続詞 間投詞
関係代名詞 関係副詞
to不定詞 動名詞 分詞
句読点 接頭辞と接尾辞 疑問詞
時制 仮定法 能動態と受動態
会話の表現 比較の表現
文の種類 付加疑問文
there構文 強調構文 同格のthat
have+目的語+動詞 get+目的語+動詞
挿入句 語順 倒置
このコーナーについて
簡易文法用語集
【ゼロから始める名詞】
「固有名詞」ってナニ? 「集合名詞」ってナニ? 「名詞's」は名詞の所有格 名詞の「数」 名詞の複数形を作る 名詞の意味を補足する



ゼロから始める英文法

熟知しているつもりでも、実は間違えやすい語句や構文

ゼロから始める名詞

語句編
名詞 冠詞 代名詞 動詞 be動詞 助動詞
形容詞 副詞 前置詞 接続詞 間投詞
関係代名詞 関係副詞
to不定詞 動名詞 分詞
句読点 接頭辞と接尾辞 疑問詞
構文編
時制 仮定法 能動態と受動態
会話の表現 比較の表現
文の種類 付加疑問文
there構文 強調構文 同格のthat
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ゼロから始める名詞(1)
「名詞」は「もの」の名前 先頭へ

名詞ってナニ?

英語の《名詞》は日本語とほとんど違いはありません。人、動物、機械、概念、思想、などの名前です。

やっかいなのは、日本語と違って英語は「数」にやかましいところです。間違えやすい例をいくつか挙げます。《名詞》代名詞の間違えやすい「数の不一致」は別のコーナーにもまとめています→【参照】: 『ゼロから始める名詞:名詞の「数」』 『英作文の“ツボ”:「数」の不一致をつぶす!

# 単数で良さそうだが実は複数を使う

【例文】:次の駅で乗り換えだ
【 × 】:We have to change train at the next station.
【 ○ 】:We have to change trains at the next station.
→乗り換えは「乗り物から乗り物へ」なので「乗り物」も二つある

【例文】:握手をしよう。
【 × 】:Let's shake hand.
【 ○ 】:Let's shake hands.
→握手は「二人」で行うので「手」も二本ある

# 数えられそうで実は数えられない名詞

【例文】:この村に住む人々はみんな名字が同じだ。
【 × 】:All the peoples in this village have the same family name.
【 ○ 】:All the people in this village have the same family name.
→"people"の意味は「人々」で複数を表わすが、"s"を付けた複数形は不可

【例文】:今日、インターネットを通じてさまざまな知識情報を手に入れることができる。
【 × 】:Today we can gain various knowledges and informations through the Internet.
【 ○ 】:Today we can gain various items of knowledge and information through the Internet.
→"knowledge"も"information"数えられないので複数形は不可、"items of 〜"を使う

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ゼロから始める名詞(2)
「名詞」はナニをするのか? 先頭へ

名詞の機能

《名詞》は文の中で「主語」や「目的語」や「補語」になります。

名詞の機能
  1. 主語
    【例】:Water consists of hydrogen and oxygen.(水は水素と酸素から成る)
    →名詞の"water"は文の主語
  2. 目的語
    【例】:The minister handed cash to reporters.(大臣は記者たちに現金を手渡した)
    →名詞の"cach"は動詞"handed"の目的語、名詞の"reporters"は前置詞"to"の目的語
  3. 補語
    【例】:Mercury is metal.(水銀は金属です)
    →名詞の"metal"は動詞"is"の補語
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ゼロから始める名詞(3)
「固有名詞」ってナニ? 先頭へ

「固有」な名詞
「固有名詞」ってナニ?(1) この項目の先頭へ↑

日本語で言えば、「水」や「国」は「普通名詞」です。一方、「コカコーラ」や「日本」は「固有名詞」です。英語でもほぼ同じです。"water"や"country"は「普通名詞」ですが、"Coca Cola"や"Japan"は「固有名詞」です。

たいてい、一つしかないものや、独自性が強いものを「固有名詞」として扱います。「日本(= Japan)」は一つしかありません。「コカコーラ(= Coca Cola)」は缶やペットボトルは無数にありますが、飲料水の中では独自のブランドとして知れ渡っているので「固有名詞」として扱います。

「固有名詞」には「普通名詞」とは異なる特徴があります。

「固有名詞」の特徴
  1. 綴りは必ず大文字で始める
    【例】:Japan(日本), Coca Cola(コカコーラ), San Francisco(サンフランシスコ)
  2. たいてい冠詞(a, an, the)は不要
    【例】:「日本」→the Japan[×], Japan[○], 「コカコーラ」→the Coca Cola[×], Coca Cola[○]

「固有名詞」は「普通名詞」ではないことを示すために、必ず先頭は大文字で始めます。なので、文の途中に大文字で始まる語句があったら、それは「固有名詞」である可能性があります。

【例文】:We took overseas students to Sky Tree.
【 × 】:私たちは留学生たちを空の木まで連れて行った。
【 ○ 】:私たちは留学生たちを「スカイツリー」へ連れて行った。
→"Sky Tree"は固有名詞、建物の名前

小文字で始めると違う意味になる「固有名詞」
「固有名詞」ってナニ?(2) この項目の先頭へ↑

「固有名詞」を小文字で始めると、「普通名詞」の意味を持つ語句があります。たとえば、"China"は「固有名詞」で意味は「中国」ですが、"china"は「普通名詞」になり意味は「陶磁器」です。

【例文】:My grandpa collects old china.
【 × 】:私の祖父は古い中国を集めている。
【 ○ 】:おじいちゃんは古い陶磁器を集めている。
→小文字で始める"china"の意味は「陶磁器」

"Japan"も大文字で始めると「固有名詞」なので意味は「日本」ですが、小文字で始めると「普通名詞」になり、"japan"の意味は「漆器」です。

例外的に定冠詞(the)を付ける「固有名詞」
「固有名詞」ってナニ?(3) この項目の先頭へ↑

「固有名詞」は「普通名詞」ではないので、たいてい冠詞(a, an, the)を付けません。ただし、常に定冠詞(the)を付ける「固有名詞」もあります。定冠詞(the)自体は「固有名詞」の前に付けますが、文頭を除きそのまま小文字で始めます

【例文】:自由の女神はフランス国民からアメリカ合衆国への贈り物です。
【 × 】:The Statue of Liberty was a gift to The United States of America from the people of France.
【 ○ 】:The Statue of Liberty was a gift to the United States of America from the people of France.
→文頭ではないので"The United States of America"は不可

定冠詞(the)を付ける主な固有名詞
  • the United States of America(アメリカ合衆国), the States(アメリカ合衆国), the United Kingdom(イギリス), the United Nations(国際連合)
  • the Renaissance(ルネサンス), the Internet(インターネット), the Industrial Revolution(産業革命), the Civil War(南北戦争)

もともとは「普通名詞」だけど、歴史的な出来事などを表わすときや、国名や組織名の中に「普通名詞」が入る場合は、定冠詞(the)を付けることが多いようです。

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ゼロから始める名詞(4)
「集合名詞」ってナニ? 先頭へ

同じ種類がたくさん集まって一つ

同じ種類の人や動物や物が集まった集団、組織、団体、集まり、群れを表わす《名詞》を特に「集合名詞」と言います。「普通名詞」や「固有名詞」とはちょっと違う特徴があります。

「集合名詞」の特徴
  1. 意味的には複数を表わす
    【例】:the class(クラスの生徒全員), baggage(持っている手荷物)
  2. しかし、複数を表わす"s"はたいてい付けない
    【例】:「私のクラスの生徒全員」→[×]my classes, [○]my class
    【例】:「私が持っている手荷物全部」→[×]my baggages, [○]my baggage

"people"はよく見かける「集合名詞」です。意味は「人々」。特定の個人を指すのではなく、漠然と一般の人々を表わします。なので、ニュアンス的には「一人」ではなく「複数の人間」を表わし、文法的にも複数として扱います。ところが、「人々」の意味で"peoples"という複数形は存在しません。

【例文】:寒空の下、五百人以上の人々が公園に集まった。
【 × 】:More than 500 peoples gathered at the park despite the cold weather.
【 ○ 】:More than 500 people gathered at the park despite the cold weather.
→"people"には"s"を付けない、しかし意味的には複数を表わす

「漠然と人々」ではなく「ある種の人々」を指すときに、"peoples"と複数形を使うことがあります。たいてい、「特定の民族、特定の種族、特定の国民、特定の特徴を持つ人々」を表わします。

【例】:local peoples(地元の人々), primitive peoples(原始人), displaced peoples(難民、避難者)

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ゼロから始める名詞(5)
集合名詞の「数」はどうなるの? 先頭へ

「集合」だから複数とは限らない

「集合名詞」はたいてい意味的には複数を表わします→【参照】: 『「集合名詞」ってナニ?

ただし、 ときどき動詞や受ける代名詞で単数形を使うことがあります。「集合名詞」には「数」の扱いで三つの種類があります。(1)常に複数扱いのもの、(2)たいてい単数扱いのもの、(3)集まりの全体を表わすときは単数扱い、個々の人や動物や物を表わすときは複数扱いのもの。

「集合名詞」の「数」
複数扱い
  • people(人々), police(警察), cattle(飼牛), clothes(衣類、衣料品)
単数扱い
  • the country(国民)
  • furniture(家具類、調度品), clothing(衣類、衣料品)
  • garbage(生ゴミ), rubbish(家庭ゴミ、くず), trash(ゴミ、くず), litter(放置ゴミ、ポイ捨てゴミ)
  • baggage(手荷物), luggage(手荷物)
どちらも可
  • the public(人々), audience(聴衆、観衆、観客), crowd(群集), family(家族)
  • group(グループ、集まり、集団), team(チーム、団、組、班), generation(同世代の人々)
  • crew(乗員、乗務員、船員), staff(職員、部員、係員、スタッフ), the management(経営陣、上層部、幹部)
  • the class(クラスの生徒全員), the school(全校生徒)
  • the village(村人), the town(町民), the nation(国民), population(人口、頭数、個体数)
  • the press(新聞雑誌、報道機関、記者), the media(報道機関), the mass media(報道機関)
  • data(資料、情報、データ)

常に複数扱いの集合名詞
集合名詞の「数」はどうなるの?(1) この項目の先頭へ↑

常に複数扱いの「集合名詞」をまとめます。よく見かけるのは四語のみ。動詞に三・単・現(三人称・単数・現在)の"s"は付けません。代名詞は"they, their, them"を使います。

常に複数扱いの集合名詞
  • people(人々), police(警察), cattle(飼牛), clothes(衣類、衣料品)

【例文】:警察がこの男を捜しています。見かけたら連絡してあげて下さい。
【 × 】:The police is searching for this man. You should inform it if you see him.
【 ○ 】:The police are searching for this man. You should inform them if you see him.
→"police"は複数扱い

【例文】:BSE(狂牛病)と診断された飼牛は殺処分されて埋められた。牛たちが気の毒でならない。
【 × 】:The cattle diagnosed with BSE was killed and buried. I can't help feeling sorry for it.
【 ○ 】:The cattle diagnosed with BSE were killed and buried. I can't help feeling sorry for them.
→"cattle"は複数扱い

【例文】:赤ちゃんのほとんどは家内の手作りです。うまいことこしらえていました。
【 × 】:Almost all our baby clothes was handmade by my wife. It was well-made.
【 ○ 】:Almost all our baby clothes were handmade by my wife. They were well-made.
→"clothes"は複数扱い

"clothes"とほぼ同じ意味の"clothing"はたいてい単数扱いです→【参照】: 『集合名詞の「数」はどうなるの?……たいてい単数扱いの集合名詞

たいてい単数扱いの集合名詞
集合名詞の「数」はどうなるの?(2) この項目の先頭へ↑

たいてい単数扱いの「集合名詞」をまとめます。人以外の「物」を表わす《名詞》がほとんどです。動詞には三・単・現(三人称・単数・現在)の"s"を付けて、代名詞は"he, his, him, she, her, it, its"を使います。

たいてい単数扱いの集合名詞
  • the country(国民)
  • furniture(家具類、調度品), clothing(衣類、衣料品)
  • garbage(生ゴミ), rubbish(家庭ゴミ、くず), trash(ゴミ、くず), litter(放置ゴミ、ポイ捨てゴミ)
  • baggage(手荷物), luggage(手荷物)

【例文】:憲法改正の問題は国民の間に大きな議論を巻き起こし、国民は二つのグループに分かれた。
【 × 】:The issue of the Constitution revision caused a huge argument among the country and they were divided into two groups.
【 ○ 】:The issue of the Constitution revision caused a huge argument among the country and it was divided into two groups.
→"the country"は単数扱いが普通

"the country"ほぼ同じ意味を表わす"the nation"は単数扱いと複数扱いの両方が可能です→【参照】: 『単数、複数ともに可能な集合名詞

【例文】:揺れはひどかったが、幸い壊れた家具はなかった。
【 × 】:Though the shaking was violent, it was lucky no furniture were broken.
【 ○ 】:Though the shaking was violent, it was lucky no furniture was broken.
→"furniture"は単数扱いが普通

【例文】:空港で手荷物を盗まれたが、後日別の空港で見つかった。
【 × 】:I got my baggage stolen at the airport but later they were found at another airport.
【 ○ 】:I got my baggage stolen at the airport but later it was found at another airport.
→"baggage"は単数扱いが普通

【例文】:子供たちのはボロボロだったけど、元気に大人たちの仕事を手伝っていた。
【 × 】:Though their clothing were worn-out, all the children were actively helping the adults with work.
【 ○ 】:Though their clothing was worn-out, all the children were actively helping the adults with work.
→"clothing"は単数扱いが普通

"clothing"とほぼ同じ意味の"clothes"はたいてい複数扱いです→【参照】: 『集合名詞の「数」はどうなるの?……必ず複数扱いの集合名詞

単数扱い、複数扱いともに可能な集合名詞
集合名詞の「数」はどうなるの?(3) この項目の先頭へ↑

扱いが単数と複数のどちらも可能な「集合名詞」をまとめます。「人」を表わす《名詞》がほとんどです。全体を一つと見なせば単数扱い、集団の中の一人一人や一つ一つに目を向けるなら複数扱いです。

単数、複数ともに可能な集合名詞
  • the public(人々), audience(聴衆、観衆、観客), crowd(群集), family(家族)
  • group(グループ、集まり、集団), team(チーム、団、組、班), generation(同世代の人々)
  • crew(乗員、乗務員、船員), staff(職員、部員、係員、スタッフ), the management(経営陣、上層部、幹部)
  • the class(クラスの生徒全員), the school(全校生徒)
  • the village(村人), the town(町民), the nation(国民), population(人口、頭数、個体数)
  • the press(新聞雑誌、報道機関、記者), the media(報道機関), the mass media(報道機関)
  • data(資料、情報、データ)

【例文】:The crowd was walking toward the airport.
【和訳】:群集は一塊になって空港の方角へ歩いていた。
→"crowd"は単数、「群集」全体の動きに注目する
【例文】:The crowd were walking toward the airport.
【和訳】:群集は足並みを揃えて空港の方角へ歩いていた。
→"crowd"は複数、「群集」の一人一人の動きに注目する

【例文】:My family is safe after the derailment.
【和訳】:脱線事故にあったけど家族にケガ人はいません。
→"family"は単数、「家族」全体に注目
【例文】:My family are safe after the derailment.
【和訳】:脱線事故にあったけど家族はみんな無事です。
→"family"は複数、「家族」一人一人に注目

【例文】:All staff was required to wear a face mask.
【和訳】:全職員にマスクの着用が求められた。
→"staff"は単数、「職員」全体に注目
【例文】:All staff were required to wear a face mask.
【和訳】:職員一人一人にマスクの着用が求められた。
→"staff"は複数、「職員」一人一人に注目

【例文】:We can't say that the nation agrees with the holding of the Olympic Games.
【和訳】:国民全体がオリンピックの開催に賛成というわけではない。
→"the nation"は単数、「国民」全体に注目
【例文】:We can't say that the nation agree with the holding of the Olympic Games.
【和訳】:国民が一人残らずこぞってオリンピックの開催に賛成というわけではない。
→"the nation"は複数、「国民」一人一人に注目

"the nation"ほぼ同じ意味を表わす"the country"はたいてい単数扱いです→【参照】: 『たいてい単数扱いの集合名詞

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ゼロから始める名詞(6)
名詞の“性”ってナニ? 先頭へ

名詞の男女

実は英語の《名詞》でも、ときどき男女を区別します。代名詞で言い換えるとき、"ship, sea"や国名を"she, her"で受けることがあります。多少親しみを込めた表現です。

【例文】:このタイプの艦は駆逐艦と呼ばれ、戦艦や空母の護衛をしていました。
【英訳】:This kind of ship was called a destroyer and it guarded battleships or carriers.
【英訳】:This kind of ship was called a destroyer and she guarded battleships or carriers.
→船員など船に愛着ある人は"she"を使うことがある

【例文】:日本は長い伝統と高度な科学技術で有名な国です。
【英訳】:Japan is famous for its long tradition and high technology.
【英訳】:Japan is famous for her long tradition and high technology.
→"her"を使うと多少親しみが出て来る

「通性」の"it"

「赤ちゃん(= baby)」や「子供(= child)」などの性別が不明の場合は、男女どちらもOKの「通性」として"it, its"を使うことがあります。日本語では「赤ちゃん」を「それ」と表現すると失礼に当たりますが、英語の"it"にはそんなニュアンスはないようです。

【例文】:My wife is three months pregnant and we hope it will be a boy this time.
【和訳】:家内は妊娠三カ月です。今度は男の子がいいですね。
→現時点では赤ちゃんの性別が不明なので"it"を使う

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「名詞's」は名詞の所有格

ゼロから始める名詞(7)
「所有格」ってナニ? 先頭へ

所有や所属を表わす「格」が「所有格」

「格」とは、文の中で《名詞》代名詞がどんな意味を持つかです。主語を表わす「〜は、〜が」なら主格、目的語を表わす「〜に、〜を」は目的格、所有を表わす「〜の」は所有格です。

【例文】:Thomas borrowed his brother's car.
【和訳】:トーマスは彼のお兄さんの車を借りた。

【例文】の場合、"Thomas"(トーマス)は主格、"his brother's car"(彼のお兄さんの)は目的格、"his"(彼の)と"brother's"(お兄さんの)が所有格です。"borrowed"以外の単語の品詞は《名詞》代名詞ですが、文中で置く位置や"'s"を付けるか付けないかで意味が変化します。

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ゼロから始める名詞(8)
所有格の作り方 先頭へ

たいてい"'s"を語尾に付ける
所有格の作り方(1) この項目の先頭へ↑

たいてい《名詞》の語尾にアポストロフィ(') + "s"を付ければ、所有格ができあがります。

【例】:our dog's house(飼犬の家), penguin's food(ペンギンの餌)

"s"で終る単語の場合
所有格の作り方(2) この項目の先頭へ↑

元の語句の語尾に複数を表わす"s"が付いている場合は、アポストロフィ(')のみを付けます。

【例】:our dogs' house(飼犬たちの家), penguins' food(ペンギンたちの餌)

元の語句が複数形ではないけれど"s"で終る場合は、アポストロフィ(')のみを付けることがあります。ただし、"s"も付けて"James's dream"(ジェイムズの夢)と書くほうが普通です。

【例】:ジェームズの夢、トーマスの小説、パリの人口
【△】:James' dream, Thomas' novel, Paris' population
【○】:James's dream, Thomas's novel, Paris's population
→"'s"を付けるほうが普通

複数形が"s"で終わらない単語の場合
所有格の作り方(3) この項目の先頭へ↑

複数形が"s"で終らない語句もアポストロフィ(') + "s"を付けます。うっかり単数形にそのまま"s'"を付けないように。

【例】:子供たちの靴、男性の帽子、女性の口紅
【×】:childs' shoes, mans' hats, womans' lipstick
【○】:children's shoes, men's hats, women's lipstick
→"child"の複数形は"children"、"man"の複数形は"men"、"woman"の複数形は"women"

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ゼロから始める名詞(9)
所有格の意味……普通名詞の場合 先頭へ

「名詞's」の意味は「〜の」

所有格の「名詞's」はよく「〜の」と和訳します。実際には、「所有」だけではなく色々な意味を表わしますが、日本語の「〜の」も同じくらいいっぱい意味があるので、「〜の」と和訳しておけばたいていOKです。

【例文】:the president's arrival
【和訳】:大統領の到着(= 大統領が着いたこと)
→所有格の"president's"は意味的には主語を表わす

【例文】:the hostages' release
【和訳】:人質の解放(= 人質を解放すること)
→所有格の"hostages'"は意味的には目的語を表わす

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ゼロから始める名詞(10)
所有格の意味……代名詞の場合 先頭へ

代名詞の所有格は特定の人や物を指す

代名詞所有格は不特定の誰かや何かではなく、特定の誰かや何かを表わします。

日本語の場合、自分の兄さんの数が一人だろうと十人だろうと、「昨日、私の兄さんが学校を休んだ」で何ら不自然ではありません。聞き手がどの兄さんか確認するときは「どの兄さん?」と聞き返します。いつも話に聞いていてこの兄さんだとわかるなら、「へー、そーなんだ」で話が終ることもあります。

英語ではそうはいきません。

自分に兄さんが一人しかいない場合は"my brother"です。兄さんが二人以上なら、"one of my brothers"あるいは"a brother of mine"です。英語では必ず、兄さんが二人以上いるのなら「複数いる兄さんのうちの一人」と表現します。単に「私の兄さん(= my brohter)」では兄さんが一人しかいないことを暗示します。

【例文】:My brother was absent from school yesterday.
【和訳】:昨日、(兄さんは一人しかいないがその)私の兄さんが学校を休んだ。

【例文】:One of my brothers was absent from school yesterday.
【例文】:A brother of mine was absent from school yesterday.
【和訳】:昨日、(兄さんは複数いるがそのうちの一人の)私の兄さんが学校を休んだ。
→"a brother of mine"の意味は"a brother of my brorhers"

日本語の「私の兄さん」は兄さんが何人いるのか特に問題にしません。しかし、英語では兄さんが一人きりなら"my brother"、二人以上なら"one of my brothers"あるいは"a brother of mine"と使い分けます。

ただし、現実問題として、たとえば三人いる兄さんたちのなかで一番年が近い兄さんの話をするとき、毎回"one of my brothers"や"a brother of mine"と言い表わすのはかなり面倒です。なので、実際の会話や文章では代名詞の"he, his, him"を使う、あるいは"John"などの実名を使う、もしくは"my brother"と手短に表現します。

たとえ兄さんが十人いるとしても、その中の誰についての話なのかはっきりすれば、話の始めに"one of my brothers"や"a brother of mine"と言っておいて、二回目以降は「私の兄さん」= "my brother"ですませてもOKです。

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ゼロから始める名詞(11)
「名詞 + of + 名詞's」の形 先頭へ

「名詞's」の前に不定冠詞(a, an)は使わない
「名詞 + of + 名詞's」の形(1) この項目の先頭へ↑

代名詞所有格を使った"my brother's friend"は「特定の人物」を指します。意味は「私の兄さんのたった一人の友人」あるいは「すでに話に出て来た私の兄さんの友人」です→【参照】: 『所有格の意味……代名詞の場合

では、「数人いる兄さんの友人のうちの一人」はどう表現するのか。

「(誰とは限定しない)友人の一人」は"a friend"、あるいは、"one of my friends"なので、"a friend of my brother's"、あるいは、"one of my borther's friends"と表現するのが普通です。

# a friend of my brother's = one of my brother's friends(数人いる兄さんの友人のうちの一人)

"a my borther's friend"は文法的に不可。不定冠詞の"a"が「不特定の人物」を表わし、所有格の"my brother's"が「特定の人物」を表わすので、論理的に矛盾します。

【例】:私の兄さんの友人の一人
【×】:a my brother's friend
→「a/an + 名詞's + 名詞」
【○】:a friend of my brother's
→「a/an + 名詞 + of + 名詞's」
【○】:one of my brother's friends
→「one of + 名詞's + 名詞」

「複数いる友人のうちの数人」なら"some"(数人)を使います。やはり、"some my brother's friends"は不可。"some"が「不特定の人物」を表わし、所有格の"my brother's"が「特定の人物」を表わすので、論理的に矛盾します。

【例】:私の兄さんの友人たち
【×】:some my brother's friends
→「some + 名詞's + 名詞」
【○】:some friends of my brother's
→「some + 名詞 + of + 名詞's」
【○】:some of my brother's friends
→「some of + 名詞's + 名詞」

"a friend of my brother's"や"some friends of my brother's"は所有格で終るのでやや奇妙に見えますが、"a friend of my brother's friends"や"some friends of my brother's friends"の"friends"を省略した表現と考えられます。

代名詞の場合
「名詞 + of + 名詞's」の形(2) この項目の先頭へ↑

代名詞を使って「特に誰とは限定しない友人の一人」は"mine, his, hers, theirs"を使います。"one of"も使えます。

# a friend of mine = one of my friends(私の友人の一人)

【例文】:私の友人の一人、彼の友人の一人、彼女の友人の一人、彼らの友人の一人
【英訳】:a friend of mine, a friend of his, a friend of hers, a friend of theirs
【英訳】:one of my friends, one of his friends, one of her friends, one of their friends

【英訳】の場合、"mine = my friends", "his = his friends", "hers = her friends", "theirs = their friends"です。

話し手も聞き手もすでに知ってる「特定の人物」なら、"my friend, his friend, her friend, their friend"のみでOK。

「名詞's」の前に"this, these, that, those"は使わない
「名詞 + of + 名詞's」の形(3) この項目の先頭へ↑

所有格が付いた《名詞》はすでに特定の人物やものを指し示します。なので指示形容詞(this, these, that, those)を所有格の前に置くことは文法的に不可。代わりに「of + 所有格」を使います。

# this book of my sister's(ここにある姉さんの本)
# that book of my sister's(そこにある姉さんの本)
# these books of my sister's(ここにある姉さんの本)
# those books of my sister's(そこにある姉さんの本)

【例】:ここにある姉さんの本、あそこにある姉さんの本
【×】:this my sister's book, those my sister's books
→「this/those + 名詞's + 名詞」
【○】:this book of my sister's, those books of my sister's
→「this/those + 名詞 + of + 名詞's」

"of my sister's"は所有格で終るのでやや奇妙に見えますが、"of my sister's books"の"books"を省略した表現と考えられます。

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ゼロから始める名詞(12)
所有格の次の名詞を省略する場合 先頭へ

意味的にすぐわかる名詞を省略する

アポストロフィ(')の次の《名詞》を省略することがあります。たいてい建物を表わす《名詞》を省略します。

よく省略する名詞
  • home(家), house(家), office(会社), shop(店), church(教会), cathedral(大聖堂), chapel(礼拝堂)

【例文】:I stayed at my brother's yesterday.
(= I stayed at my brother's house yesterday.)
【和訳】:昨日、兄さんの家に泊まった。
→アポストロフィ(')の次の"house"あるいは"home"を省略

【例文】:I bought these donuts at Kirk's.
(= I bought these donuts at Kirk's shop.)
【和訳】:このドーナッツはカークの店で買った。
→アポストロフィ(')の次の"shop"を省略

【例文】:We're going to St Paul's.
【和訳】:セント・ポール大聖堂へ行くところです。
(= We're going to St Paul's Cathedral.)
→アポストロフィ(')の次の"Cathedral"を省略

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ゼロから始める名詞(13)
「名詞's」を使うべきか「of 〜」を使うべきか 先頭へ

"'s"は生物、"of"は無生物
「名詞's」を使うべきか「of 〜」を使うべきか(1) この項目の先頭へ↑

所有格の「名詞's」と「of 〜」はほぼ同じ意味を表わすことがあります。

【例】:my friend's address = the address of my friend(私の友人の住所)

ただし、いくつか使い分けの原則があります。原則として、「生物」は「名詞's」を使い、「無生物」は「of 〜」を使います。

# 「名詞's」 → 生物の所有を表わす【例】:The man's name(その男性の名前)
# 「of 〜」 → 無生物の所有を表わす【例】:The name of the dish(その料理の名前)

「名詞's」が普通の場合
「名詞's」を使うべきか「of 〜」を使うべきか(2) この項目の先頭へ↑

人や動物など「生物」の場合は「名詞's」が普通です。

【△】:the chopsticks of children(子供たちの箸), the nest of a bird(鳥の巣)
【○】:children's chopsticks(子供たちの箸), bird's nest(鳥の巣)

組織や集団、国など「人の集まり」の場合は「名詞's」が普通。

【△】:the parking lot of a company(会社の駐車場)、the capital of Japan(日本の首都)
【○】:company's parking lot(会社の駐車場)、Japan's capital(日本の首都)

「of 〜」が普通の場合
「名詞's」を使うべきか「of 〜」を使うべきか(3)
この項目の先頭へ↑

物や概念など「無生物」は「of 〜」が普通です。

【△】:car's speed(車の速度), nature's destruction(自然の破壊)
【○】:the speed of a car(車の速度), the destruction of nature(自然の破壊)

必ず「of 〜」を使う場合
「名詞's」を使うべきか「of 〜」を使うべきか(4) この項目の先頭へ↑

《名詞》形容詞分詞がくっついて長くなるときは「of 〜」を使います。

【例】:この国に住む人々の平均所得
【×】:all the people's living in this country average income
【○】:average income of all the people living in this country
→"all the people living in the country"の形は崩せないので"of 〜"を使う

「無生物」なのに「名詞's」が可能な場合
「名詞's」を使うべきか「of 〜」を使うべきか(5) この項目の先頭へ↑

「時」を表わす《名詞》は「名詞's」が可能です。

【例】:明日の天気、昨夜の火事、昨日の試合
【△】:tomorrow's weather, last night's fire, yesterday's game
【○】:the weather of tomorrow, the fire of last night, the game of yesterday

【関連トピック】
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名詞の「数」

ゼロから始める名詞(14)
名詞の「数」(1)
日本語の名詞の「数」 先頭へ

日本語は数えられるかどうかに無関心
日本語の名詞の「数」(1) この項目の先頭へ↑

たとえば、日本語で「サンドイッチを食べたい」と言うとき、サンドイッチが数えられるのか、数えられないのかはまったく意識しません。

何個食べたいのかは、それまでの話から想像するか、その後の話で本人の口から聞くか、こちらから尋ねるかになります。話の最初から最後まで「サンドイッチが何個なのか」まったく触れないこともよくあります。

また、日本語には冠詞が存在しないので、《名詞》単独の「サンドイッチ」という表現が何ら不自然ではありません。その上、日本語には「名詞の複数形」という概念が希薄なので、《名詞》単独の「サンドイッチ」のみで、一個の「サンドイッチ」」も十個の「サンドイッチ」も表現可能です。

日本語の名詞は単数と複数で同じ形
日本語の名詞の「数」(2) この項目の先頭へ↑

日本語では、《名詞》が数えられるか否かに対しては無関心ですが、《名詞》の表現対象が一個なのか、二個以上なのかは表現可能です。「一個のサンドイッチ」や「十個のサンドイッチ」とします。ただし、《名詞》自体の形は単数でも複数でもたいてい同じです。

「サンドイッチ」の複数形は「サンドイッチ」でOK。「サンドイッチたち、サンドイッチら」も可能と言えば可能ですが、「サンドイッチ」を擬人化した特殊な言い回しです。

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ゼロから始める名詞(15)
名詞の「数」(2)
英語の名詞の「数」 先頭へ

名詞を使うたびに区別する

日本語では《名詞》の「数」にかなり無関心です→【参照】: 『日本語の名詞の「数」

英語では《名詞》を使うたびに数えられるか、数えられないかを毎回判断します。

たとえば「サンドイッチを食べたい」と言うとき、英語では「サンドイッチ」が「数えられる名詞」なのか「数えられない名詞」なのか瞬時に判断して、"sandwich"に不定冠詞(a, an)の"a"を付けて"I want to eat a sandwich."と表現します。あるいは、"sandwich"を複数形にして"I want to eat sandwiches."です。

"I want to eat sandwich."ではありません。"sandwich"(サンドイッチ)は「数えられる名詞」なので冠詞なしの単数形は文法的に不可。

一方、「パンを食べたい」と言うとき、英語では"I want to eat bread."です。"I want to eat a bread."ではありません。"I want to eat breads."もペケ。"bread"(パン)は「数えられない名詞」なので不定冠詞(a, an)の"a"は不要、複数形も不可です。冠詞なしで単数形のまま使います。

英語を使うときには、《名詞》を使うたびに「数えられるのか、数えられないのか」を毎回判断する必要があります。

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ゼロから始める名詞(16)
名詞の「数」(3)
「数えられない名詞」ってナニ? 先頭へ

主な「数えられない名詞」

日本語からの判断だと、英語の「数えられない名詞」には意外なものが多数あります。

水や空気などの液体や空気が数えられないのはなんとなくわかります。しかし、チーズや肉も普通は「数えられない名詞」として扱います。正直なところ、判断基準が不明です。そもそも日本語では「数えられる、数えられない」をいちいち判断する習慣がありません。

そこで、《名詞》が数えられるか否かを見分ける目安として、意味を基に「数えられない名詞」を分類します。いずれの「数えられない名詞」もたいていの場合、不定冠詞(a, an)は使わず、複数形も不可です。

代表的な数えられない名詞
人や物に固有の名前(固有名詞)
Japan(日本), John(ジョン), Mars(火星), Pepsi Cola(ペプシコーラ), the Internet(インターネット)
実体のない概念や思考を表わす名詞
advice(忠告), experience(経験), information(情報), knowledge(知識), music(音楽), news(ニュース), research(研究), labor(肉体労働), work(仕事), homework(宿題), housework(家事)
金属や材料などを表わす名詞
metal(金属), money(お金), copper(銅), paper(紙), sand(砂), silk(絹), wool(羊毛)
液体や気体などを表わす名詞
air(空気), blood(血液), water(水), tea(お茶), oxygen(酸素), carbon-dioxide(二酸化炭素)
食べ物や食材を表わす名詞
food(食べ物), butter(バター), margarine(マーガリン), mayonnaise(マヨネーズ), cabbage(キャベツ), cheese(チーズ), meat(肉), salt(塩), sugar(砂糖)
自然物を表わす名詞
nature(自然), cloud(雲), crystal(水晶), grass(草), rain(雨), rock(岩), snow(雪), hail(あられ、ひょう), sleet(みぞれ)
色々な物の集りを一つのグループと見なす名詞(集合名詞)
furniture(家具), fish(魚、魚類), baggage(荷物), luggage(荷物), garbage(生ゴミ), rubbish(家庭ゴミ、くず), trash(ゴミ、くず), litter(放置ゴミ、ポイ捨てゴミ)
科学や学問の分野の名前
science(科学), mathematics(数学), chemistry(科学), physics(物理学), medicine(医学), philosophy(哲学), linguistics(言語学), literature(文学)
スポーツの名前
baseball(野球), soccer(サッカー), tennis(テニス), volleyball(バレーボール), curling(カーリング)
病気の名前
cancer(癌), measles(はしか), diabetes(糖尿病), tuberculosis(結核), leukemia(白血病), asthma(ぜんそく)

同じ《名詞》でも、意味の違いによって「数えられる名詞」「数えられない名詞」の両方が可能な場合があります。"experience"は漠然と経験全体を指すときは「数えられない名詞」、個別の具体的な経験を指すときは「数えられる名詞」として扱います。

【例】:私の経験からすると、人間に忠実なのは猫より犬です。
【×】:In my experiences, dogs are more faithful than cats.
【○】:In my experience, dogs are more faithful than cats.
→"experience"は漠然と経験を表わす、数えられない名詞なので複数形は不可

【例】:被災地でのボランティア活動は決して忘れられない経験です。
【×】:A voluteer activity in the disaster area is experience I'll never forget.
【○】:A voluteer activity in the disaster area is an experience I'll never forget.
→"experience"は個別の具体的な経験を表わす、数えられる名詞なので不定冠詞"an"が必要

「病気の名前」の中で、"cold"(風邪)や"headache"(頭痛), "backache"(腰痛)のような"ache"で終るものは「数えられる名詞」として扱います。

【例】:I've caught a cold.
【訳】:風邪をひいています。
→"cold"(風邪)は数えられる名詞、前に不定冠詞"a"が必要

【例】:Many Japanese people are suffering from backaches.
【訳】:多くの日本人は腰痛に悩まされている。
→"backache"(腰痛)は数えられる名詞、複数形の"backaches"が可能

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ゼロから始める名詞(17)
名詞の「数」(4)
構文:数えられる名詞 先頭へ

「数えられる名詞」のよく見かける構文

「数えられる名詞」が作る構文の基本的なパターンをまとめます。

「数えられる名詞」の場合、冠詞なしの単数形は文法的に不可です。必ず、不定冠詞(a, an)定冠詞(the)、"some"や"many"などを「数えられる名詞」の前に置くか、「数えられる名詞」自体を複数形にします。

「数えられる名詞」の構文
  1. 冠詞なしの単数形は不可
    【×】:I ate sandwich.
  2. 不定冠詞(a, an)を使う
    【○】:I ate a sandwich.
  3. 複数形が可能
    【○】:I ate sandwiches.
  4. "this, that, these, those"が使える
    【○】:I ate this/that sandwich.
    【○】:I ate these/those sandwiches.
  5. 「多い、少ない」は"much, little"ではなく、"many, few"を使う
    【例】:私はサンドイッチをたくさん食べた。
    【×】:I ate much sandwiches.
    【○】:I ate many sandwiches.
    【例】:私はサンドイッチを数個食べた。
    【×】:I ate a little sandwiches.
    【○】:I ate a few sandwiches.
    【例】:私はサンドイッチをほとんど食べていない。
    【×】:I ate little sandwiches.
    【○】:I ate few sandwiches.
  6. 一つ二つと数えるときは"one 〜, two 〜"を使う
    【○】:I ate one sandwich.
    【○】:I ate two sandwiches.

定冠詞(the)代名詞の所有格、"some"と"any"は「数えられる名詞」「数えられる名詞」のどちらでも使うことができます→【参照】: 『構文:「定冠詞(the) + 名詞」』『構文:「代名詞の所有格 + 名詞」』『構文:「some/any + 名詞」

「数えられる名詞」の数え方には、"one, two, three ..."(一個、二個、三個……)のほかに、"a box of 〜, two boxes of 〜, three boxes of 〜 ..."(一箱の〜、二箱の〜、三箱の〜……)もあります→【参照】: 『数えられる名詞を数える(a box of 〜, etc)

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ゼロから始める名詞(18)
名詞の「数」(5)
構文:数えられない名詞 先頭へ

「数えられない名詞」よく見かけるの構文

「数えられない名詞」が作る構文の基本的なパターンをまとめます。

「数えられない名詞」の場合、前に不定冠詞(a, an)を置くのは文法的に不可です。冠詞なしのままにするか、"much"や"a piece of"などを使います。

「数えられない名詞」の構文
  1. 冠詞なしの単数形はOK
    【○】:I ate bread.
  2. 不定冠詞(a, an)は不可
    【×】:I ate a bread.
  3. 複数形は不可
    【×】:I ate breads.
  4. "this, that"はOK、"these, those"は不可
    【○】:I ate this/that bread.
    【×】:I ate these/those breads.
  5. 「多い、少ない」は"many, few"ではなく、"much, little"を使う
    【例】:私はパンをたくさん食べた。
    【×】:I ate many breads.
    【○】:I ate much bread.
    【例】:私はパンを少し食べた。
    【×】:I ate a few bread.
    【○】:I ate a little bread.
    【例】:私はほとんどパンを食べていない。
    【×】:I ate few breads.
    【○】:I ate little bread.
  6. 一つ二つと数えるときは"a piece of 〜, two pieces of〜"などの表現を使う
    【○】:I ate one piece of bread.
    【○】:I ate two pieces of bread.

定冠詞(the)代名詞の所有格、"some"と"any"は「数えられる名詞」「数えられる名詞」のどちらでも使うことができます→【参照】: 『構文:「定冠詞(the) + 名詞」』『構文:「代名詞の所有格 + 名詞」』『構文:「some/any + 名詞」

「数えられない名詞」を数えるときは"a piece of 〜"などを使います→【参照】: 『数えられない名詞を数える(a piece of 〜, etc)

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ゼロから始める名詞(19)
名詞の「数」(6)
構文:「不定冠詞(a, an) + 名詞」 先頭へ

不定冠詞(a, an)は「数えられる名詞」に付ける

不定冠詞(a, an)はたいてい「数えられる名詞」に付けます。

たとえば、このサンドイッチやあのサンドイッチと限定せずに漠然と「サンドイッチ」と言うとき、英語の"sandwich"は「数えられる名詞」なので、不定冠詞(a, an)の"a"を付けるか、あるいは、《名詞》自体を複数形にします。

【例】:サンドイッチを食べたい。
【×】:I want to eat sandwich.
【○】:I want to eat a sandwich.
【○】:I want to eat sandwiches.

同様に、このパンあのパンと限定せずに漠然と「パン」と言うとき、英語の"bread"は「数えられない名詞」なので、不定冠詞(a, an)を付けずに単数形のままにしておきます。もちろん、複数形も不可。

【例】:パンを食べたい。
【×】:I want to eat a bread
【×】:I want to eat breads
【○】:I want to eat bread

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ゼロから始める名詞(20)
名詞の「数」(7)
構文:「定冠詞(the) + 名詞」 先頭へ

定冠詞(the)はどちらもOK

定冠詞(the)は話し手も聞き手もすでに知ってることを表わします。なので、「数えられる名詞」にも「数えられない名詞」にも付けることができます。

【例文】:昨日、野良の子猫一匹を拾ったけど、家では飼えない。
【英訳】:I picked up a stray kitten yesterday, but I can't keep the kitten.
→"kitten"は「数えられる名詞」
【例文】:昨日、野良の子猫を三匹拾ったけど、家では飼えない。
【英訳】:I picked up three stray kittens yesterday, but I can't keep the kittens.
→"kitten"は「数えられる名詞」

【例文】:コーチのありがたいアドバイスをもらった。そのおかげでゲームに勝つことができた。
【英訳】:My coach gave me helpful advice. Owing to the advice I won the game.
→"advice"は「数えられない名詞」

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ゼロから始める名詞(21)
名詞の「数」(8)
構文:「代名詞の所有格 + 名詞」 先頭へ

代名詞の所有格はどちらもOK

代名詞の所有格"my, our, your, his, her, its, their"は「数えられる名詞」にも「数えられない名詞」にも付けることができます。

【例文】:お皿は自分で洗うように子供たちには言いつけています。
【英訳】:I tell my children to wash their dishes themselves.
→"child"(子供)と"dish"(皿)は「数えられる名詞」
【例文】:その火山は噴火を始め、山頂から溶岩が溢れ出た。
【例文】:The volcano has begun erupting and magma flowed out of its top.
→"top"(山頂)は「数えられる名詞」

【例文】:健康のありがたみは失ってみて初めてわかる。
【英訳】:You don't realize the importance of your health until you lose it.
→"health"(健康)は「数えられない名詞」
【例文】:コーヒーにはクリームを入れて下さい。
【英訳】:Put cream in my coffee.
→"coffee"(コーヒー)は「数えられない名詞」

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ゼロから始める名詞(22)
名詞の「数」(9)
構文:「some/any + 名詞」 先頭へ

たいていの名詞に置くことができる"some"と"any"

【目次】:構文:「some/any + 名詞」

"some"と"any"は「数えられる名詞」と「数えられない名詞」のどちらでも使うことができます。二語とも基本的なニュアンスは「ゼロではない〜、何らかの〜」です。数や量を厳密には明示せずに、漠然と「いくつか、いくらか」を表わします。

"some"はたいてい肯定文、"any"はたいてい疑問文否定文で使います。肯定文の"any"は「どんな〜でも、いかなる〜でも」を表わし、一種の「条件」を表わします。

「some + 数えられる名詞」
名詞の「数」(9)構文:「some/any + 名詞」(1) この項目の先頭へ↑

「数えられる名詞」の場合はたいてい「some + 名詞の複数形」で使います。"some"のニュアンスは「ゼロではない〜、二三の〜、数個の〜」です。"several"や"a few"や"a couple of"もほぼ同じ意味を表わします。

【例文】:もう二三個ハンバーガーを食べたいな。
【英訳】:I still want to eat some burgers.
(= I want to eat several/a few/a couple of burgers.)
→"burgers"は「数えられる名詞」

「some + 名詞の単数形」で使うと、ニュアンスは「よくは知らないが何かの〜、くわしくはわからないが何らかの〜」です。

【例文】:どっかのアホがオレの傘を盗って行きやがった。
【英訳】:Some fool stole my umbrella.
→"fool"は「数えられる名詞」

「some + 数えられない名詞」
名詞の「数」(9)構文:「some/any + 名詞」(2) この項目の先頭へ↑

「数えられない名詞」の場合は必ず「some + 名詞の単数形」で使います。"some"のニュアンスは「ゼロではない〜、いくらかの〜、少しの〜」です。"a little"もほぼ同じ意味を表わします。

【例文】:うっかりして書類に水をこぼしてしまった。
【英訳】:I accidentally dropped some water on the paper.
(= I accidentally dropped a little water on the paper.)
→"water"は「数えられない名詞」

「any + 数えられる名詞」
名詞の「数」(9)構文:「some/any + 名詞」(3) この項目の先頭へ↑

"any"の場合、疑問文否定文のときはたいてい「any + 複数形の名詞」で使います。ニュアンスは「(数や種類を限定しないで)何か〜、どれか〜〜」です。

肯定文では「any + 単数形の名詞」です。ニュアンスは「(数や種類を限定しないで)どんな〜、いかなる〜、どの〜」です。

【例文】:ニキビ予防の食べ物は何かありますか。
【英訳】:Are there any foods that can help prevent acne?
【例文】:ニキビ予防の食べ物などありません。
【英訳】:Any foods cannot help prevent acne.
【例文】:何でもいいからニキビ予防の食べ物について知りたい。
【英訳】:I want to know about any food that can help prevent acne.
→この場合の"food"は特定の食品を指すので「数えられる名詞」

「any + 数えられない名詞」
名詞の「数」(9)構文:「some/any + 名詞」(4) この項目の先頭へ↑

「数えられない名詞」の場合は必ず、「any + 名詞の単数形」で使います。ニュアンスは「(数や種類を限定しないで)何か〜、どれか〜〜」です。

肯定文のときのニュアンスは「(数や種類を限定しないで)どんな〜、いかなる〜、どの〜」です。

【例文】:コーヒーには砂糖を一切入れません。
【英訳】:I don't put any sugar in my coffee.
【例文】:コーヒーに砂糖を入れますか。
【英訳】:Do you put any sugar in your coffee?
【例文】:どんな種類の砂糖でもコーヒーに入れると太るよ。
【英訳】:Any sugar in your coffee will make you gain weight.
→"sugar"は「数えられない名詞」

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ゼロから始める名詞(23)
名詞の「数」(10)
実は数えられない名詞 先頭へ

複数形ではあまり使わない名詞

実は「数えられない名詞」なのに、しょっちゅう「数えられる名詞」と勘違いして複数形にしてしまう、不定冠詞(a, an)を付けてしまうものをまとめます。

実は「数えられない名詞」

抽象的なもの(work, data, etc)
実は数えられない名詞(1) この項目の先頭へ↑

【目次】:実は数えられない名詞:抽象的なもの

work(仕事), labor(肉体労働)
実は「数えられない名詞」(1)抽象的なもの(work, data, etc)(1) この項目の先頭へ↑

色々な「仕事」をひとまとめに指す"work"と"labor"は「数えられない名詞」です。個々の「仕事」や「作業」(= task, job)は「数えられる名詞」です。

"work"を含む複合語の"homework"(宿題)や"housework"(家事)も「数えられない名詞」です。

【例文】:今日は仕事を三つ片づけないといけない。
【 × 】:I have to do three works/labors today.
【 ○ 】:I have to do three pieces of work/labor today.
→"work, labor"は「数えられない名詞」なので複数形は不可

【例文】:午前中に片づけないといけない仕事がまだ三つもある。
【 × 】:I still have three piece of job/task to do this morning.
【 ○ 】:I still have three jobs/tasks to do this morning.
→"job, task"は「数えられる名詞」なので複数形が可能

data(データ), expericenc(経験), knowledge(知識), information(情報), news(ニュース)
実は「数えられない名詞」(1)抽象的なもの(work, data, etc)(2) この項目の先頭へ↑

色々な種類の情報をひとまとめに指す"data"(データ), "expericenc"(経験), "knowledge"(知識), "information"(情報), "news"(ニュース)は「数えられない名詞」です。

【例文】:コンピューターはたくさんのデータや情報を扱うことに長けている。
【 × 】:Computers can deal with many data and information.
【 ○ 】:Computers can deal with much data and information.
→"data, information"は「数えられない名詞」なので"many"は不可、"much"を使う

【例文】:読書をすることによって何らかの知識や経験を得ることもある。
【 × 】:We may gain some knowledges or experiences from reading a book.
【 ○ 】:We may gain some knowledge or experience from reading a book.
→"knowledge, experienc"は「数えられない名詞」なので複数形は不可

【例文】:ネット上にニュースはあふれかえっているが、信用できないものもたくさんある。
【 × 】:Although there is too many news on the Internet, many items of it are unreliable.
【 ○ 】:Although there is too much news on the Internet, many items of it are unreliable.
→"news"は「数えられない名詞」なので"many"は不可、複数を表わすときは"items of 〜"を使う

music(音楽)
実は「数えられない名詞」抽象的なもの(work, data, etc)(3) この項目の先頭へ↑

芸術のジャンルとしての「音楽」(= music)は「数えられない名詞」です。一つ一つの「曲」(= tune, song, melody)は「数えられる名詞」です。

【例文】:色々なタイプの音楽を聴くのが好きです。
【 × 】:I like listening to various musics.
【 ○ 】:I like listening to various kinds of music.
→"music"は「数えられない名詞」なので複数形は不可

【例文】:卒業式を思い出す曲が何曲かあります。
【英訳】:Some tunes remind me of graduation ceremonies.
【英訳】:Some songs remind me of graduation ceremonies.
【英訳】:Some melodies remind me of graduation ceremonies.
→"tunre, song, melody"は「数えられる名詞」なので複数形が可能

time(時間)
実は「数えられない名詞」(1)抽象的なもの(work, data, etc)(4) この項目の先頭へ↑

時の流れとしての「時間」(= time)は「数えられない名詞」です。時、分、秒(hour, minute, second)に区切ると「数えられる名詞」です。

【例文】:昼ご飯を食べる時間がほとんどない。
【 × 】:I have few times to take lunch.
【 ○ 】:I have little time to take lunch.
→"time"は「数えられない名詞」なので複数形の"times"は不可、"few"の代わりに"little"を使う

【例文】:三時間は百八十分、あるいは、一万八百秒に相当する。
【 ○ 】:Three hours are equal to 180 minutes or 10800 seconds.
→"hour, minute, second"は「数えられる名詞」なので複数形が可能

具体的なもの(furniture, clothes, etc)
実は「数えられない名詞」(2) この項目の先頭へ↑

【目次】:実は数えられない名詞:具体的なもの

furniture(家具、調度品)
実は「数えられない名詞」(2)具体的なもの(furniture, clothes, etc)(1) この項目の先頭へ↑

さまざまな家具の「集まり」を表わす"furniture"(家具、調度品)は「数えられない名詞」です。個別の家具を表わす"desk"(机), "sofa"(ソファ), "bookcase"(本棚)は「数えられる名詞」です。

【例文】:寮に住んでいた先輩たちからいくつかの家具を譲り受けました。
【 × 】:The seniors who had lived in the dormitory gave me some furnitures.
【 ○ 】:The seniors who had lived in the dormitory gave me some pieces of furniture.
→"furniture"(家具)は「数えられない名詞」なので複数形は不可

【例文】:家具類は椅子、机、書棚を含みます。
【英訳】:Furniture includes chairs, desks and filing cabinets.
→個々の家具(chair, desk, filing cabinet)は「数えられる名詞」なので複数形が可能

clothes(衣類、衣料品), clothing(衣類、衣料品)
実は「数えられない名詞」(2)具体的なもの(furniture, clothes, etc)(2) この項目の先頭へ↑

さまざまな衣服の「集まり」を表わす"clothes, clothing"は「数えられない名詞」です。個々の種類の衣服を表わす"shirt"(シャツ), "skirt"(スカート), "jacket"(上着)などは「数えられる名詞」です。

"clothes"と"clothing"とほぼ同じ意味です。「衣類、衣服、服全般」を表わします。

【例文】:床に散らかっている服を片づけなさい。
【 × 】:You have to put away some clotheses on the floor.
【 × 】:You have to put away some clothings on the floor.
【 ○ 】:You have to put away some articles of clothes on the floor.
【 ○ 】:You have to put away some articles of clothing on the floor.
→"clothes, clothing"(衣類、衣料品)は「数えられない名詞」なので複数形は不可

【例文】:上着とコートの補整をしてもらいました。
【英訳】:I got my jackets and coats fixed.
→個々の衣類(jacket, coat)は「数えられる名詞」なので複数形が可能

luggage(荷物), baggage(荷物)
実は「数えられない名詞」(2)具体的なもの(furniture, clothes, etc)(3) この項目の先頭へ↑

さまざまな荷物の「集り」を表わす"luggage, baggage"は「数えられない名詞」です。個々の「荷物」を表わす"suitcase"(スーツケース), "bag"(鞄), "backpack"(バックパック), "handbag"(ハンドバック), "purse"(ハンドバック、財布), "trunk"(トランク)などは「数えられる名詞」です。

"luggage"と"baggage"はほぼ同じ意味。イギリス英語では主に"luggageを使い、アメリカ英語では"baggage"を使います。

【例文】:乗客の荷物の持ち込みは二つまでです。
【 × 】:Passengers are only allowed two luggages.
【 × 】:Passengers are only allowed two baggages.
【 ○ 】:Passengers are only allowed two pieces of luggage.
【 ○ 】:Passengers are only allowed two pieces of baggage.
→"luggage, baggage"(荷物)は「数えられない名詞」なので複数形は不可

【例文】:バッグやバックパックのような荷物はロッカーに預けることができます。
【英訳】:You are allowed to leave your baggage like bags or backpacks in the lockers.
→個々の荷物(bag, backpack)は「数えられる名詞」なので複数形が可能

garbage(生ゴミ), rubbish(家庭ゴミ、くず), trash(ゴミ、くず), litter(放置ゴミ、ポイ捨てゴミ)
実は「数えられない名詞」(2)具体的なもの(furniture, clothes, etc)(4) この項目の先頭へ↑

さまざまなゴミの「集り」表わす"garbage"(生ゴミ), "rubbish"(家庭ゴミ、くず), "trash"(ゴミ、くず), "litter"(放置ゴミ、ポイ捨てゴミ)は「数えられない名詞」です。

【例文】:このゴミ箱に生ごみを絶対に捨てるな!
【 × 】:You don't put any garbages in this rubbish bin!
【 ○ 】:You don't put any garbage in this rubbish bin!
→"garbage"(生ゴミ)は「数えられない名詞」なので複数形は不可

【例文】:毎週、火曜日と金曜日が燃えるゴミの日です。
【 × 】:Every Tuesday and Friday, we can take out burnable rubbishes.
【 × 】:Every Tuesday and Friday, we can take out burnable trashes.
【 ○ 】:Every Tuesday and Friday, we can take out burnable rubbish.
【 ○ 】:Every Tuesday and Friday, we can take out burnable trash.
→"rubbish"(家庭ゴミ、くず), "trash"(ゴミ、くず)は「数えられない名詞」なので複数形は不可

【例文】:生徒は各自十個以上のゴミを拾うこと。
【 × 】:Each student must pick up ten or more litters.
【 ○ 】:Each student must pick up ten or more pieces of litter.
→"litter"(放置ゴミ、ポイ捨てゴミ)は「数えられない名詞」なので複数形は不可

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ゼロから始める名詞(24)
名詞の「数」(11)
単数形と複数形では意味が違う名詞(time, work, etc) 先頭へ

単数と複数で意味が変化する「名詞」

単数形と複数形では意味が違う《名詞》をまとめます。単数形の場合は「数えられない名詞」、複数形になると「数えられる名詞」になるものもあります。

単数形と複数形では意味が違う名詞
anxiety
  • 【単数形】:anxiety(心配している様子、不安である状態)
  • 【複数形】:anxieties(心配の種、不安の原因、悩み事)
arm
  • 【単数形】:arm(腕、片腕)
  • 【複数形】:arms(武器、兵器、両腕)
custom
  • 【単数形】:custom(慣習、習わし、個人の習慣)
  • 【複数形】:customs(税関、慣習、掟) + (慣習、習わし、個人の習慣)
glass
  • 【単数形】:glass(ガラス、グラス)
  • 【複数形】:glasses(眼鏡) + (グラス)
good
  • 【単数形】:good(便利、利益、長所、役に立つこと、価値、善)
  • 【複数形】:goods(商品、製品)
look
  • 【単数形】:look(見ること、目つき、顔つき、表情)
  • 【複数形】:looks(見た目、外見、見目、姿形、容姿、容貌) + (顔つき、表情)
manner
  • 【単数形】:manner(方法、やり方、要領、態度、物腰)
  • 【複数形】:manners(行儀、マナー、作法)
moral
  • 【単数形】:moral(寓話、教訓)
  • 【複数形】:morals(モラル、道徳) + (寓話、教訓)
pain
  • 【単数形】:pain(肉体的な痛み、精神的な苦痛)
  • 【複数形】:pains(骨折り、苦労、手間、努力) + (肉体的な痛み、精神的な苦痛)
relation
  • 【単数形】:relation(物事の関連、関係、親戚)
  • 【複数形】:relations(人と人のつながり、人間関係) + (親戚)
saving
  • 【単数形】:saving(節約、倹約、お得)
  • 【複数形】:savings(貯金、預金) + (節約、倹約、お得)
time
  • 【単数形】:time(概念としての時、時間、特定の時、機会、回数)
  • 【複数形】:times(特定の時期、時代、〜倍) + (回数)
value
  • 【単数形】:value(価値、値うち、重要性、有用性)
  • 【複数形】:values(価値観、価値基準)
work
  • 【単数形】:work(仕事、作業、職業、仕事場)
  • 【複数形】:works(芸術作品、著作)

anxiety
単数形と複数形では意味が違う名詞(time, work, etc)(1) この項目の先頭へ↑

【単数形】:anxiety(心配している様子、不安である状態)
【複数形】:anxieties(心配の種、不安の原因、悩み事)

【例文】:Some of the students just before graduation may feel anxiety.
【和訳】:卒業間近の生徒の中には不安を感じている子がいるかもしれない。
→"anxiety"の意味は「不安である状態」(数えられない名詞)

【例文】:Students have many anxieties such as schoolwork, bullying, and their future.
【和訳】:学生たちは勉強やいじめ、自分の将来のことなど心配事がたくさんある。
→"anxieties"の意味は「心配事、悩み事」(数えられる名詞)

arm
単数形と複数形では意味が違う名詞(time, work, etc)(2) この項目の先頭へ↑

【単数形】:arm(腕、片腕)
【複数形】:arms(武器、兵器、両腕)

【例文】:I held a koala in my arm.
【和訳】:片腕でコアラを抱っこした。
→"arm"の意味は「片方の腕」(数えられる名詞)

【例文】:I held a koala in my arms.
【和訳】:両腕でコアラを抱っこした。
→"arms"の意味は「両方の腕」(数えられる名詞)
【例文】:Three men were arrested for carrying arms illegally.
(= Three men were arrested for carrying weapons illegally.)
【和訳】:武器の不法所持で三人の男が逮捕された。
→"arms"の意味は「武器」、複数形で使う

custom
単数形と複数形では意味が違う名詞(time, work, etc)(3) この項目の先頭へ↑

【単数形】:custom(慣習、習わし、個人の習慣)
【複数形】:customs(税関) + (慣習、習わし、個人の習慣)

【例文】:Every country has every custom.
【和訳】:それぞれの国にはそれぞれの慣習がある。
→"custom"の意味は「慣習、習わし」(数えられる名詞)
【例文】:It's my custom to take out my contact lenses before taking a bath.
【和訳】:風呂に入る前にコンタクトを外すのが習慣です。
→"custom"の意味は「個人の習慣」(数えられる名詞)

【例文】:You need to go through customs before boarding the plane.
【和訳】:飛行機に搭乗する前に税関を通る必要がある。
→"customs"の意味は「税関」、複数形で使う
【例文】:Customs differ in every country.
【和訳】:慣習はそれぞれの国によって異なる。
→"custom"の意味は「慣習、習わし」(数えられる名詞)

glass
単数形と複数形では意味が違う名詞(time, work, etc)(4) この項目の先頭へ↑

【単数形】:glass(ガラス、グラス)
【複数形】:glasses(眼鏡) + (グラス)

【例文】:This rose is made of glass.
【和訳】:このバラはガラス細工だ。
→"glass"の意味は「ガラス」(数えられない名詞)
【例文】:There's a tiny goldfish in the glass.
【和訳】:グラスの中にちっちゃな金魚がいる。
→"glass"の意味は「グラス」(数えられる名詞)

【例文】:I can't see one meter without glasses.
【和訳】:眼鏡がないと一メートル先も見えない。
→"glasses"の意味は「眼鏡」、複数形で使う
【例文】:All of the glasses are full of beer.
【和訳】:すべてのグラスにはビールがなみなみとつがれている。
→"glasses"の意味は「グラス」(数えられる名詞)

good
単数形と複数形では意味が違う名詞(time, work, etc)(5) この項目の先頭へ↑

【単数形】:good(便利、利益、長所、役に立つこと、価値、善)
【複数形】:goods(商品、製品)

【例文】:Televisions and refrigerators do no good without electricity.
【和訳】:テレビも冷蔵庫も電気がなければ何のにも立たない。
→"good"の意味は「役に立つこと」(数えられない名詞)
【例文】:Each of us need to judge between good and evil.
【和訳】:我々一人一人がと悪を区別する必要がある。
→"good"の意味は「善」(数えられない名詞)

【例文】:The store sells houshold goods such as towels and detergents.
【和訳】:その店ではタオルや洗剤などの家庭用品が売られています。
→"goods"の意味は「用品、商品」、複数形で使う

look
単数形と複数形では意味が違う名詞(time, work, etc)(6) この項目の先頭へ↑

【単数形】:look(見ること、目つき、顔つき、表情)
【複数形】:looks(見た目、外見、見目、姿形、容姿、容貌) + (顔つき、表情)

【例文】:Take a close look at this photograph. Actually it's a painting.
【和訳】:この写真をよく見て下さい。実は絵です。
→"look"の意味は「見ること」(数えられる名詞)
【例文】:The cat gave me an asking look.
【和訳】:その猫は何かをして欲しそうなでこちらを見ていた。
→"look"の意味は「目つき」(数えられる名詞)
【例文】:The boy had a happy look on his face.
【和訳】:その男の子はうれしそうな表情をしていた。
→"look"の意味は「顔の表情」(数えられる名詞)

【例文】:Our looks change as we age.
(= Our appearance change as we age.)
【和訳】:年を重ねれば見た目も変化します。
→"looks"の意味は「見た目、外見」、複数形で使う
【例文】:All the members of the rescue team had weary looks on their faces.
【和訳】:救助隊の隊員はみんな疲れ果てた表情を浮かべていた。
→"looks"の意味は「表情」(数えられる名詞)

manner
単数形と複数形では意味が違う名詞(time, work, etc)(7) この項目の先頭へ↑

【単数形】:manner(方法、やり方、要領、態度、物腰)
【複数形】:manners(行儀、マナー、作法)

【例文】:You should speak in an efficient manner.
【和訳】:要領良くしゃべりましょう。
→"manner"の意味は「要領、やり方」、単数形で使う
【例文】:It's hard to say "no" in a polite manner.
【和訳】:丁寧な物腰でお断わりするのはむつかしい。
→"manner"の意味は「物腰、態度」、単数形で使う

【例文】:It is considered bad manners to stab food with chopsticks.
【和訳】:食べ物をはしで突き刺すのはお行儀が良くないと考えられています。
→"manners"の意味は「行儀、マナー」、複数形で使う

moral
単数形と複数形では意味が違う名詞(time, work, etc)(8) この項目の先頭へ↑

【単数形】:moral(寓話、教訓)
【複数形】:morals(道徳、モラル) + (寓話、教訓)

【例文】:The moral of the old story is more haste less speed.
【和訳】:この昔話から得られる教訓は急がば回れです。
→"moral"の意味は「教訓」(数えられる名詞)

【例文】:One who has no morals can't teach morals.
【和訳】:道徳をわきまえない者が道徳を教えることはできない。
→"morals"の意味は「道徳」、複数形で使う
【例文】:There are some morals behind the story.
【和訳】:この話には複数の教訓が秘められている。
→"morals"の意味は「教訓」(数えられる名詞)

pain
単数形と複数形では意味が違う名詞(time, work, etc)(9) この項目の先頭へ↑

【単数形】:pain(肉体的な痛み、精神的な苦痛)
【複数形】:pains(骨折り、苦労、手間、努力) + (肉体的な痛み、精神的な苦痛)

【例文】:I have a pain in my throat.
【和訳】:喉に痛みがあります。
→"pain"の意味は「肉体的な痛み」(数えられる名詞)
【例文】:I think mental pain hurts more than physical pain.
【和訳】:自分としては肉体的な痛みより精神的な痛みのほうがつらい。
→"pain"の意味は「肉体的な痛み、精神的な痛み」(数えられない名詞)

【例文】:It took great pains to remove rubble.
【和訳】:がれきの撤去には大変な手間がかかった。
→"pains"の意味は「手間、苦労」、複数形で使う
【和訳】:何年もの間首と右ひじの痛みに悩まされています。
【例文】:I have suffered from pains in my neck and right elbow for years.
→"pain"の意味は「肉体的な痛み」(数えられる名詞)

relation
単数形と複数形では意味が違う名詞(time, work, etc)(10) この項目の先頭へ↑

【単数形】:relation(物事の関連、関係、親戚)
【複数形】:relations(人と人のつながり、人間関係) + (親戚)

【例文】:There is relation between smoking and lung cancer.
【和訳】:喫煙と肺癌は関係がある。
→"relation"の意味は「関係、関連」(数えられない名詞)
【例文】:I'm a distant relation of a certain famous movie star.
(= I'm a distant relative of a certain famous movie star.)
【和訳】:ある有名な映画俳優が遠い親戚にいます。
→"relation"の意味は「親戚」(数えられる名詞)

【例文】:The relations between the two countries improved.
(= The relationship between the two countries improved.)
【和訳】:二国間の関係は改善した。
→"relations"の意味は「関係」、複数形で使う
【例文】:Some of my relations live in the neighborhood.
(= Some of my relatives live in the neighborhood.)
【和訳】:数人の親戚が近所に住んでいます。
→"relations"の意味は「親戚」(数えられる名詞)

saving
単数形と複数形では意味が違う名詞(time, work, etc)(11) この項目の先頭へ↑

【単数形】:saving(節約、倹約、お得)
【複数形】:savings(貯金、預金) + (節約、倹約、お得)

【例文】:If you buy three, you will make a saving of fifty yen.
【和訳】:三つ買えば五十円お得です。
→"saving"の意味は「お得、経済的なこと」(数えられる名詞)

【例文】:I spent all my savings on a high-end bicycle.
【和訳】:貯金をすべてはたいて高級自転車を買った。
→"savings"の意味は「貯金、預金」、複数形で使う
【例文】:Bulk buying sometimes offers you a lot of savings.
【和訳】:まとめ買いが非常にお得な場合もある。
→"savings"の意味は「お得、経済的なこと」(数えられる名詞)

time
単数形と複数形では意味が違う名詞(time, work, etc)(12) この項目の先頭へ↑

【単数形】:time(概念としての時、時間、特定の時、機会、回数)
【複数形】:times(特定の時期、時代、〜倍) + (回数)

【例文】:No one can stop the flow of time.
【和訳】:の流れを止めることは誰にもできない。
→"time"の意味は「概念としての時」(数えられない名詞)
【例文】:It takes a long time for me to memorize English words.
【和訳】:英単語を覚えるのに時間がかかってしまう。
→"time"の意味は「ある程度の長さの時間」、"a time"の形で使う
【例文】:It's time to change chothes for the season.
【和訳】:そろそろ衣替えの時期だ。
→"time"の意味は「時期、特定の時」(数えられない名詞)
【例文】:The first time I watched the movie, I didn't understand the storyline at all.
【和訳】:最初にその映画を見たときはストーリーが何がなんだかわかりませんでした。
→"time"の意味は「時、機会」(数えられる名詞)
【例文】:I one time ate a hundred pieces of sushi by myself.
【和訳】:一だけ一人で寿司を百個食べたことがあります。
→"time"の意味は「度、回数」(数えられる名詞)

【例文】:In ancient times, people believed the Earth was flat.
【和訳】:いにしえの時代、地球は平らだと信じられていました。
→"times"の意味は「時代」、複数形で使う
【例文】:The diameter of Jupiter is eleven times as long as that of Earth.
【和訳】:木星の直径は地球の十一です。
→"times"の意味は「倍」、複数形で使う
【例文】:My family visit Disneyland at least three times a year.
【和訳】:最低年に三は家族でディズニーランドへ行きます。
→"times"の意味は「回数」(数えられる名詞)

value
単数形と複数形では意味が違う名詞(time, value, etc)(13) この項目の先頭へ↑

【単数形】:value(価値、値うち、重要性、有用性)
【複数形】:values(価値観、価値基準)

【例文】:This shrine has immense historical value.
【和訳】:この神社にはきわめて重要な歴史的価値がある。
→"value"の意味は「価値、重要性」(数えられない名詞)
【例文】:In my opinion, we don't need to study subjects that are of little value in the future.
【和訳】:将来ほとんど価値をもたらさない科目を学ぶ必要はないと私は思います。
→"value"の意味は「価値、有用性」(数えられない名詞)
【例文】:It is eatimated that the total value of the damages caused by the earthquakes is over a thousand million yen.
【和訳】:地震による被害総は十億を超えると見積もられている。
→"value"の意味は「額、金銭的価値」(数えられない名詞)

【例文】:It is difficult to get along with someone that has different values from us.
【和訳】:価値観が異なる人物と付き合っていくのはむつかしい。
→"values"の意味は「価値観」、複数形で使う

work
単数形と複数形では意味が違う名詞(time, work, etc)(14) この項目の先頭へ↑

【単数形】:work(仕事、作業、職業、仕事場)
【複数形】:works(芸術作品、著作)

【例文】:At last my work is done.
【和訳】:やっと仕事が終った。
→"work"の意味は「仕事」(数えられない名詞)
【例文】:Housecleaning is hard work.
【和訳】:大掃除は大変な仕事だ。
→"work"の意味は「仕事、作業」(数えられない名詞)
【例文】:I started work as a truck driver.
【和訳】:トラックの運転手の仕事を始めました。
→"work"の意味は「仕事、職業、職」(数えられない名詞)
【例文】:I leave for work at 8 p.m.
【和訳】:朝八時に家を出て職場に向かいます。
→"work"の意味は「職場、仕事場」(数えられない名詞)

【例文】:This is the complete works of Mozart.
【和訳】:これがモーツアルトの全作品集だ。
→"works"の意味は「作品」、複数形で使う

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ゼロから始める名詞(25)
名詞の「数」(12)
たいてい複数形で使う名詞(circumstances, lyrics, etc) 先頭へ

単数ではあまり使わない「名詞」

単数形ではあまり使わず、たいてい複数形で使う《名詞》をまとめす。

たいてい複数形で使う名詞

circumstances
たいてい複数形で使う名詞(circumstances, lyrics, etc)(1) この項目の先頭へ↑

"circumstance"の意味は「ある物事が発生したときの状況、個人や団体の経済状況」です。色々な状況をまとめて指すのでたいてい複数形で使います。

# circumstances(状況、事情、様子、経済状況、財政状況)

【例文】:その火災に関しては不審ながいくつかありました。
【 × 】:There were some suspicious circumstance with the fire.
【 ○ 】:There were some suspicious circumstances with the fire.
→「点、状況」の意味では複数形の"circumstances"を使う

【例文】:いかなる状況においても人種差別は絶対に受け入れられない。
【 × 】:Racism is absolutely unacceptable under any circumstance.
【 ○ 】:Racism is absolutely unacceptable under any circumstances.
→「状況」の意味では複数形の"circumstances"を使う

【例文】:経済的な事情が原因で教育を受けられない子供たちがいる。
【 × 】:Some children cannot get education because of financial circumstance.
【 ○ 】:Some children cannot get education because of financial circumstances.
→「経済的事情、経済的状況」の意味では複数形の"circumstances"を使う

lyrics
たいてい複数形で使う名詞(circumstances, lyrics, etc)(3) この項目の先頭へ↑

"lyric"は「歌詞」の意味ではたいてい複数形の"lyrics"を使います。

# lyrics(歌詞)

【例文】:自分で作作曲をして歌も歌います。
【 × 】:I write lyric and music, and sing songs.
【 ○ 】:I write lyrics and music, and sing songs.
→「歌詞」の意味では複数形の"lyrics"を使う

vegetables
たいてい複数形で使う名詞(circumstances, lyrics, etc)(4) この項目の先頭へ↑

"vegetable"は「野菜全般」を指す場合はたいてい複数形の"vegetables"を使います。

# vegetables(野菜全般、青物)

【例文】:野菜やくだものは好きだけど肉は嫌いです。
【 × 】:I like fruit and vegetable and don't like meat.
【 ○ 】:I like fruit and vegetables and don't like meat.
→「野菜全般」を指す場合は複数形の"vegetables"を使う

【例文】:アボカドは野菜じゃなくてくだものらしい。
【 ○ 】:I hear avocados are fruit, not vegetables.
【 ○ 】:I hear an avocado is a fruit, not a vegetable.
→単一の品目を指す場合は単数形の"vegetable"も可能

vocals
たいてい複数形で使う名詞(circumstances, lyrics, etc)(5) この項目の先頭へ↑

"vocal"は「歌声、歌、ヴォーカル」の意味ではたいてい複数形の"vocals"を使います。

# vocals(歌声、歌、ヴォーカル)

【例文】:姉がピアノを弾いて私が歌います
【 × 】:My sister is on piano, and I'm on vocal.
【 ○ 】:My sister is on piano, and I'm on vocals.
→「歌うこと」の意味の場合は複数形の"vocals"を使う

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ゼロから始める名詞(26)
名詞の「数」(13)
数えられる名詞を数える(a box of 〜, etc) 先頭へ

"a box of 〜"などを使う

「数えられる名詞」の場合、日本語と同じように英語でも《名詞》の前に"one, two, three"を付けて「一個、二個、三個」や「一匹、二匹、三匹」と数えます。

もう一つ英語では、ある程度の集まりを一つの「単位」と見なして「数えられる名詞」を数えることがあります。たとえば、"a bunch of flowers"(一束の花束)や"two boxes of matches"(二箱分のマッチ)など。

人や動物、物の集合を一つのまとまりと見なすので「数えられる名詞」は常に複数形を使います。

【例】:一箱分のトマト、十箱分のトマト。
【×】:a box of tomato, ten boxes of tomato
【○】:a box of tomatoes, ten boxes of tomatoes
→「箱」は一つでも「トマト」は二個以上入っているので"tomatoes"とする

具体的な数値を指定する代わりに、"many"や"a few"などを使って多い少ないを表現することもできます→【参照】: 『数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc)

【例】:いくつかのイルカの群れ、たくさんのイルカの群れ
【×】:a few schools of dolphin, many schools of dolphin
【○】:a few schools of dolphins, many schools of dolphins
→「群れ」の多い少ないは"schools"の前に"a few, many"などを置く

「数えられる名詞」を数えるための代表的な"〜 of"の表現をまとめます。「数えられない名詞」に使える表現もあります→【参照】: 『名詞の「数」:数えられない名詞を数える(a piece of 〜, etc)

数えられる名詞を数える表現
a bag of 〜(一袋の〜)
【例】:a bag of one yen coins(一円玉が詰まった袋一つ), two bags of potato chips(ポテトチップが入った袋二つ)
→"bag"は「数えられない名詞」にも使える→【参照】: 『数えられない名詞を数える(a piece of 〜, etc):固体を数える
a box of 〜(一箱の〜)
【例】:a box of letters(一箱分の手紙), a few boxes of toys(数箱分のおもちゃ)
a bunch of 〜(同種のものがまとまって一つになっている一束の〜、一房の〜)
【例】:a bunch of keys(鍵の束一つ), two bunches of bananas(二房のバナナ)
a can of 〜(金属製の缶に入った一つの〜、一缶の〜)
【例】:a can of sardines(イワシの缶詰一つ), a dozen cans of tomatoes(トマトの缶詰一ダース)
→"can"は「数えられない名詞」にも使える→【参照】: 『数えられない名詞を数える(a piece of 〜, etc):液体を数える
a flock of 〜(〜の群れ一つ)
【例】:a flock of birds(一つの鳥の群れ), a few flocks of pigeons(複数のハトの群れ)
→"flock"は主に「鳥類やヒツジ、ヤギの群れ」を表わす
a herd of 〜(〜の群れ一つ)
【例】:a herd of elephants(一つのゾウの群れ), ten herds of cows(十の牛の群れ)
→"herd"は主に「草食のほ乳類の群れ群れ」を表わす
a pack of 〜(〜の群れ一つ)
【例】:a pack of wolf(一つの狼の群れ), two packs of coyotes(コヨーテの群れ二つ)
→"pack"は主に「犬や狼などのイヌ科の動物の群れ」を表わす
a school of 〜(〜の群れ一つ)
【例】:a school of whales(一つのクジラの群れ), many schools of dolphins(たくさんのイルカの群れ)
→"school"は主に「水中の生き物の群れ」を表わす
a swarm of 〜(〜の群れ一つ)
【例】:a swarm of grasshoppers(一つのバッタの群れ), several swarms of bees(複数のミツバチの群れ)
→"swarm"は主に「昆虫の群れ」を表わす
a pack of 〜(箱型に包装した小型の商品一個の〜)
【例】:a pack of cigarettes(たばこ一箱), twenty packs of caramels(キャラメル二十箱)
→"pack"は「数えられない名詞」にも使える→【参照】: 『数えられない名詞を数える(a piece of 〜, etc):固体を数える
a package of 〜(箱型や袋状に包装した商品一個の〜)
【例】:a package of cookies(一箱のクッキー、クッキー一袋), five packages of sausages(袋入りソーセージ五つ)
→主にアメリカ英語、イギリスでは"packet"を使う
→"package"は「数えられない名詞」にも使える→【参照】: 『数えられない名詞を数える(a piece of 〜, etc):固体を数える
a packet of 〜(箱型や袋状に包装した商品一個の〜)
【例】:a packet of biscuits(一箱のビスケット、ビスケット一袋), five packets of rice crackers(せんべい五袋)
→主にイギリス英語、アメリカでは"package"を使う
→"packet"は「数えられない名詞」にも使える→【参照】: 『数えられない名詞を数える(a piece of 〜, etc):固体を数える
a pair of 〜(一組の〜)
【例】a pair of pajamas(一着のパジャマ), many pairs of binoculars(たくさんの双眼鏡)
→"pair"は主に「二つで一つのもの」を表わす→【参照】: 『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【例外】:二つの「部分」が合体して機能(glasses, pants, etc)
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ゼロから始める名詞(27)
名詞の「数」(14)
数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc) 先頭へ

漠然と「数」が多い少ないを表わす

厳密にいくつあるかではなく、人数や個数が「多いか少ないか」を表わす表現をまとめます。いずれも、一部を除いて「数えられる名詞」専用の表現です。「数えられない名詞」には"little"や"much"などを使います→【参照】: 『数えられない名詞の多い少ないを表わす(little, much, etc)

どの表現も人やものが複数あることを示すので、「数えられる名詞」はたいてい複数形を使います。ただし、"people"や"audience"などの「集合名詞」は意味的には複数ですが語尾に"s"を付ける複数形が存在しないので、単数形のままにしておきます→【参照】: 『構文:数えられる名詞

数えられる名詞の多い少ないを表わす表現

「数がゼロである」ことを表わす:none, no, not any
数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc)(1) この項目の先頭へ↑

# none, no, not any

ニュアンスは「〜の人は一人もいない、〜のものは一つもない」です。数がゼロであることを表わします。

【例文】:自転車を持っている生徒は一人もいません
【英訳】:None of the students have a bike.
【英訳】:None of the students has a bike.[※やや堅苦しい表現]
【英訳】:No students have a bike.

代名詞の"none"は単数形で受けるとやや堅苦しい表現になります→【参照】: 『原則として複数扱いの不定代名詞(none)

"not any"は文頭では不可。文の途中で使います。

【例文】:マンガは一冊も持っていない
【英訳】:I have no comic books.
【英訳】:I don't have any comic books.

"no"と"not any"は「数えられない名詞」にも使えます→【参照】: 『数えられない名詞の多い少ないを表わす(little, much, etc):「量がゼロである」ことを表わす……no, not any

「数がほぼゼロである」ことを表わす:few, hardly any, almost no
数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc)(2) この項目の先頭へ↑

# few, hardly any, almost no

ニュアンスは「ほとんどの人は〜ない、ほとんどのものは〜ない」です。数が限りなくゼロに近いことを表わします。

【例文】:ほとんどの生徒は自転車を持っていません
【英訳】:Few students have a bike.
【英訳】:Hardly any students have a bike.
【英訳】:Almost no students have a bike.

"hardly any"と"almost no"は「数えられない名詞」にも使えます→【参照】: 『数えられない名詞の多い少ないを表わす(little, much, etc):「量がほぼゼロである」ことを表わす……little, hardly any, almost no

「数が少ない」ことを表わす:a few, some, several, etc
数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc)(3) この項目の先頭へ↑

# a few, a couple of, several, some, not many
# a small/tiny number of
# a certain number of
# a small/tiny quantity of

ニュアンスは「数人が〜だ、少数が〜だ」です。数が多くはないが少しはいることを表わします。

【例文】:数人の生徒が自転車を持っている。
【英訳】:A few students have a bike.
【英訳】:A couple of students have a bike.
【英訳】:Several students have a bike.
【英訳】:Some students have a bike.
【英訳】:Not many students have a bike.
【英訳】:A small/tiny number of students have a bike.
【英訳】:A small/tiny quantity of students have a bike.
【例文】:ある程度の数の生徒が自転車を持っている。
【英訳】:A certain number of students have a bike.

"some, a small/tiny quantity of"は「数えられない名詞」にも使えます→【参照】: 『数えられない名詞の多い少ないを表わす(little, much, etc):「量が少ない」ことを表わす……a little, some, etc

「数が多少はある」ことを表わす:quite a few, a good few, a number of, etc
数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc)(4) この項目の先頭へ↑

# quite a few, a good few, not a few, a number of

ニュアンスは「多少の人が〜、多少のものが〜」です。数が少数ではないが多くもないことを表わします。

【例文】:自転車を持っている生徒が多少はいる
【英訳】:Quite a few students have a bike.
【英訳】:A good few students have a bike.
【英訳】:Not a few students have a bike.
【英訳】:A number of students have a bike.

"a number of 〜"は「たくさんの〜」の意味でも使えます→【参照】: 『数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc):「数が多い」ことを表わす

「数が多い」ことを表わす:many, a lot of, a number of, etc
数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc)(5) この項目の先頭へ↑

# many, a lot of, lots of, plenty of, numerous
# a number of, a considerable/good/great/large number of, quite a number of
# a considerable/large quantity of
# a crowd/heap/load/mass/pile/stack/ton of
# crowds/heaps/loads/masses/piles/stacks/tons of

ニュアンスは「多くの人が〜、多くのものが〜」です。数が多いことを表わします。

【例文】:多くの生徒が自転車を持っています。
【英訳】:Many/A lot of/Lots of/Plenty of/Numerous students have a bike.
【英訳】:A number of students have a bike.
【英訳】:A considerable/good/great/large number of students have a bike.
【英訳】:Quite a number of students have a bike.
【英訳】:A considerable/large quantity of students have a bike.
【例文】:自転車を持っている生徒は山ほどいる。
【英訳】:A crowd/load/mass/ton of students have a bike.
【英訳】:Crowds/Loads/Masses/Tons of students have a bike.
【例文】:駐輪場に自転車が山ほどある。
【英訳】:There are a crowd/heap/load/mass/pile/stack/ton of bikes in the bike parking lot.
【英訳】:There are crowds/heaps/loads/masses/piles/stacks/tons of bikes in the bike parking lot.

"a number of 〜"は「多少の〜」の意味でも使えます→【参照】: 『名詞の「数」:数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc)「数が多少はある」ことを表わす

"crowd, heap, load, mass, pile, stack, ton"を含む表現はややくだけた言い方です。会話などで数や量が多いことをやや大げさに表現するときによく使います。

それぞれの単語の元の意味:crowd(群集、人だかり), heap(無造作に積み上げられた物体の山), load(車両に積み込む荷物), mass(いびつな形の大きな物体), pile(平べったいものを積み上げた山), stack(整頓して積み上げられた物体の山), ton(重さの単位のトン)

"heap, pile, stack"を含む表現は、たいてい「人」ではなく「物」がたくさんあることを表わします。

"a lot of, lots of, plenty of"や"quantity"を含む表現、"heap, load, mass, pile, stack, ton"を含む表現はすべて「数えられない名詞」にも使えます→【参照】: 『数えられない名詞の多い少ないを表わす(little, much, etc):「量が多い」ことを表わす……much, a lot of, etc

「数が非常に多い」ことを表わす:very many, a great many, etc
数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc)(6) この項目の先頭へ↑

# very/a great/a good many
# a huge/vast/very large/ number of
# an enormous/impressive/incredible number of
# a huge/vast quantity of
# an enormous/immense quantity of

ニュアンスは「非常に多くの人が〜、非常に多くのものが〜」です。数がきわめて多いことを表わします。

【例文】:宇宙には膨大な数の惑星が存在する。
【英訳】:The universe contains very/a good/a great many planets.
【英訳】:The universe contains a huge/vast/very large number of planets.
【英訳】:The universe contains an enormousimpressive/incredible number of planets.
【英訳】:The universe contains a huge/vast quantity of planets.
【英訳】:The universe contains an enormous/immense quantity of planets.

"quantity"を使う表現は「数えられない名詞」にも使えます→【参照】: 『数えられない名詞の多い少ないを表わす(little, much, etc):「量が非常に多い」ことを表わす……very much, a huge amonut of, etc

「数がほとんどすべてである」ことを表わす:most, most of, etc
数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc)(7) この項目の先頭へ↑

# most, most of
# almost all, nearly all

ニュアンスは「ほとんどの人が〜、ほとんどのものが〜」です。全部ではないがほぼ全部であることを表わします。

【例文】:ほとんどの生徒が自転車を持っている。
【英訳】:Most students have a bike.
【英訳】:Almost all students have a bike.
【英訳】:Nearly all students have a bike.
【例文】:その生徒たちのほとんどが自転車を持っている。
【英訳】:Most of the students have a bike.

「most + 複数形の名詞」は漠然と「ほとんどの〜は」の意味を表わします。「ある程度限定した人や物の中でほとんどの〜は」は「most of + the/my/their/etc + 数えられる名詞の複数形」を使います。"of"の次の名詞には定冠詞(the)代名詞の所有格を付けます→【参照】: 『間違えやすい前置詞:部分や一部を表わす"of":"some of the students"』『間違えやすい前置詞:"one of bees"か"one of the bees"か

"most"と"most of"、"almost all"と"nearl all"は四つとも「数えられない名詞」にも使えます→【参照】: 『数えられない名詞の多い少ないを表わす(little, much, etc):「量がほとんどすべてである」ことを表わす……most, most of, etc

「数が一つ残らずすべてである」ことを表わす:all, each, every
数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc)(8) この項目の先頭へ↑

ニュアンスは「すべての人が〜、すべてのものが〜、あらゆる人が〜、あらゆるものが〜、人がことごとく〜、ものがことごとく〜」です。例外なく全部であることを表わします。

# all, each, every

【例文】:All students have a bike.
【和訳】:すべての生徒が自転車を持っている。
【例文】:Each student has a bike.
【和訳】:生徒一人一人が自転車を持っている。
【例文】:Every student has a bike.
【和訳】:どの生徒も自転車を持っている。

"all"を「すべての人が〜、すべてのものが〜」の意味で使う場合、次に置く「数えられる名詞」はたいてい「複数形」です。一方、"every, each"の次に置く「数えられる名詞」は必ず「単数形」です。

"all"は「数えられない名詞」にも使えます→【参照】: 『数えられない名詞の多い少ないを表わす(little, much, etc):「量が全部である」ことを表わす……all, the whole amount of

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ゼロから始める名詞(28)
名詞の「数」(15)
数えられない名詞を数える(a piece of 〜, etc) 先頭へ

"a piece of 〜"などを使う

"book"(本)や"apple"(リンゴ)などの「数えられる名詞」は、"one book, two books, three books"、あるいは、"one apple, two apples, three apples"と数えることができます。"one, two, three"などの数詞を「数えられる名詞」の前に置いて、「数えられる名詞」自体を複数形にすればOK→【参照】: 『数えられる名詞を数える(a box of 〜, etc)

では、複数形が存在しない「数えられない名詞」はどうやって数えるのか。

「数えられない名詞」の前に「一本の」や「一杯の」を表わす別の表現を付け加えます。

たとえば、"water"(水)はこのままでは数えることができません。なのでびんに入れて、"a bottle of water"(びん一本の水)と表現します。"water"をコップに入れると"a glass of water"、一滴だけなら"a drop of water"です。複数の「コップ二杯の水」は"two glasses of water"です。「数えられない名詞」の"water"は単数形のままで、"glass"を複数形にして"glasses"を使います。

【例】:a glass of water, two glasses of water, a hundred glasses of water
【訳】:コップ一杯の水、コップ二杯の水、コップ百杯の水
→"water"は単数形のまま、"glass"を複数形の"glasses"にする

具体的な数値を指定する代わりに、"many"や"a few"を使って多い少ないを表現することもできます→【参照】: 『数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc)

【例】:a few glasses of water, many glasses of water
【訳】:コップ二三杯の水、たくさんのコップに入った水
→水を入れたコップの多い少ないは"glasses"の前に"a few, many"などを置く

「数えられない名詞」を数えるための代表的な"〜 of"の表現をまとめます。「数えられる名詞」に使える表現もあります→【参照】: 『数えられる名詞を数える(a box of 〜, etc)

数えられない名詞を数える表現

液体を数える
数えられない名詞を数える(a piece of 〜, etc)(1) この項目の先頭へ↑

「数えられない名詞」の中で液体を数える表現をまとめます。数える対象の液体を食器やびんなどに入れて「一杯の〜、一本の〜」と表わします。

液体以外にも使える表現があります。

液体(数えられない名詞)を数える表現
a bottle of 〜(びん一本の〜)
【例】:a bottle of beer(ビール一本), two bottles of soy sauce(二びんのしょう油)
a bowl of 〜(椀やどんぶり一杯の〜、一皿の〜)
【例】:a bowl of miso soup(一杯のみそ汁), five bowls of minestrone(ミネストローネ五皿)
a can of 〜(金属製の缶に入った一つの〜、一缶の〜)
【例】:a can of coffee(缶コーヒー一つ), a dozen cans of beer(一ダースの缶ビール)
→"can"は「数えられる名詞」にも使える→【参照】: 『数えられる名詞を数える(a box of 〜, etc)
a carton of 〜(一カートンの、紙パック一つの〜)
【例】:a carton of milk(紙パック入り牛乳ひとパック), ten cartons of green tea(紙パック入り緑茶十パック)
→"carton"は液体以外にも使える、"a carton of ice cream"(一箱のアイスクリーム、大型カップ入りアイスクリーム一つ)
a cup of 〜(カップ一杯の〜)
【例】:a cup of tea(紅茶一杯), several cups of coffee(コーヒー数杯)
a drop of 〜(一滴の〜、一しずくの〜)
【例】:a drop of eyewash(目薬の一滴), a few drops of rain(数滴の雨)
a flask of 〜(魔法びん一本の〜、水筒一本の〜)
【例】:a flask of barley tea(麦茶を入れた水筒一つ), ten flasks of hot water(お湯が入った魔法びん十本)
a glass of 〜(主に冷たい飲み物を入れる取っ手が付いていないコップ一杯の〜)
【例】:a glass of isotonic drink(コップ一杯のスポーツドリンク)、ten glasses of orange juice(十杯のオレンジジュース)
a mug of 〜(主に温かい飲み物を入れる取っ手付きの大きめのコップ一杯の〜)
【例】:a mug of tea(紅茶一杯), three large mugs of hot chocolate(大きなコップに入った熱いココア三杯)
a spoonful of 〜(スプーン一杯の〜)
【例】:a spoonful of vinegar(お酢さじ一杯), two spoonfuls of salad oil(サラダ油スプーン二杯)
→"spoonful"は液体以外にも使える、"a spoonful of sugar"(さじ一杯の砂糖)、"two spoonfuls of yoghurt"(さじ二杯分のヨーグルト)
a tablespoonful of 〜(大さじ一杯の〜)
【例】:a tablespoonful of olive oil(オリーブオイル大さじ一杯), two tablespoonfuls of melted butter(溶かしたバター大さじ二杯)
→"tablespoonful"は液体以外にも使える、"a tablespoonful of honey"(大さじ一杯のハチミツ)、"two tablespoonfuls of rock salt"(大さじ二杯分の岩塩)
a teaspoonful of 〜(小さじ一杯の〜)
【例】:a teaspoonful of brandy(ブランデー小さじ一杯), two teaspoonfuls of Worcester sauce(ウスターソース小さじ二杯)
→"teaspoonful"は液体以外にも使える、"a teaspoonful of ketchup"(小さじ一杯のケチャップ)、"two teaspoonfuls of mayonnaise"(小さじ二杯のマヨネーズ)

固体を数える
数えられない名詞を数える(a piece of 〜, etc)(2) この項目の先頭へ↑

「数えられない名詞」の中で固体を数える表現をまとめます。数える対象の固体を小分けにして「一個、二個」と数え、複数束ねてを「一枚、二枚」と数えます。

固体以外にも使える表現があります。

固体(数えられない名詞)を数える表現
an article of 〜, an item of 〜(一つの〜、一個の〜)
【例】:an article/item of baggage(手荷物一つ), a few articles/items of clothing(数着の服)
→"article"と"item"はほぼ同じ意味を表わす
a bag of 〜(一袋の〜)
【例】:a bag of flour(小麦粉一袋), two bags of sugar(砂糖の袋二つ)
→"bag"は「数えられる名詞」にも使える→【参照】: 『数えられる名詞を数える(a box of 〜, etc)
a bar of 〜(棒状のもの一本の〜、一個の〜)
【例】:a bar of chocolate(板チョコ一つ), ten bars of gold(金の延べ板十枚、金の延べ棒十本)
→"stick"より短くて角張っているものを指す
a stick of 〜(細長い棒状のもの一本の〜)
【例】:a stick of dynamite(ダイナマイト一本), several sticks of celery(セロリ数本)
→"bar"より細くて長いものを指す
a bit of 〜(一かけらの〜、一切れの〜)
【例】:a bit of bread(パンの一かけら), five bits of pizza(切り分けたピザ五枚)
a block of 〜(大きめで固い物体の塊一個の〜、一つの〜)
【例】:a block of ice(氷の塊一個), several huge blocks of rubble(複数の巨大ながれき)
a bowl of 〜(一杯の〜、一皿の〜)
【例】:a bowl of beef stew(ビーフシチュー一皿), five bowls of rice(五杯のご飯)
a chunk of 〜(ややぶ厚い一枚の〜、やや大きめの一切れの〜)
【例】:a chunk of bread(厚めに切ったパンの一枚), two chunks of cheese(チーズ二切れ)
a hunk of 〜(ぶ厚い一切れの〜、大きめの塊一個の〜)
【例】:a hunk of bread(ぶ厚く切ったパン一切れ), five hunks of cheese(大きなチーズ五切れ)
→"chunk"よりもさらに大きくてぶ厚い
a grain of 〜(一粒の〜)
【例】:a grain of rice(米の一粒), a few grains of sand(いくつかの砂粒)
a jar of 〜(一びんの〜、一本の〜、一個の〜)
【例】:a jar of instant coffee(インスタントコーヒー一びん), a hundred jars of blueberry jam(びん入りブルベリージャム百個)
a loaf of 〜(パン一個の〜)
【例】:a loaf of bread(パン一個、パン一山), a dozen of loaves of bread(パン十二個、パン一ダース)
→切り分ける前のパンが"loaf"、切り分けると"a piece of bread"(パン一切れ)や"a slice of bread"(パン一枚)、"a chunk of bread"(厚切りのパン一枚)、"a hunk of bread"(太めの厚切りのパン一つ)、パンくずは"a crumb of bread"
a lump of 〜(小さめ塊一個の〜、いびつな形の物体一個の〜)
【例】:a lump of clay(粘土一個), five lumps of ice(五つの氷の塊)
a pack of 〜(箱型に包装した小型の商品一個の〜)
【例】:a pack of gum(ガム一つ), twenty packs of candy(袋入りキャンディ二十個)
→"pack"は「数えられる名詞」にも使える→【参照】: 『数えられる名詞を数える(a box of 〜, etc)
a package of 〜(箱型や袋状に包装した商品一個の〜)
【例】:a package of soap(石鹸一つ), five packages of margarine(マーガリン五箱)
→主にアメリカ英語、イギリスでは"packet"を使う
→"pack"は「数えられる名詞」にも使える→【参照】: 『数えられる名詞を数える(a box of 〜, etc)
a packet of 〜(箱型や袋状に包装した商品一個の〜)
【例】:a packet of sugar(小分けにした袋入りの砂糖一つ), five packets of marmalade(一回で使い切りのマーマレード五つ)
→主にイギリス英語、アメリカでは"package"を使う
→"pack"は「数えられる名詞」にも使える→【参照】: 『数えられる名詞を数える(a box of 〜, etc)
a piece of 〜(一枚の、一つの〜、一個の〜)
【例】:a piece of paper(紙一枚), some pieces of furniture(いくつかの家具)
→"piece"は大小を問わず色々な「数えられない名詞」を数えるときに使える【例】:lots of pieces of glasses(多数のガラス片), two pieces of machinery(二台の機器), a piece of music(一つの曲), some pieces of research(複数の研究), a piece of wood(一つの木材), a hard piece of work(一つの重労働)
a pinch of 〜(一つまみの〜)
【例】:a pinch of salt(一つまみの塩), three pinches of pepper(三つまみのコショウ)
a scrap of 〜(一部の〜、〜の断片)
【例】:a scrap of paper(ちぎった紙一枚), some scraps of cloth(布切れ数枚)
a sheet of 〜(紙や薄い金属、ガラス板一枚の〜)
【例】:a sheet of glass(一枚のガラス板), several sheets of wrapping paper(数枚の包装紙)
a slice of 〜(薄く切り分けた一枚の〜)
【例】:a slice of ham(ハム一枚), several slices of lemon(レモンの輪切りをいくつか)
a strip of 〜(細長いもの一枚の〜、一本の〜、一つの〜)
【例】:a strip of cloth(細長い布の一枚), strips of land(複数の細長い土地)
a tub of 〜(バターなどの柔らかい食品を入れる蓋付きの容器一つの、一個の)
【例】:a tub of cream cheese(クリームチーズ一箱), ten tubs of peanut butter(ピーナッツバター十個)

思考や概念などの抽象物を数える
数えられない名詞を数える(a piece of 〜, etc)(3) この項目の先頭へ↑

「数えられない名詞」の中で思考や概念を数える表現をまとめます。"item, piece"で「一つ、二つ」、"scrap"で思考や概念の断片を「一つ、二つ」と数えます。

いずれの表現も思考や概念以外にも使えます。

抽象物(数えられない名詞)を数える表現
an item of 〜(一つの〜)
【例】:an item of data(一つのデータ), several items of evidence(いくつかの証拠)
a piece of 〜(一つの〜)
【例】:a piece of writing(一つの文書), valuable pieces of experience(数々の貴重な経験)
a scrap of 〜(一部の〜、〜の断片)
【例】:a scrap of information(断片的な情報), some scraps of knowledge(いくつかの断片的な知識)
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ゼロから始める名詞(29)
名詞の「数」(16)
数えられない名詞の多い少ないを表わす(little, much, etc) 先頭へ

漠然と「量」が多い少ないを表わす

厳密にどれくらいあるかではなく、量が「多いか少ないか」を表わす表現をまとめます。いずれも、一部を除いて「数えられない名詞」専用の表現です。「数えられる名詞」には"few"や"many"などを使います→【参照】: 『数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc)

どの表現も「数」ではなく「量」を表わすので、「数えられない名詞」はたいてい単数形を使います→【参照】: 『構文:数えられない名詞

数えられない名詞の多い少ないを表わす表現

「量がゼロである」ことを表わす:no, not any
数えられない名詞の多い少ないを表わす(little, much, etc)(1) この項目の先頭へ↑

# no, not any

ニュアンスは「〜はまったくない」です。量がゼロであることを表わします。

【例文】:マヨネーズがまったくかかっていないサラダが好きだ。
【英訳】:I like salad with no mayonnaise.

"not any"は文頭では不可。文の途中で使います。

【例文】:料理に塩は一切使いません
【英訳】:I don't use any salt in my cooking.
【英訳】:I use no salt in my cooking.

"no"と"not any"は「数えられる名詞」にも使えます→【参照】: 『数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc):「数がゼロである」ことを表わす……none, no, not any

「量がほぼゼロである」ことを表わす:little, hardly any, almost no
数えられない名詞の多い少ないを表わす(little, much, etc)(2) この項目の先頭へ↑

# little, hardly any, almost no

ニュアンスは「〜はほとんどない」です。量が限りなくゼロに近いことを表わします。

【例文】:マヨネーズがほとんどかかっていないサラダが好きだ。
【英訳】:I like salad with little mayonnaise.
【英訳】:I like salad with hardly any mayonnaise.
【英訳】:I like salad with almost no mayonnaise.

"hardly any"と"almost no"は「数えられる名詞」にも使えます→【参照】: 『数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc):「数がほぼゼロである」ことを表わす……few, hardly any, almost no

「量が少ない」ことを表わす:a little, some, etc
数えられない名詞の多い少ないを表わす(little, much, etc)(3) この項目の先頭へ↑

# a little, some
# a small/tiny amount of
# a certain amount of
# a small/tiny quantity of
# a bit of, a touch of

ニュアンスは「〜は少量だ、〜はわずかだ」です。量が多くはないが少しはあることを表わします。

【例文】:少量のマヨネーズがかかったサラダが好きだ。
【英訳】:I like salad with a little mayonnaise.
【英訳】:I like salad with some mayonnaise.
【英訳】:I like salad with a small/tiny amount of mayonnaise.
【英訳】:I like salad with a small/tiny quantity of mayonnaise.
【英訳】:I like salad with a bit of mayonnaise.
【英訳】:I like salad with a touch of mayonnaise.
【例文】:ある程度のマヨネーズがかかったサラダが好きだ。
【英訳】:I like salad with a certain amount of mayonnaise.

"some, a small/tiny quantity of"は「数えられる名詞」にも使えます→【参照】: 『数えられる名詞の多い少ないを表わす:「数が少ない」ことを表わす……a few, some, several, etc

「量が多い」ことを表わす:much, a lot of, etc
数えられない名詞の多い少ないを表わす(little, much, etc)(4) この項目の先頭へ↑

# much, a lot of, lots of, plenty of, not a little
# a considerable/large amount of
# a good/great deal of
# a considerable/large quantity of
# a heap/load/mass/pile/stack/ton of
# heaps/loads/masses/piles/stacks/tons of

ニュアンスは「〜は大量だ、〜はたっぷりある」です。量が多いことを表わします。

【例文】:多めのマヨネーズがかかったサラダが好きだ。
【英訳】:I like salad with much/a lot of/lots of/plenty of/not a little mayonnaise.
【英訳】:I like salad with a considerable/large amount of mayonnaise.
【英訳】:I like salad with a good/great deal of mayonnaise.
【英訳】:I like salad with a considerable/large quantity of mayonnaise.
【例文】:たっぷりマヨネーズがかかったサラダが好きだ。
【英訳】:I like salad with a heap/load/mass/pile/stack/ton of mayonnaise.
【英訳】:I like salad with heaps/loads/masses/piles/stacks/tons of mayonnaise.

"heap, load, mass, pile, stack, ton"を含む表現はややくだけた言い方です。会話などで数や量が多いことをやや大げさに表現するときによく使います。

それぞれの単語の元の意味:heap(無造作に積み上げられた物体の山), load(車両に積み込む荷物), mass(いびつな形の大きな物体), pile(平べったいものを積み上げた山), stack(整頓して積み上げられた物体の山), ton(重さの単位のトン)

"heap, pile, stack"を含む表現は、たいてい「人」ではなく「物」がたくさんあることを表わします。

"a lot of, lots of, plenty of"や"quantity"を含む表現、"heap, load, mass, pile, stack, ton"を含む表現のすべては「数えられる名詞」にも使えます→【参照】: 『数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc):「数が多い」ことを表わす……many, a lot of, a number of, etc

「量が非常に多い」ことを表わす:very much, a huge amonut of, etc
数えられない名詞の多い少ないを表わす(little, much, etc)(5) この項目の先頭へ↑

# very much
# a huge/vast amount of
# an enormous/immense/incredible amount of
# a huge/vast quantity of
# an enormous/immense quantity of

ニュアンスは「〜の量はきわめて多い、〜はたっぷり過ぎるほどある」です。量が非常に多いことを表わします。

【例文】:とてつもない量のマヨネーズがかかったサラダが好きだ。
【英訳】:I like salad with very much mayonnaise.
【英訳】:I like salad with a huge/vast amount of mayonnaise.
【英訳】:I like salad with an enormous/immense/incredible amount of mayonnaise.
【英訳】:I like salad with a huge/vast quantity of mayonnaise.
【英訳】:I like salad with an enormous/immense quantity of mayonnaise.

"quantity"を使う表現はすべて「数えられる名詞」にも使えます→【参照】: 『数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc):「数が非常に多い」ことを表わす……very many, a great many, etc

「量がほとんど全部である」ことを表わす:most, most of, etc
数えられない名詞の多い少ないを表わす(little, much, etc)(6) この項目の先頭へ↑

# most, most of
# almost all, nearly all

ニュアンスは「〜の量のほとんど全部、〜のほぼすべて」です。量がほとんどであることを表わします。

【例文】:ネットで手に入る情報のほとんどは大して信用できない。
【英訳】:Most information online is rather unreliable.
【英訳】:Almost all information online is rather unreliable.
【英訳】:Nearly all information online is rather unreliable.
【例文】:ネットで手に入るその情報のほとんどは大して信用できない。
【英訳】:Most of the information online is rather unreliable.

「most + 数えられない名詞」は漠然と「ほとんどの〜は」の意味を表わします。「ある程度限定した人や物の中でほとんどの〜は」は「most of + the/my/their/etc + 数えられない名詞」を使います。"of"の次の名詞には定冠詞(the)代名詞の所有格を付けます→【参照】: 『間違えやすい前置詞:部分や一部を表わす"of":"some of the students"』『間違えやすい前置詞:"one of bees"か"one of the bees"か

"most"と"most of"、"almost all"と"nearly all"は四つとも「数えられる名詞」にも使えます→【参照】: 『数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc):「数がほとんどすべてである」ことを表わす……most, most of, etc

「量が全部である」ことを表わす:all, the whole amount of
数えられない名詞の多い少ないを表わす(little, much, etc)(6) この項目の先頭へ↑

# all, the whole amount of

ニュアンスは「〜の量のすべて、〜の全部」です。量が全部であることを表わします。

【例文】:コショウは全部使っちゃった。
【英訳】:I've used all the pepper.
【英訳】:I've used the whole amount of pepper.

"all"は「数えられる名詞」にも使えます→【参照】: 『数えられる名詞の多い少ないを表わす(few, many, etc):「数が一つ残らずすべてである」ことを表わす……all, each, every

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ゼロから始める名詞(30)
名詞の「数」(17)
"kind of 〜"の「数」 先頭へ
【目次】:"kind of 〜"の意味と用法

同種の集まりを表わす"kind of 〜"
名詞の「数」:"kind of 〜"の「数」(1) この項目の先頭へ↑

人やものを特定のグループに分類するときは"kind of 〜"をよく使います。意味は「〜という種類、〜というグループ、〜というタイプ」です。"kind"自体の「数」と"of"の次に置く名詞の「数」についてまとめます。

"kind of 〜"の基本的な構文
  1. kind of + 名詞(無冠詞単数形)【例】:this kind of dog(この種の犬)
  2. kinds of + 名詞(無冠詞単数形)【例】:these kinds of dog(これらの種の犬たち)
  3. kinds of + 名詞(無冠詞複数形)【例】:these kinds of dogs(これらの種の犬たち)

"kind"自体は「数えられる名詞」なので"s"を付けて複数形にすることができます。"of"の次には「数えられる名詞」でも「数えられない名詞」でもOK。いずれにせよ、"of"の次の名詞冠詞を付けずに使うのが普通です→【参照】: 『「of + 名詞」の主な表現:名詞に何も付けない:種類やタイプを表わす

数えられる名詞の場合
名詞の「数」:"kind of 〜"の「数」(1a) この項目の先頭へ↑

複数形の"kinds"の場合、"of"の次の名詞は単数形と複数形の両方が可能です。冠詞を付けないのが普通です→【参照】: 『「of + 名詞」の主な表現:名詞に何も付けない:種類やタイプを表わす

「kind of + 数えられる名詞」の構文
  1. a/the/this/some/what/etc + kind of + 名詞(単数形)
  2. the/these/some/many/different/all/what/etc + kinds of + 名詞(単数形)
  3. the/these/some/many/different/all/what/etc + kinds of + 名詞(複数形)

"kinds"に"several"(いくつかの), "many"(たくさんの), "various"(色々な)などを付けて複数の種類を表わすことができます。

【例文】:この種類の鳥は空を飛べない。
【 △ 】:This kind of a bird cannot fly.
【 ○ 】:This kind of bird cannot fly.
→"bird"(数えられる名詞)は冠詞なしの単数形が普通

【例文】:これらの種類のカキは渋い。
【 ○ 】:These kinds of persimmon are sour.
【 ○ 】:These kinds of persimmons are sour.
→"persimmon"(数えられる名詞)は単数形でも複数形でもOK、冠詞なしが普通

【例文】:猫カフェにはいろいろな種類の猫がいる。
【 ○ 】:There are various kinds of cat in a cat cafe.
【 ○ 】:There are various kinds of cats in a cat cafe.
→"cat"(数えられる名詞)は単数形でも複数形でもOK、冠詞なしが普通

【例文】:どんな飲み物が好きですか。アイスミルクティーが好きです。
【 △ 】:What kind of a beverage do you like? I like iced milk tea.
【 ○ 】:What kind of beverage do you like? I like iced milk tea.
→尋ねている「飲み物」は一種類のみ、冠詞なしが普通
【例文】:どんな飲み物が好きですか。玄米茶やほうじ茶などの緑茶が好きです。
【 ○ 】:What kinds of beverage do you like? I like green tea like genmaicha and hojicha.
【 ○ 】:What kinds of beverages do you like? I like green tea like genmaicha and hojicha.
→尋ねている「飲み物」は複数の種類、"beverage"(数えられる名詞)は単数形でも複数形でもOK

数えられない名詞の場合
名詞の「数」:"kind of 〜"の「数」(1b) この項目の先頭へ↑

「数えられない名詞」は通例、複数形が存在しないので、"of"の次に冠詞なしで単数形のままで使います→【参照】: 『「of + 名詞」の主な表現:名詞に何も付けない:種類やタイプを表わす

「kind of + 数えられない名詞」の構文
  1. a/the/this/some/what/etc + kind of + 名詞(単数形)
  2. the/these/some/many/different/all/what/etc + kinds of + 名詞(単数形)

"kinds"に"several"(いくつかの), "many"(たくさんの), "various"(色々な)などを付けて複数の種類を表わすことができます。"of"の次の名詞は単数形のままでOK。

【例文】:シェールガスは天然ガスの一種です。
【英訳】:Shale gas is a kind of natural gas.
→"gas"(数えられない名詞)は冠詞なしが普通

【例文】:一口に勇気といっても色々な種類があることは知っておくべきだ。
【英訳】:It's important to know that there are several kinds of courage.
→"courage"(数えられない名詞)は冠詞なしが普通

【例文】:政治家はこの種の金を受け取ってはならない。
【英訳】:Politicians should not accept this kind of money.
→「金」は一種類のみ、"money"(数えられない名詞)は冠詞なしが普通
【例文】:政治家はこの種の金を受け取ってはならない。
【英訳】:Politicians should not accept these kinds of money.
→「金」は複数の種類、"money"(数えられない名詞)は冠詞なしが普通

【例文】:プログラマーとして働くためにはどんな知識が必要ですか。
【英訳】:What kind of knowledge do I need to work as a programmer?
→「知識」は一種類のみ、"knowledge"(数えられない名詞)は冠詞なしの単数形が普通
【例文】:プログラマーとして働くためにはどんな知識が必要ですか。
【英訳】:What kinds of knowledge do I need to work as a programmer?
→「知識」は複数の種類、"knowledge"(数えられない名詞)は冠詞なしの単数形が普通

「〜 kind of + 名詞」=「名詞 + of 〜 kind」
名詞の「数」:"kind of 〜"の「数」(2) この項目の先頭へ↑

「〜 kind of + 名詞」の代わりに「名詞 + of 〜 kind」も可能です。名詞は「数えられる名詞」でも「数えられない名詞」でもOK。

# 名詞(単数形) + of a/the/this/some/etc kind (= a/the/this/some/etc kind + 名詞(単数形))
# 名詞(複数形) + of a/the/this/some/etc kind (= a/the/this/some/etc kind + of 名詞(複数形)
# 名詞(複数形) + of these/some/different/all/etc kinds (= these/some/different/all/etc kinds + of 名詞(複数形))

複数形の"〜 of many kinds"や"〜 of various kinds"も使えます。

【例文】:この種の植物は乾燥に強い。
【英訳】:A plant of this kind can stand dry conditions.
(= This kind of plant can stand dry conditions.)
→"plant"は数えられる名詞

【例文】:学生はあらゆる携帯機器について学校への持ち込みを一切禁止されている。
【英訳】:Students are not allowed to bring mobile devices of any kind to school.
(= Students are not allowed to bring any kind of mobile devices to school.)
→"device"は数えられる名詞

【例文】:この種の赤いキノコは毒キノコです。
【英訳】:The red mushrooms of this kind is poisonous.
(= This kind of red mushrooms is poisonous.)
→"mushroom"は数えられる名詞

【例文】:薬の類はすべて没収します。
【英訳】:We confiscate drugs of all kinds.
(= We confiscate all kinds of drugs.)
→"drug"は数えられる名詞

【例文】:この店ではいろいろな種類のミネラル・ウォーターを売っている。
【英訳】:This shop sells mineral water of various kinds.
(= This shop sells various kinds of mineral water.)
→"water"は数えられない名詞

【例文】:これらの類のユーモアは誤解されて悪意に取られることがあります。
【英訳】:Some people may misunderstand the humor of these kinds and interpret them as malice.
(= Some people may misunderstand these kinds of humor and interpret them as malice.)
→"humor"は数えられない名詞

"kind of 〜 = sort of 〜 = type of 〜"
名詞の「数」:"kind of 〜"の「数」(3) この項目の先頭へ↑

"kind of 〜"の場合、"kind"の代わりに"sort"や"type"も使えます。意味はほぼ同じ。「数えられる名詞」でも「数えられない名詞」でもOK。

【例文】:この種の傷は治りにくい。
【英訳】:This sort of wound is hard to heal.
【英訳】:This type of wound is hard to heal.
(= This kind of wound is hard to heal.)
→"wound"は数えられる名詞

【例文】:これらのタイプの発電システムは温室効果ガスを一切排出しない。
【英訳】:Power generation systems of these sorts emit no greenhouse gases.
【英訳】:Power generation systems of these types emit no greenhouse gases.
(= Power generation systems of these kinds emit no greenhouse gases.)
→"system"は数えられる名詞

【例文】:この手の荷物は機内に持ち込めないと思うよ。
【英訳】:I don't think you will be allowed to take this sort of baggage on to a plane.
【英訳】:I don't think you will be allowed to take this type of baggage on to a plane.
(= I don't think you will be allowed to take this kind of baggage on to a plane.)
→"baggage"は数えられない名詞

【例文】:ある種の芸術は鑑賞する人を選ぶ。
【英訳】:Art of certain sorts can be appreciated by only a few pople.
【英訳】:Art of certain types can be appreciated by only a few pople.
(= Art of certain kinds can be appreciated by only a few pople.)
→"art"は数えられない名詞

"kind"を使うイディオム
名詞の「数」:"kind of 〜"の「数」(4) この項目の先頭へ↑

"kind"を使うイディオムの中でよく見かけるものをここでまとめます。

"kind"を使う主なイディオム

イディオム:one of a kind(唯一無比の、他に類がない)
名詞の「数」:"kind of 〜"の「数」(4a) この項目の先頭へ↑

"one of a kind"は人や物事に対して「ユニークであること、代わるものがないこと」を表わすことがあります。形容詞として使います。

【例文】:Since a fingerprint is one of a kind, it is sometimes used instead of a signature.
(= Since a fingerprint is unique, it is sometimes used instead of a signature.)
【和訳】:指紋は二つとして同じものはないので、書名の代わりに使われることがあります。
→"one of a kind"は形容詞、意味は「他にはない、唯一の」

【例文】:This is one of a kind ice cream. It is made from kimchi.
(= This is unique ice cream. It is made from kimchi.)
【和訳】:これはよそでは食べられないアイスです。キムチアイスです。
→"one of a kind"は形容詞、意味は「他にはない、唯一の」

イディオム:a kind of 〜(何か〜、〜のようなもの)
名詞の「数」:"kind of 〜"の「数」(4b) この項目の先頭へ↑

"a kind of 〜"は人や物事に対して「はっきりしないが、よくわからないが」というニュアンスを表わすことがあります。たいてい、形容詞として名詞の前に置いて使います。会話でよく見かけるイディオムです。

【例文】:I have a kind of bad feeling, so I'll avoid driving and go on foot.
【和訳】:なんか悪い予感がするので運転はやめて歩いて行こう。
→"a kind of"は形容詞、意味は「どことなく、なんとなく」

"some kind of 〜"もほぼ同じ意味を表わします。

【例文】:I have some kind of bad feeling, so I'll avoid driving and go on foot.
(= I have a kind of bad feeling, so I'll avoid driving and go on foot.)
【和訳】:ある種の悪い予感がするので運転はやめて歩いて行こう。

イディオム:kind of 〜(多少〜、けっこう〜、なんだか〜)
名詞の「数」:"kind of 〜"の「数」(4c) この項目の先頭へ↑

"kind of 〜"は人や物事に対して「はっきりしないが、よくわからないが」というニュアンスを表わすことがあります。たいてい、副詞として動詞形容詞の前に置いて使います。会話でよく見かけるイディオムです。

【例文】:"My eyes are kind of itchy. Maybe the pollen count is high today."
(= "My eyes are a bit itchy. Maybe the pollen count is high today.")
【和訳】:「ちょっと目がかゆい。たぶん、今日は花粉がたくさん飛んでる」
→"kind of"は副詞、形容詞の"itchy"の補足説明

【例文】:"I kind of thought I forgot something important"
(= "I in some way thought I forgot something important")
【和訳】:「なんか大事なことを忘れているような気がしたんだ
→"kind of"は副詞、動詞の"thought"の補足説明

【例文】:"That man keeps following us." "He kind of gives us the creeps."
(= "That man keeps following us." "He a little gives us the creeps.")
【和訳】:「あの男ついて来るよ」「なんだか薄気味悪いね」
→"kind of"は副詞、動詞の"gives"の補足説明

"sort of 〜"もほぼ同じ意味を表わします。"sort of 〜"も会話でよく使います。

【例文】:"My eyes are sort of itchy. Maybe the pollen count is high today."
【和訳】:「ちょっと目がかゆい。たぶん、今日は花粉がたくさん飛んでる」

【例文】:"I sort of thought I forgot something important"
【和訳】:「なんか大事なことを忘れているような気がしたんだ

【例文】:"That man keeps following us." "He sort of gives us the creeps."
【和訳】:「あの男ついて来るよ」「なんだか薄気味悪いね」

イディオム:〜 of a kind(似た〜、〜とやら)
名詞の「数」:"kind of 〜"の「数」(4d) この項目の先頭へ↑

"〜 of a kind"は人や物事に対して「類似の、似た」のニュアンスを表わすことがあります。"two of a kind"(二つはよく似ている)、"three of a kind"(三つはよく似ている)の形でよく使います。

【例文】:「君らは似たもの同士だね。二人ともアウトドア派だし」
【和訳】:"You're two of a kind, aren't you? Both outdoors persons."
(= "You're similar to each other, aren't you? Both outdoors persons.")
→"of a kind"は二人の特徴がよく似ていることを表わす

もう一つ、"〜 of a kind"は人や物事に対して「期待外れな、がっかりさせる」のニュアンスを表わすことがあります。

【例文】:Finally we were served with coffee of a kind but it was lukewarm and watery.
【和訳】:最後にコーヒーとやらが出てきたが、ぬるくて味がなかった。
→"of a kind"は「コーヒー」の味が期待外れだったことを表わす

"〜 of a sort"や"〜 of sorts"もほぼ同じ意味を表わします。

【例文】:Finally we were served with coffee of a sort but it was lukewarm and watery.
【例文】:Finally we were served with coffee of sorts but it was lukewarm and watery.
【和訳】:最後にコーヒーとやらが出てきたが、ぬるくて味がなかった。

イディオム:〜 of the kind(〜のようなこと)
名詞の「数」:"kind of 〜"の「数」(4e) この項目の先頭へ↑

"of the kind 〜"は「正確ではないがだいたいそんなところ」というニュアンスを表わすことがあります。"something, anything, nothing"などの不定代名詞とよく一緒に使います。

# something of the kind([直前の語句を指して]そのようなこと)
# anything of the kind([直前の語句を指して]そのようなこと)
# nothing of the kind([直前の語句を指して]そのようなことはまったく〜ない)

三つとも直前に話したことを指して「〜のようなもの、〜的なこと」の意味を表わします。

【例文】:"Do you feel chill?" "Yes, I feel something of the kind in my back."
【和訳】:「寒気を感じますか。ハイ、背中になんか寒気のようなものを感じます」

【例文】:"What is that floating in the sky? That is a UFO or anything of the kind?"
【和訳】:「何だあの空に浮いているやつ。アレがUFOとかいうやつか」

【例文】:"Have you seen a small bag around here?" "No, I've seen nothing of the kind."
(= "Have you seen a small bag around here?" "No, I haven't seen anything of the kind.")
【和訳】:「このあたりで小さいバッグを見かけませんでしたか」「いいえ、そんなものありませんでした」

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名詞の複数形を作る

ゼロから始める名詞(31)
名詞の複数形を作る(1)
名詞の複数形を作る 先頭へ
【目次】:名詞の複数形を作る

英語の名詞の複数形

日本語の場合、《名詞》の複数形を作るときは、語尾に「達」や「がた」「ども」「ら」などを付けます。

【例】:子供(単数)→子供達(複数)、子供ら(複数)、野郎(単数)→野郎ども(複数)、お嬢さん(単数)→お嬢さん方(複数)

英語の場合、《名詞》の語尾に"s"を追加します。

【例】:rat(単数)→rats(複数)[ネズミ]

ただし、"s"をつけるだけでは不可の《名詞》もかなりあります。たいてい、複数形の発音に近づけるため、単数形の語尾の綴りをちょこっと変えます。

【例】:box(単数)→boxes(複数)[箱]
→"s"ではなく"es"を語尾に追加する
【例】:oasis(単数)→oases(複数)[オアシス]
→語尾を"sis"から"ses"へ変更する

中には、語尾に"s"ではなく"en"や"ren"を付け加え、《名詞》の真ん中の綴りを変更するものもごく少数あります。

【例】:child(単数)→children(複数)[子供]
→語尾に"ren"を追加する
【例】:foot(単数)→feet(複数)[足]
→単語の途中を"oo"から"ee"に変更する

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ゼロから始める名詞(32)
名詞の複数形を作る(2)
名詞の複数形を作る【原則】 先頭へ

語尾に"s"を付け足す

英語の場合、原則として《名詞》の複数形を作るときは語尾に"s"を追加します。

【例】:cat(単数) → cats(複数)[猫]
【例】:mountain(単数) → mountains(複数)[山]

語尾に"es"を付け足す

ただし、複数形を作るとき、語尾の綴りが"s, x, z, ch, sh"の《名詞》は語尾に"es"を追加します。発音をしやすくするためです。

# 語尾の綴りが"s, x, z, ch, sh" → "es"を付け足す

たとえば、"bus"(バス)の複数形は"buses"です。発音は「バッスィズ」。"buss"と綴ると実際の発音から離れてしまうので、発音に合わせて語尾の"s"の次に"e"を付け加えて"buses"とします。

語尾が"x, z"の《名詞》はそれほど多くはありませんが、語尾が"s, ch, sh"の《名詞》はかなりたくさんあります。

名詞(単数形)複数形
×
bush(灌木、低木) bushs bushes
church(教会) churchs churches
flash(閃光) flashs flashes
fox(キツネ) foxs foxes
lens(レンズ) lenss lenses
peach(桃) peachs peaches
quiz(クイズ、小テスト) quizs quizes
stress(ストレス、圧力) stresss stresses

語尾が"o"で終る単語のごく一部は、"s"ではく"es"を付けることがあります→【参照】: 『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【例外】:語尾に"es"を追加する(echo → echoes)

《名詞》の複数形を作る原則は、動詞の三人称・単数・現在(三・単・現)の"s"を付ける規則と似たところがあります。【例】:語尾が"s, x, z, ch, sh"のときは"s"ではなく"es"を付加する→【参照】: 『三人称・単数・現在(三・単・現)の作り方

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ゼロから始める名詞(33)
名詞の複数形を作る(3)
名詞の複数形を作る【例外】 先頭へ

語尾に"s"とは限らない

英語の場合、《名詞》の複数形を作るときは原則として語尾に"s"を追加します→【参照】: 『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【原則】

ただし、"s"を付け足すだけでは不可の《名詞》もかなりあります。たいてい、複数形の発音に近づけるため、単数形の語尾の綴りをちょこっと変えます。中には、語尾に"s"ではなく"en"や"ren"を付け加え、《名詞》の真ん中の綴りを変更するものもごく少数あります。

【例】:ox(単数) → oxen(複数)[雄牛]
【例】:tooth(単数) → teeth(複数)[歯]

こうした不規則な変化をさせて複数形を作る《名詞》をまとめます。

複数形がヘンテコな名詞
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ゼロから始める名詞(34)
名詞の複数形を作る(4)
名詞の複数形を作る【例外】:単数形が複数形を兼ねる 先頭へ

"s"を付けずに複数を表わす

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑
【目次】:単数形が複数形を兼ねる

複数形を作るとき、ごく一部の《名詞》は単数形をそのまま複数形として使います。ただし、くわしく分類した種別などを表わすときは語尾に"s"を付けて複数形を作ることもあります。

単数形と複数形が同一(aircraft, fish, etc)
名詞の複数形を作る【例外】:単数形が複数形を兼ねる(1) この項目の先頭へ↑

複数形を作るとき、ごく一部の《名詞》は単数形をそのまま形で使います。生物や乗り物、アジアの国の通貨単位を表わす単語など。

名詞(単数形)複数形
×
aircraft(航空機) aircrafts aircraft
spacecraft(宇宙船) spacecrafts spacecraft
fish(魚) fishes fish
bream(タイ) breams bream
carp(コイ) carps carp
cod(タラ) cods cod
mackerel(サバ) mackerels mackerel
plaice(カレイ、ヒラメ) plaices plaice
salmon(サケ) salmons salmon
squid(イカ) squids squid
trout(マス) trouts trout
tuna(マグロ) tunas tuna
turbot(ヒラメ) turbots turbot
offspring(子孫) offsprings offspring
deer(シカ) deers deer
sheep(ヒツジ) sheeps sheep
yen(円) yens yen
名詞(単数形)複数形
baht(バーツ) bahts baht
yuan(元) yuans yuan

タイの通貨単位"baht"(バーツ)と中国の通貨単位"yuan"(元)は語尾に"s"を付ける複数形も使うことがあります。

【例】:魚を十匹釣った。飛行機が二機飛んでいる。ヒツジを五十匹飼っています。
【×】:I caught ten fishes. Two aircrafts are flying. I have fifty sheeps.
【○】:I caught ten fish. Two aircraft are flying. I have fifty sheep.
→"fishes, aircrafts, sheeps"は通例不可

"s"や"es"を付ける場合(fishes, carps, etc)
名詞の複数形を作る【例外】:単数形が複数形を兼ねる(2) この項目の先頭へ↑

魚類を表わす"fish"(魚), "carp"(コイ)などは、それぞれくわしく分類した種別を表わすときに複数形で"s"や"es"を付けることがあります。

【例文】:Here is the list of fishes people can catch in this river.
【和訳】:この川で獲れるの種類のリストです。
→川には複数の種類の魚が棲んでいる

【例文】:How to take care of carps in your pond.
【和訳】:お家の池でのコイの飼い方。
→色々な種類のコイの飼い方

【例文】:Some bears try to catch salmons to survive the severe winter.
【和訳】:厳しい冬を生き延びるためサケを獲るクマもいる。
→クマが獲るサケは一種類だけではない

【例文】:Squids and octopuses can become invisible in a moment.
【和訳】:イカタコ類は一瞬のうちにして目に見えなくなることができる。
→イカとタコの複数の種類が擬態できる

語尾が"ese"や"ss"の国民名(Japanese, Swiss, etc)
名詞の複数形を作る【例外】:単数形が複数形を兼ねる(3) この項目の先頭へ↑

複数形を作るとき、国民を表わす《名詞》の中で語尾が"ese"や"ss"で終るものは"s"や"es"を追加せず、単数形のままで使います。

名詞(単数形)複数形
×
Burmese(ビルマ人) Burmeses Burmese
Chinese(中国人) Chineses Chinese
Congolese(コンゴ人) Congoleses Congolese
Gabonese(ガボン人) Gaboneses Gabonese
Japanese(日本人) Japaneses Japanese
Javanese(ジャワ人) Javaneses Javanese
Lebanese(レバノン人) Lebaneses Lebanese
Nepalese(ネパール人) Nepaleses Nepalese
Portuguese(ポルトガル人) Portugueses Portuguese
Senegalese(セネガル人) Senegaleses Senegalese
Sudanese(スーダン人) Sudaneses Sudanese
Swiss(スイス人) Swisses Swiss
Vietnamese(ベトナム人) Vietnameses Vietnamese

【例】:私は二人の中国人と一緒に暮しています。兄は二人のアメリカ人と一緒に暮しています。
【×】:I'm living with two Chineses. My brother's living with two American.
【○】:I'm living with two Chinese. My brother's living with two Americans.
→"Chinese"の複数形は同じ"Chinese", "American"の複数形は語尾に"s"を追加して"Americans"

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ゼロから始める名詞(35)
名詞の複数形を作る(5)
名詞の複数形を作る【例外】:複数形が単数形を兼ねる 先頭へ

複数形が単数の意味を表わす

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑
【目次】:複数形が単数形を兼ねる

ごく一部の《名詞》は単数の意味を表わすとき複数形をそののまま使います。二つのパーツをから成る道具や必ず複数で使うものなど。

二つの「部分」が合体して機能(glasses, pants, etc)
名詞の複数形を作る【例外】:複数形が単数形を兼ねる(1) この項目の先頭へ↑

二つの「部分」が合体して機能するものはたいてい複数形で単数の意味を表わします。単数形はめったに使いません。

一つだけを指すときは"a pair of"を使って"a pair of binoculars"(一つの双眼鏡)、あるいは簡単に"a binoculars"(一つの双眼鏡)と表現します。"a binocular"ではありません。

名詞単数形複数形
×
binoculars(双眼鏡) binocular binoculars binoculars
glasses(眼鏡) glass glasses glasses
sunglasses(サングラス) sunglass sunglasses sunglasses
spectacles(眼鏡) spectacle spectacles spectacles
earphones(イアフォン) earphone earphones earphones
headphones(ヘッドフォン) headphone headphones headphones
handcuff(手錠) handcuff handcuffs handcuffs
jeans(ジーパン) jean jeans jeans
pants(パンツ、ズボン) pant pants pants
underpants(下着のパンツ) underpant underpants underpants
panties(女性用下着のパンツ) panty panties panties
briefs(下着のパンツ) brief briefs briefs
shorts(男性用下着のパンツ、短パン) short shorts shorts
trousers(パンツ、ズボン) trouser trousers trousers
pyjamas, pajamas(パジャマ) pyjama, pajama pyjamas, pajamas pyjamas, pajamas
pincers(やっとこ) pincer pincers pincers
pliers(ペンチ) plier pliers pliers
scissors(ハサミ) scissor scissors scissors
shears(大ハサミ、枝切はさみ) shear shears shears

"pyjamas"はイギリス式の綴り、"pajamas"はアメリカ式の綴りです。意味は同じ「パジャマ」。

【例】:双眼鏡で覗いてごらん。双眼鏡は三つ持っています。
【×】:Look through a binocular. I have three binocularses
【○】:Look through a binoculars. I have three binoculars
→"binoculars"単数でも複数でも使える
【例】:ハサミは便利な道具だ。ハサミを三本買った。
【×】:Scissor is a useful tool. I bought three scissorses.
【○】:Scissors is a useful tool. I bought three scissors.
→"scissors"単数でも複数でも使える

"s"なしの単数形は使わない
名詞の複数形を作る【例外】:複数形が単数形を兼ねる(2) この項目の先頭へ↑

《名詞》の中には語尾が"s"で終わり、単数でも複数でも使えるものが少数あります。単数で使うからと言って、語尾の"s"を落してしまうと綴り間違い。複数だからと言って語尾に"es"を付けるのもやはり間違いです。

単数扱い(billiards, news)
名詞の複数形を作る【例外】:複数形が単数形を兼ねる(2):"s"なしの単数形は使わない(1) この項目の先頭へ↑

"s"なしの単数形は使わない《名詞》の中で、常に単数として扱うものがあります。よく見かけるのは"billiards"と"news"二語のみ。二つとも数えられない名詞です。

名詞単数形複数形
××
billiards(ビリヤード) billiard billiards billiardses billiards
news(ニュース) new news newses news

"billiards"は複合語を作るとき、"s"なしの単数形を使うことがあります。【例】:a billiard cue(ビリヤードのキュー), a billiard table(ビリヤード台)

【例】:ビリヤードは無限の可能性を持つゲームだ。
【×】:Billiard is a game of endless possibilities.
【×】:Billiards are a game of endless possibilities.
【○】:Billiards is a game of endless possibilities.
→"billiards"は単数として扱う、"s"なしの"billiard"は不可

【例】:それはいいニュースだ。
【×】:The new is pleasant.
【×】:The news are pleasant.
【○】:The news is pleasant.
→"news"は単数として扱う、"s"なしの"new"は不可

複数扱い(clothes, means, etc)
名詞の複数形を作る【例外】:複数形が単数形を兼ねる(2):"s"なしの単数形は使わない(2) この項目の先頭へ↑

"s"なしの単数形は使わない《名詞》の中で、常に複数として扱うものがあります。集合名詞のように、複数の種類のものを一まとめに指すものがほとんどです。

名詞単数形複数形
××
clothes(衣類、衣料品) cloth clothes clotheses clothes
earnings(所得、稼ぎ) earning earnings earningses earnings
odds(勝ち目、勝算、見込み) odd odds oddses odds
outskirts(郊外、町外れ、周辺部) outskirt outskirts outskirtses outskirts
remains(残り物、遺跡、遺体) remain remains remainses remains
species(種) specie species specieses species
surroundings(環境、状況) surrounding surroundings surroundingses surroundings
valuables(宝石、貴金属、貴重品) valuable valuables valuableses valuables

【例】:我々に勝ち目はない。
【×】:The odd is against us.
【×】:The odds is against us.
【○】:The odds are against us
→"odds"は複数として扱う、"s"なしの"odd"は不可

【例】:その小屋で人の遺体が発見された。
【×】:Human remain was discovered in the hut.
【×】:Human remains was discovered in the hut.
【○】:Human remains were discovered in the hut.
→"remains"は複数として扱う、"s"なしの"remain"は不可

【例】:たくさんの植物の種が絶滅の危機に瀕している。
【×】:Many specie of plants is endangered.
【×】:Many species of plants is endangered.
【○】:Many species of plants are endangered.
→"species"は複数として扱う、"s"なしの"specie"は不可

【例】:校舎のすぐ裏側には大自然が広がっている。
【×】:There is natural surrounding just behind the school house.
【×】:There is natural surroundings just behind the school house.
【○】:There are natural surroundings just behind the school house.
→「環境」の意味では複数形の"surroundings"を使う、"s"なしの"surrounding"は不可

単数扱い、複数扱い両方可能(means, series, etc)
名詞の複数形を作る【例外】:複数形が単数形を兼ねる(2):"s"なしの単数形は使わない(3) この項目の先頭へ↑

"s"なしの単数形は使わない《名詞》の中で、状況に応じて単数扱いと複数扱いのどちらも可能なものがあります。

名詞単数形複数形
××
crossroads(交差点、人生の岐路) crossroad crossroads crossroadses crossroads
headquarters(司令部、本部) headquarter headquarters headquarterses headquarters
means(方法、手段) mean means meanses means
series(ひと続き、一連) serie series serieses series

【例】:向こうに交差点がある。人生の岐路はいくつもある。
【×】:There is a crossroad over there. There are crossroadses in our life.
【○】:There is a crossroads over there. There are crossroads in our life.
→"crossroads"(交差点、人生の岐路)は単数でも複数でも使える

【例】:司令部は占領された。複数の司令部が占領された。
【×】:The headquarter was occupied. The headquarterses were occupied.
【○】:The headquarters was occupied. The headquarters were occupied.
→"headquarters"(司令部)は単数でも複数でも使える

【例】:その方法がベストだ。多くの方法が試された。
【×】:That mean is the best. Many meanses were tried.
【○】:That means is the best. Many means were tried.
→"means"(方法)は単数でも複数でも使える

【例】:爆発が連続して発生した。連続して複数回の爆発が発生した。
【×】:There was a serie of explosions. There were serieses of explosions
【○】:There was a series of explosions. There were series of explosions
→"series"(一続き、一連)は単数でも複数でも使える

語尾が"s"ではないけど複数形(data, media)
名詞の複数形を作る【例外】:複数形が単数形を兼ねる(3) この項目の先頭へ↑

"data"(データ)と"media"(マスコミ、メディア)の二語はもともと複数形の《名詞》です。今ではどちらも意味的に単数、複数の両方で使うことができます。

名詞単数形複数形
data(データ) data(datum) data
media(マスコミ、メディア) media(medium) media

【例】:マスコミは無責任だ。そのデータは本物だ。
【×】:The medium is irresponsible. The datum is faithful.
【○】:The media is irresponsible. The data is faithful.
【○】:The media are irresponsible. The data are faithful.
→"media"と"data"は単数でも複数でも使える

本来"data"の単数形は"datum"です。だけど、"datum"という《名詞》は今ではほとんど使いません。「一つのデータ」のような単数を表わすときは"a piece of data"や"an item of data"などを使います→【参照】: 『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(um → a)

本来"media"の単数形は"medium"です。だけど、「マスコミ、メディア」の意味で"medium"を使うことはありません。単数形"medium"の意味は「媒体、媒介、中間」です→【参照】: 『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(um → a)

"media"(マスコミ、メディア)は集合名詞として使います→【参照】: 『集合名詞の「数」はどうなるの?

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ゼロから始める名詞(36)
名詞の複数形を作る(6)
名詞の複数形を作る【例外】:語尾が"s"だけど単数形(ethics, diabetes, etc) 先頭へ

学問や病名に関する名詞

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑
【目次】:語尾"s"だけど単数形の名詞

《名詞》の中には、単数形なのに語尾が"s"で終わるものがかなりあります。単数で使おうとして語尾の"s"を落してしまうと綴り間違い。複数で使おうとして語尾に"es"を付けるのもやはり間違いです。

単数形の語尾が"s"の《名詞》は"politics"(政治)などの学問的な言葉や"measles"(はしか)などの病名などの「数えられない名詞」が多いので、実際問題として複数形で使うことはほとんどありません。

英語の場合、学問名や病名はギリシャ語やラテン語からの外来語が多いので、複数の意味ではなくても語尾が"s"で終るものがたくさんあります。

学問名(ethics, physics, etc)
名詞の複数形を作る【例外】:語尾"s"だけど単数形(ethics, diabetes, etc)(1) この項目の先頭へ↑

【学問名】
名詞単数形複数形(まれ)
××
acrobatics(曲芸、アクロバット) acrobatic acrobatics acrobaticses acrobatics
aerobics(エアロビクス) aerobic aerobics aerobicses aerobics
economics(経済学) economic economics economicses economics
electronics(電子工学) electronic electronics electronicses electronics
ethics(倫理学) ethic ethics ethicses ethics
gymnastics(体育、体操) gymnastic gymnastics gymnasticses gymnastics
linguistics(言語学) linguistic linguistics linguisticses linguistics
phonetics(音声学) phonetic phonetics phoneticses phonetics
politics(政治) politic politics politicses politics
dynamics(力学) dynamic dynamics dynamicses dynamics
mathematics(数学) mathematic mathematics mathematicses mathematics
physics(物理学) physic physics physicses physics
statistics(統計) statistic statistics statisticses statistics

【例】:物理学は科学の一分野です。
【×】:Physic is a branch of science.
【×】:Physics are a branch of science.
【○】:Physics is a branch of science.
→"physics"は単数として扱う、"physic"は「薬、医学」を表わす別の単語

病名(diabetes, measles, etc)
名詞の複数形を作る【例外】:語尾"s"だけど単数形(ethics, diabetes, etc)(2) この項目の先頭へ↑

【病名】
名詞単数形複数形(まれ)
××
appendicitis(虫垂炎、盲腸炎) appendiciti appendicitis appendicitises appendicitis
bronchitis(気管支炎) bronchiti bronchitis bronchitises bronchitis
conjunctivitis(結膜炎) conjunctiviti conjunctivitis conjunctivitises conjunctivitis
diabetes(糖尿病) diabete diabetes diabeteses diabetes
gastritis(胃炎) gastriti gastritis gastritises gastritis
hepatitis(肝炎) hepatiti hepatitis hepatitises hepatitis
measles(はしか) measle measles measleses measles
poliomyelitis(脊髄性小児麻痺、ポリオ) poliomyeliti poliomyelitis poliomyelitises poliomyelitis
rhinitis(鼻炎) rhiniti rhinitis rhinitises rhinitis
tuberculosis(結核) tuberculosi tuberculosis tuberculosises tuberculosis

【例】:はしかがはやっている。
【×】:Measle is widespread.
【×】:Measles are widespread.
【○】:Measles is widespread.
→"measles"は単数として扱う、"measle"という単語は存在しない

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ゼロから始める名詞(37)
名詞の複数形を作る(7)
名詞の複数形を作る【例外】:単数形と複数形でまったく違う(penny → pence, etc) 先頭へ

複数形がまるで別の単語

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

単数形と複数形でまったく違う形になる《名詞》がごく少数あります。

名詞(単数形)複数形
×
die, dice(さいころ) dies dice
penny(ペニー) pennys pennies, pence

もともと「さいころ」の意味を表わす単語の単数形は"die"、複数形が"dice"でした。単数形の"die"は今ではあまり使わなくなり、代わりに単数でも複数でも複数形の"dice"を使います。「さいころ一個」は"one of the dice"と表現します。アメリカ英語では短く"a dice"と表現することもあります。

【例】:This game is played with two dice. A dice has six faces.
【訳】:このゲームはさいころ二つを使って遊ぶ。さいころには六つの面がある。
→さいころ一個でも"dice"を使うのが普通

イギリスの通貨単位を表わすとき"penny"の複数形は"pence"です。貨幣一枚一枚を指すときは"pennies"を使います。

【例】:"This gum costs eight pence." "I have just five pennies in my wallet."
【訳】:「このガムは八ペンスだ」「財布には一ペニーが五枚しかない」
→"pence"は金額、"pennies"は硬貨を表わす

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名詞の複数形を作る【例外】:単語の途中を変化させる
ゼロから始める名詞(38)
名詞の複数形を作る(8)
名詞の複数形を作る【例外】:単語の途中を変化させる(a → e) 先頭へ

"a"を"e"に替える

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

ごく一部の《名詞》は複数形を作るとき、単語の途中の"a"を"e"に変化させます。よく見かけるのは二語のみ。

名詞(単数形)複数形
×
man(男) mans men
woman(女) womans women
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ゼロから始める名詞(39)
名詞の複数形を作る(9)
名詞の複数形を作る【例外】:単語の途中を変化させる(oo→ ee) 先頭へ

"oo"を"ee"に替える

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

ごく一部の《名詞》は複数形を作るとき、単語の途中の"oo"を"ee"に変化させます。よく見かけるのは三語のみ。三語以外のほとんどは綴りの真ん中が"oo"であっても、原則どおり語尾に"s"を付けます。【例】:boot(単数) → boots(複数)[ブーツ], tool(単数) → tools(複数)[道具]

名詞(単数形)複数形
×
foot(足) foots feet
goose(ガチョウ) gooses geese
tooth(歯) tooths teeth
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名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる
ゼロから始める名詞(40)
名詞の複数形を作る(10)
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(y → ies) 先頭へ
【目次】:語尾が"y"の名詞の複数形

語尾を"y" → "ies"にする
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(y → ies)(1) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

複数形を作るとき、語尾の綴りが「子音 + y」の《名詞》は、"y"を"i"に変えて"es"を追加して"ies"を付けます。発音をしやすくするためです。

# 語尾が「子音 + y」 → ies

たとえば、"baby"(赤ちゃん)の複数形は"babies"です。発音は「ベイビィズ」。"babys"と綴ると実際の発音から離れてしまうので、発音に合わせて語尾の"y"を"i"に変化させて"babies"とします。

名詞(単数形)複数形
×
allergy(アレルギー) allergys allergies
army(軍隊) armys armies
battery(電池) batterys batteries
body(体) bodys bodies
city(都市) citys cities
diary(日記) diarys diaries
duty(義務) dutys duties
emergency(緊急事態) emergencys emergencies
enemy(敵) enemys enemies
lady(婦人) ladys ladies
library(図書館) librarys libraries
melody(メロディ) melodys melodies
memory(記憶) memorys memories
party(パーティ) partys parties
reply(返事) replys replies
sky(空) skys skies
study(勉強) studys studies
try(試み) trys tries
worry(心配) worrys worries

同じようなルールの語尾変化があります

動詞の三人称・単数・現在(三・単・現)を作るときも語尾の"y"を"i"に変えることがあります【例】:cry → cries
→【参照】: 『三人称・単数・現在(三・単・現)の作り方:"ies"を付け加える場合

動詞の過去形や過去分詞形を作るときも語尾の"y"を"i"に変えることがあります【例】:carry → carried
→【参照】: 『動詞の過去形と過去分詞形の作り方:語尾の綴りが「子音 +"y"の動詞」:carry → carried

形容詞副詞形容詞比較級最上級を作るときも語尾の"y"を"i"に変えることがあります【例】:pretty → prettier → prettiest
→【参照】: 『比較級の作り方:語尾に"er"を付けるときの綴りの規則:語尾が「子音 + "y"」の単語は"y"を"i"に変えて"ier"とする』 『最上級の作り方:語尾に"est"を付けるときの綴りの規則:語尾が「子音 + "y"」の単語は"y"を"i"に変えて"iest"とする

語尾を"y" → "ys"にする
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(y → ies)(2) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

語尾の綴りが「母音(a,e,i,o,u) + y」の《名詞》はそのまま"s"を付けるだけです。

# 語尾が「母音(a,e,i,o,u) + y」 → ys

名詞(単数形)複数形
×
boy(少年) boies boys
day(日、昼間) daies days
delay(遅れ) delaies delays
essay(随筆) essaies essays
guy(男、奴) guies guys
journey(旅) journeies journeys
joy(喜び) joies joys
key(鍵) keies keys
monkey(サル) monkeies monkeys
play(演劇、遊び) plaies plays
toy(おもちゃ) toies toys
tray(お盆) traies trays
way(方法、道) waies ways
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ゼロから始める名詞(41)
名詞の複数形を作る(11)
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(f → ves, fe → ves) 先頭へ
【目次】:語尾が"f"や"fe"の名詞の複数形

語尾を"f"や"fe" → "ves"にする
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(f → ves, fe → ves)(1) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

複数形を作るとき、語尾が"f"や"fe"の《名詞》の一部は"ves"とします。"life" → "lives"のように発音が「ライフ」→「ライブズ」となるので、発音に合わせて"f" → "ves"とします。

名詞(単数形)複数形
×
calf(仔牛、ふくらはぎ) calfs calves
elf(妖精) elfs elves
half(半分) halfs halves
knife(ナイフ) knifes knives
leaf(葉っぱ) leafs leaves
life(生活、命) lifes lives
loaf(パン一塊) loafs loaves
self(自分) selfs selves
sheaf(穀物や書類の束) sheafs sheaves
shelf(棚) shelfs shelves
thief(泥棒) thiefs thieves
wife(妻) wifes wives
wolf(狼) wolfs wolves

語尾を"f" → "fs", "fe" → "fes"にする
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(f → ves, fe → ves)(2) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

語尾が"f"や"fe"だけど"ves"とはせずに、原則通り"s"を付け足すものもあります。語尾に"f"を二つ重ねた"ff"や"ffe"の名詞はたいてい、原則通りに"s"を付けます。

名詞(単数形)複数形
×
belief(信じること) belives beliefs
bluff(絶壁、切り立った崖) blufves bluffs
brief(要約) brieves briefs
cafe(コーヒー、喫茶店) cafves cafes
chief(チーフ) chieves chiefs
cliff(崖) clifves cliffs
giraffe(キリン) girafves giraffes
gulf(湾) gulves gulfs
proof(証拠) prooves proofs
roof(屋根) rooves roofs
safe(金庫) saves safes
sheriff(保安官) sherifves sheriffs
staff(職員、係員、スタッフ、杖) stafves staffs
strife(争い) strives strifes
tariff(関税、料金表) tarifves tariffs

"ves"と"fs"のどちらも可能
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(f → ves, fe → ves)(3) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

"ves"と"s"の両方が可能な《名詞》も少数あります。どちらかと言えば、原則通りに"s"を付け足すほうが普通です。

名詞(単数形)複数形
dwarf(童話に出て来る小人) dwarfs dwarves
handkerchief(ハンカチ) handkerchiefs handkerchieves
hoof(ひずめ) hoofs hooves
neckerchief(ネッカチーフ、スカーフ) neckerchiefs neckerchieves
scarf(スカーフ) scarfs scarves
turf(芝生、芝土) turfs turves
wharf(波止場) wharfs wharves

"turf"(芝生)の複数形"turves"はイギリス英語の堅苦しい言い方です。原則通り"s"を追加した"turfs"のほうをよく使います。

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ゼロから始める名詞(42)
名詞の複数形を作る(12)
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(o → i) 先頭へ

語尾を"o" → "i"にする

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

複数形を作るとき、語尾が"o"の《名詞》のごく一部は"i"とします。よく見かけるのは二語のみ。

名詞(単数形)複数形
×
graffito(古代の文字、落書き) graffitos, graffitoes graffiti
paparazzo(パパラッチ) paparazzos, paparazzoes paparazzi

"graffito"はたいてい複数形の"graffiti"で使います。意味は「(イタズラ目的の)落書き」です。

"i"と"s"の両方が可能な《名詞》も少数あります。

名詞(単数形)複数形
concerto(協奏曲) concertos concerti
virtuoso(演奏の名人、達人) virtuosos virtuosi

意味の違いによって複数形が異なる《名詞》も少数あります。よく見かけるのは二語のみ。

名詞(単数形)複数形
×
solo(独唱、独奏) solos soli(solos)
solo(単独飛行) soli solos
tempo(音楽のテンポ) tempos tempi
tempo(物事の進行速度、速さ) tempi tempos

"solo, tempo"の二つはどちらも音楽用語として使うときに語尾の"o"を"i"に変化させます。ただし、"solo"は音楽用語のときも原則通り"solos"とすることもあります→【参照】: 『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【例外】:語尾に"es"を追加する(echo → echoes)

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ゼロから始める名詞(43)
名詞の複数形を作る(13)
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(on → a) 先頭へ

語尾を"on" → "a"にする

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

複数形を作るとき、語尾が"on"の《名詞》のごく一部は"a"とします。ただし、原則通りの"s"も可能です。よく見かけるのは三語のみ。

名詞(単数形)複数形
automaton(ロボット、機械人間) automatons automata
criterion(判定基準) criterions criteria
phenomenon(現象、天才、驚くべきこと) phenomenons(天才、驚くべきこと) phenomena(現象)

"phenomenon"は意味によって複数形を変化させます。「現象」の意味での複数形が"phenomena"、「天才」や「驚くべきこと」の意味での複数形が"phenomenons"です。

【例】:We can say that the Internet is one of the phenomenons of modern times.
【訳】:インターネットは現代の象徴の一つと言える。
→複数形"phenomenons"の意味は「象徴、代表」
【例】:There are a lot of phenomena that science can't explain.
【訳】:科学で説明できない現象はたくさんある。
→複数形"phenomena"の意味は「現象」

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ゼロから始める名詞(44)
名詞の複数形を作る(14)
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(ous → ice) 先頭へ

語尾を"ouse" → "ice"にする

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

複数形を作るとき、語尾が"ouse"の《名詞》のごく一部は"ice"とします。よく見かけるのは二語のみ。語尾の綴りが"ouse"だけど原則通り"s"のみを付け足す《名詞》もあります。【例】:blouse(単数) → blouses(複数)[ブラウス], house(単数) → houses(複数)[家]

名詞(単数形)複数形
×
louse(シラミ) louses lice
mouse(ネズミ) mouses mice
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ゼロから始める名詞(45)
名詞の複数形を作る(15)
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(sis → ses) 先頭へ

語尾を"sis" → "ses"にする

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

複数形を作るとき、語尾が"sis"の《名詞》のほとんどは"ses"とします。

名詞(単数形)複数形
×
analysis(分析) analysises analyses
basis(基本) basises bases
catharsis(カタルシス) catharsises catharses
crisis(危機) crisises crises
diagnosis(診断、診察) diagnosises diagnoses
emphasis(強調) emphasises emphases
hypnosis(催眠状態) hypnosises hypnoses
hypothesis(仮説) hypothesises hypotheses
metamorphosis(大変貌、変身) metamorphosises metamorphoses
oasis(オアシス) oasises oases
paralysis(麻痺) paralysises paralyses
synopsis(あらすじ、梗概) synopsises synopses
parenthesis(カッコ、挿入句) parenthesises parentheses
thesis(卒業論文、主題) thesises theses
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ゼロから始める名詞(46)
名詞の複数形を作る(16)
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(um → a) 先頭へ
【目次】:語尾が"um"の名詞の複数形

語尾を"um" → "a"にする
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(um → a)(1) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

複数形を作るとき、語尾が"um"の《名詞》の多くは"um"を"a"とします。ただし、"datum"と"bacterium"以外のほとんどの《名詞》原則通りの"s"も可能です。どちらかと言えば、"s"を付ける複数形のほうをよく使います。

名詞(単数形)複数形
aquarium(水族館) aquaria aquariums
auditorium(講堂) auditoria auditoriums
asylum(保護施設、避難所) asyla asylums
curriculum(カリキュラム) curricula curriculums
forum(公開討論、フォーラム) fora forums
medium media(マスコミ、メディア) mediums(媒体、媒介、中間)
maximum(最大限) maxima maximums
minimum(最小限) minima minimums
memorandum(メモ、覚え書き) memoranda memorandums
millennium(千年) millennia millenniums
moratorium(一時停止、モラトリアム) moratoria moratoriums
planetarium(プラネタリウム) planetria planetariums
referendum(国民投票) referenda referendums
sanatorium(療養所)[※イギリス英語] sanatoria sanatoriums
sanitarium(療養所)[※アメリカ英語] sanitaria sanitariums
spectrum(スペクトル、範囲) spectra spectrums
stadium(競技場、スタジアム) stadia stadiums
stratum(階層、地層) strata stratums
symposium(シンポジウム、公開討論会) symposia symposiums
vacuum(真空、空虚) vacua vacuums

"medium"は複数形が二つあり、意味が異なります。複数形"mediums"の意味は「媒体、媒介、中間」、複数形"media"の意味は「マスコミ、メディア」です→【参照】: 『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【例外】:語尾が"s"ではないけど複数形(data, media)

名詞(単数形)複数形
×
bacterium(細菌、ばい菌、バクテリア) bacteriums bacteria
datum(データ) datums data

一般に「細菌、ばい菌、バクテリア」と表現するときは"bacteria"を使います。"bacteria"は複数扱いです。単数形の"bacterium"は主に専門用語として個別の「細菌、ばい菌、バクテリア」を表わすときに使います。

【例】:この細菌は抗生物質に耐性がある。
【×】:This bacteria is resistant to antibiotics.
【○】:These bacteria are resistant to antibiotics.
→"bacteria"は複数扱い

【例】:The bacterium can cause pneumonia.
【訳】:この細菌は肺炎を引き起こすことがある。

単数形の"datum"は今ではあまり使いません。単数を表わすときは"a piece of data"や"an item of data"などを使います→【参照】: 『名詞の複数形を作る【例外】:複数形が単数形を兼ねる:語尾が"s"ではないもの

語尾を"um" → "ums"にする
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(um → a)(2) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

語尾が"um"でも、"um"を"a"に変化させず、原則通りに"s"を付ける《名詞》もあります。たいてい、綴りが短い《名詞》です。

名詞(単数形)複数形
×
album(アルバム) alba albums
drum(太鼓、ドラム) dra drums
gum(ゴム、チューイングガム) ga gums
museum(博物館、美術館) musea museums
plum(プラム) pla plums
slum(スラム街) sla slums
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ゼロから始める名詞(47)
名詞の複数形を作る(17)
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(us → i) 先頭へ
【目次】:語尾が"us"の名詞の複数形

語尾を"us" → "i"にする
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(us → i)(1) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

複数形を作るとき、語尾が"us"の《名詞》の多くは"i"とします。ただし、"stimulus"以外のすべての《名詞》原則通りの"es"も可能です。"s"で終るので"ss"ではなく"es"です。

名詞(単数形)複数形
×
stimulus(刺激) stimuluses stimuli
名詞(単数形)複数形
abacus(そろばん) abacuses abaci
cactus(サボテン) cactuses cacti
crocus(クロッカス) crocuses croci
fungus(カビやキノコのなどの菌類) funguses fungi
focus(焦点) focuses foci
hippopotamus(カバ) hippopotamuses hippopotami
nucleus(核) nucleuses nuclei
octopus(タコ) octopuses octopi
radius(半径) radiuses radii
syllabus(時間割) syllabuses syllabi
terminus(終点) terminuses termini
tumulus(古墳) tumuli tumuluses

"octopus"(タコ)の複数形は"octopuses"が普通です。"octopi"はあまり使いません。

語尾を"us" → "uses"にする
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(us → i)(2) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

語尾が"us"でも"i"に変化させず、原則通り"es"を付ける《名詞》もあります。

名詞(単数形)複数形
×
bus(バス) bi buses
bonus(賞与) boni bonuses
circus(サーカス) circi circuses
genius(天才) genii geniuses

"genius"は「守り神、守護神」の意味のときに"genii"と綴ることがあります。

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ゼロから始める名詞(48)
名詞の複数形を作る(18)
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(x → ices) 先頭へ
【目次】:語尾が"x"の名詞の複数形

語尾を"x" → "ices"にする
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(x → ices)(1) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

複数形を作るとき、語尾が"x"の《名詞》のごく一部は、"x"を"i"に変えて"ces"を追加して"ices"を付けます。ただし、原則通りの"es"の複数形も可能です。よく見かけるのは三語のみ。

名詞(単数形)複数形
apex(頂点) apexes apices
appendix(付録、虫垂) appendixes(虫垂) appendices(付録)
index(見出し) indexes indices

"appendix"は複数形"appendixes"の意味を「虫垂」、複数形"appendices"の意味を「付録」と使い分けることもあります。

語尾を"x" → "xes"にする
名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる(x → ices)(2) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

語尾が"x"の大多数は、語尾を"ices"に変化させず、原則通り"es"を付けます。

名詞(単数形)複数形
×
ax(斧) aices axes
box(箱) boices boxes
fax(ファックス) faices faxes
affix(接辞) affices affixes
prefix(接頭辞) prefices prefixes
suffix(接尾辞) suffices suffixes
complex(総合施設、コンプレックス) compleices complexes
sex(性) seices sexes
tax(税) taices taxes

「斧」を表わす"ax"はアメリカ英語の綴りです。イギリス英語では"axe"と綴ります。複数形はアメリカ英語と同じ"axes"です。

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名詞の複数形を作る【例外】:語尾に追加する
ゼロから始める名詞(49)
名詞の複数形を作る(19)
名詞の複数形を作る【例外】:語尾に"es"を追加する(echo → echoes) 先頭へ
【目次】:複数形で語尾に"es"を追加する名詞

語尾に"es"を追加する
名詞の複数形を作る【例外】:語尾に"es"を追加する(echo → echoes)(1) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

"s"の代わりに"es"を語尾に追加して複数形を作るのは、原則として語尾が"s, x, z, ch, sh"の《名詞》に限ります→【参照】: 『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【原則】

ただし、語尾が"o"の《名詞》のごく一部も語尾に"s"の代わりに"es"を追加します。

名詞(単数形)複数形
×
echo(反響) echos echoes
hero(英雄) heros heroes
Negro(黒人) Negros Negroes
potato(ジャガイモ) potatos potatoes
tomato(トマト) tomatos tomatoes
torpedo(魚雷) torpedos torpedoes

語尾に"s"あるいは"es"を追加する
名詞の複数形を作る【例外】:語尾に"es"を追加する(echo → echoes)(2) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

複数形を作るとき、語尾が"o"の《名詞》の中には"s"と"es"の両方が可能なものもあります。

名詞(単数形)複数形
banjo(バンジョー) banjos banjoes
buffalo(水牛) buffalos buffaloes
cargo(積み荷) cargos cargoes
commando(特殊部隊) commandos commandoes
mango(マンゴー) mangos mangoes
manifesto(政策、マニフェスト) manifestos manifestoes
memento(形見、記憶) mementos mementoes
mosquito(蚊) mosquitos mosqitoes
motto(座右の銘、モットー) mottos mottoes
tobacco(刻みたばこ) tobaccos tobaccoes
tornado(竜巻) tornados tornadoes
volcano(火山) volcanos volcanoes
zero(ゼロ) zeros zeroes

語尾に"s"を追加する
名詞の複数形を作る【例外】:語尾に"es"を追加する(echo → echoes)(3) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

複数形を作るとき、語尾が"o"の《名詞》の大多数は原則通りに"s"のみを追加します。

名詞(単数形)複数形
×
bamboo(竹) bambooes bamboos
ego(自我) egoes egos
logo(ロゴ) logoes logo
photo(写真) photoes photos
piano(ピアノ) pianoes pianos
piccolo(ピッコロ) piccoloes piccolos
radio(ラジオ) radioes radios
ratio(比率) ratioes ratios
scenario(台本、シナリオ) scenarioes scenarios
shampoo(洗髪、シャンプー) shampooes shampoos
solo(ソロ) soloes solos
studio(スタジオ、アトリエ) studioes studios
taboo(タブー) tabooes taboos
tempo(速さ) tempoes tempo
tuxedo(タキシード) tuxedoes tuxedos
zoo(動物園) zooes zoo

"solo"と"tempo"の二語は音楽用語として使う場合、それぞれ複数形が"soli"と"tempi"になることがあります→【参照】: 『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【例外】:語尾を変化させる: 語尾が"o" → "i"になる

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ゼロから始める名詞(50)
名詞の複数形を作る(20)
名詞の複数形を作る【例外】:語尾に"e, en, ren"を追加する(nebula → nebulae) 先頭へ
【目次】:複数形で語尾に"e, en, ren"を追加する名詞

語尾に"e"を追加する
名詞の複数形を作る【例外】:語尾に"e, en, ren"を追加する(nebula → nebulae)(1) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

複数形を作るとき、語尾が"a"の《名詞》のごく一部は語尾に"s"の代わりに"e"を追加します。ただし、原則通りの"s"も可能です。よく見かけるのは三語のみ。

名詞(単数形)複数形
antenna(触角、アンテナ) antennae(触角) antennas(アンテナ)
formula(方式、方程式、公式) formulae formulas
nebula(星雲) nebulae nebulas

"antenna"の場合、語尾に"e"を付けた複数形"antennae"の意味が「虫などの触角」、語尾に"s"を付けた複数形"antennas"の意味が「アンテナ」です。

語尾に"en"を追加する
名詞の複数形を作る【例外】:語尾に"e, en, ren"を追加する(nebula → nebulae)(2) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

複数形を作るとき、ごく一部の《名詞》は語尾に"s"の代わりに"en"を追加します。よく見かけるのは一語のみ。

名詞(単数形)複数形
×
ox(雄牛) oxes oxen

語尾に"ren"を追加する
名詞の複数形を作る【例外】:語尾に"e, en, ren"を追加する(nebula → nebulae)(3) この項目の先頭へ↑

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

複数形を作るとき、ごく一部の《名詞》は"s"の代わりに語尾に"ren"を追加します。よく見かけるのは一語のみ。

名詞(単数形)複数形
×
child(子供) childs children
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ゼロから始める名詞(51)
名詞の複数形を作る(21)
名詞の複数形を作る【複合語の場合】 先頭へ

複数形にする部分は一か所のみ

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

二つ以上の単語が合体して一つの単語として機能する語句を「複合語」と言います。【例】:daughter-in-law(義理の娘), frying pan(フライパン)

複合語の複数形を作るときは、一語の《名詞》と同じように、含まれる単語のうちのどれか一つを原則通りに"s"または"es"を語尾に追加する。あるいは、語尾が"fe"など例外の場合は"ves"に変化させます→【参照】: 『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【原則】』『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【例外】

複合語のどの部分を変化させるのか、主に三通りの方法があります。複合語によってどれを複数形にするのか、微妙に異なります。

複合語の複数形

原則は最後尾の部分を複数形にする(parking lots)
名詞の複数形を作る【複合語の場合】(1) この項目の先頭へ↑

複合語の複数形を作る場合、原則は複合語の“最後尾の部分”を複数形にします。

"s"を付けるのか、"ies"にするのかなどのルールは、一語の《名詞》の場合とまったく同じです→【参照】: 『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【原則】』『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【例外】

名詞(単数形)×
add-on(周辺機器) adds-on add-ons
better half(連れ合い、女房) betters half better halves
break-in(不法侵入) breaks-in break-ins
by-product(副産物、副作用) bys-product by-products
car park(駐車場) cars park car parks
parking lot(駐車場) parkings lot parking lots
chief executive(行政長官、最高経営責任者) chiefs executive chief executives
chief executive officer(最高経営責任者) chief executives officer chief executive officers
drive-in(ドライブイン) drives-in drive-ins
frying pan(フライパン) fryings pan frying pans
good-for-nothing(ろくでなし) goods-for-nothing good-for-nothings
jack-o'-lantern(カボチャちょうちん) jacks-o'-lantern jack-o'-lanterns
power cut(停電) powers cut power cuts
say-so(根拠のない発言、許可) says-so say-sos
spin-off(続編、副産物) spins-off spin-offs
start-up(操業開始、出店) starts-up start-ups
tie-up(協力、タイアップ、交通渋滞) ties-up tie-ups
time-out(タイムアウト、中断) times-out time-outs
trade-in(下取り品) trades-in trade-ins
trade-off(取り引き) trades-off trade-offs
travel agency(旅行代理店) travels agency travel agencies
travel agent(旅行業者) travels agent travel agents

先頭の部分を複数形にする(passers-by)
名詞の複数形を作る【複合語の場合】(2) この項目の先頭へ↑

"passers-by"(通行人たち)や"runner-up"(準優勝の人たち)のように先頭の部分を複数形にする複合語も多数存在します。特に、先頭が"passer"や"runner", "man, maid, looker"のように「人」を表わす場合、たいていその先頭部分を複数形にします。

"s"を付けるのか、"ies"にするのかなどのルールは、一語の《名詞》の場合とまったく同じです→【参照】: 『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【原則】』『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【例外】

名詞(単数形)×
carrying-on(愚かな振る舞い) carrying-ons carryings-on
chief of staff(参謀長、幕僚長、首席補佐官) chief of staffs chiefs of staff
commander in chief(最高司令官) commander in chiefs commanders in chief
cousin-german(実のいとこ) cousin-germen cousins-german
consul general(総領事) consul generals consuls general
diner-out(外食する人) diner-outs diners-out
editor in chief(編集主幹、編集責任者) editor in chiefs editors in chief
grant-in-aid(補助金、助成金、交付金) grant-in-aids grants-in-aid
hanger-on(ゴマすり) hanger-ons hangers-on
jack-of-all-trades(何でも屋) jack-of-all-tradeses jacks-of-all-trades
lady-in-waiting(侍女) lady-in-waitings ladies-in-waiting
maid-in-waiting(侍女) maid-in-waitings maids-in-waiting
listener-in(盗聴する人、盗聴装置) listener-ins listeners-in
looker-on(傍観者) looker-ons lookers-on
man-at-arms(兵士) man-at-armses men-at-arms
man-of-war(軍艦) man-of-wars men-of-war
passer-by(通行人、通りすがりの人) passer-bys passers-by
president-elect(次期大統領) president-elects presidents-elect
runner-up(準優勝者) runner-ups runners-up
secretary-general(事務総長、事務局長) secretary-generals secretaries-general
summing-up(概要、まとめ) summing-ups summings-up

複数形が二通り可能(son-in-laws, sons-in-law)
名詞の複数形を作る【複合語の場合】(3) この項目の先頭へ↑

複数形にするのは、複合語の先頭の部分でも最後尾の部分でもOKな単語もあります。どちらかと言えば、先頭部分を複数形にする綴りのほうをよく使います。

"s"を付けるのか、"ies"にするのかなどのルールは、一語の《名詞》の場合とまったく同じです→【参照】: 『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【原則】』『名詞の「数」:名詞の複数形を作る【例外】

名詞(単数形)○(よく使う)
brother-in-law(義理の兄弟) brothers-in-law brother-in-laws
daughter-in-law(義理の娘、息子の嫁) daughters-in-law daughter-in-laws
father-in-law(義理の父) fathers-in-law father-in-laws
mother-in-law(義理の母) mothers-in-law mother-in-laws
sister-in-law(義理の姉妹) sisters-in-law sister-in-laws
son-in-law(義理の息子、娘婿) sons-in-law son-in-laws
court martial(軍法会議) courts martial court martials
falling-out(ケンカ) fallings-out falling-outs
jack-in-the-box(びっくり箱) jacks-in-the-box jack-in-the-boxes
right of way(通行優先権) rights of way right of ways
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ゼロから始める名詞(52)
名詞の複数形を作る(22)
名詞の複数形を作る【アポストロフィ+s('s)を使う場合】 先頭へ

"s"のみではわかりづらい語句の複数形

複数形を作る:原則へ↑ 例外へ↑

語尾の"s"のみでは見た目にわかりにくい語句の場合、複数形として「アポストロフィ(')+ "s"」を付けることがあります→【参照】: 『アポストロフィ(')の使い方:数字や文字、省略語の複数形を作る

名詞の所有格(〜の)を表わす「アポストロフィ(') + "s"」と見た目は同じになります。前後の文脈から、どちらなのかを判断します →【参照】: 『アポストロフィ(')の使い方:名詞の所有格を表わす

アポストロフィ(')で作る複数形

「数字」の複数形を作る(0 → 0's)
名詞の複数形を作る【アポストロフィ+s('s)を使う場合】(1) この項目の先頭へ↑

"0"や"1980"などの数字を複数形にする場合、「アポストロフィ(') + "s"」を付け加えて"0's"(複数個の0)や"1980's"(1980年代)と表記することがあります。複数形であることを見た目でわかりやすくするためです。

【例文】:四機の爆撃機B-29が編隊を組んで飛んでいた。
【英訳】:I saw four B-29s flying together in formation.
【英訳】:I saw four B-29's flying together in formation.
→"B-29s"では見た目がわかりにくいので、アポストロフィ(')を入れて"B-29's"と綴ることがある

【例文】:1960年代の日本の生活はどんな風でしたか。
【英訳】:What was life like in Japan in the 1960s?
【英訳】:What was life like in Japan in the 1960's?
→"1960s"では見た目がわかりにくいので、アポストロフィ(')を入れて"1960's"と綴ることがある

「一文字」の複数形を作る(l → l's)
名詞の複数形を作る【アポストロフィ+s('s)を使う場合】(2) この項目の先頭へ↑

アルファベットの一文字を複数形にする場合、「アポストロフィ(') + "s"」を付け加えます。複数形であることを見た目でわかりやすくするためです。

【例文】:Sometimes it's hard to distinguish O's and 0's (the capital letter O and zeros).
【和訳】:Oと0(大文字のOと数字の0)は見分けにくいことがある。
→"Os, 0s"では見た目がわかりにくいので、アポストロフィ(')を入れて"O's, 0's"と綴る

【例文】:The word "oolong" has three o's.
【和訳】:「Oolong」(ウーロン茶)という単語には"o"が三つある。
→"os"では見た目がわかりにくいので、アポストロフィ(')を入れて"o's"と綴る

「略語」の複数形を作る(PC → PC's)
名詞の複数形を作る【アポストロフィ+s('s)を使う場合】(3) この項目の先頭へ↑

"PC"(= personal computer[パソコン])や"V.I.P."(= very important person[要人、重要人物])などの略語の複数形は、語尾に「アポストロフィ(') + "s"」を付け加えることがあります。

【例文】:I have three tablet PCs but don't have desktop or laptop PCs.
【例文】:I have three tablet PC's but don't have desktop or laptop PC's.
【和訳】:タブレットは三つ持ってるけどデスクトップやノートパソコンは持ってない。
→アポストロフィ(')を入れて"PC's"と綴ることがある

【例文】:Terrorists often target V.I.P.s.
【例文】:Terrorists often target V.I.P.'s.
【例文】:Terrorists often target VIPs.
【例文】:Terrorists often target VIP's.
→"ピリオド(.)"を省いて"VIP"と綴ることがある
【和訳】:テロリストはよく要人を狙う。
→アポストロフィ(')を入れて"V.I.P.'s, VIP's"と綴ることがある

【例文】:We cannot say that free Wi-Fis are completely secure.
【例文】:We cannot say that free Wi-Fi's are completely secure.
【和訳】:無料のWi-Fiはセキュリティ的に見て万全とは言えない。
→アポストロフィ(')を入れて"Wi-Fi's"と綴ることがある

あまり名詞としては使わない単語の複数形を作る(if → if's)
名詞の複数形を作る【アポストロフィ+s('s)を使う場合】(4) この項目の先頭へ↑

普段、あまり名詞として使わない語句を複数形の名詞として使う場合、語尾に「アポストロフィ(') + "s"」を付け加えることがあります。

【例文】:君の文章には"so"が多過ぎる。
【英訳】:There are too many sos in your writing.
【英訳】:There are too many so's in your writing.
→"sos"では見た目がわかりにくいので、"so's"と綴る

"so"を名詞として使うことは比較的まれです。複数形の名詞として使う場合、アポストロフィ(')を入れて"so's"と綴ることがあります。

【例文】:人生はなぜの連続だ。
【英訳】:Life is full of whys.
【英訳】:Life is full of why's.
→"whys"では見た目がわかりにくいので、"why's"と綴る

"why"を名詞として使うことは比較的まれです。複数形の名詞として使う場合、アポストロフィ(')を入れて"why's"と綴ることがあります。

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名詞の意味を補足する

ゼロから始める名詞(53)
名詞の意味を補足する 先頭へ

名詞の意味を補足するもの

《名詞》の前や後ろに置いて《名詞》の意味を補足する語、句、節をまとめます。

【目次】:名詞の意味を補足する語、句、節
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ゼロから始める名詞(54)
名詞の意味を補足する(1)
名詞の前に置くもの 先頭へ

名詞の“前”に置いて意味を補足するもの

《名詞》は前や後ろに形容詞や他の《名詞》などを置いて《名詞》の意味を補足することができます。ここでは《名詞》“前”に置いて《名詞》の意味を補足する表現をまとめます。

名詞の“前”に置いて意味を補足するもの
  1. 【形容詞】:spicy curry(辛いカレー)
  2. 【名詞】:cheese cake(チーズケーキ)
  3. 【名詞の所有格】:cat's eyes(猫の目)
  4. 【代名詞の所有格】:my/someone's bike(私の/誰かの自転車)

【形容詞】
名詞の意味を補足する(1)名詞の前に置くもの(1) この項目の先頭へ↑

たいていの形容詞《名詞》の前に置きます。

【例文】:I've never eaten such a spicy curry in my life.
【和訳】:こんなに辛いカレーは生まれて初めてだ。
→"spicy"は形容詞、意味は「辛い」

《名詞》の前にも後ろにも置くことができる形容詞もあります→【参照】: 『名詞の前にも後ろにも置けるもの:一部の形容詞……a available bike(使用可能な自転車), a bike available(使用可能な自転車)

【名詞】
名詞の意味を補足する(1)名詞の前に置くもの(2) この項目の先頭へ↑

《名詞》を他の《名詞》の前に置いて形容詞として使うことがあります。

日本語でも「チーズとケーキ」なら二つは別々の食べ物ですが、「チーズケーキ」と言うとケーキの一種になります。

【例文】:We already ordered two slices of cheese cake.
【和訳】:もうチーズケーキを二つ頼んだよ。
→"cheese"は形容詞として使った名詞、"cake"は「数えられない名詞」

【名詞の所有格】
名詞の意味を補足する(1)名詞の前に置くもの(3) この項目の先頭へ↑

特に生物が持っているものを表わす場合、所有格の「名詞's」《名詞》の前に置きます。

【例文】:Why do cat's eyes glow in the dark?
【和訳】:なんで猫の目は暗い所で光るの。
→"cat's"は名詞の所有格

【代名詞の所有格】
名詞の意味を補足する(1)名詞の前に置くもの(4) この項目の先頭へ↑

代名詞の所有格"my, your, his, her, its, their"も《名詞》の前に置きます。

【例文】:Your father and my mother are siblings.
【和訳】:あなたのお父さんと私のお母さんはきょうだいです。
→"your, my"は代名詞の所有格

【例文】:Animals may have their own way of communication.
【和訳】:動物たちには独自の意思疎通の方法があるのかもしれない。
→"their"は代名詞の所有格

【例文】:I'll borrow someone's bike.
【和訳】:誰かの自転車を借りよう。
→"someone's"は不定代名詞の所有格

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ゼロから始める名詞(55)
名詞の意味を補足する(2)
名詞の後ろに置くもの 先頭へ

名詞の“後ろ”に置いて意味を補足するもの

《名詞》は前や後ろに形容詞や他の《名詞》などを置いて《名詞》の意味を補足することができます。ここでは《名詞》“後ろ”に置いて《名詞》の意味を補足する表現をまとめます。

名詞の“後ろ”に置いて意味を補足するもの
  1. 【to不定詞】:the ability to speak(話す能力)
  2. 【前置詞句】:lunch with drink(飲み物付きの弁当)
  3. 【形容詞句】:a car capable of 300 km/h(時速三百キロで走る車)
  4. 【同格のthat】:the idea that humans live on Mars(人類が火星に住むという考え)
  5. 【関係代名詞】:forests which purify air(空気を浄化する森)
  6. 【関係副詞】:the place where we lived(昔住んでいた所)

【to不定詞】
名詞の意味を補足する(2)名詞の後ろに置くもの(1) この項目の先頭へ↑

to不定詞形容詞として使うときは《名詞》の後ろに置きます。

【例文】:Some creatures except human beings have the ability to speak.
【和訳】:人間以外の生物も話す能力を持つものがある。
→to不定詞"to speak"は形容詞として"ability"を補足説明する

"for 〜"を使って、文全体とは異なるto不定詞独自の主語を置くこともできます。

【例文】:It's a duty for parents to supervise their children.
【和訳】:親には自分たちの子供を監督する義務がある。
→"for mons and dads"は"to supervise"の意味上の主語

後ろにto不定詞を置いて意味を補足する名詞の中でよく見かけるものをまとめます。

後ろにto不定詞を置く主な名詞
  • ability(能力), appointment(会う約束), duty(義務), obligation(義務), time(時間), will(意志), wish(望み)

【例文】:笑う能力は人間にしかない。
【 × 】:The ability of laughing is peculiar to humankind
【 ○ 】:The ability to laugh is peculiar to humankind.
→"ability + of + 〜ing"は通例不可

【例文】:社長が弁護士と会う約束は私がしました。
【 × 】:I made an appointment for the president of seeing the lawyer.
【 ○ 】:I made an appointment for the president to see the lawyer.
→"appointment + of + 〜ing"は通例不可

【例文】:お年寄りを助けるのは私達の義務だ。
【 × 】:It is our duty of helping elderly people.
【 ○ 】:It is our duty to help elderly people.
→"duty + of + 〜ing"は通例不可

【例文】:親は子に教育を受けさせる義務がある。
【 × 】:Parents have an obligation of educating their children.
【 ○ 】:Parents have an obligation to educate their children.
→"obligation + of + 〜ing"は通例不可

【例文】:そろそろ薬を飲む時間だ。
【 × 】:It's time of taking pills.
【 ○ 】:It's time to take pills.
→"time + of + 〜ing"は通例不可

【例文】:アルコール依存症から抜け出すには鉄のような意志が必要でした。
【 × 】:It took me an iron will of beating my addiction to alcohol.
【 ○ 】:It took me an iron will to beat my addiction to alcohol.
→"will + of + 〜ing"は通例不可

【例文】:世界一周旅行をしたいという強い希望があります。
【 × 】:I have a great wish of traveling around the world.
【 ○ 】:I have a great wish to travel around the world.
→"wish + of + 〜ing"は通例不可

【前置詞句】
名詞の意味を補足する(2)名詞の後ろに置くもの(2) この項目の先頭へ↑

前置詞の作る句が《名詞》を後ろから補足説明することがあります。

【例文】:We can buy lunch with drink at stations.
【和訳】:飲み物付きの弁当は駅でよく売っています。
→前置詞句の"with drink"は形容詞として"lunch"を補足説明する

【例文】:Recently an electric fan without fans has been sold.
【和訳】:最近、羽根のない扇風機が売られています。
→前置詞句の"without fans"は形容詞として"fan"を補足説明する

後ろに前置詞"to 〜"を置く《名詞》の中でよく見かけるものをまとめます。ただし、"to"の次に置く動詞to不定詞ではなく、必ずing形を使います。

後ろに「to + ing形」を置く主な名詞
  • aversion(嫌うこと), clue(手がかり), key(鍵、キー), solution(解決策)

【例文】:シャワーを浴びるのが苦手でした。
【 × 】:I had an aversion to take a shower.
【 ○ 】:I had an aversion to taking a shower.
→「aversion + to不定詞」は通例不可

【例文】:今のところ行方不明の男の子の発見につながる手がかりは何もない。
【 × 】:We have as yet no clue to find the missing boy.
【 ○ 】:We have as yet no clue to finding the missing boy.
→「clue + to不定詞」は通例不可

【例文】:バイオテクノロジーは食糧危機を打開する鍵となるかもしれない。
【 × 】:Biotechnology might be a key to solve food crisis.
【 ○ 】:Biotechnology might be a key to solving food crisis.
→「key + to不定詞」は通例不可

【例文】:学校での銃乱射事件を防ぐ解決策は銃規制しかないだろう。
【 × 】:There would be no other solution to stop school shootings than gun control.
【 ○ 】:There would be no other solution to stopping school shootings than gun control.
→「solution + to不定詞」は通例不可

【形容詞句】
名詞の意味を補足する(2)名詞の後ろに置くもの(3) この項目の先頭へ↑

特に、「形容詞 + 前置詞句」や「形容詞 + to不定詞」のように形容詞句が長くなると、たいてい形容詞句全体を《名詞》の後ろに置きます→【参照】: 『形容詞を置く位置:名詞の後ろに来る場合……通常の形容詞

【例文】:A car capable of 300 km/h seems extremely low mileage.
【和訳】:時速三百キロで走るクルマなんてさぞかし燃費が悪いだろうね。
→形容詞句"capable of 300 km/h"は前の"car"を補足説明する

【例文】:People unable to swim should try aqua aerobics in the next pool.
【和訳】:泳げない人は隣のプールで水中エアロビクスに挑戦してみて下さい。
→形容詞句"unable to swim"は前の"people"を補足説明する

【同格のthat】
名詞の意味を補足する(2)名詞の後ろに置くもの(4) この項目の先頭へ↑

"idea"(考え)や"belief"(信じること)などごく一部の《名詞》同格のthatを取ることができます。同格のthat《名詞》の後ろに置きます。

【例文】:The idea that humans live on Mars may come true in this century.
【和訳】:火星に人が住むという考えは今世紀中には実現するかもしれない。
→"that"以下は同格節、前の"idea"を補足説明する

【例文】:We can live safe in the knowledge that this house is earthquake-proof.
【和訳】:この家は耐震性があることを知っているので安心して暮らせる。
→"that"以下は同格節、前の"knowledge"を補足説明する

【関連トピック】

【関係代名詞】
名詞の意味を補足する(2)名詞の後ろに置くもの(5) この項目の先頭へ↑

関係代名詞《名詞》代名詞の後ろに置いて《名詞》である先行詞の意味を補足します。

【例文】:In Japan there are many forests which purify air.
【和訳】:日本には空気を浄化してくれる森林がたくさんある。
→"which"以下は関係代名詞節、前の"forests"を補足説明する

【例文】:Is there any energy which doesn't pollute the environment at all?
【和訳】:環境を一切汚染しないエネルギーは存在するのか。
→"which"以下は関係代名詞節、前の"energy"を補足説明する

【関連トピック】

【関係代副詞】
名詞の意味を補足する(2)名詞の後ろに置くもの(6) この項目の先頭へ↑

関係副詞《名詞》代名詞の後ろに置いて《名詞》である先行詞の意味を補足します。

【例文】:The place where we lived is now under water due to the dam.
【和訳】:私が昔住んでいた所はダムのせいで今は水の底です。
→"where"以下は関係副詞節、前の"place"を補足説明する

【例文】:Tell me the reason why the airplane was delayed by three hours.
【和訳】:飛行機が三時間も遅れた理由を説明して下さい。
→"why"以下は関係副詞節、前の"reason"を補足説明する

【関連トピック】
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ゼロから始める名詞(56)
名詞の意味を補足する(3)
名詞の前にも後ろにも置けるもの 先頭へ

名詞の“前”にも“後ろ”にも置くことができるもの

《名詞》は前や後ろに形容詞や他の《名詞》を置いて意味を補足することができます。ここでは《名詞》“前”にも“後ろ”にも置くことができるものをまとめます。

名詞の“前”にも“後ろ”にも置くことができるもの
  1. 【一部の形容詞】: a available bike(使用可能な自転車), a bike available(使用可能な自転車)
  2. 【現在分詞】: a cat sleeping(寝ている猫), a sleeping cat(寝ている猫)
  3. 【過去分詞】: a rebuilt temple(再建された寺), a temple rebuilt(再建された寺)

【一部の形容詞】
名詞の意味を補足する(3)名詞の前にも後ろにも置けるもの(1) この項目の先頭へ↑

日本語と同様に、英語でもたいていの形容詞《名詞》の前に置きます→【参照】: 『名詞の前に置くもの:形容詞……spicy curry(辛いカレー)

英語には《名詞》を後ろから補足説明する形容詞があります。"available"(使用できる), "imaginable"(考えうる), "possible"(ありうる)の三語は、《名詞》の前にも後ろにも置くことができます→【参照】: 『形容詞を置く位置:名詞の後ろに置く場合……通常の形容詞

【例文】:今、自由にできるお金がほとんどありません。
【英訳】:Now I have little available money.
【英訳】:Now I have little money available.
→"availabe"(使用できる)は"money"の前にも後ろにも置くことができる

【例文】:人間は考えうるありとあらゆる場所のほとんどに住んでいる。
【英訳】:Humans live in nearly every imaginable place on earth.
【英訳】:Humans live in nearly every place imaginable on earth.
→"imaginable"(考えうる)は"place"の前にも後ろにも置くことができる

【例文】:母親は息子がなぜ部屋に閉じこもっているのかありとあらゆる理由を考えた。
【英訳】:The mother thinks of every possible reason why her son is locking himself in his room.
【英訳】:The mother thinks of every reason possible why her son is locking himself in his room.
→"possible"(ありうる)は"place"の前にも後ろにも置くことができる

ごく少数の形容詞《名詞》の前に置くか後ろに置くかで意味が変化します→【参照】: 『形容詞を置く位置:名詞の後ろに置く場合……通常の形容詞

【現在分詞】
名詞の意味を補足する(3)名詞の前にも後ろにも置けるもの(2) この項目の先頭へ↑

形容詞として使う現在分詞の位置は、《名詞》の前も後ろも可能です。

【例文】:A sleeping kitty is very cute.
【例文】:A kitty sleeping is very cute.
【和訳】:眠っている子猫はすごくかわいい。

現在分詞副詞前置詞がくっついて長くなった時はたいてい《名詞》の後ろに置きます。

【例文】:土鍋の中でスヤスヤと眠っている子猫はすごくかわいい。
【 × 】:The sleeping peacefully in the earthware cooking pot kitty is very cute.
【 ○ 】:The kitty sleeping peacefully in the earthware cooking pot is very cute.
→"sleeping peacefully in the earthware cooking pot"は文字数的に長いので"kitty"の後ろに置く

【過去分詞】
名詞の意味を補足する(3)名詞の前にも後ろにも置けるもの(3) この項目の先頭へ↑

形容詞として使う過去分詞の位置は、《名詞》の前も後ろも可能です。

【例文】:The delighted dog is wagging his tail very fast.
【和訳】:喜んだ犬は尻尾をちぎれんばかりに振っている。
【例文】:The dog delighted is wagging his tail very fast.
【和訳】:喜んだ犬は尻尾をちぎれんばかりに振っている。

過去分詞副詞前置詞がくっついて長くなった時はたいてい《名詞》の後ろに置きます。

【例文】:新しい犬小屋を見て喜んだ犬は、尻尾をちぎれんばかりに振っている。
【 × 】:The delighted with his new house dog is wagging his tail very fast.
【 ○ 】:The dog delighted with his new house is wagging his tail very fast.
→"delighted with his new house"は文字数的に長いので"dog"の後ろに置く